新車から4~6年経過または走行距離が65,000~95,000kmを超えたら、エンジンが正常に稼働するためにラジエーターの冷却水を交換しましょう。冷却水を交換するには、古くなった冷却水を抜き、ラジエーターをフラッシング(洗浄)してから不凍液を混ぜた冷却水を注入します。自動車整備用の一般的な工具があれば、1時間以内にラジエーターのフラッシングが完了します。

パート 1 の 3:
古くなった冷却水を抜く

  1. 1
    エンジンが冷めたのを確認してから作業を始めます。車のエンジンを止め、少なくとも30分待ってからラジエーターのフラッシングを始めましょう。エンジンの上に手をかざして、熱さを確認します。エンジンを止めた直後は、ラジエーター内の冷却水がとても熱くなっています。[1]
  2. 2
    ゴム手袋と保護メガネを着用します。冷却水やエンジンルームは汚れているので、ゴム手袋をつけると手が汚れる心配がありません。車の下で作業する際に冷却水が飛び散る恐れもあるので、目を守るために保護メガネをつけましょう。[2]
    • 不凍液は毒性があり、肌や目に付着したり飲み込んだりすると炎症や深刻なダメージを引き起こします。
  3. 3
    排水用ケースを車の下に配置するために、自動車の前方をジャッキアップします。車底部の金属フレームにジャッキをあて、ハンドルを回して車を持ち上げます。作業中に車が動かないように、あらかじめサイドブレーキをかけておきましょう。少なくとも容量8リットルの大きな排水用ケースやバケツをラジエーターの下に置きます。[3]
    • ジャッキアップした車が安定するようにジャッキスタンドを使いましょう。
    • 古くなった冷却水を排水溝や道路に流すのはやめましょう。環境汚染につながります。
    • 注ぎ口のついたバケツに冷却水を溜めると、別の容器に移しやすいでしょう。
  4. 4
    ボンネットを開けてラジエータを探します。ラジエーターは細長い金属製のタンクで、通常エンジンルームの前方、エンジンの隣に位置しています。ラジエーターのホースに亀裂や錆がない確認しておきましょう。ホースの不具合が見つかったら整備工場に持っていくか、カー用品店で交換用の部品を探します。[4]
    • ラジエーターがひどく汚れていたら、ナイロンブラシと石けん水で表面をきれいにしましょう。
  5. 5
    ラジエーターの上部にある圧力キャップを回します。ラジエーターキャップは大きな円盤状で、古くなった冷却水を排出した後にこの部分から新しい不凍液を注入します。キャップを反時計回りにゆっくりと回して緩め、キャップを取り外しましょう。[5]
    • 外したキャップをエンジンルームの中に落とさないように、取りやすい場所に保管しておきましょう。
  6. 6
    ラジエーター下部のドレンコック(バルブ)を外します。運転席側のバンパーの下に手を伸ばし、ラジエーターの端にあるプラグやボルトを探しましょう。金属タンクの底部にある小さな開口部です。プラグを完全に取り外すにはドライバーやソケットレンチが必要になるかもしれません。排水用ケースの上でボルトをゆっくりと外しましょう。[6]
  7. 7
    冷却水を完全に抜いてからドレンコックを締めます。ラジエーターから8リットルほどの冷却水が排出されるかもしれません。ドレンコックの下に配置した排水用ケースに溜めましょう。冷却水を完全に抜いてからドレンコックを締めます。[7]
    • 排出した冷却水をプラスチック容器に移し、はっきりと明記しておきます。処分方法については自治体などに問い合わせ、適切に廃棄しましょう。
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パート 2 の 3:
ラジエーター内を洗浄する

  1. 1
    ラジエータークリーナーと蒸留水をラジエーターに注入します。ラジエーターキャップを外した部分からラジエータークリーナーと蒸留水を注ぎます。クリーナーをこぼさないように漏斗を使いましょう。まずラジエータークリーナーのボトル1本全量を注ぎ、その後で蒸留水4リットルを入れます。最後にラジエーターキャップを締めましょう。[8]
    • ラジエータークリーナーはカー用品店で購入できます。
    • 蒸留水にはミネラルが含まれていないので、ラジエーターが長持ちします。
    • 必ず自動車整備専用の漏斗を使いましょう。キッチンで使用している漏斗を利用するのはやめましょう。
    • 自動車の取扱説明書を読んで、推奨されているクリーナーやその量を確認しておきましょう。
  2. 2
    エンジンをかけ、ヒーターを全開にして5分間待ちます。エンジンキーを回してエンジンをかけましょう。クリーナーと水が車の冷却システム全体に作用して、古い冷却水の残留物を取り除きます。[9]
    • 必ず換気の良い場所で作業します。ガレージで作業する場合は、ガスが溜まらないようにドアを開けておきましょう。
  3. 3
    エンジンを止めて15分間冷却します。次の手順に進む前にエンジンが冷たくなっていることを確認しましょう。冷却システムを流れたクリーナーと水は高温になっているので、触ると危険です。[10]
  4. 4
    ラジエーターキャップとドレンコックを外して、クリーナーと水を排出します。クリーナーと蒸留水を溜めるために、ドレンコックの下に排水用ケースを用意しておきましょう。冷却システム全体を洗浄した排水は、茶色や錆びた色になる場合もあります。[11]
  5. 5
    排水が透明になるまで、水道水でラジエーターをすすぎます。ラジエーターに水道水4リットルを入れ、ヒーターを全開にしてエンジンをかけ、エンジンが冷めてから排水する、という手順を繰り返します。排水が透明になったら、最後にもう1度蒸留水ですすぎましょう。[12]
    • 水道水にはミネラルが含まれているので、冷却システム内が通常より早く錆びる可能性があります。
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パート 3 の 3:
冷却水を注入する

  1. 1
    不凍液2リットルと蒸留水2リットルを混ぜます。前の手順で使った蒸留水の空のボトルを容器として利用します。こぼれないように注ぎ口の端から不凍液を注ぎ、容器の半分まで入れます。次に、容器がいっぱいになるまで蒸留水を足しましょう。[13]
    • 不凍液と水を1対1の割合で混ぜたクーラント液をカー用品店で購入すれば、自分で混ぜる必要はありません。
  2. 2
    不凍液と蒸留水を混ぜた冷却水をラジエーターキャップを外した部分に注ぎます。注入する冷却水の量を取扱説明書で確認し、こぼさないように漏斗を使いましょう。注入した冷却水が漏斗に逆流する可能性もあるので、ゆっくりと注ぎましょう。ラジエーターの水位線まで冷却水を注入します。[14]
  3. 3
    エンジンをかけて、冷却水を冷却システムに流します。漏斗に冷却水が少し残るので、エンジンをかけてヒーターを全開にし、残った冷却水をラジエーターに引き込みます。空になったら漏斗を外し、ラジエーターキャップを締めましょう。[15]
    • 冷却システムに新しい不凍液を流すために、エンジンを15分間かけておきます。
  4. 4
    水位線までラジエーター液を補充します。エンジンを止めて15分待ち、エンジンが冷えてからラジエーターキャップを外します。冷却水の量を確認し、水位線に達していなければ足しましょう。[16]
    • 残ったラジエーター液はリザーバータンクに注入するか、次回フラッシングするときのために保存しておきましょう。
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注意事項

  • 不凍液は有害物質なので肌に触れたり目に入ったりしないように気を付けましょう。口に入れてはいけません。誤って事故が起きた場合は、中毒情報センターに連絡しましょう。
  • 不凍液を排水溝や道路に流してはいけません。プラスチック容器に入れて、中身を間違えないように明記しておきましょう。
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必要なもの

  • ゴム手袋
  • 保護メガネ
  • ジャッキ、ジャッキスタンド
  • 排水用ケースまたはバケツ
  • 漏斗
  • ラジエータークリーナー
  • 蒸留水
  • 不凍液
  • 空の容器

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このwikiHow記事について

Mike Parra
共著者
熟練整備士
この記事の共著者 Mike Parra. マイク・パーラはアリゾナ州在住の熟練整備士です。ASE公認自動車技術士の資格および自動車工学の準学士号を取得し、20年以上自動車整備の仕事に従事しています。 この記事は26,276回アクセスされました。
カテゴリ: 自動車修理
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