ラベンダーは香りの良い美しい低木で、種類によって紫や白、黄色の花を咲かせます。挿し木で増やすのが一般的ですが、種から育てることもできます。種からはうまく育たないことがあり、成長するまでに時間もかかりますが、挿し木や苗木から育てるよりも安く済ませることができます。いずれは挿し木や苗木と同様に立派な花を咲かせることでしょう。

方法 1 の 3:
発芽

  1. 1
    暖かくなる時期から逆算して6〜12週間ぐらい前に種をまきます。ラベンダーの種は発芽するまでにしばらくかかるので、早めに屋内で育て始めましょう。そうすれば、生育期を迎える頃にちょうど暖かくなるので効率よく育てられます。
  2. 2
    「芽出し」作業を行いましょう。ジップロックのような密閉できるビニール袋に、湿らせた土と種を入れます。土は発芽用として売られているものを使いましょう。土と種を入れたビニール袋を冷蔵庫に3週間ほど入れておきます。
  3. 3
    容器に発芽用培養土を入れます。軽くて水はけの良い土を選びましょう。容器にはプラスチック製の種まきトレーを使用します。あるいは広くて浅い、仕切りの無い容器でも構いません。
  4. 4
    種をまきましょう。土の上に種をまきます。
    • 種まきトレーを使用する場合は、1つの穴に1つの種をまきましょう。
    • 仕切りの無い容器を使用する場合は、種と種の間隔を1.5〜3cmほど空けましょう。
  5. 5
    種に3mmほど土をかぶせましょう。種を守るために培養土を軽くかぶせます。発芽には日光も必要なので、かけ過ぎには気を付けましょう。
  6. 6
    暖かい場所に置きましょう。園芸用保温マットを用意するのが一番ですが、21℃前後の室温を保てるようであれば無くても構いません。[1]
  7. 7
    水は少なめにやりましょう。水やりは土が程よく湿る程度に留め、水分過多にならないように注意しましょう。朝1回の水やりで夕方までに乾く量を与えます。土が水分過多で冷えてしまうと、種の天敵であるカビが発生しやすくなります。
  8. 8
    待ちましょう。ラベンダーの種は発芽まで2週間から1ヶ月かかります。
  9. 9
    芽に日光をたっぷり当てましょう。発芽したら、直射日光がよく当たる場所に容器を移動させます。ちょうどいい場所が無い場合は植物育成ライトを用意して、人工的な日光を1日8時間当てましょう。
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方法 2 の 3:
移植

  1. 1
    葉っぱが複数出てきたら1回目の移植をします。本葉が出てくるか、葉っぱが十分育つまで待ちましょう。その段階になると根がどんどん成長するので、浅いトレーでは深さが足りなくなってきます。
  2. 2
    今より大きな容器に水はけの良い培養土を詰めましょう。ここで使う培養土はもう発芽用でなくても構いません。土とピートとパーライトが混ざった軽いものを探しましょう。ただし、ピートは絶滅危惧種なので、手に入るようならコイアダストで代用しましょう。バーミキュライトの使用は避けましょう。ラベルに表記されていなくても、石綿が含まれている可能性があります。
    • ポリポットは直径が5cm以上のものを選びましょう。1個のポリポットに1本の芽を移植します。あるいはもっと大きな植木鉢やプランターに複数の芽を移植しても構いませんが、その場合、芽と芽の間隔は5cmほど空けましょう。
  3. 3
    土に肥料を混ぜましょう。窒素、リン、カリウムをバランスよく含んだ緩効性粒状肥料を少しだけ土に混ぜましょう。
  4. 4
    用意したポリポットにラベンダーを移植しましょう。まず、培養土に小さな穴を掘ります。根の周囲の土がちょうど収まるぐらいの大きさが目安です。次に、容器からラベンダーを慎重に掘り出して、先ほどの穴に移植します。最後に、根元を土で埋めて軽く押さえ、ラベンダーをしっかり固定しましょう。
  5. 5
    ラベンダーを育てましょう。高さが7〜8cmぐらいにならないと最後の移植はできません。その段階では、茎はまだ一本だけです。そこまで育つには大体、1ヶ月から3ヶ月程かかります。
  6. 6
    外の環境に少しずつ慣らしましょう。まずは数時間ほど、日光が程よく当たる屋外の一角にポリポットを出しましょう。これを1週間ほど続けると、ラベンダーが外の環境に十分に慣れてきます。
  7. 7
    日当たりの良い場所に置きましょう。日当たりの良い場所はラベンダーの成長に最も適しています。日陰は湿気が多くなりがちですが、この湿気が植物にとって大敵であるカビの発生を招きます。
  8. 8
    花壇の土作りをしましょう。移植ごてやガーデニングフォークで土を耕して、十分な量の堆肥を混ぜましょう。粒が不均一な堆肥を使うことで土に隙間ができ、根が伸びやすくなります。
    • 堆肥を混ぜた後は土のpH値を確認します。土は6〜8pH、理想としては6.5〜7.5pHほどあると苗の発育がよくなります。pH値が低すぎる場合は農業用石灰を混ぜましょう。高すぎる場合はおがくずを混ぜて調整しましょう。[2]
  9. 9
    30〜60cmほど間隔を空けてランベンダーを移植しましょう。最初に、ラベンダーを育てているポリポットと同じぐらいのサイズの穴を掘りましょう。次に、移植ごてなどを使ってポリポットからラベンダーを慎重に抜き出して、先ほど掘った穴に移植しましょう。
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方法 3 の 3:
日々の世話

  1. 1
    水やりは乾燥している時だけにしましょう。ラベンダーは十分に発育すると乾燥に非常に強くなりますが、まだ若い最初の一年間は定期的に水をやりましょう。例年通りの天候なら水やりはほとんど不要ですが、乾燥している地域にお住まいの場合、あるいは雨が少ない場合は定期的に水やりを行います。土が十分に乾くまで次の水やりは控えましょう。
  2. 2
    化学物質の使用は避けましょう。除草剤や農薬だけでなく肥料でさえも、地中でラベンダーの成長を助ける有益な微生物を殺してしまいかねません。地面に移植した後は、肥料は一切不要です。どうしても農薬を使いたい場合は、化学物質ゼロのオーガニック農薬にしましょう。通常の農薬に比べて悪影響が少ないとされています。
  3. 3
    剪定しましょう。ラベンダーは1年目はゆっくり成長し、ほとんどのエネルギーが根の発達と栄養成長に使われます。この過程を助けるために剪定を行います。1年目は花が開き始めた時点で花茎を全部切ってしまいましょう。
    • 2年目以降は、3分の1ほど花が開いた時点で花茎を切って更なる成長を促しましょう。その年に新たに成長した部分のうち、少なくとも3分の1は残すようにしましょう。
  4. 4
    寒い時期にはマルチングをしましょう。砂利やバークでラベンダー周辺をマルチングして土を保温しましょう。空気の循環のため、茎の周囲は15cmほど空けておきましょう。
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ポイント

  • ラベンダーは挿し木でも育てることができます。挿し木から育てる方が、利用可能なラベンダーを早く手に入れることができます。また、種から育てるよりもはるかに簡単である、というのが大多数の園芸愛好家の意見です。
  • ラベンダーは2年目以降から収穫できます。装飾、料理、アロマ、同種療法(ホメオパシー)などに利用しましょう。

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必要なもの

  • ラベンダーの種
  • 耕した土
  • 種まきトレー
  • ポリポット
  • 移植ごて
  • ガーデニングフォーク
  • 緩効性粒状肥料
  • 園芸用保温マット
  • スプレーボトル
  • 園芸用ホース
  • 土壌酸度計
  • 大バサミ、もしくはハサミ
  • マルチング材

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