リンパ節をチェックする方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

この記事には:リンパ節の腫れを感じる医師にリンパ節をチェックしてもらう7 出典

リンパ節はリンパ系の一部で、小さな丸い組織の塊です。リンパ節は人体の免疫反応にとって不可欠で、通常感染症やその他の原因に反応して腫れることがあります。また、感染症が治った後でも数週間リンパ節が腫れ続けることもあります。リンパ節を自分で確認すると、早い段階で健康上の問題に気付くきっかけになります。リンパ節が1週間以上腫れ続けたら、医師の診察を受けましょう。また、リンパ節が腫れて痛みを生じるうえに他の症状も併発している場合は、直ちに医師の診察を受けましょう。

パート 1
リンパ節の腫れを感じる

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    リンパ節を見つけます。リンパ節が最も多く集中する箇所は、首、鎖骨の周り、脇の下、脚の付け根です。リンパ節の位置が分かれば、腫れや痛みを確認することができます。[1]
    • 体内には、肘や膝の内側などに他のリンパ節の集まりがありますが、通常そのようなリンパ節の腫れを確認することはありません。
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    比較のためリンパ節がない部分の感触を確かめます。人差し指、中指、薬指の3本で前腕を押しましょう。皮膚の下にある組織の感触を意識しながら押します。こうすると、腫れていない正常な体の組織の感触がわかります。
    • 腫れていないリンパ節は、その周囲の組織に比べて若干密度が高く硬いだけなので、腫れや痛みが生じて初めてリンパ節を簡単に感じることができるでしょう。
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    首と鎖骨周りのリンパ節を確認します。両手の指3本(人差し指、中指、薬指)を同時に使って、耳の後ろから首の両側さらにあごのラインを円を描くように確認していきます。圧痛を伴うしこりを感じたら、リンパ節が腫れている可能性があります。[2]
    • 首のリンパ節を感じられなくても、きわめて正常なことなので心配する必要はありません。
    • 軽く押しながら指をゆっくり動かして、皮膚の下にある硬い組織の集まりを感じましょう。リンパ節は、通常まとまって存在し、インゲン豆やえんどう豆くらいの大きさです。健康なリンパ節は、周囲の組織に比べて弾力や柔軟性がありますが、石のように硬いわけではありません。
    • 首のリンパ節を見つけられない場合は、見つけられない側へ頭を傾けましょう。筋肉が緩むのでリンパ節を見つけやすくなるでしょう。
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    脇の下のリンパ節の感触を確認します。指3本を脇の下の中心にあてます。指を下方へ5~7㎝ほど(胸部横の少し上の部分まで)ゆっくり滑らせます。この部分のリンパ節は脇の下部、肋骨の近くにあります。[3]
    • この周囲一帯を指で軽く押しながら確認します。指を体の前や後ろの方へ、さらに上下5㎝ずつ動かしましょう。
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    脚の付け根にある鼠径リンパ節の感触を確かめます。大腿と骨盤の境目に指3本をあてます。適度に力を入れながら指で境目を押すと、筋肉、骨、その下の脂肪を感じることができるでしょう。この部分で明らかなしこりを感じたら、リンパ節が腫れている可能性があります。[4]
    • この部分のリンパ節は通常大きな靭帯のすぐ下にあるので、腫れない限り感じるのは難しいかもしれません。
    • 鼠径部を確認する際は、必ず両側の感触を確かめます。両側の違いを確認すると片方が腫れているのに気づくことができます。
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    リンパ節が腫れているか判断します。前腕を押した時と違いを感じましたか? 皮膚の下の骨や筋肉を感じたはずですが、腫れたリンパ節は感触が異なり、骨や筋肉とは別の場所に存在します。圧痛を伴うしこりを感じたら、リンパ節が腫れている可能性があります。[5]

パート 2
医師にリンパ節をチェックしてもらう

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    腫れたリンパ節を観察します。細菌やウィルスによる一時的な感染やアレルギー反応でリンパ節が腫れることがあります。このような場合は、数日でリンパ節の腫れがひきます。ただし、リンパ節の腫れが1週間以上続き、硬くなったり痛みを生じたりした場合は、医師の診察を受けて原因を確定するのが重要です。
    • 病気の他の症状がなくても、リンパ節の腫れが続く場合は医師の診察を受けましょう。
    • 硬く柔軟性や痛みがなく、2.5cm より大きいリンパ節があればできるだけ早く医師の診察を受けましょう。
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    特定の症状が現れたら直ちに医師の診察を受けましょう。体内の免疫システムが重篤な病気と闘っているため、リンパ節が腫れている可能性があります。リンパ節の腫れとともに次のような症状があれば、直ちに医師の診察を受けましょう。
    • 原因不明の体重減少
    • 寝汗
    • 持続性発熱
    • 嚥下障害または呼吸困難
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    その他の症状の有無を医師に伝えます。すべての症状が重篤な病気の兆候とは限りませんが、すべての症状を医師に伝えると、医師の診断に役立ちます。リンパ節の腫れに伴って生じる一般的な症状は次の通りです。[6]
    • 鼻水
    • 発熱
    • 喉の痛み
    • 数か所のリンパ節が同時に腫れる
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    リンパ節の腫れが感染症によるものか考えます。リンパ節の腫れを訴えて医療機関に行くと、医師はまずリンパ節に触れて腫れているかを確認します。次にリンパ節の腫れが細菌感染やウィルス感染によるものかを確認するために、血液検査または、喉などの組織を採取し細菌培養検査を行います。
    • レンサ球菌咽頭・扁桃炎など、リンパ節の腫れを生じる一般的な病気や細菌の検査が行われることもあります。
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    免疫系疾患の検査を受けます。医師が、免疫システム全体の健康を評価します。一般的な血液分析を含め、様々な検査で免疫活性を測定することもあります。全身性エリテマトーデスや関節炎などリンパ節の腫れを伴う免疫系疾患を発症しているかを判断するのに、これらの検査が役立ちます。
    • 診断検査で低血球数やリンパ節自体の異常を確認することができます。診断検査の結果に応じて、医師は免疫系が正常に機能しているか見極めます。
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    がん検査を受けます。稀ではありますが、リンパ節自体のがんや体の他の部位のがんが原因でリンパ節が腫れることがあります。がんの予備検査として、がん遺伝子パネル検査(血液検査)、レントゲン、マンモグラフィ、超音波検査、CTスキャンなどがあります。がんの疑いがあれば、リンパ節の生体組織検査を行いがん細胞を探します。[7]
    • リンパ節の生体組織検査は通常外来で行われ、切開や深い穿刺でリンパ節細胞を採取します。
    • どのような検査が行われるかは、検査するリンパ節や医師が疑う疾患によって異なります。

ポイント

  • リンパ節の腫れは珍しいことではなく、通常数日で腫れが引きます。

注意事項

  • リンパ節に触りすぎると炎症を起こすことがあります。強く押したり、触りすぎたりすると腫れることもあります。

記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

カテゴリ: 全般的健康

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