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仕事をしていると、よく会社の飲み会に誘われます。飲み会は仕事上どうしても欠かせない付き合いですが、実際に職場の飲み会に参加したくない人の割合は63%に上り、多くの人が職場飲みをけむたがっています。[1] 飲み会に毎回参加するのは、本当は嫌なのに、断って職場での立場が悪くなることを恐れるためであることが多く、この悩みが元で会社に行くのが嫌になる人もいます。しかし、飲み会は、うまい口実を作ることで、同僚たちとの関係を悪くせずに断ることができます。体調不良や家族との予定、先約と言った口実に、いかに具体性を持たせるかが、会社の飲み会をうまく避ける秘訣です。
ステップ
方法 1
方法 1 の 3:
体調不良を口実にする
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1自分の体調不良を口実にする 「風邪を引いている」「熱がある」「病み上がり」など、体調が優れない状態にあることを伝えましょう。飲みに誘われた日が当日だったり、翌日に設定されているときは、体調を理由にするとうまく断れます。もし「体調が悪そうに見えない」と冗談っぽくでも言われたら、「いまは薬が効いているだけ」と返すのも有効です。[2] ただし、体調が優れないように見える演技も忘れずにしましょう。
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2家族の体調不良を口実にする 飲み会に誘われる前に元気に働いている姿を見せてしまった場合は、自分ではなく、家族の体調不良を口実にしましょう。夫(妻)、子ども、両親、祖父母など自分以外の近しい間柄にある人物が発熱して寝込んでしまっているため、「今日は看病してあげなければいけない」「家事を代わりにやってあげなければいけない」と伝えると、職場の人たちも強く誘うのは気が引けるでしょう。[3]
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3「医者に止められている」と言う 「健康診断の結果が悪く、いまは飲酒を制限するように医者から言われている」などかかりつけの医者からの指示があることを口実にしましょう。健康診断は誰しもが受診する身近なものなので、職場の人も状況を理解してくれやすくなります。「肝臓の数値が下がっていない」などのフレーズも加えて具体性を持たせましょう。[4]
- 医者関連では、「その日は歯医者に行かなければいけない」と伝えるという手もあります。歯医者に通っている人は多く、会社員であればほとんどの人が退社後に訪れる場所なので、この手は使えます。[5]
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方法 2
方法 2 の 3:
家族との予定を口実にする
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1「子どもと過ごす」と言う 会社の飲み会を避けるうまい口実の1つに、「家族」を理由にする方法があります。お子さんがいる家庭であれば、子どもの誕生日パーティーがある、子どもの習い事を見に行く、子どもを迎えに行ってそのまま家族で外食、など子どもを引き立たせた理由を作りましょう。夫(妻)を口実にすると断ることを要求される可能性がありますが、子どもを口実にすれば、子育てという大事な責務の一環として捉えてもらえます。
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2「親がやって来た」と言う 自分の子どもをダシにしたくない、または独身者だったり子どもがいない家庭の人は、両親を口実にできます。両親と同居していない場合でも、「親が観光ついでに自分に会いにきたので、今日は家族で外食をする」などと伝えると、リアリティーを持たせることができます。親との約束まで断るように要求するのはパワハラにあたりかねないので、この口実を出された同僚や上司は飲み会参加を強要してこなくなります。
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3「門限がある」と伝える 実家暮らしの独身女性なら、家の「門限」を口実にすることもできます。厳格な家庭で育ってきたことを事前に同僚たちに周知しておく必要がありますが、これもそれぞれの家庭の事情の1つとして受け止めてもらえます。「門限という家庭のルールを破らせてまで子どもを飲み会に参加させる企業」というイメージが社員の両親についてしまうことも企業としては避けたいところなので、円滑に飲み会を断れます。[8]
- ただし門限を理由にすると、その後、今度は会社側から門限があることを理由に遠慮され、2度と飲み会に誘ってもらえなくなる可能性があります。
- 門限を口実を使う場合は、短期バイトや数回出会うだけの関係性である取引先の会社に行ったときなど、短い期間ともに働く相手に向けてに限定しましょう。
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4「今、家族が大変なので」とお茶を濁す どうしてもうまく理由を作れないなら、少し具体性を欠きますが「今、家族が大変なので」と伝える方法もあります。誰しも他人に話すことのできないその家庭特有の事情の1つや2つは抱えています。この部分に仕事の場で他人から踏み込むことはプライバシーの侵害ですし、自分に置き換えてみても踏み込まれて気持ちの良いものではないので、このような言い方でも会社の人に理解してもらいやすくなります。[9]
- 少しでも具体性を出したいなら、親が怪我をして回復途上にあるので世話をしないといけない、父親が仕事をクビになった、など詮索されづらく、自分以外の人間では状況を把握しづらい理由をくっつけましょう。
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方法 3
方法 3 の 3:
「先約」を理由にする
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1「宅急便が届く」と言う 会社員にとって宅急便を受け取ることができる時間帯は、ほぼ夜、帰宅後になります。宅急便の受け取りを逃すと再配達手続きをしなければいけず、面倒なことは誰もが理解しているので、「先約」として宅急便の受け取りを口実にしましょう。[10] 特に独身者で1人暮らしをしている人は、自分以外に受取人がいないので、宅急便は何度でも使える、使い勝手が良い口実です。
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2「別の人と飲みに行く予定がある」と言う その日は先に友人や恋人との飲み会が入っている、など予定がバッティングしていることを伝えましょう。恋人よりは、学生時代のサークルの仲間たちと集まる、友人の誕生日会など、複数の人が集まる会合を設定したほうが断りやすくなります。1カ月前に言われたなど、かなり前に設定された飲み会でない限り、誘われた日に先に予定が入っていることは誰しもあります。[11] 社内政治など仕事に関わる大事な飲み会でなければ先約を破ってまで参加を勧めてくる人はいないので、円滑に飲み会を避けられます。
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3「習い事がある」と言う 定期的に練習会があるスポーツをやっている、資格取得のためにスクールに通っているなどといった、「習い事」を理由にすると飲み会をスムーズに断れます。たとえ習い事に通っていなかったとしても可能です。ただし、自分の学びたい分野でもない架空の習い事を作り出すよりは、実際に自分の興味のあることに関する習い事を作り出しましょう。エピソードを具体的に話せます。
- 習い事を理由にして飲み会を避けた場合、それ以降、断った曜日に残業をしたりすると本当はその日に習い事がないことがバレて、飲み会が嫌だから断ったことが明るみになってしまう可能性があります。
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ポイント
- 誘われたら、行きたくなくてもスケジュールを確認し「行けるかどうか確認する振り」をしましょう。こうすることで、「飲み会に参加したい気持ちがある」と伝えることができます。[12]
- うまく断ることができたら、嬉しくても表情には出さないようにし、むしろ申し訳なさそうにしましょう。嬉しそうにすると飲み会に参加したくなかったことがバレます。断ったその日1日を大人しく過ごしてみると申し訳なさが伝わります。
- 断る際は、「誘ってくれてありがとうございます」と、感謝の言葉を添えましょう。どんな理由であっても、飲み会を断られた相手からすれば気持ちの良いものではありません。ただし、誘ってもらえた感謝の気持ちを添えられれば、相手は名誉を回復できます。[13]
- 「また誘ってください」という言葉は忘れないようにしましょう。この言葉を最後に言っておくことで、次回以降も誘ってもらえる確率が上がり、相手も嬉しくなります。[14]
- 歓送迎会、忘年会など節目節目の飲み会には出席しましょう。こうした会に参加すると、職場の人間関係を大事にしている人という印象を付けることができます。[15]
- お酒が飲めないキャラを作るという手段もあります。無理矢理酒を飲ませようとするアルコールハラスメント(アルハラ)という言葉もある世の中です。会社側もお酒が弱い社員にアルハラを指摘されるのを恐れるため、たとえ本当は飲めたとしても「自分はお酒が飲めない」と周知しておくと、飲み会に誘われる回数が減ります。[16]
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注意事項
- 理由をはっきり伝えないと「行きたくない」ということがバレて、誘ってきた相手のみならず、他の同僚からも嫌われる可能性があります。「行けたら行く」「忙しいので」という曖昧な理由は避けましょう。
- 誘われたその場ですぐ断るのはやめましょう。これは誘った相手に「自分はこの人に嫌われている」と誤解される原因にもなり、その後二度と誘ってもらえなくなったり、職場での自分の立場が悪くなる可能性があります。[17]
- 「プレゼン資料を作成しなければいけない」など仕事が忙しいことを口実にすることもできますが、働き方改革が進んで残業を抑制する傾向にある現代では、「仕事は明日にして飲み会に参加してほしい」と言われてしまう可能性もあります。別の口実を作ったほうが飲み会を回避しやすくなります。
- 飲み会が嫌でも、自分のために参加している人が多くいます。会社の飲み会は、普段オフィスに共にいるときにはわからなかった同僚や上司の意外な一面や人間的な魅力に気づけたり、良い人間関係を作ってチームとしてのまとまりを作ることができる貴重な機会でもあります。
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出典
- ↑ http://news.mynavi.jp/news/2016/06/08/235/
- ↑ https://www.minden.jp/clover/drinking_party_pass/
- ↑ https://www.parthaken.jp/column/life/nomikai-kotowarikata/
- ↑ https://www.minden.jp/clover/drinking_party_pass/
- ↑ https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/12104
- ↑ https://woman.mynavi.jp/article/170601-8/#anchor-2
- ↑ https://www.parthaken.jp/column/life/nomikai-kotowarikata/
- ↑ https://ikejo.net/shokuba-nomikai-sakeru-6971#i-2
- ↑ https://woman.mynavi.jp/article/170601-8/2/
- ↑ https://agent-network.com/column/humanrelation177/
- ↑ https://agent-network.com/column/humanrelation177/
- ↑ https://woman.mynavi.jp/article/170601-8/3/
- ↑ https://agent-network.com/column/humanrelation177/
- ↑ https://woman.mynavi.jp/article/170601-8/2/
- ↑ https://agent-network.com/column/humanrelation177/
- ↑ https://ikejo.net/shokuba-nomikai-sakeru-6971#i
- ↑ https://woman.mynavi.jp/article/170601-8/3/
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