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ラッシングベルトは輸送の際に荷物を固縛する道具です。正しく使用すれば、さまざまな重量と大きさの荷物を支えることができます。ラッシングベルトを正しく使用するには、ベルトを巻取軸に通してからクランク状に曲げて締めます。ベルトを緩めるには解除レバーを押してラチェットを開きます。

パート 1
パート 1 の 3:

ベルトを通す

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    解除レバーを使ってラチェットを開く 解除レバーとはラチェットのハンドルを開くための小さい方のレバーです。ハンドルの中央についています。解除レバーを引き、ラチェットを全開にして、歯車が上を向くようにしてラチェットを机の上に置きましょう。[1]
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    ベルトをラチェットの端に通す ラチェット端にある隙間、いわゆる「巻取軸」でベルトを押さえます。ラチェットの下側から巻取軸の隙間にベルトを通しましょう。引き出したベルトをまっすぐ伸ばして、ラチェットの反対側に出ているベルトに重ねます。
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    ベルトがピンと張るまで引き出す 後でラチェットを使って締めるので、引き出す長さをそれほど気にする必要はありません。[2]
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パート 2
パート 2 の 3:

荷物を固縛する

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    フックで荷物を車に固縛する ラッシングベルトを使えば荷物をトラックの荷台やバンの荷室などに簡単に固縛できます。荷物を固縛したい位置まで移動させ、周囲にベルトをかけます。ベルトの両端のフックをトラックの荷台側面あるいはバンの穴に引っ掛けます。[3]
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    複数の荷物を1つにまとめる ラッシングベルトを使って複数の荷物(例えば、大きな枠2個)を1つにまとめる場合は、ベルトを荷物の周囲に巻いて両端のフックを互いに掛けるだけです。大きくて頑丈な輪ができます。
    • この方法で複数の荷物をまとめることはできますが、固定はできません。
    • 複数の荷物を1つにまとめてかつ固縛するには、ラッシングベルトが2本必要でしょう。1本で荷物をまとめ、もう1本をその荷物にかけて固定します。
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    締まるまでラチェットを動かす ラチェットを前後に動かしてベルトのたるみを引き締めます。ベルトが荷物周囲にピンと張って締まった感じがしたら、ラチェットを動かすのを止めます。ベルトをグッと引いてたるみがないか確認しましょう。固く締まった感じがするはずです。[4]
    • 締めすぎに注意しましょう。圧力をかけすぎるとベルトや荷物が破損する恐れがあります。
    • ベルトと荷物との間に指1本分の隙間もない場合は、おそらく締めすぎています。ベルトを緩めてから、もう一度ラチェットで締めましょう。
  4. 4
    ベルトをロックして固定する ラチェットのハンドルを閉める位置に戻します。しっかり押さえて閉まった音が聞こえたら、ベルトが正しくロックされ、荷物を安全に固縛できたという証拠です。
    • 音が聞こえない場合は、ベルトとバックルをグッと引いて、緩まないことを確認しましょう。ベルトが緩んだ場合は、不良品の可能性があります。
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パート 3
パート 3 の 3:

ラッシングベルトを解除する

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    解除レバーを引く こうすることでラチェット機構を無効にしてロックを解除します。解除レバーはラチェット上部の手の届きやすいところにあるはずです。[5]
    • 解除レバーがどこかわからない場合は、取扱説明書で調べましょう。
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    ラチェットを開き、ベルトを引いて緩める ラチェットを全開にして平らに置き、ベルトの固定されていない側を引っ張りましょう。ラチェットに固定されたベルトが解除され、完全に抜くことができます。[6]
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    解除レバーを引きながらラチェットを再び閉める もう一度解除レバーを引きながら、ラチェットを閉めます。これで、次回使用するまでラチェットはロックされています。[7]
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ポイント

  • ラッシングベルトには、多種多様な大きさの荷物を固縛できるようにさまざまなサイズがあり、ベルト端末の金具にもいろいろな形があります。[8] 必要な長さのベルトと、フラットフック、スナップフック、ワイヤーフック、グラブフック、S字フックなどから最も使いやすい金具を選びましょう。
  • ラッシングベルトの耐荷重は製品によって異なり、軽いものは100kg、重いものは5,000kgまで耐えることができます。荷物の重量を計測して、正しく支えることができるラッシングベルトを選びましょう。[9]
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注意事項

  • 必ず、ラッシングベルトを使用する前に損傷がないか調べましょう。ベルトにほつれ、摩擦による擦り切れ、縫い目のちぎれやほつれ、裂け目、切断がある場合や、金具に不具合がある場合は、使用してはいけません。
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