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男性も女性も肌の色より乳首の色の方が濃いのが普通です。しかし、生涯を通じて乳首の色が変わることがあります。この記事で紹介する方法は科学的に証明されたものではありませんが、乳首の色を薄くしたいなら、ココナッツオイルなどのオイルや乳首ケアクリームを使ってみるとよいでしょう。乳首の色が濃いのはごく普通のことなので、自分の体を恥ずかしく思ってはいけません。

方法 1
方法 1 の 3:

オイルやクリームを使う

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    ココナッツオイルを使って自然に乳首の色を薄くし、うるおいを与えましょう。ココナッツオイルはよく肌の色を明るくしたり輝きを与えたりするために使われていて、肌質に関係なく安全に使うことができます。小さじ1杯(5ml)ほどのココナッツオイルを乳首に塗り、吸収させます。[1]
    • この方法で結果が表れるまで1~2か月ほどかかるかもしれません。忍耐心を持って毎日オイルを付けましょう。
    • これは乳首の色を薄くする、もっともお金のかからない方法のひとつで、乳首や乳輪にうるおいを与えます。
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    乳首ケアクリームを塗って乾燥を治しましょう。時々、乾燥肌が原因で乳首や乳輪が黒ずむことがあります。通常は授乳用に使われる乳首ケアクリームを買って、箱の説明通り乳首に塗りましょう。乾燥を防ぐために定期的にクリームを塗り続けます。[2]
    • 授乳中であれば、医師に相談して用途にあった乳首ケアクリームを見つけましょう。
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    即効性を求めるなら、市販の美白クリームを検討しましょう。市場に出回っている美白クリームは短期間の使用なら安全なものがほとんどです。発疹や炎症を起こさないよう、敏感肌用を探しましょう。[3]
    • クリームを塗った後チクチク感やかゆみが出たり肌が赤くなったりしたら、水でよく洗い流しましょう。
    • 1度に6週間以上続けて美白クリームを使ってはいけません。長期間にわたる使用によって有害な化学物質が体に溜まる危険があります。
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    有害な漂白原料が含まれている製品は避けましょう。水銀を原料にした製品や2%以上の濃度のヒドロキノンと呼ばれる原料が使われている製品は使ってはいけません。これらの原料はがんのような有害な副作用を起こすと言われています。[4]
    • 使用前に原材料のリストを注意深く確認しましょう。
    • 日本で承認されていない製品は決して購入してはいけません。物によっては危ないだけでなく、もしかすると違法の可能性もあります。
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方法 2
方法 2 の 3:

乳首の色が濃くなる原因を特定する

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    思春期に乳首の色が濃くなる可能性があることを理解しましょう。多くの女性は、8~9歳くらいの思春期に乳首の色が濃くなりはじめるようです。思春期の間に乳首が大きくなったり色が濃くなったりしても心配することはありません。これはホルモンの変化によるごく普通のことです。[5]
    • 乳首にはさまざまな形、大きさ、そして色があります。自分の体を恥ずかしく思ったり他の人にどう見られるか悩んだりしないようにしましょう。
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    妊娠の可能性があるなら検査薬を使ってみましょう。妊娠初期に乳首の色が濃くなることはよくあります。妊娠しているかもしれない場合は、検査薬を使って黒ずみの原因を突き止めましょう。[6]
    • 一番正確な結果を得るためには、生理予定日の初日の朝に検査しましょう。
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    加齢とともに乳首の色が濃くなっている可能性があります。加齢によるホルモンの変化が乳首の色を変えているかもしれません。閉経を迎えているかプロゲステロンやエストロゲンなどのホルモンが入っている薬を服用している場合は、乳首の色が少し濃くなるのが普通です。[7]
    • 定期的にマンモグラフィーを受けたり毎月自分で乳房の検査をしたりして、乳房に異常な変化がないか確認しましょう。
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    乳首に小さい毛がないかよく見てみましょう。小さい毛が生えているだけなのに乳首の色が変わったと勘違いする人が結構います。乳首と乳輪を近くでよく観察し、乳首の毛包から生えている小さくて濃い色の毛がないか確認します。この毛が生えているのは普通なので、心配する必要はありません。[8]
    • 痛い埋没毛の原因になりかねないので、毛を抜いたり剃ったりするのは避けましょう。除去したい場合は、小さいはさみで丁寧に切りそろえます。
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方法 3
方法 3 の 3:

医師に相談する

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    乳首の色を薄くする安全なクリームを医師に処方してもらいましょう。乳首の色を薄くしようといろいろな方法を使っても結果が見られない場合は、医師を訪ねて相談しましょう。短期間の使用に適した薬用軟膏を処方してもらえるかもしれません。[9]
    • 今まで試した方法すべてを医師に報告しましょう。
    • 濃い色の乳首を持っていることは全くもって普通のことですが、乳首の色を薄くするのが自分のセルフイメージのためにとても重要なことなら、医師に受けることのできる美容治療について相談しましょう。
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    出産や授乳が終わっても乳首の色が薄くならないのであれば、医師に相談します。出産後あるいは授乳をやめてから2~3か月ほど経てば、乳首が元の色に戻るはずです。戻らない場合は産婦人科医を訪ね、潜在的な原因を診断してもらいましょう。[10]
    • 出産や授乳が終わった後でも乳首の色が濃いのは多くの場合、ホルモンの乱れによるもので、簡単に治療することができます。
    • 乳首の大きさや形が出産後変わってしまうのは普通ですが、美容整形以外で元に戻すことはできません。
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    乳首にかゆみがあったり分泌物が見られたりする場合は、すぐに医師を訪ねましょう。稀ではありますが、他の症状と相まって乳首の色が変化していたら、乳房パジェット病のようながんの兆候かもしれません。頻繁に乳首がかゆくなったり乾燥したり、白いあるいは黄色い分泌物が乳首から出る場合は、すぐに予約を取るか救急処置室を訪ね治療を受けましょう。[11]
    • 医師は乳房組織のサンプルを採取して、がんや他の病気がないか検査します。
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ポイント

  • 生涯を通じて乳首の色が変わることはごく普通のことというのを忘れてはいけません。
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注意事項

  • 肌をヒリヒリさせたり発疹を起こさせたりする製品は決して使用してはいけません。製品を塗った際にチクチク感やヒリヒリする感覚がある場合は、すぐに乳首を洗い流し、二度とその製品を使わないようにしましょう。
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