両面テープは家庭に常備しておくと便利ですが、必要なくなった時に剥がしにくいという難点もあります。貼られている表面の素材によって適した剥がし方も変わってきます。また、コツを掴むまで何回か失敗することもあります。ここで紹介する手順を参考に、両面テープを上手に剥がせるようになりましょう。

方法 1 の 4:
壁や扉から両面テープを剥がす

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    頑固に貼りついているテープにはヘアドライヤーを用いる プラグをコンセントの穴に差し込み、ヘアドライヤーを用意しましょう。中温~高温の設定でオンにしましょう。5~6センチほどの間隔をあけて、テープに温風を送ります。この時、テープの端や角を狙うと良いでしょう。粘着成分が徐々に弱まっていきます。数分間続けたら、ドライヤーを一旦脇に置き、爪を使い角から剥がしてみましょう。たいていの場合はこの段階で剥がれますが、必要に応じて再度ドライヤーの熱をあてましょう。[1]
    • 爪が短い場合や、マニキュアを台無しにしたくないという人は、バターナイフやパレットナイフを使ってみましょう。
    • テープが薄く残っている場合は、洗剤を混ぜたぬるま湯に台所用スポンジを浸し、軽くこすってみましょう。ただし、油または油分を元にしたクレンザーは使わないようにしましょう。
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    水、酢、洗剤を混ぜ合わせたもので残留物を除去する 2カップの水に4分の1カップの酢と数滴の液体洗剤を加えて混ぜましょう。この中にスポンジを浸し、テープが残っている箇所をこすります。この時、小さく円を描くようにスポンジを動かしましょう。この混合液の成分は弱いので塗装などが禿げる可能性は低いものの、色が少し落ちるかもしれません。[2]
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    メラミンスポンジを試す スポンジを水で濡らし、テープが残っている箇所をこすってみましょう。メラミンスポンジは表面をある程度研磨する効果があるため、ガラスや磨き込まれた表面には不向きですが、壁や扉であれば安全に使用することができます。ただし、多少の色落ちが生じるかもしれません。
    • メラミンスポンジはスーパーマーケットやホームセンターなどの洗剤コーナーに並べられています。
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方法 2 の 4:
ガラスから両面テープを剥がす

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    材料を集める 窓ガラスなどに両面テープが貼りついている時は、熱をあてると割れる可能性があるので危険です。また、研磨性のある道具も表面に傷をつける恐れがあるので使うことができません。こうした場合は油を用いてテープを分解させる必要があります。下記の材料を揃えましょう。
    • バターナイフ(爪でも可)
    • 窓ふき用洗剤
    • スポンジ、ガラス用ワイパー(スクイジー)
    • 調理用の油または汚れ落とし用オイル(ミネラルオイルやGoo Gone等)
    • 消毒用アルコール
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    テープをできるかぎり剥がす 爪を使って角をつまみ少しずつ浮かしてみましょう。爪の代わりにバターナイフやパレットナイフを使っても良いでしょう。ただし、ガラスに傷をつけてしまわないよう気をつけましょう。
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    ガラス用洗剤を吹きかける ガラス用洗剤がない場合は、2カップの水と4分の1カップの酢、さらに数滴の液体洗剤を混ぜ合わせ、手作りしましょう。[3]
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    洗剤を吹きかけた箇所をスポンジを使って小刻みに円を描くようにこする こうすることで貼りついている残留物がある程度は取り除けるでしょう。スポンジに硬い面と柔らかい面がある場合、硬い面を使ってこすりましょう。
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    油と、ガラス使用可の研磨用スポンジを試す ガラス用洗剤や酢を加えた手作りの混合液では期待するような結果を得られなかった場合は、調理用油(オリーブオイル等)や汚れ落とし用オイル(Goo GoneやGoof Off等)を使ってふやかしてみましょう。テープが残っている箇所に油を吹きかけ、スポンジを使い、全て取り除けるまでこすってみましょう。
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    消毒用アルコールでガラスをきれいにする 柔らかい布を消毒用アルコールに浸し、テープと油の残留物を全てきれいに拭き取りましょう。
    • この段階でもテープが残ってしまっている場合、ガラス使用可のスポンジを油に浸し、手順を繰り返しましょう。最後に消毒用アルコールで拭き取ります。アルコールは油の残留物を取り除いた後に蒸発するので、あとが残りません。
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方法 3 の 4:
その他の表面に貼りついた両面テープを剥がす

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    紙に貼りついている場合はヘアドライヤーを使う ヘアドライヤーのプラグをコンセントの穴に差し込み、オンにしましょう。中温~高温に設定し、吹き出し口をテープに合わせて風をあてましょう。2~3分続けたところで、爪を使って剥がしてみましょう。この方法は紙の場合特に効果的です。[4]
    • 写真の場合は熱で損傷を受ける場合があるので気をつけましょう。
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    市販製品を試す 市販のステッカー剥がし(Goo GoneやGoof Off等)も両面テープによく効きます。ただし、表面がプラスチック製の場合、傷が残る恐れもあります。こうした市販の製品をプラスチックの表面に使う場合は、この点も念頭に置いて考えましょう。テープが残っている箇所にステッカー剥がしをたっぷりとつけて、2~3分間そのままにして浸透させましょう。テープを剥がしていきます。まだ頑固に貼りついている場合、スポンジを使って剥がれるまでこすってみましょう。ステッカー剥がしに含まれた成分によってテープの粘着成分が分解されていくでしょう。
    • この方法はガラスの表面において最も効果的です。逆に紙、段ボール、布の場合は染みが残る恐れがあるのでやめましょう。
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    食用油を試す 食用油もまた市販のステッカー剥がしと同様の働きをしますが、有害な物質を含まないという違いがあります。そのため、プラスチックといった繊細な表面にも用いることができます。テープが貼りついている箇所に少量の油をたらし、2~3分待ってから、食器用スポンジでこすりましょう。
    • この方法は紙、段ボール、布には適しません。油によって染みができてしまいます。
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    塗装されていない表面にはアセトンやマニキュアを用いる こうした成分にはテープの粘着剤を分解する効果があり、剥がしやすくなります。消毒用アルコールの様に蒸発するので、あとに何も残りません。ただ、塗料や加工なども剥がれてしまうので、プラスチックや塗装の施された表面には使わないようにしましょう。アセトンあるいは除光液をテープがくっついている箇所にたらし、2~3分間放置して浸透させてから剥がしていきましょう。染みが残らない方法なので、布に最も適しています。
    • この方法は紙や段ボールに用いることもできますが、水に濡れたときのように歪んだりシワが寄るかもしれません。
    • マニキュア除光液を使う場合は、ビタミンといった付加的な栄養成分が含まれていない標準的な製品を使うようにしましょう。また、色がついた除光液も色が移る可能性があるのでやめておきましょう。
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    プラスチック製の表面には消毒用アルコールを用いる アセトンと同じような働きをしますが、アセトンほど強力ではありません。つまり、塗装や加工まで剥がしてしまう可能性が低くなります。また、この方法で行う際は、全て剥がしきることができず、スポンジで残りを落とさなければならないこともあります。消毒用アルコールは布に対して最も効果的です。
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    マスキングテープを使う[5]  マスキングテープを切り取り、両面テープの上から重ねて貼り、しっかりと押し付けましょう。マスキングテープの四隅もしっかりと貼りつくよう徹底しましょう。次に、ゆっくりと自分の方に向けてマスキングテープを剥がしていきます。両面テープも一緒になって剥がれるでしょう。
    • マスキングテープ以外に、セロテープなどの粘着テープも使うことができます。
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方法 4 の 4:
残った粘着剤を取り除く

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    プラスチックやガラスの場合は油を使う 調理用油(オリーブオイル)やミネラルオイル、汚れ落とし用オイル(Goo GoneやGoof Off)を使うことができます。コットンにたっぷりオイルを染み込ませ、テープが残っている表面をこすれば、全て除去できるでしょう。さらに、もう1枚コットンを用意して消毒用アルコールをたっぷりと染み込ませ、今度は油分を拭き取りましょう。
    • テープが広範囲の場合、表面が平らであれば、オイルを直接上からたらし、2~3分待って染み込ませても良いでしょう。
    • 表面が無垢の木や加工が施されていない壁にオイルを使うことはできません。油分が浸透し染みになります。
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    ガラスにはアセトンを使う アセトンは塗装や加工が施された表面やプラスチックの上から使うことはできません。テープだけでなく塗装も剥がれてしまうほか、プラスチックが溶けてしまう恐れもあります。剥がし切れなかったテープが少し残っている程度であれば、コットンにアセトンをよく染み込ませ、全て取り除けるまでこすりましょう。それ以上の場合は、アセトンをスプレーボトルに入れ、表面に直接吹きかけましょう。2~3分待って染み込ませてから拭き取ります。
    • この方法は油を使った方法と組み合わせて行うことができます。
    • 一般的に布はアセトンを使用することができますが、念のため見えにくい場所でテストしてみましょう。布の染料が落ちてしまう可能性もゼロではありません。
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    消毒用アルコールを使う 消毒用アルコールは、壁、プラスチック、木製素材(加工あり・なし両方)、布、そしてガラスにおいて安全に使用することができます。通常、塗料や加工が落ちることはありませんが、時々色落ちすることはあります。ほとんどの表面に対しては90%の濃度の製品を、塗装が施されている表面に対しては濃度の低い70%の製品を使用しましょう。
    • 表面が滑らかであれば、コットンに消毒用アルコールをよく染み込ませ、テープが残っている箇所をこすり全て落としましょう。
    • 凹凸などのある表面の場合は、タオルや布にアルコールを染み込ませて使いましょう。コットンを使うと、けばが表面に絡まってしまう可能性があります。
    • 頑固に貼りついていて、なかなか剥がせない場合は、消毒用アルコールをスプレーボトルにつめ、直接吹きかけて濡らしましょう。そのまま2~3分ほど放置してから、布やタオルで拭きとります。
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    酢、水、食器用洗剤の混合液を試す 酢と水を1:8の割合で混ぜ合わせましょう。そこに数滴の食器用洗剤を加えます。ステッカーが残っている箇所をこの混合液で濡らし、2~3分待ちましょう。ペーパータオルまたは布のタオルで拭き取りましょう。ほとんどの材質の表面で安全に使用することができますが、場合によっては色落ちしたり染みが残ることもあります。
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    指や消しゴムでこする 軽くテープが残っている場合は簡単に剥がせるこもあります。例えば粘着剤が残って、くすんだ見た目になっているような場合、少量の消毒用アルコールを使って拭き取りましょう。
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ポイント

  • ヘアドライヤーの代わりに2時間ほど日光にあてても良いでしょう。
  • テープを剥がしたあとで塗装を少し直す必要があるかもしれないという点を忘れないようにしましょう。壁や扉に安全に使用できる手順でも、塗装が少し色落ちすることがあります。

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注意事項

  • Goo GoneやGoof Offといった市販の汚れ落とし用オイルは注意深く使用しましょう。プラスチックの表面が破損したり、ラテックス性塗料が用いられている場合などは塗装が溶けることもあります。[6]
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