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人形を使用中または保管中に髪が絡んだり汚れたりすることがあります。人形の髪を洗うにはベビーシャンプーや柔軟剤を使うことができ、大抵の場合安全に使えます。ベビーシャンプーや柔軟剤は人形の髪を柔らかく整え、絡んだ髪をほどく効果があります。人形の絡んだ髪をほどき柔らかく整えた後は、定期的に髪を梳かし再発を防ぎましょう。プラスチック製、布製に関わらず、大部分の人形の髪はベビーシャンプーや柔軟剤で効果が得られますが、製造メーカー発行の取扱説明書があれば髪を洗う前に確認して、髪を洗っても安全か確かめておきましょう。

方法 1
方法 1 の 3:

柔軟剤を使う

  1. 1
    人形の髪を柔軟剤に浸します。効果を最大限にするために、高品質の柔軟剤を選びましょう。ボウルや容器に柔軟剤を少量注ぎます。必要量は人形の髪の量によって異なります。人形の髪が完全に浸る量の柔軟剤を使いましょう。[1]
    • 柔軟剤を無駄にしないために少量から始めます。人形の髪を浸すのに十分なだけ、柔軟剤を追加していきましょう。
    • 人形の髪をボウルに入れます。髪に柔軟剤が浸み込むように指を使い、髪全体が完全に浸るまで続けます。
    • 人形を脇におきます。邪魔されない安全な場所に人形をおきましょう。柔軟剤を浸した髪を、少なくとも1時間休ませます。髪がかなりボサボサであれば、1晩そのままおくことも検討しましょう。
  2. 2
    髪に柔軟剤がついた状態で髪を梳かします。必要な時間浸した後、髪に柔軟剤が残った状態で髪を梳かします。柔軟剤がコンディショナーのように作用し、人形の髪のもつれをほどき滑らかに整えます。[2]
    • もつれを最もうまく処理できる、目の粗いかつら用ブラシを使いましょう。かつら用ブラシがなければ、他の目の粗いブラシを使います。人形の髪を傷つけないようにゆっくり梳かしましょう。[3] ただし、バービー人形など小さな人形の髪には、目の細かいくしの方がうまくいくかもしれません。
    • 人形の髪が非常に長い場合は、ブラシで梳かす前に指で大きなもつれや結び目をほどいておきましょう。
  3. 3
    髪をすすぎます。髪をブラシで梳かしたら柔軟剤を洗い流します。シンクで水を流し、その下ですすぐとよいでしょう。柔軟剤を完全に取り除きましょう。柔軟剤が髪に長時間残っていると、髪が傷む恐れがあります。時々髪を絞り柔軟剤がにじみ出ないか確認しましょう。柔軟剤が完全になくなるまですすぎ続けます。[4]
    • 清潔なタオルで人形の髪を少し乾かすか、日光にあてて自然乾燥します。[5]
    • 人形の髪をドライヤーで乾かすのはやめましょう。人形の髪は繊細で、ドライヤーでうまく乾かすことはできません。
  4. 4
    目の細かいくしで髪を梳きます。髪がやや乾いたら再度梳かしましょう。今回は目の細かいくしを使って、人形の髪をまっすぐに整え、細かいもつれをほどきます。最後にもう1度梳かすと早く乾くでしょう。
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方法 2
方法 2 の 3:

ベビーシャンプーを使う

  1. 1
    ボウルや容器に冷水を満たします。人形の髪を柔らかく整えるのに、ベビーシャンプーを使うことができます。人形の髪全体を浸せる大きさのボウルや容器を使いましょう。人形の髪がカールしている場合は、冷たい水を使います。熱湯や温水を使うとカールが伸びる恐れがあります。
  2. 2
    ベビーシャンプー小さじ¼杯を加えて混ぜます。ボウルや容器に水を入れ、ベビーシャンプー小さじ¼杯混ぜながら加えましょう。シャンプーが完全に溶けるようによく混ぜます。
    • ベビーシャンプーの代わりに普通のシャンプーを使ってはいけません。ベビーシャンプーは刺激が少ないので、人形の髪に安全に使うことができます。ベビーシャンプーがなければ購入するか、敏感肌用やヘアカラー用など刺激の少ないシャンプーを使ってもよいでしょう。
  3. 3
    人形の髪をシャンプーします。シャンプー液を準備したら人形の髪を浸しましょう。人形の髪をぐるぐる回して濡らしてから、指でシャンプーを髪になじませます。少し泡立つまで髪をこすり続けましょう。
  4. 4
    ボウルに人形の髪を浸して10分間おきます。人形の髪をシャンプーしたら、10分間そのままおきましょう。この間にシャンプーが作用して髪が柔らかくなります。さらに、もつれをほどいて髪を柔らかく艶やかに保つ効果もあります。邪魔になりにくい安全な場所に人形を置いておきましょう。
  5. 5
    髪を3回すすぎます。10分経ったら人形の髪をすすぎましょう。シャンプー液のボウルを空けてからすすぎ、きれいな水を入れます。人形の髪をボウルに浸し、シャンプーが水に溶け出すようにすすぎます。ボウルを再度すすぎ、この手順をもう2回繰り返します。
    • 必ずシャンプーを完全に取り除きます。3回目のすすぎでも水にシャンプーが浸みだすようなら、流水ですすぎシャンプーをすべて落としましょう。シャンプーが髪に長時間残っていると髪が傷む恐れがあります。
  6. 6
    髪を少し乾かします。髪をすすいだら髪を少し乾かしましょう。髪が濡れた状態で梳かすのはやめましょう。髪が少し乾いて湿った状態になってから梳かします。人形を逆さにして髪を自然乾燥するか、タオルで髪を軽くたたいて少し乾かします。繰り返しますが、髪が傷つくのでヘアドライヤーを使うのはやめましょう。
  7. 7
    髪を梳かします。髪が少し乾いて湿った状態になったら、髪を梳かしましょう。小さな人形には目の細かいくしを使います。大きな人形には目の粗いかつら用ブラシや、他の目の粗いブラシを使います。
    • 髪を傷めないようにゆっくり梳かしましょう。
    • 人形の髪が長い場合は、はじめに指でもつれをほどいておきましょう。
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方法 3
方法 3 の 3:

潜在的な危険を防ぐ

  1. 1
    人形からすべての部品を取り除きます。人形の髪を洗う前に髪についている部品をすべて外しましょう。人形の髪にはリボン、バンダナ、バレッタ、その他のアクセサリーなどの部品がついていることがあります。
    • 人形を長期間保管していた場合は、アクセサリー類が髪の奥深くに絡んでいる可能性があります。髪を洗う前に少し時間をかけて人形の髪を探り、アクセサリーを探して外しましょう。
  2. 2
    定期的に人形の髪を梳かします。人形の髪が絡んだり結び目ができたりするのを防ぐためには、定期的に人形の髪を梳かします。人形を使った後は髪を梳かしてから片付けましょう。
    • 自分の髪を梳かすように人形の髪を梳かしましょう。髪の下の方から梳かしはじめて、上に移動しながらもつれをほどきます。
  3. 3
    人形の髪を過度にスタイリングするのは控えましょう。人形の髪をスタイリングするのは楽しいものですが、いじり過ぎはもつれや傷みにつながります。テレビや映画で見た凝ったヘアスタイルを模倣するのではなく、三つ編みやポニーテールのようなシンプルなヘアスタイルに整えましょう。こうすると、人形の髪を柔らかく滑らかに保つことができます。
    • 人形の髪を編んだまま数日より長く放置すると乾燥し始めます。遊んだ後は編んだ髪をほどきましょう。
  4. 4
    できれば、取扱説明書をはじめに確認します。人形の髪を洗おうとする前に、まだ持っていれば取扱説明書を確認しましょう。洗濯やヘアケアの方法が記載されている場合もあります。例えば、アメリカンガール人形の髪は自分で洗わないように指定されています。さらに、人形の髪が傷ついた場合に製造元からアドバイスを受けられる電話番号も記載されています。
  5. 5
    機械部品がついた人形の髪を洗う際は注意が必要です。人形に機械部品が付属している場合は、髪を洗う前に気を付けましょう。このような人形は、水がかかると壊れる恐れがあります。できれば洗う前に髪や頭部を外すことを検討しましょう。または、人形の本体をラップフィルムなどで覆うと、洗髪の際に水の影響を防ぐことができます。
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ポイント

  • 自分で洗えない場合は、家族に手伝ってもらいましょう。
  • アメリカンガール人形の髪を洗う場合は、水が目に入ると目が錆びてしまうので注意しましょう。
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