レポートを書く方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム | 10 出典

この記事には:トピックを探すトピックについて調べるレポートを書く前にレポートを書くレポートの完成

みなさんの中で、レポートの課題を与えられたものの、何から手を付ければ良いのかわからない、という人はいるでしょうか?ご安心ください。wikiHowが喜んでお手伝いしましょう!締め切りが迫っているみなさんは、すぐに以下のステップに従って、基本的なレポートの書き方を身に付けましょう。

パート 1
トピックを探す

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    まずは与えられた課題を理解しましょう。みなさんの担任や教授あるいは上司がレポートの概要を配布した時は、必ずそれに目を通しましょう(そしてもう一度しっかりと読みましょう)。みなさんに与えられた課題は何でしょう?トピックについての情報を読者に伝えることでしょうか?一般的に、小学校、中学校、高校のクラスで提出するレポートの場合、個人的な意見を差し挟むことなくトピックについて報告することが求められます。しかし課題によっては、トピックに関する特定の考え方に対して同意を求め、読者を説得することを目的とする場合があります。あるいは、トピックの分析が目的の場合もあるでしょう。質問があれば、できる限り早い段階で担当の教員に尋ねましょう。[1]
    • 単に読者に情報を提供するのが目的の場合は、レポートの中での個人的な意見や説得的な表現は避けましょう。
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    興味のあるトピックを選びましょう。情熱を持てるトピックであれば、やりがいを持って課題に取り組むことができるでしょう。もちろん、時にはトピックを選ぶ自由がないこともあるでしょう。そのような場合は、与えられたトピックに関連する事柄の中から、みなさんが興味を持てるものを見つけましょう。常にみなさんの考えを担当の教員に伝え、そのような方法でレポートに取り組んでも大丈夫かどうかを確認しましょう。[2]
    • 例えば、1960年代のアメリカで起こった特定の出来事についてレポートを書く、という課題を与えられたとしましょう。みなさんの中には、歴史に興味はなくても、音楽には興味があるという人も少なくないはずです。その場合、1960年代のアメリカ音楽とその時代に起こったある出来事の結び付きに焦点を当ててレポートを書きましょう。ただし、トピックに合わせて、他の事柄についても詳しい記述が必要になります。
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    独創的なトピックを選びましょう。クラスの前でレポートを発表する場合は、できるだけ独創的で魅力的なトピックを選びましょう。みなさんの前に、すでに2人がディズニーランドについてのレポートを発表することになっているとしたら、もはやそのトピックではクラスの関心を惹くことはできないでしょう。重複を避けるためにも、他のクラスメートがどのようなトピックを選んだのか、担当の教員に尋ねましょう。
    • みなさんが書きたいと思うトピックがすでに選ばれていた場合は、同じトピックでも、別の角度からレポートを書いてみましょう。例えば、ディズニーランドについてのレポートを書きたくても、すでに他の人がそのトピックを選んでいた場合、みなさんはディズニーランドの特定のセクション、例えばアドベンチャーランドにテーマを絞ってレポートを書いてみてはいかがでしょう。アドベンチャーランドが建設されたきっかけや、そのセクションにある多くのアトラクション、そして近年のアドベンチャーランドの主な変遷など、きっと興味深いレポートが書けるでしょう。[3]
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    トピックを変えることもできます。トピックについて調べ始めたものの、それについてまったく情報が見つからない、あるいはトピックのテーマが広すぎる、といったことはよくあります。締め切りの前日でもない限り、トピックはいつでも変えることができます。
    • トピックが漠然としている場合は、そこから具体的なテーマを探し出し、そのテーマに焦点を当てましょう。例えば、「万国博覧会」についてのレポートを書こうとすると、みなさんはすぐに、そのトピックについて話すべき事柄が多すぎることに気付くでしょう。単に万国博覧会というだけでは、一度にすべてを語るにはあまりにも多くのテーマがあります。まずは、「1915年に開催されたサンフランシスコ万国博覧会」といった特定の万国博覧会にテーマを絞りましょう。

パート 2
トピックについて調べる

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    みなさんが選んだトピックについて調べましょう。レポートを書くにあたって、資料の数が決められている場合はそれに従いましょう(配布された概要には資料の数に関する記載があるはずです)。[4]
    • 特定の人物についてレポートを書く場合は、その人物の人生について詳しく調べましょう:その人物はどのような幼少期を過ごしたのか、その人物はどのような業績を残したのか、その人物の家族はどのような人々だったのか、など。
    • 特定の事件についてレポートを書く場合は、その事件に至るまでの経緯や事件の最中に起こった出来事、そして事件後の様子や事件の影響について調べましょう。
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    図書館に行きましょう。図書館は情報の収集に最適な場所です。図書館のデータベースを検索して、みなさんのテーマに関する本や資料を探しましょう。困った時は図書館員の助けを借りましょう。
    • みなさんのトピックを網羅する優れた著作を見つけた時は、著者が参照した資料もチェックしましょう(通常は本の末尾に参考文献として記載されているはずです)。参考文献の中からも、しばしばみなさんのレポートに役立つ資料を見つけることができます。
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    オンラインで資料を探す際は、その資料が信頼に足るものであることを確認しましょう。インターネットを使ってトピックに関する情報を収集する際は、その情報が精度の高いものかどうかをよく確かめましょう。その分野で名の知れた専門家が集めた情報、政府機関のサイト、そして学術論文などを参照しましょう。掲示板の書き込みや、裏付けのない情報源は避けましょう。[5]
    • 具体的な人物、企業、または場所についてレポートを書く場合は、それらのオフィシャルサイトを見つけましょう。例えば、ジェーン・グドールについてレポートを書く場合、彼女のオフィシャルサイトの一つであるThe Jane Goodall Institute Japan (http://www.jgi-japan.info/ ) が優れた情報源となるでしょう。
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    調べた情報はきちんと把握しておきましょう。情報源は一つずつ単語帳などに記しておきましょう。情報源に関するデータをすべて書き出しましょう(著者、発行年月日、発行元あるいはウェブサイト、発刊された場所、情報が記載されているページ、など)。そうすれば、後で参考文献のリストを作るのが容易になります。

パート 3
レポートを書く前に

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    まずは命題を設定しましょう。命題とはレポートの本旨のことです。あるいは、みなさんがレポートの中で論証したい事柄を要約したものと言い換えることもできます。序論で命題を述べた後、本論の各段落では、論点をまとめたトピックセンテンス(趣旨説明文)を述べ、命題を繰り返し論証していきます。そのため、命題はレポート全体を通して一貫したものでなければなりません。単にトピックについてありのままを報告するのが目的の場合は、個人的な意見に基づく情報は命題とはなりません。トピックについて誰かを説得したり、トピックについて詳しく分析するのが目的の場合は、特定の問題に対するみなさんの立場や主張がレポートの中で論証すべき命題となります。[6]
    • 直接的レポートの命題の例(命題1): 「サンフランシスコ万国博覧会の3つのメインホールは、近代技術の粋を集めた作品であふれ、進歩主義時代の革新的精神を余すところなく表現していた」
    • 説得的または分析的レポートの命題の例(命題2): 「サンフランシスコ万国博覧会は、進歩主義の精神を記念して開催されたものの、実際は根強い人種主義と白人至上主義に彩られ、大多数の訪問者がそのことについて無頓着か、または進んで祝おうとした」
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    アウトラインを作りましょう。アウトラインは、みなさんの文章を視覚化し、アイデアを整理するのに役立ちます。一般的にアウトラインは目次の体裁を取りますが、アイデアをクモの巣状に配置したり、概念マップを作ることもできます。まずは命題を書き出し、つぎに、レポート全体を通して命題と関連する3つの論点を選びます。それぞれの論点を詳しく書き出しましょう。
    • 各論点(各段落)は命題を支えるものでなければなりません。論点はみなさんの議論を支える根拠といえます。
    • 命題1に対する論点の例: 宇宙の館の展示作品、四季の館の展示作品、豊穣の館の展示作品
    • 命題2に対する論点の例: 「慶びの間」での人種主義、エンドオブトレイルの彫像、開催期間中に行われた「優生学」の講演
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    レポートの形式を決めましょう。文章の構成はトピックによって決まります。人物についてのレポートであれば、その人物の人生や業績を時系列的に述べるのが良いでしょう。
    • 命題1の場合、レポートの目的は主要な館に展示された代表的な作品を紹介することですから、文章の各段落は、「宇宙の館」、「四季の館」、「豊穣の館」といった、万博の案内という形式になるでしょう。

パート 4
レポートを書く

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    序論を書きましょう。序論(イントロ)では、トピックと命題を紹介します。ありきたりな表現を避け、魅力的な序論を書きましょう。読者の関心を掴み、先を読んでみたいと思わせることが大切です。命題を述べるとともに、トピックについての予備知識を提供することで、読者にレポートの目的やこの先の内容を明確に理解してもらいましょう。下書きした文章を見直す際は、各センテンスの先頭の単語に注意して、同じ語句を繰り返していないかをチェックしましょう。
    • 序論の例(命題1): 「1915年のサンフランシスコ万国博覧会は、パナマ運河の開通と新世紀の技術革新を記念して開催された。3つのメインホールは、近代技術の粋を集めた展示物であふれ、まさに進歩主義時代の革新的精神を余すところなく表現するものであった」[7]
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    本論を書きましょう。本論では、命題を支える根拠を述べます。本論の各段落では、最初にトピックセンテンス(趣旨説明文)を提示し、その後、それに対して根拠を述べます。トピックセンテンスは段落の要点を紹介するとともに、命題を論証します。[8]
    • トピックセンテンスの例(命題1): 「人類の最も偉大な業績を象徴するとともに、東西の融和をテーマに掲げた「宇宙の館」は、サンフランシスコ万博の代表的な展示会場であった」
    • 人物についてのレポートの場合、トピックセンテンスは、「ジョン・ドウの過酷な幼少期は、彼のその後の人となりを作り上げた」、といったものになるでしょう。それとともに、その人物についてのさらに詳細な記述が必要になることは言うまでもありません。
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    トピックセンテンスの根拠を述べましょう。段落の初めにトピックセンテンスを書いた後は、リサーチした資料を基に、トピックセンテンスの根拠を述べましょう。トピックセンテンスの中で挙げた事柄に関する資料、その人物や出来事に関する専門家の意見、あるいはトピックについての詳しい情報などが根拠となります。
    • 上記の「宇宙の館」についてのトピックセンテンスの場合、その段落の中で、宇宙の館に展示されていた作品を紹介するとともに、館がどのように東西の融合を表していたのかを説明する必要があります。
    • 人物についてのレポートの場合は、ジョン・ドウが過酷な幼少期を送っていたことを証明する根拠を述べるとともに、幼少期の体験が、著名人となった彼の人物像をいかに形成したのかを説明しましょう。
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    結論を書きましょう。結論では、もう一度命題を要約するとともに、トピックについてみなさんの最終的な意見を述べます。読者に特に理解してもらいたいポイントを今一度強調しましょう。[9]
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    出典を明記しましょう。MLA、APAあるいはシカゴスタイルなど、担任や教授が指定した書式に従って出典を明記しましょう。引用文にはすべて数字を記して脚注を設けるとともに、レポートの最後に参考文献の一覧を作成しましょう。
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    書式を整えましょう。担当の教員が指定した文字の書式を使いましょう。フォントの指定がない場合は、一般的で読みやすい字体を使いましょう。フォントサイズ12のMS明朝およびTimes New Romanが一般的です。英文の場合は、行間をダブルスペースにして、上下両端に3cmのマージンを設けましょう。

パート 5
レポートの完成

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    書き上げたレポートを客観的に読み直しましょう。伝えたいポイントは明確でしょうか?全ての根拠が命題をサポートしているでしょうか?他の人がそのレポートを読んだ後、トピックをしっかりと理解できるでしょうか?
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    実際に他の人に読んでもらいましょう。他の人に読んでもらうことで、ポイントが明確かどうか、そして文章が簡潔かどうかを確かめることができます。みなさんが伝えたいポイントを理解できるかどうか、削除すべき箇所や付け加えるべきことがあるかどうか、変更すべき点は何か、パートナーに尋ねましょう。
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    校正しましょう。誤字脱字、文法や用語の間違い、句読点の打ち間違いなど、すべてチェックしましょう。ぎこちないセンテンスがあれば書き直しましょう。[10]
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    声に出して読んでみましょう。書き上げた文章を声に出して読むことで、判読しにくい箇所を見つけやすくなります(例えば、句読点や接続詞がなく、2つの文が一続きになった箇所)。
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    数日間置いておきましょう。提出日まで日にちがある場合は、校正の前に一旦レポートを脇に置いて頭を整理すると良いでしょう。気分転換をすることで、再び見直した時に、間違いや不明な箇所を見つけるのがかえって容易になります。

ポイント

  • レポートを書く際は、読者がそのトピックについて、ほとんどあるいはまったく知識がないことを前提にしましょう。トピックについての詳細や定義を忘れずに付け加えましょう。
  • 伝えるべき命題や論点に終始しましょう。レポートの最初からそれらの要点を明確にしましょう。
  • 他人の著作をコピーしてはいけません。それは単に手抜きというだけでなく、盗作に当たります。つまり犯罪行為です。
  • 必ず複数の資料を参照しましょう。
  • 締め切りのギリギリまで調査を引き延ばしてはいけません。レポートの作成には思いのほか時間がかかります。特に、色の調整、画像の挿入、ボーダーやヘッダーの調整といった書式を整える作業は、参考資料を揃えて初めて行うことができます。
  • 多少なりとも知識のあるトピックを選びましょう。

記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

カテゴリ: 執筆

他言語版:

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