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レザーは複雑な素材ですが、手入れまで複雑に考える必要はありません。手入れのコツを覚え、最適な方法を取り入れましょう。また、時々の手入れで、しなやかで美しい状態を維持することができます。

パート 1
パート 1 の 3:
レザージャケットの状態を維持する

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    防水加工をする レザー保護剤、防水スプレーなど様々な製品が販売されていますが、購入する前にかならず製品のラベルを読んで確認しましょう。シリコンスプレーやアクリル共重合体スプレーを用いるとと、レザーの見た目や光沢が維持しやすくなります。グリースやワックスは保護性能が高いものの、色、寿命、光沢に影響を及ぼしたり臭いが気になる可能性もあるので、ジャケットにはあまりお勧めできません。[1] 製品のラベルに記載されている情報をよく読み、防水機能がどの程度の期間持続するのかを確認しましょう。数週間から数か月おきにコーティングし直さなければならないことが多いでしょう。
    • 水によるダメージからレザーを守るという用途ではあるものの、こうした製品を用いたからといって完全に水を防ぐことができるというわけではありません(仮に製品の説明にそのような説明が書かれていたとしても)。水に浸したり、洗濯機で洗わないようにしましょう。
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    時々レザーコンディショナーを塗る レザーコンディショナーを表面に塗ると、油分が戻り、乾燥やひび割れを防ぎます。ただし、大量に塗り過ぎると詰まり、色や寿命に影響を及ぼすこともあります。手触りが乾いたように感じたり、硬くなっているように感じられた時にのみ塗るようにしましょう。下記を参考に適した製品を選びましょう。
    • 革の種類に合った製品を選ぶ必要があるので、ラベルに書かれている内容をよく読みましょう。(スエードやヌバックの場合、特に重要な点です。)
    • ミンクオイル、ニートフットオイルといった天然の動物性油があると理想的ですが、使用することによってレザーの色が暗くなることがあるという点に留意しましょう。[2]
    • ワックスやシリコンが含まれている製品はレザーを乾燥させることがありますが、上記のオイルよりも安価なだけでなく、色も大きくは変わりません。[3] 控えめに塗りましょう。
    • 鉱物油や石油が含まれている製品は使用できません。レザーを大きく損傷させてしまいます。[4] 革用石鹸(サドルソープ)もまた、少なくとも防水加工のされていない素上げのレザーには使わないようにしましょう。[5]
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    特別な日にのみ磨く クリームを用いると、ジャケットの光沢が増しますが、変色、乾燥、あるいは詰まりといった問題を引き起こす可能性もあります。従って、磨き剤は特別な場でジャケットを着用する時にのみ用い、まず見えにくい場所で製品を使い確認しましょう。布に少量をつけ、表面をこすります。[6]
    • スエードのように柔らかく、けばだった材質のレザーは磨くことはできません。表面の質感を半永久的に取り除いてしまわない限り、スエードに光沢は生まれません。[7]
    • 靴磨きクリーム(革靴用も含め)を使用しないよう注意しましょう。
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    湿らせた布で塩浮きを取り除く 冬の時期かつ湿気が高い環境では、レザーの表面に白い塩浮きが蓄積することがあります。部分的な乾燥やひび割れを避けるためにも、布を湿らせ迅速に拭き取りましょう。レザーは自然乾燥させ、最後は拭き取った箇所にレザーコンディショナーを塗ります。
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    湿ったレザーを自然乾燥させる レザージャケットが濡れてしまった時は左右対称にハンガーにかけ、室温で乾かしましょう。濡れたレザーは伸びやすいので、ポケットに入っているものは取り出します。また、ヒーターや給湯器といった熱源から離れた場所に干すようにしましょう。全体がかなり濡れてしまった時は、乾かした後にレザーコンディショナーを塗りましょう。
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    シワを伸ばす方法を学ぶ ジャケットはハンガーにかけておくとシワを防ぎ、軽いシワも伸びるでしょう。シワが目立っている場合は、レザー専門のクリーニングサービスを利用すると良いでしょう。あるいは、衣類用のアイロンを低温(レーヨン設定といった名称になっている場合もあります)に設定し、ジャケットの上に布をかけ、さらにその上から素早くアイロンがけをしましょう。[8]
    • 詳細については、この記事で説明されている保管方法を参考にしましょう。
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パート 2
パート 2 の 3:
レザージャケットの汚れを落とす

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    タグに記載されている指示を確認する レザージャケットのほとんどには、お手入れ方法などが記されたタグがついているはずです。レザーには様々な種類があり、見ただけでは違いが分からない可能性もあるので、タグをまず確認しましょう。[9] このセクションで説明されている方法は一般的に安全だと理解されているものですが、「絶対に安全」な方法はありません。
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    柔らかめのブラシや布で表面のほこりをはらう クローゼットの中にしばらく放置されていたレザージャケットは、ほこりをはらう必要があるかもしれません。表面に傷をつけたりすることがないよう、乾いた綿の布、ヌバック生地、あるいはキャメル毛のヘアブラシを使いましょう。[10] [11]
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    仕上げ加工されているレザーは湿った布でふく まず、レザーに水を1滴落としてみましょう。水滴がはじかれて表面に残っていれば、湿らせた布で表面の汚れを拭き取ることができます。[12] 水が染み込んでいった場合は、水は使わないようにしましょう。
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    スエードは専用のブラシあるいは乾いたスポンジで汚れを落とす スエードであればスエード用ブラシを用意して表面に付着している軽い汚れ(あかなど)を取り除くことできますが、それ以外の皮に用いると傷をつける恐れがあります。また、より安価な選択肢として乾いたスポンジを用いることも可能です。ただし、スエードでないレザー、あるいは材質が分からないレザーにはこの方法は用いないようにしましょう。
    • まずは湿度の高い浴室にスエードジャケットをかけると良いかもしれません。ただし、アイロンや、やかんからの蒸気を直接あてることはできません。熱によって傷む恐れがあります。[13]
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    消しゴムで汚れを取り除く この方法はスエードに効果的です。そのほかのレザーの場合は、見えにくい場所でまず試してみましょう。あかなどの汚れが付着している箇所をアートイレーサーでこすり、スエードの表面から浮かせます。消しゴムのかすがジャケットに残ってしまった時は、吸引の優しい掃除機や圧縮空気で取り除きます。[14]
    • アートイレーサーは画材専門店などで販売されています。パテのような質感で、使うとぽろぽろと崩れます。見た目の似ている練り消しとは異なるので混同しないよう注意しましょう。
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    レザークリーナーは慎重に選ぶ 革の種類に適したクリーナーのみを使用しましょう。ジャケットのメーカーと同じメーカーが製造した製品であることが最も好ましいでしょう。クリーナーを用いる時は常に、まず見えにくい箇所で試しましょう。5分ほど放置し、変色や損傷が起きていないか確認をし、清潔な布で拭き取ります。特に問題が見受けられなかった場合は、製品の使用方法に従って、汚れが付着している箇所に用いましょう。
    • スエードやヌバックは、専用製品のみを用いることが大切です。アニリン仕上げ、セミアニリン仕上げ、着色加工と記載されている場合は、汎用的なレザークリーナーでも大丈夫かもしれませんが、まずは目につかない箇所で必ず試してみましょう。
    • インク染みに特化したレザークリーナーを使うこともできますが、一度乾いてしまったインクにはあまり効果が見られないでしょう。[15]
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    カビは消毒用アルコールあるいは低刺激のせっけんで落とす レザージャケットにカビが発生してしまうこともあります。白あるいは灰色をしていて、けばだっているような見た目であることが多いでしょう。カビが発生した時は、同量の水と消毒用アルコールを混ぜ合わた液体を用意しましょう。その中に浸した綿布でカビを優しく拭き取ります。効果が見られないときは、殺菌効果のある低刺激のせっけんを水に加えたものを用いましょう。[16] 最後に乾いた綿製の布でせっけんを拭き取ります。
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    レザー専門のクリーニングサービスに依頼する ここまでで紹介した方法を試しても染みや汚れが取り除けなかった時は、レザー専門のクリーニングサービスに依頼しましょう。ジャケットに用いられている種類のレザーも受け付けているか事前に確認しましょう。
    • レザーの衣類は絶対に通常の洗濯はしないようにしましょう。
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パート 3
パート 3 の 3:
レザージャケットを保管する

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    パッド入りのハンガーを用いる 幅が広くパッドが入っているハンガーが、最もしわになりにくく、伸びにくいでしょう。洗濯ばさみは狭い範囲にかなりの圧力をかけてしまうので用いないようにしましょう。
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    直射日光や熱を避ける 直射日光にさらされると色落ちや部分的な変色が生じる恐れがあります。[17] 熱も、レザーを乾燥させ、ひび割れる原因となるので、温風が出てくる通気口などの熱源の近くは避け、涼しい場所で保管しましょう。
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    レザーが「呼吸」できるようにする レザーは乾いた空気にさらされている方が長持ちします。穏やかな空気の流れがあると尚良いでしょう。つまり、プラスチック製の袋の中やプラスチック製シートの下に保管することはできません。一時的にこうした袋の中で保管している場合は、定期的に袋の口を開け、空気にあてましょう。[18]
    • クローゼットの中で保管することに問題はありませんが、温度や湿度が高い場合は適しません。
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    殺虫剤から遠ざける レザーは殺虫剤を吸収してしまうことがあります。吸収されると臭いだけでなく有毒物質もジャケットから取り除くことができなくなります。また、衣類用の防虫剤といった家庭用の殺虫剤のほとんどは小型の容器の中で用いると効果が出るものなので、レザーには適しません。
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    保管する前にドライクリーニングに出す 長期的に保管するのであれば、事前にドライクリーニングに出し、虫や臭いを取り除きましょう。[19] クリーニングに出すことで、ジャケットが虫に食われにくくなります。ただし、定期的に状態は確認するようにしましょう。
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ポイント

  • 使い古されたレザージャケットも大切にしましょう。適切なお手入れでジャケットの状態を維持することも大切ですが、レザーは天然素材なので、使っているうちに徐々に劣化していきます(味が出てくると言っても良いでしょう)。あえてそのような状態を好む人も少なくありません。バイク好きの人たちが着ているボンバージャケットなどは、特にこの傾向が強く見られます。
  • ジャケットの裏地の汚れが気になる場合は、掃除機を弱くかけてみましょう。
  • 最近のレザーコンディショナーを使用しているのであれば、レザーフードは必要ありません。[20]
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注意事項

  • 新しい製品でレザーの手入れをする際は必ず、まず見えにくい箇所で試してみましょう。製品を塗り、5分~10分放置してから拭き取り、状態を確認しましょう。
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必要なもの

製品のを選ぶ際は使用方法を参考にしましょう。

  • レザー保護剤
  • レザーコンディショナー
  • 皮革用クリーム
  • パッド入りのハンガー
  • 布またはブラシ

必要に応じて:

  • アートイレーサー
  • 消毒用アルコール
  • レザークリーナー
  • レザーに特化したクリーニング専門店

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カテゴリ: 衣服
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