PDF形式でダウンロード PDF形式でダウンロード

ローズマリーは乾燥や寒さに非常に強いため、育てやすく家庭での手入れがしやすいハーブです。 ローズマリーは葉に香りがあり、さまざまな料理によい風味をつけることができます。また、ヘアートリートメントにも使われ、髪や頭皮にさまざまな良い効果があります。ローズマリーの収穫はとても簡単です。生で使ったり、保存したりしてさまざまな料理に使いましょう!

パート 1
パート 1 の 2:

ローズマリーを切り取る

  1. 1
    春か夏になってからローズマリーを収穫する ローズマリーは春と夏に成長が活発になります。この時期のローズマリーは枝先を切り取ってもすぐにまた伸びてくるため、収穫に最も適しています。毎日または週ごとに枝を切って整え、成長を促します。[1]
    • ローズマリーを乾燥させる場合は、花が咲くまで収穫を待ちます。花が咲く頃になると、葉に油分と香りが十分に蓄えられます。
  2. 2
    収穫するローズマリーの枝を選ぶ 枝の長さが20 cm以上のものを探します。新しく生えてきた枝を切ってはいけません。[2]
    • 常に成長した枝を収穫できるよう、一度に収穫してしまわずに数株分の枝は残します。必要な株数は株の大きさによって異なりますが、2~3株を目安にするとよいでしょう。
    • 傷んだ部分や枯れた部分は取り除き、きれいな部分を収穫しましょう。
  3. 3
    枝先から5 cmくらいのところを枝切りバサミや万能バサミで切り取る 枝は間隔を空けて切り、新しく生えてきた枝をいくらか残すようにします。切り取った枝はカゴやボウルに入れます。
    • 生のローズマリーを少しだけ使いたい場合は、必要な時に枝先を2~3本切り取ります。[3]
    • 一度に必要以上のローズマリーを切ってはいけません。
  4. 4
    枝先から1/4以上を一度に切り取らない 切り取った後に、新芽が生えて成長できるよう枝の3/4以上を残します。収穫後、しばらくしてローズマリーの枝が増えてから収穫します。[4]
    • ローズマリーを収穫するつもりがない場合も、年に何度か枝を切り取って健康な成長を促す必要があります。[5]
    • 冬が近い時期にローズマリーを収穫してはいけません。新芽の出が悪くなります。初霜が下りる2週間前までにその年の最後の収穫を終えておきましょう。冬が始まる前に次の芽が伸び始めます。このように枝ぶりが大きくしっかりしていれば冬を越すことができます。
    広告
パート 2
パート 2 の 2:

ローズマリーを保存する

  1. 1
    ローズマリーを束にして10日間乾燥させる 長さを均等に揃えたローズマリーを束ねて、風通しが良く、日光が当たらない乾燥した場所で吊して乾燥させます。10日ほど乾燥させ、ローズマリーが完全に乾燥したら取り外し、枝から葉をむしりとって保存します。
    • 乾燥させたローズマリーの葉は、密閉容器か瓶に入れて食器棚や食品庫に保管します。
    • より糸や輪ゴムを使ってローズマリーを束ねます。
    • 乾燥ローズマリーは何年でも保存できますが、香りを楽しむには1年以内に使いましょう。
  2. 2
    生のローズマリーは密閉容器や密閉袋に入れて冷蔵庫か冷凍庫で保存する  収穫したローズマリーをきれいな布巾かペーパータオルの上に置いて空気乾燥させます。枝から葉をむしりとって、ジップロックやタッパーに入れて冷蔵庫か冷凍庫で保存します。[6]
    • 冷蔵庫か冷凍庫で保存した生のローズマリーは、乾燥ローズマリーよりも香りが残っていますが、収穫したばかりのローズマリーにはかないません。
    • 冷凍庫で保存したローズマリーは冷蔵庫で保存したものよりも長く持ちますが、 冷蔵庫で保存したローズマリーのほうが香り強くなります。冷蔵庫で保存したローズマリーは、香りを楽しむために1~2週間以内に使いましょう。
  3. 3
    ローズマリーを製氷皿に入れて冷凍する 枝からむしりとったローズマリーの葉を水またはオリーブオイルを入れた製氷皿に入れて冷凍します。 ソースやスープを作る時にこのローズマリー入りの氷を入れれば、新鮮な香りを簡単に楽しむことができます。[7]
    • ローズマリーを製氷皿に入れる量は自分の好みに合わせて決めます。作りたい料理に使われる一般的な量を参考にして、ローズマリーの量を決めてもよいでしょう。
    • 製氷皿のローズマリーが凍ったら、製氷皿から氷を取り出し、密閉容器またはジップロックの袋に氷を移して冷凍庫で保存します。
    • 水で凍らせるかオリーブオイルで凍らせるかはレシピによって使い分けます。どちらを使うか特に決まっていない場合は、両方を用意しておくとよいでしょう。
    • このようにして冷凍庫に入れておけば、ローズマリーを長く保存することができます。香りがかなり弱くなってしまった場合は、新しく作り変えます。
  4. 4
    ビネガーやオリーブオイルの中に生のローズマリーを入れる 洗って空気乾燥させたローズマリーをビネガー(ホワイトビネガーやバルサミコ酢など)またはオリーブオイルが入ったビンに入れると、ビネガーやオリーブオイルにローズマリーの香りがつきます。ローズマリーオイルやローズマリービネガーとして料理に使うか、両方を混ぜ合わせてディップソースを作り、パンにつけて食べます。
    • ローズマリーと一緒に生のニンニク、コショウの実、唐辛子などを加えるとさらに香りが豊かになります。
    • ローズマリーオイルやローズマリービネガーは、ローズマリー全体がオイルやビネガーに浸かっていれば悪くなりません。浸かっていたローズマリーが空気に触れるとカビが生えることがあります。
    広告

ポイント

  • 自家製の乾燥ローズマリーは1年以内に使い切ります。
広告

注意事項

  • インフューズドオイル(植物油にハーブをなど浸して香りを抽出したもの)を作る時は、食品の安全ガイドラインに沿って作りましょう。例えば、自家製のニンニク入りオイルをきちんと冷蔵保存しないと、ボツリヌス中毒の原因になることがあります。[8]
広告

必要なもの

  • 万能バサミまたは枝切りバサミ
  • より糸または輪ゴム
  • ボウルまたはカゴ
  • 密閉容器または密閉できる袋

関連記事

ミリリットル(mL)をグラム(g)に換算するミリリットル(mL)をグラム(g)に換算する
たくさん食べるたくさん食べる
クリームチーズを柔らかくする
シチューにとろみをつける
スパゲティーソースにとろみをつける
ローズマリーオイルを作るローズマリーオイルを作る
パパダムを作る
生アーモンドをローストする
クリームソースにとろみを付ける
ホエイプロテインを作るホエイプロテインを作る
缶詰のマッシュルームをおいしく食べる缶詰のマッシュルームをおいしく食べる
フライドポテトを温め直すフライドポテトを温め直す
生卵とゆで卵を見分ける
パパイヤの種を食べるパパイヤの種を食べる
広告

このwikiHow記事について

Steve Masley
共著者 ::
ホーム・ガーデン専門家
この記事の共著者 : Steve Masley. サンフランシスコ・ベイエリアに住むスティーブ・マスリーは、30年以上にわたり自身がデザインした菜園で野菜の有機栽培を行っています。有機栽培コンサルタントとして、有機野菜栽培のノウハウを顧客や学生に教えるウェブサイト「Grow-It-Organically」を設立。2007年と2008年にはスタンフォード大学にて、持続可能性を考えた農業について学ぶ実習プログラムの講師を務めました。 この記事は2,835回アクセスされました。
このページは 2,835 回アクセスされました。

この記事は役に立ちましたか?

広告