ワイパーがフロントガラスに擦れる耳障りな音(ビビリ音)は、雨の日の運転を憂鬱にします。ワイパーによる不快な音は、汚れたフロントガラスやワイパーブレードが原因となる場合があるため、それらを掃除する必要があるかもしれません。それでも改善されない場合は、ワイパーの硬いゴムや、緩んだ取り付け部分などの一般的な問題を解決します。しかし、ワイパーが歪んている、壊れている、またはゴムがもろくなっていたら、新しいものと交換する必要があるでしょう。

方法 1 の 3:
フロントガラスとワイパーブレードを掃除する

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    ワイパーブレードに溜まった汚れを掃除する ワイパーブレードを持ち上げてフロントガラスから離します。ペーパータオルに少量の熱い洗剤液または消毒用アルコールを含ませます。ペーパータオルに汚れが付かなくなるまで、ブレードを拭きましょう。
    • アームや取り付け部分(クリップ)もきれいにしましょう。ブレードの取り付け部分に土や汚れが付いてきつくなり、音の原因になることがあります。
    • ワイパーの汚れがひどい場合は、数枚のペーパータオルが必要かもしれません。ペーパータオルが破れやすい場合は、2枚重ねにするか布を使いましょう。
    • ワイパーブレードを持ち上げても立ったままの状態にならない場合は、片手でブレードを持ってフロントガラスから離し、1本ずつ拭きましょう。[1]
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    ガラスクリーナーでフロントガラスをていねいに拭く アンモニアを含まないガラスクリーナーを、フロントガラスにたっぷりと塗り付けます。そして、マイクロファイバーのような柔らかく毛羽立ちのない布を使い、フロントガラスを拭きます。ガラスがきれいになるまで、手を上下に動かして拭きましょう。
    • ガラスクリーナーの代わりに、ホワイトビネガーの原液を使うこともできます。ホワイトビネガーをスプレーボトルに入れ、ガラスクリーナーと同様にフロントガラスに吹きかけます。この際、車の塗装部分にビネガーがかからないように注意しましょう。[2]
    • アンモニアベースのクリーナーは、塗装面を傷めたり、プラスチック部分を劣化させたりします。アンモニアを含まないクリーナーは、ラベルに明記されているはずです。[3]
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    汚れがひどいフロントガラスは重曹で拭く 頑固な汚れには、水で湿らせたペーパータオルに重曹をたっぷりと振りかけ、手を上下に動かしてフロントガラスを拭きます。[4]
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    外出中には、アルコールタイプのウエットティッシュで音を止める 運転中に摩擦音が突然発生しても、あいにく上記のような家庭用品は手元にはありません。このような場合に備えて、アルコールタイプのウエットティッシュを車に常備しておくと便利です。音がしたら、両方のワイパーブレードのゴムをウエットティッシュで拭きましょう。[5]
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方法 2 の 3:
ビビリ音の一般的な原因を解消する

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    フロントガラスのウォッシャー液を補充する フロントガラスが十分に濡れていないと、ワイパーが跳ねたりきしんだりします。ウォッシャー液の残量を確認し、必要であれば補充しましょう。摩擦音がしたら、ウォッシャー液を噴射しましょう。[6]
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    必要に応じて、ワイパーブレードの位置を調整する ワイパーはワイパーアームに追従して動くように設計されています。ブレードが硬直していて、アームに合わせて左右に動かない場合は、手でアームをひねってブレードを緩めましょう。
    • ブレードがきつすぎるため、アームに追従して左右にスムーズに動けない場合、ブレードが振動して不快な音を出します。
    • ワイパーブレードがフロントガラスを拭く際、「掘る」ような動作をしたり、垂直になっていたりしてはいけません。[7]
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    ワイパーのゴムを柔らかくする ワイパーブレードの硬いゴムも、ワイパーが跳ねたり摩擦音を立てたりする原因のひとつです。ブレードが新しいために硬かったり、または風雨や日光にさらされて硬くなる場合もあります。取り付けて1年経ったブレードは、新らしいものと交換する必要があります。新しいブレードのゴムは、次の方法で柔らかくすることができます。
    • アーマーオール(保護・つや出し剤)を使う ペーパータオルにアーマーオールをたっぷりとつけます。ブレードのゴムに円を描くように浸み込ませて柔らかくします。[8]
    • 消毒用アルコールを使う ペーパータオルに消毒用アルコールを浸み込ませ、ブレードのゴムをやさしく拭きます。
    • WD-40(潤滑剤)を使う WD-40を塗りすぎるとゴムを乾燥させるため、量は控えめにしましょう。ペーパータオルに少量のWD-40をスプレーし、ブレードのゴムに軽く塗って拭き取ります。[9]
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    取り付け部分を調整する ワイパーブレードやワイパーアームの取り付け部分が、ゆるすぎたりきつすぎたりしていないかを確認する。フロントガラスとワイパーの摩擦抵抗が小さすぎても大きすぎても、ワイパーブレードがブレたり摩擦音を立てたりします。
    • 通常、アームの取り付け部分のナットは、レンチで時計回りに回して締め、反時計回りに回して緩めます。[10]
    • 調整を繰り返しながら、適度なきつさを見極める必要があるかもしれません。ブレードがしっかりと取り付けられていながら、左右に動いてフロントガラスを拭く適度な緩みがあるのが理想的です。
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    摩擦が生じる膜を剥がす レイン・Xやワックスなどの保護膜は、ブレードのブレや摩擦音の原因になることがあります。これらの膜をボディクリーナーで拭き取り、不快な音を解消しましょう。
    • 車の表面を守る保護膜のなかには、ワイパーブレードとフロントガラスの間に摩擦を引き起こすものもあり、ビビリ音のような不快な音が生じることがあります。[11]
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方法 3 の 3:
ワイパーパーツを交換する

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    ワイパーブレードのゴムを交換する ブレードのゴム以外のパーツやワイパーアームがまだ良い状態であれば、それらを交換する必要はありません。しかし、ブレードのゴム部分は他のパーツより早く(特に日当たりの良い場所で)劣化することがあります。その場合は、ブレードのゴムを交換しましょう。[12]
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    定期的にワイパーブレードを交換する 金属製のアームを立て、フロントガラスから離します。ブレードがアームに付いている部分にジョイントがあり、このジョイントにブレードを外すためのツメやレバーがあります。ツメやレバーを引いてブレードを外します。そして、新しいブレードをカチッと音がするまで挿し込みます。[13]
    • 車種によっては、ブレードが押しボタンやテンションフックでアームに取り付けられていることもあります。これらの留め具を解除し、ブレードをスライドさせて引き抜きましょう。
    • ブレードの交換時期は、6カ月おき、あるいは1年おきと人によって様々です。それでも、梅雨時の前に交換するのが賢明と言えます。
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    ワイパー全体を交換する ワイパーブレードから下がってアームのベース部分を見てみましょう。アームの取り付け部分にナットが飛び出ているのが見えるはずです。このナットをレンチで外し、アームを取り外します。そして、新しいアームを取り付けてナットで締め、交換作業は完了です。[14]
    • 長期間の使用で、ワイパーブレードを支えている部品が変形したり、柔軟性を失ったりして、不快な音を発する場合があります。
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ポイント

  • 車に合う新しいワイパーブレードが見つかったら、ブランド名と種類を記録しておきましょう。次回の交換時にすぐに見つけることができます。

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注意事項

  • ウォッシャー液に食器用洗剤を加えてはいけません。摩擦音をさらに増長させる場合があります。
  • 水はねで土などの汚れがたまると、摩擦音の原因になることがあります。雨が降っている時は、水をはねたり(またははねられたり)しないように注意しましょう。
  • フロントガラスにワックスをかけてはいけません。ガラスやブレードが滑りやすくなるため、悪天候のなかで視界不良を招きます。
  • ブレードを交換する際、何種類かのブレードを試す必要があるかもしれません。車種によってワイパーのサイズや種類が異なります。
  • フロントガラスに霜が付着していたら、ワイパーを使ってはいけません。ワイパーを必要以上に傷めたり、ゴムが裂けてしまうことがあります。
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必要なもの

  • マイクロファイバークロス(数枚)
  • 交換用ワイパー(2本)、ワイパーブレード(2本)、ワイパーゴム(2本)のいずれか
  • 消毒用アルコール
  • スプレーボトル
  • WD-40
  • レンチ(任意)

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このwikiHow記事について

Mike Parra
共著者
熟練整備士
この記事の共著者 Mike Parra. マイク・パーラはアリゾナ州在住の熟練整備士です。ASE公認自動車技術士の資格および自動車工学の準学士号を取得し、20年以上自動車整備の仕事に従事しています。 この記事は1,734回アクセスされました。
カテゴリ: 自動車修理
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