乳児の沐浴方法

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生れたばかりの赤ちゃんの始めての沐浴に、少々怖気づくパパやママもいるかもしれません。特に新生児の沐浴では、赤ちゃんが安全で心地よくいられることが重要ですが、同時に用心が必要です。必要な道具と少々の忍耐力があれば、沐浴は赤ちゃんと楽しく遊べるチャンスで、親子の絆を深めるのに最適な時間です。以下を読んで、沐浴の準備の仕方、赤ちゃんを安全に洗う方法、入浴後も快適に過ごせる方法を学びましょう。

パート 1
沐浴の準備

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    事前に必要なものをすべて揃えておく 沐浴を始めてしまえば、赤ちゃんから目を離してものを取りに行くなど、一瞬たりともできません。そのため、沐浴を始める前に、必要なものをすべて用意しておくことが大切です。
    • 沐浴に必要なもの(ベビーバス、お湯を注ぐためのカップ、ベビー用石鹸、ガーゼのタオル2枚、赤ちゃんの目・耳掃除用の綿球)を用意します。
    • 必要であれば、赤ちゃんが遊べるお風呂用のおもちゃも用意しましょう。
    • お風呂上りに必要なもの(タオル、ブラシか櫛、ローションかベビーオイル、おむつ、お尻用の軟膏、着替えの服)もきちんと並べておきます。
    • まだへその緒が取れていない場合は、消毒用のアルコールも用意しておきます。
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    適切な服に着替える 濡れたり、石鹸がついたりしても構わない服を着ましょう。長袖はまくり上げ、腕時計、指輪、ブレスレットなどのアクセサリーは外します。赤ちゃんの肌を傷つけないように、ジッパーやとがった部分のある服は避けましょう。沐浴時にタオル地のバスローブを着用する人もいます。
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    ベビーバスを用意する 大抵の市販のベビーバスは、赤ちゃんの首と頭を支えるような形状になっています。また、赤ちゃんが完全にお湯に沈まないように、マットやスリングで支えるタイプのものもあります。使用上の注意に従って、清潔なシンク、ふろおけ、床などにベビーバスを設置しましょう。
    • ベビーバスがない場合は、きれいに掃除した洗面所のシンクを使っても構いません。ただし、蛇口が赤ちゃんの頭に当たらないように注意しましょう。赤ちゃんを守る蛇口カバーが市販されています。
    • 大人の入る湯船に新生児を入れてはいけません。湯船は深すぎる上、沐浴中に赤ちゃんを絶対に落とさない保証はありません。
    • ベビーバスの底に滑り止めの溝がない場合は、バスマットやタオルを敷いて滑り止めにします。
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    ベビーバスにお湯を少量入れる お湯を出し、温度を測ります。ひじや手首で温度を確かめたり、お風呂用の温度計を使ったりして、赤ちゃんにとって最適な温度にします。自分が入浴やシャワーの際に快適だと思う温度ではなく、触って心地よい程度の温かさにしましょう。
    • アメリカでは、まだへその緒が取れていない赤ちゃんは、沐浴させずにスポンジを洗面器に入れたお湯に浸し、体を拭くように指導されます。
    • 赤ちゃんをお湯につける前に、必ず温度を確かめましょう。
    • 温度がよくわからない場合は、大事をとってぬるめにします。赤ちゃんの肌は大人の手よりずっと敏感で、熱さを正確に感じ取ります。
    • ベビーバスにお湯を入れすぎてはいけません。赤ちゃんをお湯に完全に沈めることは避けましょう。赤ちゃんが少し大きくなればお湯を少し増やしても構いませんが、赤ちゃんが沈んでしまうほどの深さのお湯を張ってはいけません。

パート 2
沐浴をする

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    赤ちゃんの足からお湯につける 片手で赤ちゃんの背中、首、頭を支え、ゆっくりとお湯につけます。沐浴中はずっと片手で赤ちゃんの身体を支え、もう一方の手で赤ちゃんの身体を洗います。
    • 赤ちゃんは滑りやすい上にもぞもぞ動くので、身体がお湯で濡れてからは細心の注意を払いましょう。
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    赤ちゃんを洗う コップや空いている方の手でお湯をかけ、赤ちゃんの身体を濡らします。柔らかいガーゼなどで赤ちゃんの顔、体、腕や足をそっとこすります。
    • 目や耳は綿球で拭きましょう。
    • 赤ちゃんの肌に刺激を与えない、安全なベビー用石鹸を使っても構いませんが、必ずしも必要ではありません。赤ちゃんの肌は、優しくこすり、お湯で洗い流すだけで充分清潔に保てます。しわの間、耳の後ろ、首の下などは赤ちゃんが吐いたものや湿気がたまりやすいため、忘れないように洗ってあげましょう。
    • ガーゼにベビー用石鹸を少量つけ、頭や足を洗いましょう。
    • 性器は最後に洗いましょう。ベビー用石鹸を少量使っても良いでしょう。包茎手術を受けた男の子の場合は、濡らしたガーゼで優しく洗います。女の子の場合は、感染症を防ぐため、前から後ろに向けて洗いましょう。
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    髪を洗う 赤ちゃんの髪を洗う必要がある場合は、支えた体を少し後ろに倒し、髪と地肌にお湯をなじませながら優しくマッサージします。コップできれいなお湯を頭にかけましょう。ベビーシャンプーを使っても構いませんが、実際には必要ありません。赤ちゃんには、生まれつき頭皮を健康に保つ自然の脂があり、シャンプーを使うと脂の自然なバランスを崩してしまいます。
    • ベビーシャンプーを使う場合は、赤ちゃんの目に入らないように、手で目を保護しましょう。
    • シャンプーを洗い流す前に、蛇口から出るお湯が熱すぎないか再度確かめましょう。
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    赤ちゃんをベビーバスから上げる 片方の腕で赤ちゃんの頭、首、背中を支え、もう片方の手でお尻と太ももを支えます。広げたタオルの上に赤ちゃんを寝かせ、頭をタオルで覆います。赤ちゃんの顔にタオルがかぶさらないように注意しましょう。

パート 3
沐浴後のケア

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    タオルで赤ちゃんを拭く まず赤ちゃんの体を拭きます。耳の後ろやしわの間に余計な水分が残らないように、タオルで丁寧に優しく拭きあげます。髪も可能な限りタオルで水分を拭き取ります。
    • 赤ちゃんの髪は細く、すぐに自然乾燥するため、ドライヤーを使用する必要はありません。ドライヤーを使用すると赤ちゃんに害を及ぼす可能性もあります。
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    必要な場合は軟膏を塗る おむつかぶれや包茎手術後の手当てで医師の指導があれば、軟膏を少量擦りこみます。
    • ベビー用のクリーム、ローション、オイルなどを塗っても構いませんが、必要なものではありません。
    • まだへその緒がついている赤ちゃんは、消毒用アルコールをしみこませた綿球でおへそを軽くたたいて消毒しましょう。
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    おむつをつけ、服を着せる 就寝前であれば、ゆったりとしたデザインで、できればボタンの代わりにスナップを使用した服を着せます。赤ちゃんをおくるみでくるんでもいいでしょう。

ポイント

  • 就寝前に沐浴をすると、赤ちゃんの寝つきが良くなるでしょう。
  • へその緒がまだついている場合は、沐浴後におへそを消毒しましょう。
  • 沐浴は衛生上必要な作業というだけでなく、赤ちゃんと触れ合い、一緒に遊べる素晴らしいチャンスです。リラックスし、可能な時に時間を作って、親子で沐浴を楽しみましょう。赤ちゃんに歌を歌ってあげるのも良いでしょう。赤ちゃんにとっては、様々な感覚、パパやママの愛情、お湯の感触などを経験できる貴重な時間です。
  • キャスティール石鹸(オリーブオイル100%の石鹸)を使ってみましょう。大抵、自然食品店やオンラインショップで購入できます。キャスティール石鹸は、大抵の場合オーガニックの天然素材で作られているため、大人の肌にも優しく、また掃除や食器洗いなど家庭での使用も可能です。
  • ちょっと贅沢に、タオルを乾燥機にかけて温めてあげましょう。
  • ガーゼや手で赤ちゃんの背中を強くこすってはいけません。かわりに、2分間マッサージをしてあげましょう。赤ちゃんの肌を柔らかく、しなやかに保つことができます。
  • 赤ちゃんの沐浴は基本的に毎日行います。毎晩、就寝前の儀式としても効果を発揮するでしょう。

注意事項

  • 大人用の固形石鹸は赤ちゃんの肌を乾燥させてしまうため、使用を避けましょう。
  • お湯の量に関わらず、絶対に 沐浴中に赤ちゃんから目を離してはいけません!常に大人の監視が必要です。
  • 赤ちゃんの沐浴に使用する製品には注意が必要です。「ベビー用石鹸」「ベビー用シャンプー」といった製品はたくさんありますが、赤ちゃんのデリケートな肌に強い刺激を与えたり、湿疹を起こしたりすることもあります。穏やかで優しく、強い化学薬品を使用しない製品だけを使用しましょう。購入の際にはラベルをよく読み、よくわからないものは赤ちゃんに使用してはいけません。
  • 沐浴をする部屋は、温かくしておきましょう。

必要なもの

  • ベビーバス(清潔にしたシンク)
  • 清潔なタオル数枚 
  • フード付きタオル(任意で) 
  • 清潔なガーゼ 
  • 新しいおむつ 
  • 着替え用の衣類 
  • お湯をかけるためのコップ(任意で)
  • 適温のお湯 
  • 肌に優しいベビーシャンプー(任意で、注意事項参照)
  • タオル地のバスローブ(濡れても良い服)

記事の情報

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カテゴリ: 子供 | 家族

他言語版:

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