人の顔を描く方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

大昔から人は、人間の顔の本質を捉えようと多くの時間を費やしてきました。それも有意義なことですが、描画技術を身につければ、人の顔を描く作業がさらに楽しくなるでしょう。人間の身体が芸術作品にダイナミズムを与える一方、顔は表情、つまり私たち人間の魂そのもので満たされます。その表情を描き出すためには、まず基本的な人間の顔の描き方を学ぶ必要があります。ひと通り基本を覚えたら、鉛筆や絵の具の出番です。大いに指を汚しながら描きましょう。

ステップ

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    下よりも上がやや広い楕円形を描きましょう。中心となる縦線を薄く描き、楕円形の上下からちょうど半分の位置に横線を引きます。この横線が目の位置となります。次に、この線の下部分を半分に分ける線を描きます。標準的な長さの鼻の最下部がここです。さらにその下の部分を3等分します。そのうち一番上の線が口の位置、残りの部分が顎です。
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    中央の横線の上に2つのアーモンド形(両目)を描きましょう。解剖学的に正しく描かれた顔を見ると、顔幅いっぱいに5つの目がぴったりと入ります。目の横幅は、両目の間の距離と同じです。左側から数えて2番目と4番目のアーモンド形が目になります。大抵の場合、目頭側は下に傾きます。一方、目尻側は上向きのこともあれば下向きのこともあり、人それぞれです。ここでは、目尻側をやや上向きに描きます。下まぶたの線は横向きの緩やかなS字型になります。
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    中心線に沿って鼻を描きましょう。鼻は両目の間が細く、小鼻の辺りが広くなっています。鼻先がいかに下に向いているかお気づきでしょうか。人の鼻はみなそれぞれなので、肖像画を描く場合、鼻を正確にとらえることで絵が立派になります。
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    一番上の横線に戻りましょう。この線の両側に耳を描きます。耳の輪郭は最も高い位置で大きく突き出た後、耳たぶの近くで閉じるということを覚えておきましょう。耳たぶは、顔にぴたりと付いたものもあれば、離れているものもあります。耳は実に難しい部分なので、構造をよく理解するまではシンプルに描きましょう。
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    口を描きましょう。一番下の線に少しかかる程度の平らで丸みのあるV字を描きましょう。これが下唇の一番下の部分になります。この線を幅が広く緩やかなMの形と結び付けましょう。つまり上唇の上部です。そして、その2つの線の間にほとんど起伏のないmを描き入れます。これは上下の唇の境目と比率を決定する線です。口の位置を上下に移動させたり、上唇と下唇の比率を変えたりすると、様々な表情を描くことができます。
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    髪を描きましょう。髪の毛は描きにくい部分ですが、まずは線から描き始めましょう(この記事では線描画を紹介しています)。ストレートヘアなら頭の丸みに沿って湾曲する平行線を、カールの場合は曲線を描きます。カーリーヘアでは、髪がいくらか束になって平行線を描く点に留意しましょう。
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    首を描いて仕上げましょう。首は私たちが思うほど細くありません。首の両側に、顎の付け根から始まる曲線を下へと引きます。
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    襟などの首周りを描きましょう。シャツ、ジャケット、タートルネックを描き入れても、あるいは何も描かなくても良いでしょう。描く洋服によって、時間や場所を表現できます。
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    完成です。

ポイント

  • 決してあきらめず、人の意見は受け入れましょう。上手になる近道です。
  • 最初の輪郭は、軽いタッチで描きましょう。
  • モデルとなる人の表情を覚えておきましょう。
  • うまく描けなくても、もう一度試してみることです。描き終えて紙を破りたくなったら、休憩を入れてストレスを発散しましょう。
  • 普段から、テレビや道で目にする人のラフスケッチをしましょう。
  • 顔の部分によって、色や明暗を使い分けましょう。
  • 小さなものこそ大きな違いを生みます。些細なところも集中して描きましょう。
  • 鉛筆の先には常に気を配り、よく削っておきましょう。不必要な線は消せるように、軽いタッチで描きます。
  • 古くからの諺にあるように、習うより慣れることが大事です。
  • そばかすやホクロのような小さなものに留意して、顔の特徴をしっかりととらえましょう。最初から上手くは描けないので、軽いタッチで慎重に描きましょう。
  • 自分の絵が嫌になったら、しばらく絵から離れ、また描き始めてみましょう。
  • バランス感覚を養いましょう。リアリティーのある顔を描くには、パーツの比率を正確にとらえることがとても大切です。いまだに目を額に描いているようでは、細かな部分の作業に移れるはずがありません。アニメのキャラクターやロボットの場合でも、個性的かつ真実味のある顔を描くには、基本の比率をある程度は意識することが重要です。

注意事項

  • 絵は最初からうまく描けるものではありません。粘り強さを持ち、決して止めないことが大切です。
  • 尖った鉛筆を使いましょう。先が丸い鉛筆はとても描きにくい上、絵が汚れて見えます。
  • 短い休憩をこまめに取りましょう。そうすれば手に汗をかかず、鉛筆を正しく持てるため、特徴がよく現れた美しい顔を描けます。

必要なもの

  • 紙、鉛筆、消しゴム(できればグレーの練り消しゴム)
  • トレーシングペーパーまたはトレーシングボックス(無い場合は、ガラスのテーブルの下から光を当てても良いでしょう。)
  • 色鉛筆
  • いろいろな種類の鉛筆(薄い、普通、濃い、陰影用など)。美術用品店でHB、2B、6Bの鉛筆を探しましょう。この3種類があれば、どのようなスケッチも思いのままです。
  • 実際のモデルがいなくても、参照できるイメージ写真があれば役立ちます。
  • 一般的なHBの鉛筆と消しゴムだけでも、目を見張るような美しい顔を描くことは可能です。しかし、質感の異なる鉛筆が複数あれば、さらに細かな部分やコントラストを表現できるため、作品がいっそう引き立ちます。

出典

記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

カテゴリ: 絵画・描画

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