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大学入学、新卒入社、初めての転勤などをきっかけに、毎年多くの人が一人暮らしを始めます。これから初めて一人暮らしをしようとしている人にとって気になるのは、一人暮らしを始めるまでの間に何をすればいいか、どんな風に進んでいくかという流れと、落ち着くまでにどれくらいの時間がかかるのかということ。一人暮らしは早め早めの準備と行動が大事です。早いうちに住む物件を決めて、異動手続きを済ませて荷造りをし、引越し後も家具を迅速に揃えて、なるべく早めに異動手続きを済ませましょう。

パート 1
パート 1 の 5:
住む物件を決める

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    住む町を決める 物件の選び方は、まずは住む町を決めるところから始めます。住む町は、自分が毎日行く大学のキャンパスや会社などの場所からどれくらい近いかを基準に決めましょう。キャンパスや会社の最寄りの駅に住むというのが一番便利ですが、東京や大阪の中心部にキャンパスや会社がある場合は、1Kでも家賃が10数万に上ることがありますので、ある程度離れた場所を探す必要もあるかもしれません。住む町の候補を2〜3見つけましょう。物件探しが活発化するのは1月〜3月で、この時期は早いうちに良い物件が埋まってしまうので引越しから2ヶ月前には探し始めましょう。[1]
    • 1月〜3月に探す場合のみならず、物件探しは早めに動くほど良い物件を引き当てられます。
    • 通勤が30分以上になると人はストレスが高くなっていくと言われていますので、キャンパスや会社からに30分未満で辿り着けるエリアに決めると良いでしょう。[2]
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    賃貸情報サイトで家賃から物件を絞る 住む町の候補が決まったら、賃貸情報サイトを開いて住みたい物件を選びましょう。まず家賃の下限と上限を設定して、その範囲内で物件を探すのがスタンダードなやり方です。家賃は、手取り月収の約3割を基準にすると良いと言われています。自分の毎月の手取り収入の平均を出して、その約3割を目安に家賃の下限と上限を設定して物件を検索しましょう。[3]
    • 間取りは、一人暮らしなら、1R〜1LDKが適切な広さです。それ以上部屋が広いと掃除も大変ですし、持て余してしまうことにもなります。
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    問い合わせを入れて不動産屋へ行く 賃貸情報サイトで興味がある物件が見つかったら、そのページから「内見」の申し込みや「問い合わせ」を入れましょう。何か自分がその物件に対して連絡を入れると、その物件の情報を掲載した不動産屋からメールや電話が入ります。たいていは「一度会社に来て欲しい」と言われますので、訪問できる日時をやりとりして、決めた日時に連絡を入れてくれた不動産屋へ行きましょう。
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    他の物件も紹介してもらい部屋を決める 不動産屋に行くと、サイト上で申し込んだ物件の他にも、自分の希望に合った複数の物件を紹介してもらえます。中にはネット上には一切載せていない非公開物件もあります。紹介してもらった物件を、その部屋が現在空室であれば内見に行きましょう。内見に行った中に一番気に入った物件があったら、不動産屋に契約の意向を伝えましょう。[4]
    • 賃貸物件を契約するときは敷金・礼金・鍵交換代・仲介手数料などの初期費用がかかり、総額は大体家賃の3ヶ月分くらいになります。物件を決めるときはこの初期費用が総額いくらになるかを念頭に入れましょう。
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    賃貸契約を結ぶ 入居したい物件が決まったら、不動産屋のオフィスで賃貸契約を結びます。賃貸契約を結ぶには印鑑と、会社員なら収入を証明する源泉徴収票が必要ですので、必ず持参しましょう。家賃を銀行引き落としにする場合は通帳と銀行の認印も必要です。[5] オフィスで賃貸借に関する重要事項説明を不動産屋から読み上げられ、契約書にサインして印鑑を押したら、契約成立です。
    • 重要事項説明は「賃貸借契約書」をもとに進めていくことになります。[6]
    • 特に注意深く聞いておく必要があるのは、契約期間に間違いは無いのかということと、何か問題が起きたときにどこに相談をすればいいのか(大家なのか不動産屋なのか)の2点です。
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パート 2
パート 2 の 5:
各種異動・開通の手続きをする

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    電気・水道・ガスの開通申し込みをする 初めて一人暮らしをするときは、入居する部屋へのライフラインの開通手続きを行うことになります。何もしないまま引越しをすると部屋に着いても水も電気もガスも使えません。そのような事態にならないように、契約書に書いてある、入居する物件に供給をしている電気会社・水道会社・ガス会社に連絡を取り、入居日に開通するように手続きをしておきましょう。今は、ネットから開通手続きが可能です。
    • 電気と水道は開通手続きをネットから済ませておけば、引越して部屋に着いた時点で使えるようになっていますが、ガスについては入居人の立ち会いのもとでの開栓手続きが必要です。[7] 引越し当日に立ち会いを予約し、その日から使えるようにしましょう。
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    自治体に転出届を出す 住んでいる市区町村から離れ、新しい町に引っ越す際は、自治体に「転出届」を出す必要があります。引っ越しする日の2週間前から引っ越し後の2週間以内に提出することができますので、なるべく引っ越し前に提出をしましょう。提出をすると、「転出証明書」を交付されます。[8] この証明書は引っ越し後に使いますので、保管しておきましょう。
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    インターネットの利用申し込みをする インターネットの利用申し込みも必要です。物件によってはインターネット無料で、入居したらすぐ使える物件もありますが、多くの物件は回線の工事やプロバイダーへの契約が必要です。物件のオーナーに連絡を取り、マンションやアパートではどんな回線を使っているかを聞きましょう。入居先のマンションやアパートが導入している回線と契約を結ぶのが通常の方法です。契約を結んだら、入居後に業者がやってきて回線の工事をしてもらえます。開通までにはおよそ2週間程度かかります。[9]
    • 即日でネットを使えるようにしたいなら、余分に費用は掛かりますが、ポケットwi-fiをレンタルすると良いでしょう。速さも申し分なく、契約したら最短で翌日に手元に届きます。[10]
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パート 3
パート 3 の 5:
引越しをする

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    引越し業者に連絡を入れる 引越しが決まり、実家からある程度家具を持っていくなら、引越し業者に連絡を入れましょう。実家から住む部屋まで、引越し行者に家具などを運んでもらいます。複数の引越し業者に見積もりをとって、一番費用が安い業者に決めると良いでしょう。[11] また、早めに予約するとそれだけ値段が安くなることがあります。週末や引越しする人が多い3〜4月は割高なので、できれば繁忙期を避けましょう。
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    送られてきた段ボールに荷造りをする 引越し業者を決めて申し込みをすると、業者から指定した数だけ段ボールが送られてきます。実家から持っていく家具や物を決めて、時間を見つけて段ボールに詰めていきましょう。直前になって慌てふためき、詰め込み忘れが発生することがないように、段ボールが届いたら早め早めに荷造りを行うことが大切です。
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    部屋の鍵を取りに行く 賃貸契約開始日直前もしくは契約開始日になると、部屋の鍵をもらうことができます。この鍵が無いと、引越し業者が荷物を運んでくれても、業者はおろか自分も部屋に入れないという事態になります。大家か不動産屋で鍵をもらえますので、実際の引越し日を契約開始日の後にして、あらかじめ鍵を受け取っておくと良いでしょう。引越し日にしか鍵を取りに行けない場合は、業者に外で待ってもらえるかどうかを聞きましょう。
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    引越しトラックに荷物を運んでもらう 引越し日がやってきたら、指定時刻に家の前に引越しトラックがやって来ます。トラックが来たら段ボールと家具を作業員が詰め込んでくれます。引越しトラックが出発したら、自分も引越し先の部屋へと直ちに向かい、先回りしてタイムロスなく業者を迎え入れます。そして、引越し先の部屋へ荷物を入れてもらいましょう。
    • 特に作業を手伝う必要はありませんが、忘れ物が出ないように最初から最後まで立ち会い、何か質問があったら答えましょう。作業員のみなさんへの労いの言葉をかけるのもお忘れなく。
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パート 4
パート 4 の 5:
家具を買いに行く

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    ニトリや無印良品などで安く揃える 家具を何も持たずに身体1つで引越した場合は、部屋に着いてガスの開栓の立ち会いを済ませたら、家具を買いにいきましょう。初めて一人暮らしをする若い人は、ニトリや無印良品に買いに行くと良いでしょう。ベッド・棚・ラック・衣装ケース・テレビ台・テーブル・カーテンなど一通りの家具が1つの店舗に揃っていて、しかも大変リーズナブルな価格で購入することができます。初めての経験には失敗がつきものなので「高い家具を買ったけど結局使わなかった」ということが無いように、最初は安く揃えましょう。[12]
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    小物類は100円ショップで安く買う 食器・タオル・洗濯カゴ・ハンガーなど生活必需系の小物は100円ショップですべて手に入ります。初めての一人暮らしでは、小物類は何かと買う物がかさんで意外な出費の原因になりますので、なるべく安く揃えましょう。実家からある程度持ってくる、というのも小物類への出費を抑える方法の1つです。
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    電化製品はアウトレットや通販サイトで安く買う テレビ・ブルーレイプレイヤー・炊飯器・冷蔵庫・洗濯機などの家電製品は、アウトレット店に行くと定価よりかなり安く手に入ります。家電は新商品リリースのサイクルが早く、1年〜2年前の新商品がアウトレットで販売されていたりしますが、問題なく使えます。Amazonなどの通販サイトも、かなり安めの物からラインナップされているので、通販サイトで安いものから買い揃えるのも良いでしょう。
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パート 5
パート 5 の 5:
各種異動手続きをする

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    自治体に「転入届」を提出する 家具や家電など生活必需品を買い揃えたあと、引越し日から14日以内に、新しく住むことになった自治体に「転入届」を提出しましょう。引越し前の町でもらった「転出証明書」とマイナンバーカードを持参して役所に行きます。用件を受付に伝えると案内をしてくれますので、転入届提出手続きを済ませしょう。済ませると、正式にその市区町村の住民となります。
    • 転入届提出時にマイナンバーカードの住所異動手続きも一緒に済ませることができます。[13]
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    運転免許証の住所変更をする 運転免許証を持っている人は、転入届を提出してマイナンバーカードの住所変更を済ませたら、最寄りの警察署まで免許証の住所変更をしに行きましょう。変更には免許証と新しい住所が記載されたマイナンバーカード、もしくは住民票が必要です。[14] 日本では運転免許証は、身分証明書代わりとして色々な場面で使えるので、たとえ車を運転する機会がなくても、最新情報を記載した免許証を常に携帯しておくと何かあったときに便利です。
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    クレジットカードや銀行の住所異動手続きをする 最後にするべきことは、金融機関の住所異動手続きです。銀行口座やクレジットカードの住所は、手続きをしないと旧所在地のままとなり、機密事項が載った重要な書類が実家に届いてしまうことになります。早急に、利用している金融機関のサイト上から住所変更手続きをしましょう。この作業が終えるとようやく、本格的な一人暮らし生活を始められます。
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ポイント

  • 敷金は退去時に返ってくる可能性がありますが、礼金は返ってきません。初期費用を抑えるコツは、礼金ゼロの物件を狙うことです。[15]
  • 物件によっては、最初1〜2ヶ月分の家賃を無料にしてくれる「フリーレント」物件があります。初期費用を安く抑える方法の1つですので、フリーレント物件に絞って探すという手もあります。[16]
  • 家具を揃えるときは、通販で全て揃えるよりも実店舗に行って実物を見た方が使用感とサイズ感を掴めます。
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注意事項

  • 東京の都心部では1LDKでも家賃が20万近くに上ることがあります。広い部屋に住みたいのはわかりますが、初めて一人暮らしをする若い人が簡単に払える金額ではありませんんので、東京で一人暮らしをする人は部屋の狭さを受け入れる必要があります。
  • 一人暮らしの部屋は広さに限りがあります。サイズを無視して家具を買うと部屋の中に入らなかったり、大きすぎて圧迫感を与えることもあります。あらかじめメジャーで部屋のサイズを測り、家具屋にもメジャーを持って行ってサイズを計測しましょう。
  • 「敷金・礼金ゼロ」の物件は、例えば家賃が高めに設定されていたり、別の名目で支払いを請求されたり、物件に何かしら問題がある可能性もあります。安いからと言ってすぐに飛びつかず、契約内容をよく確認しましょう。[17]
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