交際相手と別れる方法

共同執筆者 Elvina Lui, MFT

交際を終わらせるのは簡単なことではありません。多くの人は信じませんが、交際を終わらせることは振られるのと同じくらい精神的疲労があります。関係を終わらせるのを決断する前に、必ずその理由をよく考えましょう。気持ちが固まっても、間もなく元恋人になる相手は以前自分が愛していた人だということを忘れないのが重要です。相手に対して、冷たくあしらうのではなく正直に向き合い、期待を持たせないようにしつつも思いやりを持ちましょう。ちょっとした機転と思いやりの心があれば、心の傷を最小限に抑え、相手と別れることができます。自分自身が傷つくこともあるので気を付けましょう。

パート 1 の 4:
別れる準備をします

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    本当に別れたいのか考えます。口論で自分の思い通りにするために、別れると言って脅してはいけません。別れたいと言った場合は、行動に移すか、実際に別れてしまう前に脅しを撤回しましょう。気持ちを固める前に、相手と直接正直に問題について話し合うべきです。多くの男女は何年間も悩んだ挙句、決して問題を相手と話し合おうとしないため、別れに至ります。[1]
    • 本気で別れたい場合は、今の関係で嫌な点を挙げていき、それらが解決できない問題かどうか考えましょう。
    専門家情報
    Elvina Lui, MFT

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    マリッジ・ファミリーセラピスト
    マリッジ・ファミリーセラピストのエルヴィナ・ルイは、サンフランシスコベイエリアを拠点とし、リレーションシップカウンセリングを専門的に行っています。2007年にウェスタン神学大学にてカウンセリングの修士号を取得後、サンフランシスコのメンタルクリニック「Asian Family Institute」、およびサンタクルーズの依存症治療センター「 New Life Community Services」にて研修を受けました。ハーム・リダクション方式の依存症治療研修を積み、カウンセリング経験は13年以上になります。
    Elvina Lui, MFT
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    マリッジ・ファミリーセラピスト

    改善点を考えましょう。マリッジ・ファミリーセラピストのエルヴィナ・ルイさんは、次のようにアドバイスしています。「幸福感が無くなってきて、別れるべきではないかと感じている場合、何か手立てが必要です。別れるタイミングなのかもしれないし、関係を修復して改善する必要があるだけかもしれません。関係を修復するにしても終わらせるにしても、 まずは自分の望みと、どうしてそれが叶わないのかをはっきりさせましょう。

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    思考がすっきりしている時に決断しましょう。情緒不安定な時や、嫌な1週間を過ごした後で、全ての問題を当てつけにして二人の関係を非難している時など、一時的な怒りに任せて恋人との別れを決めてはいけません。そのような重要な決断をする前に、信頼できる友人や両親、あなたが抱えている問題に関して有益な識見を持っている人などから意見をもらう時間を確保しましょう。
    • 恋人と別れることを決意したら、親しい友人を含め、誰かに言いふらしてはいけません。相手に連絡が行ってしまうかもしれません。アドバイスを求めて親友や家族に相談するのは問題ありませんが、気持ちを固めたらまず恋人に伝えるべきです。
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    時間と場所をよく選びましょう。あなたと別れる相手が二人きりになれる時間と場所を選びます。[2]相手が重要な試験を控えている時や、出勤前のタイミングで別れ話をしてはいけません。別れる相手が週末を使って多少立ち直れるのであれば、金曜日は良い選択肢です。
    • 行きつけのレストランや居酒屋、または公園内のお気に入りの場所などで別れてはいけません。両者にとって特別な意味のない場所を選びましょう。
    • 自分自身が比較的穏やかな気持ちになれるタイミングを選びます。職場で重要な会議があり、残業しなければいけないことが分かっているようなタイミングで恋人と別れ話をしないようにしましょう。
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    (通常の状況であれば)必ず直接会って別れましょう。あなたの大切な人をきちんと尊重するため、どんなに怖くても直接会って別れるべきです。
    • 電話で別れるのが許されるのは、遠距離恋愛でしばらく会えないことが分かっている場合や、相手と支配的、操作的な関係にある場合のみです。元恋人が怒りを爆発させたり、暴力をふるったり、操作的な行動をする傾向にある場合は、会わずに別れた方がずっと安全です。
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パート 2 の 4:
関係を終わらせます

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    きっぱりと別れましょう。発言が揺るがないようにします。相手をあまり気落ちさせないようにと思うのは単なるあなたの自惚れにすぎず、煮え切らない態度で接したところで、最終的にはより一層傷つけることになります。別れは劇的である必要も、段階的に盛り上げる必要もありません。自分にとって今の関係はうまく行っておらず、これ以上は続けたくないということをはっきり言いましょう。そうしないと、口論に発展します。[3]
    • 試しに別れてみて、後でよりを戻す可能性があるような印象を与える発言は避けましょう。
    • 「私にとって今はまだ早い」「いつか将来うまくいくかもしれない」などといった発言で相手の痛みが和らぐと思うかもしれませんが、あなたが本気でそう思っていなければ、相手の痛みは増長するだけです。
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    正直に話しつつ、無情になってはいけません。別れる理由を相手が納得できないまま終わらせることはできませんが、あなたが相手を嫌いな理由を20個も挙げて終わらせるのも良くありません。息が詰まる、操られている、軽視されている、といった思いなど、関係を終わらせるべき理由を正直に伝えましょう。遠回しに言うことで時間を無駄にしてはいけません。[4]
    • もうあなたが相手を愛していない、というのが別れの理由の中で最も辛いものです。なぜなら、それは相手の問題ではないからです。その場合でも正直に話さなければいけませんが、できる限り優しく伝えましょう。
    • 主な理由を伝えたら、相手が困惑している場合を除き、事細かな話をしたり昔の喧嘩をぶり返す必要はありません。過去の問題を掘り起こして傷口に塩を塗るのはやめましょう。
    • 相手を落ち込ませ、自信を奪ったり、役立たずに感じさせたりしてはいけません。「もっと男らしい人と付き合いたい」などと言う代わりに「もっと自信を持つようにするべきだと思う」などと伝えましょう。
    • どんな理由であれ、相手にとって完全に青天の霹靂にしてはいけません。きちんとコミュニケーションを取っていれば、突然の話にはならないはずです。
    • 相手を振る理由をあれこれリストアップしてはいけません。考え抜いた理由を本質的な問題に要約しましょう。「自分たちは重要な事項についてあまり相容れないと思う」「自分の仕事を応援してもらっているように感じないし、自分は今の道を変えたくない」「自分は子供が欲しいけど、あなたはそうではない」といった特定の詳細事項を伝えましょう。
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    嫌な反応に備えましょう。振られる人は一般的に怒ったり、驚いたり、衝撃を受けたり、うろたえたりします。相手が怒り出したら、落ち着いて相手の気を静めましょう。相手が怒鳴ってきても自分はゆっくり話すようにします。あまりに手に負えない場合は、相手が冷静になれるよう、その場を去りましょう。ただし、相手が落ち着いたらまた戻ってくるということをしっかり伝えます。ただ単に「もういい。もう行くから」と言うだけでは駄目です。
    • 必要な場合は相手を慰めてあげます。ただし、やり過ぎないようにしましょう。あまりに息が詰まる不穏な空気になった場合、自分の意見を発します。同じ状況は繰り返したくないはずです。情けをかけつつ、断固とした態度で接し、状況が悪化するようであれば、相手との接触は避けましょう。
    • 元恋人を一人にするのが心配であれば、彼の友人に電話して、状況や彼の居場所、心配事、そしてその友人にお願いしたいことを伝えましょう。辛い状況にしてしまったことを謝り、協力に感謝したら、それで切り上げましょう。
    • 元恋人が怒って何も理解しない場合、「お互いに怒鳴り合うだけでは生産性が無いでしょう。もう自分の意志は固く、変わることも無いけれど、あなたが落ち着いてくれるなら話はするよ。少し時間をおいて、落ち着いたら電話して。そしたらまた話そう」とだけ伝えましょう。そして元恋人が実際に電話をしてきたら、約束を守って電話を取ります。質問をしてきたら、正直に思いやりを持って答えましょう。短く丁寧な会話を心がけ、痛みを長引かせないようにします。
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    将来的な相互の影響を考えて、明確な境界線を引きましょう。境界線を引くことについては、礼儀を持って、一貫した態度を貫き、交渉の余地はないことを明確にしましょう。何が悪かったのか話し合う機会を設けずに相手を排除することも許されます。失敗に終わった関係も、学び、成長し、どのようなタイプの人を避けるべきなのか知る機会に変えることで、価値を持たせましょう。
    • 共通の友人がいて、お互いをしばらく避けたい場合は、元恋人と鉢合わせることなく友人に会えるようにうまく計画を練りましょう。
    • お互いに好きなカフェが共通していたり、いつも同じジムに通っている場合などは、鉢合わせを避けられるようにスケジュールを立てましょう。あまり厳密、綿密にする必要はありませんが、偶然出くわして味わう痛みを避けられます。
    • お互いの物を持っていたり同棲していた場合、できる限り早く荷物を整理する計画を立てて、お互いに会わずに済むようにしましょう。
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    去り際を心得ましょう。関係を終わらせる際にやりがちな大きな失敗の一つは、最後の痛みをいつまでも永遠と長引かせることです。共同の支払いを終わらせることや共有財産を整理することなどは別として、済んだ問題について論議を繰り返しても無駄骨を折るだけです。
    • 議論が堂々巡りになった場合、要するに解決に至らないまま何度も同じ話が繰り返される場合、話すのを止めましょう。「この話はまた後で続けるかどうか考えよう」と言ってその場を去るのです。
    • 相手が別れる理由を理解しない場合、手紙やメッセージならより明確に伝えられるかもしれません。言うべきことを伝えたら、相手の意見をメッセージで送ってもらい、相手の話にも耳を傾ける姿勢を示します。そして、やり取りはそれでとどめます。お互いに離れていた方が、もつれが解消されやすいこともあります。
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パート 3 の 4:
別れた後の生活を充実させます

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    すぐに友達になろうとしてはいけません。友達になろうとすることで、別れの痛みが長引くかもしれません。多くの場合、きっぱり別れて別々の時間を過ごすのが最善です。3か月後や1年後など、しばらくしてからお互いに会えばそれ程心が痛まず、白紙の状態から友人関係を築けるかもしれません。その場合でも、元恋人の気持ちに気を配り、尊重しましょう。相手はあなたよりも時間が必要かもしれません。その場合、しばらく時間が経ったからといって、自分との友人関係を相手に押し付けてはいけません。[5]
    • 元恋人側から「友達関係は続けられる?」と聞いてきた場合、「友達としては続けられないよ。現時点では、全て終わらせるのが良いと思う」と答えましょう。押されたら「最初は友達関係から始まったけど、それは終わったんだ。友達になるには昔に戻らなくてはいけなくて、正直なところ過去には遡りたくない。今は前に進む必要がある。つまり、自分たちの壊れた関係の間には距離を開ける必要があって、そうすれば新しい関係を築けるかもしれない。小休止して、時間をかけ、お互いに距離を置いて、傷を癒して次に進めるようにしよう。そのうち再会したときには、怒りは脇に置いて仲良くできるかもしれない。ここまでにしよう」などと伝えましょう。しかし、これをあなたと相手との間の最後のやり取りにしなければいけません。それ以上のやり取りは続けずに別れを最終的なものにしましょう。
    • お互いに共通の友人がいる場合、その人たちに破局したことを伝え、元恋人がいる場所には自分は行かないことを宣言しましょう。もしそのせいで友人たちがどちらの側に付くか選ぶ必要が生じても、それはそれで仕方ありません。
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    時間をかけて喪失感と向き合いましょう。あなた側から別れを切り出したとしても、多くの場合は夜の街に繰り出して新たな自由を祝う気分にはなれないでしょう。あまり理解されませんが、別れを決断した側も振られた側と同じくらいの痛みを感じることはよくあります。正しい選択だったと分かっていても、罪悪感で振った側の方がより多くの痛みを感じる場合もあります。[6]
    • 別れた後は、自分の人生を見つめ直し、将来幸せになるために何ができるか考えるための時間を取りましょう。
    • 泣いたり、日記を書いたり、ただベッドの中で過ごしたりする生活を1、2週間続けても構いません。しかし、それ以降はまた外の世界に出て、徐々に普段の調子を取り戻していきましょう。
    • 支えが必要な時に良い友人に電話をすると少し気分が良くなります。別れたその日の夜にクラブに行って記憶が無くなるまでお酒を飲んでも、恐らく気分は晴れないでしょう(アルコールには良い感情も悪い感情も増長させる効果があるので、実際のところ状況はずっと悪化するかもしれません)。
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    別れた後の生活を楽しみましょう。数週間、あるいは数か月すれば、徐々に自分の生活を楽しめるようになっていきます。その頃までにはあなたと元恋人の荷物の整理も終わり、お互いを避ける方法も見つけて、立ち直り始めているはずです。自分自身を取り戻せてきたと感じたら、友人関係や親しい家族関係を楽しみ、かつての趣味や新しいことに挑戦しましょう。
    • かつての自分に戻りたい場合、お気に入りの場所でのハイキングや行きつけの居酒屋で飲むことなど、あなたと元恋人が一緒に楽しんでいたことはしばらく避けましょう。
    • 変化をつけます。新鮮な気分を味わうために、部屋の模様替えをしたり、洗車したり、バレーボールや絵画教室など、これまでやったことのない新しい趣味に挑戦してみましょう。
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パート 4 の 4:
追記事項

ポイント

  • できれば、激しく口論したり対立したりしないようにします。必要であれば、お互いに落ち着くまで待ってから別れ話をしましょう。
  • 別れる前に駆け引きをしたり相手を無視したりしてはいけません。関係を終わらせたいのであれば、先延ばしにしないようにしましょう。
  • セックスをするのを待ってから別れるのは良くありません。非常に自分本位で相手を傷つけます。

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注意事項

  • 相手が泣いたからといって撤回してはいけません。何のために別れようとしているのか、思い出しましょう。
  • 「君の問題ではなく、自分の問題なんだ」という発言は良くありません。例え本当でも、攻撃的で陳腐に聞こえます。多くの人は「本当の理由は言わないけど、君に起因すること。ただ、言う勇気がないだけ」という裏の意味を感じ取ります。
  • 破局の責任を相手側だけに感じさせてはいけません。
  • 関係を続けられるという希望を与えてはいけません。次へ進む決意をしたのなら、それははっきりさせましょう。救える可能性があるなら、別れるべきではありません。その代わり、関係を救うために二人で何ができるか考えましょう。別れ話を、相手を脅したり相手を変えるための手段にしてはいけません。
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このwikiHow記事について

マリッジ・ファミリーセラピスト
この記事はElvina Lui, MFTが共著しています。 マリッジ・ファミリーセラピストのエルヴィナ・ルイは、サンフランシスコベイエリアを拠点とし、リレーションシップカウンセリングを専門的に行っています。2007年にウェスタン神学大学にてカウンセリングの修士号を取得後、サンフランシスコのメンタルクリニック「Asian Family Institute」、およびサンタクルーズの依存症治療センター「 New Life Community Services」にて研修を受けました。ハーム・リダクション方式の依存症治療研修を積み、カウンセリング経験は13年以上になります。
カテゴリ: 人間関係
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