レズビアンになる方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

自分のセクシュアリティ(性のあり方全般)を把握するのは複雑な作業です。難しい、考えれば考える程混乱する、あるいは心がワクワクする、更には、これらの感情全てが一気に起こる可能性もあります。他の女性に惹かれたからといって自分の核心部分が変わるわけではありませんが、自分のアイデンティティの大きな部分を占めることになるでしょう。誰でも自分のセクシャリティを追求したいと思うものです。ただ、同時に怖さもあるかもしれません。セクシュアリティの探求には、友だちや家族からのサポートや、真の自分探しを1人で進めることが必要かもしれません。探求し答えが出た後で、他の女性との繋がりを求めましょう。どんなことがあっても、誰にでも親切に接し共感の心を持ち好奇心旺盛でいれば、本来の自分を受け入れ愛せるようになるでしょう。

方法 1 の 3:
自分のセクシュアリティを認識し受け入れる

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    セクシュアリティは自分で定義する 性的アイデンティティの探求の際に1つ忘れてはいけないのは、セクシュアリティには幅があるということです。つまり、男性女性の両方に恋愛感情を抱くことがあれば、女性だけ、またはごく少数の人々に対してのみ恋愛感情が起こる可能性もあることを理解しましょう。またセクシュアリティは時間の経過と共に変化することもあります。そうなると訳が分からなくなり恐怖さえ感じるかもしれませんが、これらの反応は全て正常なものです。セクシュアリティはその時に自分の内面で起こる感情によって定義されるもので、既成概念に自らを当てはめる必要はありません。
    • 更に、レズビアン、異性愛者、バイセクシュアル、またはその他の性的アイデンティティを得るための「正しい」方法は1つもありません。アイデンティティは既成概念や社会からの期待によって定義されるものではなく、ありのままの自分を元に定義するものです。
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    忍耐力と好奇心をもって自分の感情を探る 自分のセクシュアリティについて深く考え掘り下げて行く過程で恐怖を覚えることがあるでしょう。特に今まで避けていた課題であれば尚更そう感じるでしょうが、怖がることは何1つないと自分に言い聞かせませしょう。自分の感情面を探求しようと決心したとしても、心の準備ができていないうちに感情のままに行動したり誰かに打ち明けたりする必要はありません。ただ、他の女の子や女性との恋愛関係について考えるとどんな気持ちになるのかを考え、自らに正直に起こる感情を認識し、批判したり疑問視したりせずにそのまま受け入れましょう。[1]
    • 自分のセクシャリティの探求についてもう一度頭の中できちんと整理しましょう。セクシュアリティの探求は良いことです。やがてはワクワクするような体験になるでしょう。

    ヒント:自分を批判しないように最善を尽くしましょう。セクシュアリティを把握するためには、自分の気持ちを客観的な見地から観察することが大切です。自分に優しく、起こるままに感情を受け入れましょう。

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    セクシュアリティに対する恐怖心や躊躇いを受け入れ立ち向かう 自分の感情に不快感を覚える、怖くなる、あるいは否定してしまうことがあれば、なぜそうなるのか考えましょう。様々な否定的な感情が湧いたら素直に認めて受け入れてみたり、逆に立ち向かってみましょう。自分について多くを学ぶことができるでしょう。ただし、大抵の場合はネガティブな感情と争わず自分探しの一部として受け入れるのが効果的です。ネガティブな感情に飲まれてはいけない、と自分に言い聞かせましょう。[2]
    • 恥ずかしさを感じたらその感情が起こる根本原因を考えましょう。これまで、家族やマスコミ全体が長く保持してきた「恋愛とはこういうものだ」という固定概念のせいでしょうか。
    • ネガティブな感情の背後にある理由を理解し少しずつ切り離して行きましょう。特定の考え方が普通または正しいとされる環境で育ち、実際にそう考えてきたとしても、自分のアイデンティティを既成概念に左右される必要はありません。
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    難しくてもありのままの自分に自信を持つ 私たちはセクシュアリティを自分の中核部分だと感じる傾向があるため、それを探求、検証し始めると本当の自分や居場所が分からなくなり、不安や恐怖を感じることがあります。ありのままの自分を認め受け入れるのは、今は難しいかもしれませんが、実際にはそれが自分にできる最高のことです。自分を愛し、ありのままの自分に自信を持てれば、臆することなく自身のセクシュアリティを受け入れられ、時が来ればカミングアウトさえできるようになるでしょう。
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    セクシュアリティはアイデンティティの一面に過ぎない セクシュアリティは重要ですが、それがあなたの全てではありません。レズビアンであっても別人になるわけではありません。セクシュアリティによって、できることや考え方が異なるという規則はありません。学校であれ、趣味であれ、仕事であれ、家族や友人と過ごす時間であれ、最高に幸せだと感じられることをし続けましょう。
    • 葛藤や混乱、または恐怖心を覚える場合は、自分をこの上なく満足させるものに頼りましょう。自分がどういう人間で、何を大切にして来たのかを思い出し、レズビアンであってもその事実は全く変わらないことを忘れてはいけません。
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    セラピストに相談し、専門的なアドバイスを受けてみる セラピスト、特にLGBT問題に特化した専門家は、自分のセクシュアリティと折り合いをつけるのが難しい人たちに色々なアドバイスを与えてくれます。セラピストには守秘義務が課せられています。つまり、セラピストはあなたからの相談や情報を第三者に話すことはありませんので、安心して自分の性の問題について相談できるでしょう。
    • セラピストは、虐待や自殺願望など、あなた自身や他人に害を及ぼす可能性のある事象を報告する義務があります。

方法 2 の 3:
支援を求める

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    インターネットまたは地元のコミュニティでLGBTのグループを見つける 友だちや家族から協力が得られるとは思えない場合、または彼らにまだカミングアウトする準備ができていない場合には、他で支援を求めましょう。地元にLGBTの支援グループがあるかどうかを確認したり、インターネットでフォーラムやコミュニティを探したりしましょう。 同じ経験をしている人を見つけることで孤独感が和らぎ、コミュニティの一員になれたと実感できるでしょう。[3]
    • LGBTの団体やセラピストと提携する正当なオンライングループや直接会って話せるグループを探しましょう。カミングアウトする準備ができていないなら、インターネットのディスカッションではフォーラムにログインして聴くだけでも良いでしょう。焦らずに人に話せるようになるのを待ちましょう。
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    信頼できる親しい友人や家族に相談する 友人や家族に真実を伝えるのは勇気のいることで、恐怖さえも覚えるかもしれません。ですから、心の準備ができるまでカミングアウトする必要はありません。しかし、信頼できる近しい人に打ち明けることができると、心強くなり孤独感も和らぐかもしれません。あなたが必要とするサポートを惜しまず、アドバイスもしてくれるでしょう。[4]
    • 全面的に受け入れてくれそうな友人や家族に意識を向けましょう。彼らにもLGBTの友人がいることや、彼ら自身の性的指向について話してくれるかもしれません。
    • 相手と2人きりの時に「まだこれは誰にも言っていないんだけれど、おそらく私レズビアンだと思うの」と打ち明けてみましょう。
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    コミュニティの一員だと実感できるようにレズビアンについての記事を読んだりテレビ番組を見たりする 友人や支援グループに対して本音を言えない場合があるかもしれませんが、心配は要りません。そんな時にはLGBTに好意的なメディア、例えばテレビ番組、映画、本などからコミュニティや自分の居場所を見つけみてはどうでしょうか。情報伝達媒体を使っての支援及び居場所探しは低リスクで実行できます。また、探し当てた場所で同じ経験を持つ人たちと出会えば自信がつきます。[5]
    • レズビアン関連の映画やテレビ番組などを参考にしてはどうでしょうか。特にLGBTに優しい国と言われる北欧や米国のものが力になるかもしれません。例えば、レズビアンを描いた米国のテレビドラマに「Glee and Orange is the New Black(オレンジ・イズ・ニューブラック)」があります。映画では同じく米国の「Imagine Me and You(四角い恋愛関係)」や「Carol(キャロル)」などが有名です。洋書にも参考になるものがたくさんあります。ナンシー・ガーデン(Nancy Garden)の「Annie On My Mind」やモーリーン・ジョンソン(Maureen Johnson)の「The Bermudez Triangle」などを読んでみましょう。
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    準備ができたら自分で決めた通りにカミングアウトする カミングアウトは大きな一歩です。また、それが正しい選択かを決められるのは自分だけです。率直かつ誠実に生きることができると緊張や不安が解消されて大いに安心できますが、いじめ、嫌がらせ、差別などを受けるのではないかと不安が完全に拭えない場合には、カミングアウトする必要はありません。カミングアウトすべきか否かは時間をかけて考えましょう。本当にそうしたいのかをじっくりと考えて決断しましょう。[6]

    カミングアウトに当たってのヒント:

    自分の味方になってくれる人に最初に打ち明けましょう。カミングアウトする際の心の拠り所になります。

    打ち明けようと思っている相手の反応が予測できない場合は、レズビアンを描いた映画やテレビ番組や、同性愛者の結婚を許可した裁判の決定など同性愛者の一般的な問題を持ち出して、相手がそれらを真剣に捉えるか否定的な反応を示すかを確かめましょう。

    自分の気持ちを説明しましょう。「このことについてずいぶん長く考えているんだけれど、女の子に惹かれている自分に気づいたの」などと打ち明けましょう。

    最後に相手から質問をもらいましょう。

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    協力してくれそうにない、または信頼できそうにない人へのカミングアウトは避ける 周囲の人全員にカミングアウトする必要はありません。またそうしない方が良い場合もあります。直感を信じましょう。親友だから話さなければ、と自分にプレッシャーをかけてはいけません。自身の情緒的健康と安全性に関わる問題です。次のような人に打ち明けるのは避けましょう。[7]
    • 同性愛嫌悪ではないかと疑わしい人。彼らはLGBTの人々に対して、また同性愛問題のニュースを聞いて否定的なコメントをするか、同性愛者に対して誹謗中傷を浴びせる可能性があります。
    • レズビアンだと聞いて、あなたを傷つけると脅す人。
    • 財政的また物理的にあなたを支援している人。一緒に住んでいる両親が告白を聞いて否定的な反応をするのではないかと思うなら、独立して親元を離れるまで待ちましょう。
    • 相手の否定的な反応が自分に悪影響を及ぼす可能性がある場合。相手の否定的な言動にどう感じるかを考えましょう。対処できないほどショックを受けるのではないかと思うなら、今の時点でカミングアウトするのは避けましょう。

方法 3 の 3:
関係を色々な角度から楽しむ

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    関係を持つ前にゆっくりと時間をかけて心の準備をする 自分のセクシュアリティを受け入れたばかりでは、他の女性と交際する準備はまだ整っていないでしょう。それでも全く問題はありません。まず自分のセクシュアリティを自信を持って受け入れられるように努めるのが肝心です。関係を求めるのはその後で十分でしょう。自分自身がよく理解できるようになれば、関係を築く準備も整うでしょう。その段階で交際を開始すれば2人の関係が意味深いものになるはずです。

    ヒント:他の人の経験や恋愛関係を見聞きしてプレッシャーを感じてはいけません。付き合う準備ができているかどうかの判断を下せるのは自分だけです。

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    デートをする準備が整ったら知り合いにアプローチするかオンラインで相手を探す 出会い方が分からない場合にはデートアプリやウェブサイトを使うと良いでしょう。LGBT向けのまたはLGBTに人気のあるものを見つけましょう。抵抗がなければ知人に相手探しを手伝ってもらったり、誰かを紹介してもらってはどうでしょうか。[8]
    • 友人や家族に話すのは気まずいと思うかもしれませんが、彼らは誰よりもあなたをよく知っています! あなたに相応しい相手を選ぶことができるはずです。デートアプリやウェブサイトを使うよりも信頼できるでしょう。
    • 海外の出会い系アプリの「Lesly」「Plenty of Fish」「Fem」などを試してみましょう。[9]
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    デートに誘う前に相手をよく知る 好きな人ができてもすぐにデートに誘わず、入念に準備をしましょう。まず、相手が女性に関心があるかどうかを確認しなければなりません。またそれ以上に、純粋に相手と共有できるものがあるかどうかを見極めなければなりません。彼女が情熱を注いでいるもの、夢や希望、休暇の過ごし方などを尋ねましょう。[10]
    • 相手にときめきを感じるか、一緒にいて楽しいか自分の気持ちを確かめましょう。準備ができたら夕食や映画に誘ったり、面白いことを一緒にしないかと尋ねて相手の気持ちを確かめましょう。
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    相手がカミングアウトの範囲を制限しているならそれを受け入れる 新たに出会ってデートした女性は、あなたとは異なる経験の持ち主です。特に自分のセクシュアリティを受け入れ、どれくらいオープンになるかという点で、あなたとは違う考えを持っているかもしれません。彼女の現段階での心理状態を理解するには、人前で堂々と手を繋ぐかどうかなど、非言語シグナルを観察してみるとヒントが得られるかもしれません。あるいは直接尋ねるの1つの方法です。いずれにしても忍耐強く接して彼女の今の心の状態を受け入れましょう。
    • 「私は友達と家族にはもうカミングアウトしているの。あなたは?まだだとしても全く気にしてないわ!」などと言ってみてはどうでしょうか。
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    自然に親密度を高める 「彼女と早く親密になりたい」逆に「親密になるのが怖い」と思ったり、その両方の気持ちが交錯したりすることがあるかもしれません。肉体的な関係を築くには忍耐と冷静さが重要です。あなたも彼女もその準備がまだ整っていないかもしれません。あるいは2人とも自分の気持ちが完全に理解できていないかもしれません。それぞれの心理状態やオープンになれる状況などについて2人で十分に話し合い、双方にとって自然な形で交際を進めて行きましょう。
    • 親密になる覚悟ができたら、どんなことで快感を得られるかを正直に伝え、彼女にも同様に話してもらいましょう。
    • 女性用コンドームやデンタルダム(オーラルセックス用の用具)を使うなど安全なセックスを心がけましょう。
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    レズビアンとの関係は他の人間関係と変わらないことを理解する 相手の本質は性的指向によって変わるものではありません。一対一で相手をよく知り、時には相手の気を引いたり楽しいひとときを過ごしたりするのが目的です。相手には礼儀正しく接し、自分の話よりも相手の話に耳を傾け楽しい時間を過ごせるように努力すれば、素晴らしいデートが楽しめるでしょう。
    • 自分をレズビアンとして認識し受け入れたからといって自分自身を変える必要はありません。女性と付き合ってもそうでなくても、あるがままの自分を大切にしましょう。

ポイント

  • 自分に優しく接しましょう。セクシュアリティに関係なく、愛し愛され幸福感を求めて然るべきです。

このwikiHow記事について

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wikiHowスタッフ編集者
この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。
カテゴリ: 性的少数者
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