時にはWindowsのOSを再インストールして、パソコンの機能や作業速度を元通りにする必要があります。ほとんどのWindows PCにはリカバリーディスクが付属していますが、みなさんの中には、ディスクを使わずに再インストールしたい人もいるでしょう。とりわけ、光学ドライブのないネットブックをお使いのみなさんは、ディスクを使ってOSを再インストールすることはできません。しかし、Microsoftが無償で提供するディスクイメージファイルを使えば、光学ドライブが手元になくてもWindous7を再インストールすることができます。再インストールに必要なものは、Windows7のプロダクトキーだけです。

パート 1 の 3:
インストール用USBドライブまたはDVDを作成する

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    Windows7をダウンロードするために、お使いのパソコンのWindows7プロダクトキーを用意しましょう。インストールディスクが手元にない場合は、プロダクトキーを使ってインストールディスクまたはインストールDVDを自作することができます。通常プロダクトキーは、ラップトップの底やデスクトップ本体の裏側に貼付されたシールに表示されています。また、お使いのパソコンのマニュアルや、購入時にWindows7のディスクが収納されていたケースにも記載されているかもしれません。
    • プロダクトキーが見当たらない場合、パソコン本体がまだ作動していれば、NirSoftのProduKeyをダウンロードしましょう。ProduKeyは、お使いのWindows7のプロダクトキーを表示するための無償ユーティリティです。ダウンロードしたZIPファイルを解凍し、ProduKey.exeを起動してWindows 7のプロダクトキーを表示します。後で使えるように、表示された25文字のプロダクトキーをメモに書き留めておきましょう。
    • ProduKeyはレジストリにアクセスするため、お使いのウイルス対策プログラムによってはウイルスとして検出されるかもしれませんが、警告を無視しても問題はありません。ProdukeyはIT業界でも信頼性の高いソフトです。
    • Windowsのインストールの仕方はメーカーによって異なるため、パソコンによっては、プロダクトキーを表示できない場合があります。メーカーのカスタマーサポートに連絡を取り、Windows 7のインストールディスクとプロダクトキーを入手しましょう。特にDellの製品ではよくあるトラブルです。
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    MicrosoftからWindows 7のISOファイルをダウンロードします。有効なプロダクトキーが手元にある限り、Microsoftから正規のWindows 7 ISO(ディスクイメージファイル)をダウンロードすることができます。Windows 7のダウンロードページにアクセスして、プロダクトキーを入力します。プロダクトキーが承認されると、ISOファイルのダウンロードリンクが現れます。リンク先のISOファイルは、みなさんのプロダクトキーに適合したバージョンのWindowsです。 [1]
    • 場合によっては、32ビット版または64ビット版のいずれかを選択するように求められます。どちらをダウンロードすべきか分からない場合は、 Win+Pauseを押してシステムプロパティの画面を立ち上げ、「システムの種類」の項目をチェックしましょう。
    • ISOファイルのサイズは約4GBになります。ダウンロードが完了するまで多少時間が掛かるでしょう。
    • ISOファイルは必ずMicrosoftからダウンロードしましょう。プロダクトキーが手元になければ、どこかのいかがわしいサイトから入手することもできますが、その場合、みなさんのOSは安全ではありません。また、Microsoft以外のサイトからISOファイルをダウンロードするのは違法行為です。やむを得ない理由で他のサイトからISOファイルをダウンロードする場合は、そのWindows 7のバージョン(Home Premium、Professionalなど)がみなさんのプロダクトキーに適合しているかを確認しましょう。
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    Windows7 USB/DVDダウンロードツール(WUDT)をダウンロードします。このMicrosoft提供の無償ユーティリティを使って、ダウンロード済みのISOファイルをディスクまたはUSBドライブに書き込みます。WUDTはここからダウンロードできます。ダウンロードが完了したら、画面の指示に従ってWUDTをパソコンにインストールします。
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    USBドライブ(4GB以上)を接続するか、または空のDVDを挿入します。少なくとも4GBの容量のあるUSBメモリー、または空のDVDを使ってインストールメディアを作成します。書き込みの過程でUSBメモリー内のデータはすべて消去されるため、大切なファイルは必ずバックアップしておきましょう。ディスク書き込みソフトがあれば、どのような空きDVDでも書き込みができます。
    • ネットブックや一部のラップトップなど、光学ドライブのないパソコンをお使いのみなさんは、USBドライブを接続しましょう。[2]
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    WUDTを起動してインストールディスクまたはインストールドライブを作成します。Windows 7 USB/DVDダウンロードツールを立ち上げ、画面の指示に従いましょう。ダウンロードしたISOファイルを選択します。引き続き、ISOファイルをコピーしたい場所を選択します(DVDまたはUSBドライブ)。ISOファイルの書き込みが完了したら、DVDまたはUSBドライブをWindows 7のインストールメディアとして使用できます。
    • USBドライブの場合、中のデータはすべて消去されるので注意が必要です。
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パート 2 の 3:
インストールを始める

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    重要なファイルのバックアップを取りましょう。Windows 7を再インストールする過程でハードディスク内のデータはすべて消去されます。文書、画像、その他の大切なファイルはすべて安全な場所にバックアップしておきましょう。パソコン内のファイルをバックアップする方法はたくさんあります。外付けのハードドライブやフラッシュメモリーにコピーするか、またはGoogleドライブやDropbox(ドロップボックス)といったオンラインストレージサービスにアップロードしましょう。あるいは、空のDVDに書き込むこともできます。詳しいバックアップの方法については以下のサイトを参照しましょう: http://www.pc-master.jp/backup/[3]
    • 各種プログラムはバックアップができないため、Windowsをインストールした後に、再インストールする必要があります。ただし、大半のプログラムの構成ファイルや環境設定ファイルはバックアップすることができます。設定ファイルの保管場所はプログラムによって異なります。
    • もう一度、大切なファイルが入ったフォルダーをすべてチェックしましょう。再インストールによって“すべてのデータ”が消去されます。
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    ドライバーディスクを作成しましょう(任意で)。ラップトップをお使いのみなさんは、あらかじめ重要なドライバーをすべてダウンロードしておけば、後でインターネットに接続しやすくなります。メーカーのサポートセンターにアクセスして、お使いのモデルに必要なドライバーソフトをダウンロードしましょう。ダウンロードしたドライバーをコピーして、別のUSBドライブまたはディスクに書き込みましょう。そうしておけば、Windowsを再インストールした後、オンラインに接続しなくてもドライバーをインストールすることができます。
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    作成したインストールメディアを接続します。上記の項目で作成したUSBドライブを接続するか、または同じくDVDを光学ドライブに挿入します。
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    パソコンを再起動してBIOSメニューを開きます。起動デバイスの優先順位を変更するためにBIOSメニューを開きます。これでインストールメディアからパソコンを起動することができます。パソコンが起動した直後、Windowsが立ち上がる前にBIOSメニューを開きましょう。
    • パソコンが起動したらすぐに、BIOS、SETUP、またはBOOTキーを押しましょう。通常これらのキーには、F2F10F12またはDel が割り当てられています。
    • BOOTメニューを開き、起動デバイスの優先順位を変更します。選択画面でインストールメディア(光学ドライブなど)を選択します。BIOSメニューを終了し、変更を保存します。直接BOOTメニューを開いた場合は、そのまま矢印キーを使ってインストールメディアを選択しましょう。
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    セットアップを開始します。いずれかのキーを押してWindowsのセットアップを開始するように指示が出ます。キーボードのいずれかのキーを押してWindowsのインストールプログラムを起動します。主要なファイルのコピーが終わるまでしばらく待ちましょう。
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パート 3 の 3:
Windows 7の再インストール

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    言語と入力方式を選択します。最初に言語とキーボードの設定画面が現れます。大抵の場合、すでに「日本語」と「日本語キーボード」が正しく設定されているはずです。
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    インストールを開始し、ライセンス条項を確認します。言語を選択した後、画面の指示に従ってインストールを開始します。「今すぐインストール」をクリックすると、Windows 7のライセンス条項が表示されます。「同意します」のボックスにチェックを入れ、「次へ」をクリックします。
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    「新規インストール(カスタム)」を選択します。このオプションを選択すれば、現在のパーティションの設定を解除したうえで、新たにWindows 7をインストールすることができます。これはトラブルシューティングやマルウェア削除が目的でWindows 7を再インストールする場合には特に重要です。「新規インストール(カスタム)」はパソコンのハードドライブからすべてのデータを消去します。
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    現在Windowsがインストールされているパーティションを選択します。選択したパーティションに、「システムで予約済み」や「回復パーティション」の表示がないことを確認しましょう。Windowsに割り当てられるパーティションには、少なくとも20GBの領域が必要です。正しいパーティションを選択していることを確認しましょう。インストール後、そのパーティション内のデータはすべて消去されます。
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    「ドライブオプション(詳細)」をクリックし、その後「削除」をクリックします。パーティションとその中の全データを削除するかどうかを確認する画面が現れます。また、その他の残しておきたくないパーティションも削除することができます。削除したパーティション内のデータはすべて消去されます。
    • 複数の未割当てパーティションを合わせて一つにすることもできます。「拡張」をクリックし、他の未割当パーティションを追加します。この機能は、以前に分割していたハードドライブを再インストール後は一つにまとめたい場合に最適です。
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    新たに削除したパーティションを選択し、「次へ」をクリックします。削除したパーティションは「未割当て領域」と表示されているはずです。Windows 7を快適にインストールするためには、少なくとも16GBの領域が必要です。
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    Windows 7がインストールされます。インストールプログラムが先ほど選択したパーティションに各種システムファイルをインストールしていきます。この作業は15~20分ほどかかります。インストールが完了するとパソコンが再起動します。その際、キーを押してWindowsセットアップを立ち上げてはいけません。キーには触れずに、普段通り起動するのを待ちましょう。
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    ユーザーアカウントを設定します。再起動後、Windowsが立ち上がり、アカウント設定画面が現れます。パソコンの管理者名を設定します。また、ネットワーク接続のためのコンピューター名を設定します。
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    Windows 7のプロダクトキーを入力します。記事の最初で説明した、例のプロダクトキーを入力しましょう。この作業を「スキップ」したとしても、Windowsが本格的に起動した際に「ライセンス認証」を求める画面が現れます。「自動的にWindowsのライセンス認証の手続きを行う」のボックスにチェックを入れ、「次へ」をクリックして認証手続きを完了します。
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    Windows Updateの適用方法を選択します。お使いのパソコンを最新かつ安全な状態に保つためにも、できれば「推奨設定を使用します」を選択しましょう。他の方法を選択した場合、後々手動で更新プログラムをチェックしてインストールしなければなりません。
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    タイムゾーンと日付を設定します。タイムゾーンをお住まいの地域に合わせ、時刻と日付が正しく設定されているかを確認しましょう。
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    ネットワークを設定します。現在接続しているネットワークの種類を選択すれば、後はWindowsが自動的にみなさんのパソコンに最適なネットワーク設定を行います。自宅でパソコンを使用する場合は「ホームネットワーク」を選択しましょう。職場のネットワークに接続する場合は「社内ネットワーク」を選択しましょう。Wi-Fiのアクセスポイントなど、公共の場で作業をする場合は「パブリックネットワーク」を選択しましょう。
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    Windows 7を起動しましょう。インストールを終えて、今みなさんは、真新しいWindows 7の画面を目の前にしています。改めて古いプログラムをインストールし直したり、バックアップしておいたファイルをハードドライブに戻すことができます。また、Windows Updateによって最新のドライバーがすべてインストールされているかを確認しましょう。更新プログラムのさらに詳しい説明についてはMicrosoftのサポートページを参照しましょう。[4]
    • 事前にドライバーディスクを作成しておけば、Windows 7を再インストールした後、光学ドライブを使って主要なドライバーを再インストールすることができます。速やかに設定を元通りにしてオンラインに復帰できるでしょう。
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このwikiHow記事について

JL
共著者 :
Jack Lloyd
IT専門家
この記事の共著者 Jack Lloyd. テクノロジーマニアのジャック・ロイドは、wikiHowのテクノロジーライター兼編集者です。2年以上にわたりIT関連記事の執筆と編集を行っています。英語教師としても活躍しています。 この記事は98,746回アクセスされました。
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