乳児の便秘は、便が硬く乾燥して排便が困難になると起こります。これは赤ちゃんが固形食を取り始めたころ(生後5~6か月ごろ)に起こる典型的な症状です。頻繁に便が出なくても、便が柔らかく赤ちゃんが排便を痛がることがなければ心配する必要はありません。赤ちゃんの食事や生活習慣を整えて赤ちゃんの便秘を防ぎましょう。[1]

方法 1 の 3:
便秘の予防

  1. 1
    赤ちゃんに食物繊維のの多い食事を与えましょう。固形食の中には、バナナ、ニンジンやお米でできたシリアルなど便秘を引き起こしやすいものがあります。プルーン、洋ナシ、オートミールや大麦のシリアルなどの食材は乳児の便秘を防ぎます。[2]
  2. 2
    赤ちゃんに運動をさせましょう。運動量が少ないと便秘が起こります。赤ちゃんが運動不足だと思ったら、補助をして動かしてあげましょう。[3]
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    赤ちゃんの脚を動かしてあげましょう。まだハイハイをしていない赤ちゃんならば、赤ちゃんの足の下側をしっかりと持ち、自転車をこぐように脚を緩やかに動かします。乳児の脚を上下に動かすと腸の働きが活発になります。
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    転がったり動いたりするおもちゃで赤ちゃんと遊びましょう。動くおもちゃを使うことで、赤ちゃんの寝返りやハイハイを促して運動量を増やすことができます。お母さんと一緒に地べたで過ごすと、赤ちゃんはお母さんについて行こうとしてより活発に動き回ります。
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    食後に赤ちゃんのお腹をマッサージしましょう。やさしいお腹マッサージは便秘を和らげます。おへその指3本分下に手をそえてやさしく腹部を押しましょう。[4]
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方法 2 の 3:
乳児の便秘の判断

  1. 1
    赤ちゃんの様子とおむつから便秘の兆候を見つけましょう。便秘をしている赤ちゃんは排便中に痛みと不快感を覚えます。便は普段より硬く乾いて見え、通常、小さく乾燥した粒、もしくは大きく乾燥したボールの形をしています。ほとんどの場合、赤ちゃんの便秘は母乳や粉ミルクだけを飲んでいる間は起こらず、固形食を食べ始めると起こります。
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    排便回数の変化を記録しましょう。排便頻度で便秘であるかを判断することは困難ですが、急な排泄スケジュールの変化は、赤ちゃんの便秘や下痢の兆候の可能性があります。母乳で育てられた健康な赤ちゃんは排便と排便の間が1週間ほど空くこともありますが、粉ミルクを飲んでいる赤ちゃんが、2、3日便通がなく排便時に明らかな不快感を示すようであれば便秘をしている可能性があります。[5]
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    かかりつけの小児科医に相談しましょう。食事を調整しても運動量を増やしてもひどい便秘が継続する場合は、なにか便秘を起こす原因が隠れていないかを医師に診断してもらいましょう。硬い便の排泄を助けるためにグリセリン座薬を入れる際も医師に相談します。赤ちゃんの便秘はよくあることですが、まれに甲状腺機能低下症、食物アレルギーや他の疾患の症状として便秘を起こしている場合があります。ヒルシュスプルング病も便秘を引き起こしますが、これは珍しい先天性の病気で、かかっていれば通常生後数週間の間に医師の診断がおります。[6]
    • 便秘がひどく、食事や運動を調整しても改善しなければ、状況を見て医師が薬を使っての治療を薦めることがあります。
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方法 3 の 3:
便秘の乳児への対応

  1. 1
    赤ちゃんに適温の水分を十分に与えましょう。水分不足は便秘を引き起こしたり悪化させる原因になります。頻繁に哺乳瓶やおっぱいを与えて赤ちゃんの水分摂取量を保ちましょう。特に暖かい季節は気をつけましょう。[7]
  2. 2
    生後4か月以上の赤ちゃんには水や果汁を与えましょう。果汁は腸に水分を届け、便が柔らかくなるのを助けます。60~120mlの水、プルーン果汁、りんご果汁、もしくは梨の果汁から始めましょう。水や果汁を与える際は医師に相談をして、赤ちゃんが安全に摂取できる量を確認しましょう。[8]
  3. 3
    粉ミルクの種類を変えてみましょう。粉ミルクを変える場合は、かかりつけの小児科医に相談しましょう。赤ちゃんの病歴や症状により医師が特に推奨する粉ミルクがあるかもしれません。乳児は粉ミルクに含まれる特定の成分に拒否反応を示すことがあります。また、便を柔らかくするために粉ミルクにプルーン果汁を加えてよいかどうかも医師に尋ねてみましょう。[9]
  4. 4
    食物繊維の多い食べ物を増やしましょう。便秘になっている乳児に食べ物を与えるときは、便秘を引き起こしやすいバナナ、ニンジン、お米でできたシリアルなどは避けます。代わりに消化を促すプルーン、洋ナシ、オートミールや大麦でできたシリアルを与えましょう。
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注意事項

  • ハーブ含有の栄養補助食品を用いて乳児の便秘治療をする場合は慎重に行いましょう。どんな薬や治療を試す場合も必ず医師に相談しましょう。
  • 便に血が混ざったりおむつに血がついている、嘔吐する、機嫌が悪い、お腹の腫れや膨らみがある、食欲がないなどの症状を伴う便秘は医師に相談をしましょう。
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このwikiHow記事について

Laura Marusinec, MD
共著者 ::
学会認定小児科医
この記事の共著者 : Laura Marusinec, MD. マルシネック医師はウィスコンシン小児科病院の小児科医で、病院内の臨床実務評議会に参加しています。1995年にウィスコンシン医科大学医学部にて医学博士号を取得後、1998年に同大学病院小児科にて臨床研修を修了。全米医療ライター協会と小児緊急治療学会の会員です。 この記事は1,362回アクセスされました。
カテゴリ: 子供 | 家族
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