亀の世話をする方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム | 14 出典

この記事には:亀の飼育場所を準備する亀に餌を与えるカメの世話をする

リクガメを含む亀の中でも特定の亀は長生きで、場合によっては人間より長く生きることもあります。かわいく人懐こい亀をペットとして飼うために、適切に世話する方法を覚えましょう。亀が快適に過ごせる飼育場所を用意する方法のほか、餌やり、飼育場所の掃除、長期間にわたる亀の世話などを適切に行う方法について説明します。

パート 1
亀の飼育場所を準備する

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    亀の種類を確認しましょう。亀は通常足に水かきがあり、水中に生息する爬虫類です。一方リクガメは「象のような」丸い足を持ち、主に陸上に生息します。亀もリクガメも似た環境で育ちますが、大きく異なる重要な点がいくつかあるので覚えておくと種類に応じた適切な世話ができるでしょう。[1]
    • ペットとして人気のある亀は、ヘビクビガメ、モリイシガメ、ニシキガメ、ブチイシガメ、アカミミガメなどです。
    • 人気のあるリクガメは、アカアシガメ、ギリシャリクガメ、ヨツユビリクガメなどです。
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    亀は水槽で飼育します。亀は水生の生き物ですから、水槽で飼う必要があります。かなり小さい亀の場合、容量20リットルの水槽で十分です。大きめの亀には少なくとも容量40~80リットルの水槽が必要です。亀を飼う水槽にはメッシュ状の蓋をつけて、適切な空気循環を確保します。[2]
    • 亀が健康で長生きするためには、小さなボウルと石だけでは足りません。一部のペットショップなどで販売している「亀の池」(初心者用カメの飼育セットなど)は小さすぎて、長年の亀オーナーからは「死のボウル」と呼ばれるほど亀の生育に不適切です。
    • 亀は成長するので、亀の販売店やペットショップで、亀の種類とどれくらい大きくなるのかを確認しましょう。亀の現在の大きさではなく、亀が成長してからも十分に大きいサイズの水槽を用意します。
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    紫外線ライトと保温ライトで温度を調節します。亀が十分なビタミンD を得るためには、1日12~14時間の日光が必要です。質の良い紫外線ライトを水槽に取り付けましょう。必要に応じて亀がライトを浴びられるように、タイマーで照射時間を設定します。[3]
    • 一般的に亀の水槽の温度は25℃が適切です。中にはそれより若干高いまたは低い温度に耐えられる亀もいます。
    • 保温ライトをクリップで水槽に取り付け、ライトが下を向くように調整します。見やすい温度計を水槽に取り付けて、適温が保たれているか確認できるようにしておきましょう。
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    水槽には水場とは別に陸地を用意します。亀の種類によって、亀用の水槽をアレンジする方法はいくつもあります。水生の亀には水が不可欠ですが、リクガメや半陸生の亀には乾いた場所が多く必要です。いずれにしても、陸地と水場両方を用意する必要があります。[4]
    • 水生の亀には、日光浴や甲羅干しができるように、岩などで傾斜をつけた陸地を作ります。大き目の容器と10㎝くらいの長さの岩を用意します。岩は天然水で洗っておきましょう。
    • 木板やレンガは洗いやすいので、陸地の素材として最適です。木板やレンガが常に乾いた状態であるように気を付け、亀が水から上がりやすいように緩やかな傾斜をつけて設置します。木片やバークは、水を濁らせカビが生える恐れがあります。また、亀がバークなどを食べてしまう危険もあります。木片やバークを使わないようにしましょう。
    • クレイ製またはプラスチック製のシェルターを設置し、亀が隠れる場所を用意すると亀が喜びます。ペットショップで適切なサイズの製品を購入するか、石で手作りすることもできます。
    • 水槽に植物を入れる場合は注意が必要です。万が一亀がその植物を食べても病気にならないか確認しましょう。本物の植物は見栄えが良いかもしれませんが、1日で亀に食い尽くされることもあります。庭の池などで水草を育てている場合は例外として、水槽の飾りには人工水草などを使いましょう。
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    天然水をたっぷり使います。蒸留水にはミネラル成分が含まれていないのでカメを健康に飼育するには不十分です。また、水道水は 塩素やフッ素化合物が含まれている場合もあるので亀の生息に適したpHバランスを破壊する恐れがあります。水槽には塩素処理されていない天然水、亀の飲み水には浄水器を通した水を使いましょう。[5]
    • 水槽の水4リットルあたり塩小さじ1杯を加えると雑菌を減らす効果があり、甲羅や皮膚の病気から亀を守れます。
    • 定期的に陸地に水をスプレーして保湿します。ただし、亀の種類によっては必要ない場合もあります。
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    濾過フィルター付きのポンプを設置します。水生の亀は水槽内に多くの水が必要です。濾過フィルター付きのポンプが水槽内の水を循環し清潔に保つことができるので、水槽の手入れが楽になります。亀は水槽の中で飲食や排せつを行うので、ペットの亀の健康のために水槽内の水をできる限り清潔に保つことが重要です。[6]
    • 濾過器付きポンプは、通常音も静かで手ごろな値段で購入できます。小さなポンプで水槽内の水を吸い上げ、濾過器を通った水が水槽内に戻る仕組みになっています。
    • 濾過器付きポンプを設置しても、月に1度は水槽の水を交換して水槽を洗う必要がありますが、ポンプを設置しないと2~3日に1度は水槽の掃除と水の交換をする必要があります。

パート 2
亀に餌を与える

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    週に2~3度餌を与えます。ただし、亀の種類により餌や頻度は異なりますから、ペットの亀に適した餌などについてペットショップで確認するか、自分で調べておきましょう。亀の多くは、餌は3日に1回以上与えないのが一般的です。[7]
    • リクガメが草食性なのに対し亀は肉食性です。亀はミールワーム、スパーワーム、カタツムリ、地虫をはじめとした様々な昆虫を好んで食べます。また、リクガメの好物は果物、野菜で、ケールやカブなど濃緑色の葉やトウモロコシ、スイカなども好みます。
    • 亀に餌を与えすぎたり、適切でないものを与えると健康を害する恐れがあります。一般的に亀は長生きなので、必要な栄養分を定期的に適量与えるのが重要です。
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    リクガメを含む亀にサプリメントを与えます。亀の種類によって詳細は異なるのでペットの亀に適したサプリメントを調べておきましょう。ペットショップに亀の飼い方の小冊子などがあればそれを参考にしましょう。[8]
    • 市販の亀用ペットフードが適しています。通常ペレットの形で乾燥エビやコオロギが混ぜてあり、亀の健康に必要なビタミンやミネラルも含まれています。ペットショップで販売している亀用の餌であればどれを与えても構いません。与える量は亀の大きさによって異なります。
    • 亀に人間の食べ残しを与えるのは控えましょう。時々緑の葉野菜をヘルシーなおやつとして亀やリクガメに与えても構いません。ごくたまに、ミミズや地虫を水槽に投げ入れてあげると亀が喜びます。
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    亀が餌を食べる場所を水槽の中に作ります。水槽の中にプラスチック製の容器を設置します。ペットショップなどで扱っていますが、手持ちのプラスチック製やガラス製の器を使っても構いません。[9]
    • 通常は亀は餌を食べてすぐに排せつします。餌を食べ終わった亀を餌の容器に入れたままにすると、そこで排せつします。こうすると、水中のごみが減るでしょう。また、水中のごみを減らすには餌を与えすぎないことも重要です。
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    亀にカトルボーン(イカの甲)を与えます。鳥と同様に亀もカトルボーンをかじるのが好きです。カルシウム補給と歯(鳥の場合はくちばし)の健康に効果があります。鳥、カニ、カメに与えるカトルボーンはペットショップで扱っています。[10]

パート 3
カメの世話をする

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    2~3日に1回水槽の水を交換し、餌のカスなどを取り除きます。小さな網や布を使って、ボロボロになった餌の欠片などを水槽から取り除きます。亀が餌を食べたり生活する場所である水槽の中をきれいに保つと亀も喜びます。[11]
    • 定期的に亀の飲み水を新しいものと交換しましょう。濾過器付きポンプを設置した場合は水の交換は2週間に1度で十分です。
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    1か月に1度水槽を掃除します。2か月に1度は亀を水槽から出し、温度を調整した場所に置きます。天然水で水槽をしっかり洗いましょう。水槽を洗剤で洗う必要はありません。丈夫なブラシを使って、水槽の側面に生えた藻などをこすり落とします。[12]
    • 掃除が終わったら、新しい水を入れ、ライトや温度計などを元の位置に設置し、亀を水槽に戻します。
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    1年に数回亀を洗います。水槽を徹底的に洗った後に亀を洗って全身を点検し、病気やケガの兆候を確認しましょう。ペットショップで販売している甲羅用のコンディショナーなどを歯ブラシにつけて甲羅を洗いましょう
    • 歯ブラシでやさしくこすって、甲羅についた藻などを落とします。甲羅をブラシでこすられる感覚を好む亀が多いので、ペットにとってもうれしい経験になるでしょう。
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    亀を水槽から出す場合は、外の温度が水槽内の温度と同じになるように調整します。亀は変温動物です。つまり、温度変化に慣れるのに長時間かかります。亀を水槽から出して遊ぶ際は、室温が水槽の温度と同じになるように調節しましょう。急激な温度変化は亀にストレスを与え、免疫システムを害する恐れもあります。
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    亀に触る前と触った後は必ず手を洗います。亀はサルモネラ菌を保有していることがあるので、触った後に手を洗うのはとても大切です。水槽内の水を清潔に保ち、ゴミなどを適切に取り除くと水槽内の細菌を管理するのに役立ちます。濾過システムを設置するのも効果的です。[13]
    • 亀に触る際は、亀の口元に指を近づけないように気を付けます。意図したことではなくても亀にうっかり噛まれると非常に痛みます。
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    亀を放っておきます。犬や猫と違って、亀は散歩をしたり触られたりするのを好みません。亀の飼い主の中には、亀を室内で歩かせたり、散歩に連れて行ったり、抱いて散歩したりする人もいますが、亀が喜ぶことではなく、また、亀にとって良いことでもありません。このような行動は亀に不必要にストレスを与えることになり、健康を害する恐れもあります。[14]
    • 亀が幸せを感じるような飼い方は、 亀が水槽の中で餌を食べたり、泳いだり、日光浴したり、動き回ったりするのを水槽の外側から見守ることです。このような状態をカメが一番喜びますから、飼い主として亀の幸せを一番に考えて行動しましょう。
    • 亀は水槽の中で干渉されずに生活するのを好み、リクガメは飼い主と外で散歩するのを好むと考えている人が多くいます。それでも、一般論としてリクガメに干渉することも最小限にとどめるのが適切です。

ポイント

  • 週に1度は亀の水槽や飼育場所を掃除しましょう。
  • 亀を洗う際は綿棒と天然水を使います。力を入れて押さないように気を付けましょう。
  • 亀の飼育場所に陸地を作らないと、亀が甲羅干しできず、甲羅が腐ってしまいます。

記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

カテゴリ: 動物

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