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wikiHowコミュニティーの信頼できる共著者の一人、Lois Wadeがこの記事を共著しています。ロイス・ウェイドは料理全般、ベーキング、家族で行う実験アクティビティに関し幅広い経験を持つ家庭料理研究家です。缶詰め作りや食品保存に精通しており、2007年よりこれら分野のWikihow記事を執筆しています。
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ロイヤルアイシングとは砂糖と卵白などを混ぜ合わせて作るクリームで、ジンジャーブレッドハウスといったお菓子のデコレーションに用いられます。乾くと固くなり、クッキーのようなもろい表面もしっかりとつなぎ合わせることができます。
材料
- 粉糖375グラム(さらに少々余分に用意しておきましょう)
- 卵白2個分
- レモン果汁小さじ1
- 粉糖500グラム
- メレンゲパウダー大さじ3
- 抽出液、エクストラクト小さじ半分(バニラ、レモン、アーモンドなど)
- ぬるま湯120~180ミリリットル
- 粉糖125グラム
- 水または植物性ミルク小さじ2
- コーンシロップ・ライト小さじ2
- バニラエクストラクト小さじ4分の1
- 食用着色料(お好みで)
ステップ
方法 1
方法 1 の 3:
卵白を用いた作り方
-
1材料を用意する この作り方で480ミリリットル分ほどのアイシングが出来上がります。:
- 粉糖375グラム(さらに少々余分に用意しておきましょう)
- 卵白2個分
- レモン果汁小さじ1
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2ボウルを用意し粉糖をふるいにかける この手順は必須ではありませんが、アイシングがだまになりにくくなります。
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3卵白と卵黄を分ける 卵を割り、中身がこぼれないように割れ目を上に向けましょう。優しく殻を割り、その一方を使って卵黄を取り分けます。何度か卵黄を殻に交互に移動させながら、こぼれる卵白を集めます。
- 残った卵黄は自家製マヨネーズやオランデーソースに使うと無駄になりません。
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4レモン果汁と卵白を合わせ、泡だて器でさっと混ぜる 時間をかけて泡だてる必要はありません。20秒ほどかけて卵白とレモン果汁を混ぜ合わせれば十分でしょう。
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5スタンドミキサーを準備し、レモン果汁・卵白の混合液に粉糖を少しずつ加えていく ミキサーは中速に設定しておきます。まずは190~250グラムを加えてみましょう。そして残りも徐々に加えていきます。艶がでて不透明になるまで混ぜ続けます。5分ほど要するでしょう。
- スタンドミキサーがない場合は泡立て器で代用することもできます。困った時はこのような昔ながらの方法でも十分にかき混ぜることができます。ただし、かなり腕が疲れるでしょう。
- ジンジャーブレッドハウスといった「食べられる家」のようなお菓子を作る際は、ピーナツバターのように濃厚な質感を目安にすると、出来上がった家の安定感が増します、
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6パイピングに用いる時は、やわらかな角が立つまでかき混ぜる やわらかな角とは、角の形にはなるものの、ゆるい状態の角です。つまり、泡立て器でアイシングをすくい上げ、上から下に向かって垂らすと、角は自分で元の状態に戻っていきます。[1]
- 絞り袋が必要な時は、出来上がったアイシングをジップロック式の袋に詰め角を切ると、そのまま使えます。まずは小さく切り、細く絞り出すと扱いやすいでしょう。必要に応じて徐々に切り口を大きくしていくことができます。
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7より固めのアイシングが必要であれば、小さじ2ずつ粉糖を加え続ける よりしっかりと角を立てる必要がある場合は、引き続きかき混ぜながら、少しずつ粉糖の量を増やしていきましょう。粉糖の量が増すほど、しっかりとした質感になっていきます。
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8必要に応じて粉糖、水、あるいは卵白で調整する 目安にしている質感があっても、想定通りに仕上がらないことも(固すぎるなど)あります。そんな時も焦る必要はありません。下記を参考に調整しましょう。
- アイシングがゆるすぎる場合は、粉糖を増やしましょう。少しずつ増やすことがポイントです。
- アイシングが固すぎる場合は、卵白を加えましょう。粉糖と同様に少しずつ加えます。
- ゆるいアイシングに仕上げたい時は、水を加えます。1度に数滴ずつで十分でしょう。水を加えるたびに全体を泡だて器でかき混ぜ、角が崩れるのを待ちます。この手順を行うと、気泡が発生するので、30分ほど寝かせて気泡が消えてから使用するようにしましょう。
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9アイシングをすぐに使わない場合は密閉式容器で保管する ロイヤルアイシングは、適切な方法で保存しなければすぐに固くなってしまいます。保存方法を別途調べ、参考にすると良いかもしれません。広告
方法 2
方法 2 の 3:
メレンゲパウダーを用いた作り方
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1材料を用意する この作り方で700ミリリットル分程のアイシングができあがります。
- 粉糖500グラム
- メレンゲパウダー大さじ3
- 抽出液、エクストラクト小さじ半分(バニラ、レモン、アーモンド)
- ぬるま湯120~180ミリリットル
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2メレンゲパウダーの使用方法を確認する メレンゲパウダーの多くは、その製品を用いたロイヤルメレンゲの作り方を記載しています。メーカーが推奨する作り方に従って、レシピも調整しましょう。
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3スタンドミキサーまたは電動ミキサーを低速に設定し、メレンゲパウダーと粉糖をまんべんなくかき混ぜる
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4ぬるま湯を加え中~高速に変え、艶がでて角が立つまでかき混ぜる 5~7分程要するでしょう。[2]
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5必要に応じて粉糖や水を加え質感を調整する ロイヤルアイシングを接着剤代わりにしてジンジャーブレッドハウスなどを作るのであれば、かなりしっかりと角を立てる必要があります。この場合は、粉糖を足しましょう。クッキーのフラッドアイシングといった用途であれば、ゆるい質感が適しているので、水を足します。
- フラッドアイシングは、泡立て器ですくい上げ流れる程度が最適でしょう。
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6すぐに使わない場合は密閉式容器で保存する 適切に保存しなければ、ロイヤルアイシングはすぐに固くなってしまいます。
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7完成広告
方法 3
方法 3 の 3:
卵白を用いない作り方
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1材料を用意する 下記を用意しましょう。
- 粉糖125グラム
- 水または植物性ミルク小さじ2
- コーンシロップ・ライト小さじ2
- バニラエクストラクト小さじ4分の1
- 食用着色料(お好みで)
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2中くらいの大きさのボウルに粉糖を入れる 植物性ミルク(あるいは水)も加えます。
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3滑らかなペースト状になるまでかき混ぜる
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4コーンシロップとバニラエクストラクトを加える アイシングに艶が出てくれば完成です。
- 固すぎる場合はシロップを足しましょう。
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5食用着色料を加える場合は、等分してボウルから取り出す 分けたアイシングを別々のボウルにいれ、製品の使用方法に従って食用着色料を加えましょう。
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6すぐに使う すぐに使わない場合は、湿らせた清潔な布で覆って保存し、水分を守りましょう。広告
ポイント
- この記事のレシピに用いられている分量はおおよそのものなので、必要に応じて調整しましょう。ゆる過ぎるのであれば粉糖を、滑らかさが足りないのであれば卵を加えましょう。
- ジンジャーブレッドハウスが崩れてしまい困っている時は、完成した直後のアイシングではなく2~3分休ませたものを使ってみましょう。
- グラニュー糖をフライパンで熱して、ゆっくりと溶かします。ジンジャーブレッドハウスを構成するクッキーを用意し、端を素早く浸します。すぐに組み立てましょう。クッキーは、一辺(あるいは一か所)のみに「接着剤」をつければよいので、火を止めた後は砂糖が固まってしまう前に急いで作業を行いましょう。
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注意事項
- 絞り袋が破裂すると周辺が汚れます。手にも付着するでしょう。
- アイシングは手動でかき混ぜることも、電動の器具を使ってかき混ぜることもできますが、いずれにせよ、かなりしっかりとした質感に仕上げる必要があるので負担がかかります。
- ニワトリや養鶏場などがサルモネラ菌に汚染されている場合、生卵も同様に汚染されている可能性があります。
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出典
このwikiHow記事について
記事のサマリーX
ロイヤルアイシングを作るには、まず卵1個を割り、卵黄と卵白に分けます。大きいボウルに卵白を入れ、粉砂糖500gを加えます。アイシングに色をつけるには、食品着色料を数滴加えましょう。電動ミキサーを低速に設定し、砂糖と卵白が完全に混ざり合うまで泡立てます。1、2分間しかかからないはずです。柔らかいアイシングにしたい場合は、水またはレモン汁を1、2滴ずつ足して、好みの質感になるまで泡立てましょう。 卵白を使わないロイヤルアイシングを作る方法などについては、記事を読み進めましょう!
他言語版
Español:hacer glasé real
Русский:сделать королевскую глазурь
Français:faire un glaçage royal
中文:做蛋白糖霜
Bahasa Indonesia:Membuat Lapisan Gula Royal
Nederlands:Eiwitglazuur maken
Čeština:Jak vyrobit královskou glazuru
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