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家庭で果物を栽培すると、栽培と収穫のどちらからも満足感を得ることができます。リンゴの栽培で収穫量を上げたいと考えている人は、おそらく剪定の必要性について調べたことがあるでしょう。剪定には樹木の健康を保ち、成長を促すと共に、今後の果実の収穫量と品質を向上させる効果があります。手入れを怠って収集がつかなくなることがないように、幾つかの簡単な方法を用いて家庭でリンゴの剪定を行ってみましょう。

方法 1 の 2:
基本事項

  1. 1
    剪定の時期を知る リンゴの木に剪定が必要だと知ると、すぐに飛び出して行って枝をチョキチョキ切りたい衝動に駆られるかもしれません。しかし、木にダメージを与えないためにも、正しい時期に剪定を行うことが大切です。春の最初の1、2ヶ月、あるいは最後の霜が降りてから最低でも2週間経った頃に剪定します。[1]
    • 必要ならば春の後半か初夏に剪定することも可能です。
    • 秋の剪定は避けましょう。剪定後に新しい枝が伸び始めますが、冬の寒さで枯れてしまいます。[2]
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    剪定する量を決める きちんと剪定された健康なリンゴの木には、木陰は期待できません。つまり枝と枝の間にかなりのスペースが必要だということです。
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    適切な道具を手に入れる 木にダメージを与えないためにも、剪定には専用の道具が必要です。枝を切る道具は枝の大きさに合ったものでなければなりません。小枝には剪定ばさみ、太さが2.5センチほどある枝には枝落とし用のこぎりを使います。直径7センチ以上の大きな枝にはのこぎり(折りたたみ式が便利)を使います。[3]
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    剪定が必要な木を選別する 自宅のリンゴの木に素敵な木陰ができているのなら、明らかに剪定対象です。しかし、どんな木でもすべて選定を行うべきというわけではありません。剪定は最低でも植えてから3年以上経つまで待ちましょう。大きく剪定が必要な木は数年かけて少しずつ剪定を行います。[4]
    • 若木を剪定するのは強い枠組みの形成を促し、木の形作りを始めるためです。
    • 立派に成熟した木を剪定するのは元気な結実の促進と全体的な形を維持するためです。[5]
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方法 2 の 2:
リンゴの木を剪定する

  1. 1
    適切な形を作る リンゴの木は円錐形で上部より下部に枝が密集しているべきです。こうすると、太陽の光がより多くの枝に差し込みます。剪定を始める前に、全体の形をピラミッド型にすることを頭に入れておきましょう。[6]
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    副主枝を選ぶ リンゴの木は、主幹から主枝が生えて、主枝から副主枝(一番大きい枝の次の枝)が伸びています。上から見た時に、交差していない副主枝が数本あって、それぞれの副主枝との間にもスペースがある状態にしなくてはなりません。木の大きさにもよりますが、副主枝は2~6本ほどを残して、他は全て剪定してしまいましょう。[7]
    • 副主枝の角度が重要です。主幹から45°~50°の角度で生えているものが良い枝です。これよりも小さな角度の枝は果実の重みで折れてしまうことが多いでしょう。これより角度が大きいと、その木はあまり実をつけなくなります。
    • 真上から見ると、副主枝はちょうど星のような形か車のホイールのスポークのように見えます。
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    吸枝を取り除く 吸枝とは幹の根元近くから生えてくる不要な枝のことです。主幹から枝が広がる高さまでに生えた吸枝を全て取り除き、形の良い木に形成します。晩夏から初秋までに剪定しても良いのは、この吸枝だけです。[8]
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    枯れた枝を切り落とす 枯れた枝や、病気や傷で皮が剥がれたり、変色した枝はすべて取り除きます。このような枝は気付いたらすぐ、季節にかかわらず切り落としましょう。新芽の出ていない枝は枝元から完全に切り落とします。枝の根元に新芽がある場合は、外向きの芽の少し上を切りましょう。切る時は、雨水が溜まって切り口が腐らないように角度を付けて切ります。[9]
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    下向きに生えている枝を切り落とす 下向きに伸びている枝は取り除く必要があります。下向きの枝には大きくて健康的な実がつくことはなく、他の枝のための貴重なスペースや日光を奪ってしまいます。[10]
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    下向きの輪生を剪定する 輪生は成熟した木によくあり、同じ場所から3つ以上の枝が出た部分です。同じ場所から数多くの枝が生えているため、枝が弱く、成長する枝を支えきれなくなります。輪生から生えている枝の中で最も太く元気な枝を探し、それ以外は全て切り落としましょう。[11]
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    残りの枝を剪定する 残りの枝は1/3の長さまで切り戻し、枝の成長と翌年の開花を促しましょう。外向きの新芽が出ている箇所の少し上を切り、健康的な形を作ります。
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ポイント

  • どの時期であっても、全体の1/3以上を剪定してはいけません。
  • 切り落とした枝は片付けて、可能ならばコンポストにするか、あるいは短く切ってマルチング材として使いましょう。
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必要なもの

  • 剪定ばさみ
  • 剪定用のこぎり、または枝落としのこぎり
  • 高枝切りばさみ
  • (必要に応じて)園芸用軍手

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このwikiHow記事について

Andrew Carberry, MPH
共著者 ::
フードシステム専門家
この記事の共著者 : Andrew Carberry, MPH. アンドリュー・カーベリーは2008年よりフードシステム(食物の生産から消費に至る過程)関連の仕事をしています。テネシー大学ノックスビル校にて公衆健康栄養と公衆健康計画・管理の修士号を取得しています。 この記事は119,480回アクセスされました。
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