リノリウムの床を剥がす方法

この記事には:表面を剥がす接着紙および下張りの除去仕上げ出典

リノリウムはキッチンや玄関、洗濯場、会議室などの床によく使われている経済的で環境にやさしい素材です。リノリウムは全面接着と外周接着のどちらかの施工法を用いて下地に簡単に貼ることができます。全面接着では下地の全面に接着剤を塗りますが、外周接着では縁と内側の目地だけに接着剤を使います。どちらの施工法で貼られた床でも、リノリウムは経験がない初心者にも簡単に剥がすことができます。この記事を読んで、リノリウムの床を剥がす方法を学びましょう。

パート 1
表面を剥がす

床用のリノリウムは粘着紙か下張りで下地に接着しているため、二層になっています。リノリウムの表面は粘着紙や下張りよりも剥がしやすいのが普通ですが、場合によっては、以下に示す手順を用いて両方を同時に剥がすことも可能です。

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    作業する場所を片付けましょう。大型の家電製品や家具、その他、邪魔になるものは全てリノリウムの床の上から取り除きます。
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    鋭いカッター・ナイフを使って、リノリウムを長さ30cmの長方形に切り取ります。取り扱いやすい大きさに切るほうが、一度に全体を剥がそうとするよりも簡単です。
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    ヒートガンでリノリウムの表面を熱するとリノリウムが軟らかくなり、作業がしやすくなります。リノリウムの表面をしなりやすくするためには、ヒートガンで一箇所ずつ熱していきます。これで表面はずいぶん剥がれやすくなります。
    • ヒートガンを持っていない場合はヘアドライヤーで代用することもできますが、ヘアドライヤーは十分に熱くならないため、作業を効率よく行えない可能性があります。ヘアドライヤーを最高温度に設定して、リノリウムが剥がれやすくなるかどうかを確認してみてください。
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    長方形に切ったリノリウムを手作業で剥がします。10cm幅のパテナイフで一方の端を持ち上げてから、残りを引き剥がします。表面の硬い部分は簡単に剥がれますが、取り付け時に全面に接着剤を塗った場合はクッション部分と接着剤が広範囲で残ってしまうかもしれず、注意が必要です。
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    その他に、頑丈なスクレーパー刃のついた振動機器を使うという手もあります。まず、スクレーパー刃が接着剤でベトベトにならないように少量のワセリンを塗ります。それから、事前に切り込みを入れたリノリウムの下にスクレーパーを滑り込ませて、もう一方の手でリノリウムを持ち上げます。それから、切り込みに沿ってリノリウムの表面を剥がしていきます。場合によってはこの方法のほうが手作業でリノリウムを剥がすよりも早くできることがあります。

パート 2
接着紙および下張りの除去

下地とリノリウムを貼り付けている接着紙または下張りは剥がすのに手間と時間がかかります。従来のリノリウム(合板[1]の時代以前)は、タールを含んだ下張りを使って下地に貼り付けていました。リノリウムが非常に古く、下張りが極度に剥がしにくい場合は、経験が豊富な専門家に依頼することを検討しましょう。

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    年季の入ったリノリウムの場合、粘着紙あるいは下張りの小片を切り取り、アスベスト検査を行ってください。古いリノリウムの床材はアスベストの破片または小板を含んでいる可能性があります。アスベストの細かい繊維を吸い込むと大変危険です。[2] アスベストは家庭で適切かつ安全に除去することもできますが、専門の除去請負業者に依頼して取り除く方がずっと簡単(かつ、結果的に安全)かもしれません。
    • どちらにしても、アスベストの繊維が体中の穴から体内に入り込まないように、ゴーグルやマスクを用意しましょう。アスベストの心配があるかないかに関わらず、安全を考慮してゴーグルやマスクは使ったほうがよいでしょう。
    • その他には事前にリノリウムを湿らせてアスベストの危険を回避する方法もあります。アスベストは乾燥したままだと肉眼では見えなくても空気中に舞いやすくなりますが、湿っていると簡単に飛び散ることはありません。下地が板張りの場合は、下張りを湿らせる際に注意が必要です。では、次のステップに進みましょう。
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    傷つきやすい床はパテナイフでこすって接着剤やクッション材を剥がします。接着剤の強度によっては、中から強程度の力でこする必要があるかもしれません。こうすると時間はかかりますが、デリケートな床を傷つけずにすみます。
    • リノリウムの表面を剥がしたときと同様に、接着剤を剥がすときにもヒートガンや自動振動スクレーパーを使うことができます。ただし、接着剤の下に振動スクレーパーの刃を入れるのは少々難しいかもしれません。どちらにしても、ヒートガンで熱すれば接着剤が軟らかくなり、剥がしやすくなります。
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    耐久性のある下地ならば、接着剤に熱湯をかけて15分ほど置きます。繰り返しになりますが、水に浸してよいのはコンクリートや取替えが可能な合板でできた下地だけです。リノリウムを剥がした後にフローリングの下地をそのまま床として使う場合は、水をかけると木が歪んでしまうおそれがあるので注意が必要です。
    • 接着剤や下張りに熱湯をかける際に収集がつかなくなったり水浸しにならないように作業を行う方法をご紹介しましょう。剥がす部分の上に使い古したタオルを置きます。その上から熱湯を注ぎ、タオルに水分を吸収させながら接着剤を温めます。そのまま15分置いてタオルを取り除きます。
    • 次に、スクレーパーを使って手動で接着剤を擦り取ります。水分を含んだ接着剤は乾いたままの時よりずっと剥がしやすくなっているので、大きめのスクレーパーを使うと作業が効率よく行えます。
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    壁紙用のスチーマーを使うという巧妙な手もあります。[3]壁紙用のスチーマーはお近くのホームセンターで安価にレンタルできるかもしれません。スチーマーを温めて蒸気を溜めます。スチーマーの当て口を接着剤の付着した部分に当て、60秒から90秒ほど蒸気で温めます。さらに隣接する部分に蒸気を当て、すでに温めた部分の接着剤をスクレーパーで擦り落とします。
    • この手順を用いると、乾いたままの接着剤を落とすよりずっと早く作業が完了します。3メートル四方の床でも2時間以内で終わるはずです。

パート 3
仕上げ

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    頑固な接着剤には化学薬品を用いた剥離剤を取扱説明書に従って使用します。たいていの化学剥離剤にはペンキ剥離剤に使用されている有効成分が含まれています。化学剥離剤はお近くのホームセンターで購入できます。
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    剥離剤で処理した接着剤をパテナイフで取り除きます。剥離剤を使用する前までに接着剤はほとんど取り除かれているはずなので、この作業は難なく行えるでしょう。
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    リノリウムの下から現れた下地の表面をほうきで掃くなり掃除機をかけるなりしてゴミや残りの破片を片付けます。これで下地に真新しい床面を貼るための準備ができました。

ポイント

  • タイルやフローリング、クッションフロアを新しく施工する場合は、リノリウムの表面が平らでしっかりと取り付けられていれば直接その上に貼ることも可能です。

注意事項

  • 薬品を使用した剥離剤を用いる際には必ず換気を行い、使用上の注意をしっかりと読みましょう。
  • 1980年以前に製造された床材や接着剤はアスベストを含んでいる可能性があります。製造年月が不明な製品を剥がす、割る、磨くなどする場合は適切な予防措置をとりましょう。

Things You'll Need

  • カッターナイフ
  • 作業用手袋
  • パテナイフ
  • 温水
  • 化学剥離剤

記事の情報

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カテゴリ: 住居と庭のリフォーム

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