会話が弾む話題を考える方法

共同執筆者 Tasha Rube, LMSW

この記事には:基本的な話のきっかけを学ぶ会話を続ける限界を押し広げる

人との接し方が上手な人でも、これ以上言うことが思い浮かばず、次の話題を必死に考えなければいけない時があるでしょう。誰かと会話としている際に話題を切らせないようにするには、事前に心の中で案をそろえておき、話の進行とともに滑らかに挿入していくことが大切です。相手を中心にして会話の内容を構成し、相手をどの程度知っているのかという点を軸としてトピックを合わせると同時に、相手もまたあなたと対等に会話の舵取りができるよう機会を与えましょう。

パート 1
基本的な話のきっかけを学ぶ

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    相手について話す 会話の上手な人になる最大の秘策は実はシンプルで、相手に自身のことについて話させるというものです。[1]なぜだと思いますか?自分自身についてであれば内容も熟知していて、恐らく違和感なく話してくれる可能性が高いためです。次のような戦術を試してみると良いでしょう。
    • 意見を求めてみましょう。今その場で起きていること、最近の時事ニュース等、あなたが話したいと思っていた内容を絡めてみましょう。
    • 「ライフストーリー」に関する話を掘り下げて聞いてみましょう。話しの相手の出身地、幼少時代といった点を尋ねてみましょう。
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    相手とどの程度の面識があるか次第で会話のきっかけを使い分ける 話しの相手をどの程度知っているのか、既に面識があるのかといった点で、どのようなことを質問するのかを判断するようにしましょう。下記は、その他の2通りの面識のレベルと、そうした相手との会話の進め方を説明したものです。
    • 既によく知っている人: 最近の調子、この1週間で何か面白いことがあったか、仕事の案件や学校の課題の進捗状況、子供は元気か、あるいは最近のテレビ番組や映画でなにか良いものはあったか、といった内容を聞いてみましょう。
    • 面識はあるけれども、しばらく会っていなかった人: 前回顔を合わせた後どのようなことがあったのか、今でも同じ仕事を続けて、同じ場所に住んでいるのか、子供はどうしているのか、あるいは(状況に応じて)無事に生まれたのかといったことを尋ねましょう。共通の友人がいれば、その人の最近の動向を知っているか聞いてみても良いでしょう。
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    避けるべきトピックも知っておく 昔からの暗黙の了解として、あまり面識がない人に対しては、宗教、政治、金銭、人間関係、家族のトラブル、健康上の問題、セックスといったトピックは避けるべきででしょう。相手の気分を害すること言ってしまう危険が高く、こうしたトピックは相手の返答が感情的になることがしばしばある、ということも理解しましょう。[2].
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    関心事や趣味について尋ねる 人にはそれぞれ異なる関心ご事、趣味、好き嫌いがあり複雑です。下記は関心事や趣味について尋ねる際の幾つかの例で、ほとんどが、尋ねるとほぼ自動的に会話が必要となるような内容となっています。次のような質問を試してみましょう。
    • 好きなスポーツはありますか?スポーツをしていますか?
    • オンラインコミュニティに参加していますか?
    • どのようなものを読みますか?
    • 趣味は何ですか?
    • どのような音楽が好きですか?
    • どのような映画が好きですか?
    • お気に入りのテレビ番組は何ですか?
    • お気に入りのボードゲームやカードゲームは何ですか?
    • 動物はす好きですか?どのような動物が好きですか?
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    家族について尋ねる この場合、兄弟や(生まれ育った場所についてといった)一般的な内容について尋ねるのが賢明です。相手の返答には興味を持った様子で反応し、もっと話してくれるよう促しましょう。[3] 苦労の多い子供時代を過ごした人、両親と疎遠になっている人、最近両親を亡くした人もいるので、両親に関する話題は触れないほうが良いこともあります。不妊に悩んでいたり子作りについて意見が食い違っているカップル、あるいは子供が欲しいと思っているのに相応しい人やタイミングに縁がないと悩んでいる人に対して子供に関する質問をすると、気まずくなってしまうかもしれません。下記のような質問が無難と言えるでしょう。
    • 兄弟はいますか?何人ですか?
    • (兄弟がいない場合)一人っ子で育つというのはどんな感じですか?
    • 兄弟の名前は何ですか?
    • 兄弟は現在、何歳ですか?
    • 兄弟はどんなことをしている人ですか?(年齢次第で「学校・大学に行っているのですか?」や「既に働いているのですか?」といったように質問を調整しましょう。)
    • あなたと似ていますか?
    • 性格は似ていますか?
    • あなたの出身はどちらですか?
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    これまでの旅行について尋ねる 会話の相手に、これまでに行ったことのある場所について尋ねましょう。地元から出たことがないという人でも、行ってみたい場所について喜んで話してくれるでしょう。特に次のような質問が効果的です。
    • どの国にでも引っ越せるとしたら、どこに行くと思いますか?どのような理由ですか?
    • これまで訪れた都市の中で、一番のお気に入りはどこですか?
    • 最近はどのような場所に旅行しましたか?気に入りましたか?
    • これまでの経験で一番良かった旅と最悪だった旅とはどのようなものでしたか?
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    食べ物や飲み物について尋ねる アルコール依存症に直面していたり、お酒は飲まないという人もいるので、飲み物より食べ物について尋ねたほうががより無難と言えるでしょう。この際、会話がダイエットや減量方法といったトピックに流れてしまわないよう注意しましょう。こうしたトピックは会話がネガティブな雰囲気になる可能性もあります。その代わりに次ようなことを聞いてみましょう。
    • 今後の人生で何か一種類の料理しか食べられないとしたら、何が食べたいですか?
    • 外食はどこでしていますか?
    • 料理は好きですか?
    • 好きなお菓子は何ですか?
    • これまで行った中で最悪な経験をしたレストランはありますか?
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    仕事について尋ねる 面接試験のような雰囲気になってしまうこともあるので、仕事に関する質問は注意が必要です。それでも注意深く会話を進め、手短かで敵意のない話し方であれば、興味深い内容になる可能性も秘めています。また、相手が学生であったり、すでに定年退職をしてたり、求職中の場合もあるということを忘れないようにしましょう。下記の質問を参考にしましょう。
    • どのような仕事をしていますか?どこで働いていますか(学校はどこですか)?
    • 初めての仕事はどのようなものでしたか?
    • これまでに尊敬できる上司はいましたか?
    • 子供の頃、将来どのような仕事をしたいと考えていましたか?
    • 今の仕事でもっとも満足していることは何ですか?
    • 金銭面の心配が全くない状況で働くことになったら、どのような仕事が理想ですか?
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    なぜ二人がこの場に居合わせることになったのかについて掘り下げる 初めて会った相手であれば、なぜ今日この場で二人とも居合わせたのかという話だけでも、すでに聞いてみたい点が複数生じるでしょう。例えば下記の質問を参考にしましょう。
    • どのようにして主催者と知り合いになったのですか?
    • どのようにして今日のイベントを知ったのですか?(関連していれば)どのようにして今日の資金集めのイベントを知ったのですか?どのようにしてこのトライアスロンを知ったのですか?
    • こうしたイベントに参加するための時間をどのようにして作っていますか?
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    心からの賛辞を贈る 相手の人となりでなく、相手のこれまでの業績に対して賛辞を送りましょう。そうすることで、成果につながったスキルについて尋ねることで、さらに会話を進めていくことができます。仮に相手の目を褒めたとしても相手からはお礼を言われるだけで、会話はそこで止まってしまうでしょう。相手を褒める場合は、心からの言葉であることを相手に伝えるために、興味があるという態度を維持するようにしましょう。[4] 下記の例を参考にしましょう。
    • 素晴らしいピアノ演奏でした。どれくらいピアノを続けているのですか?
    • 自信に満ちたスピーチでした。どうやってあんな素晴らしいプレゼンテーションスキルを身につけたのですか?
    • 本気の走りに驚きました。毎週どの程度の頻度で練習を行っているのですか?

パート 2
会話を続ける

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    軽やかさを維持する 誰かと初めて話をする時に奇跡を求めることはできません。会話を始めてすぐに気が合うと感じられるような雰囲気が生まれることを望むのみです。こうした雰囲気を作り上げるためには、興味深く面白いトピックで会話を続けるしかありません。そうすることで、話の合間に軽めのジョークを挟むこともできるでしょう。[5]
    • 人生における悩み事や負の出来事についての話は控えましょう。このようなトピックに触れた際に相手の表情が曇ってしまったという経験があるならば、多くの人がカジュアルで気軽な会話において深刻な事情や問題に関わるつもりでなかったことが理由です。
    • 礼儀正しいうえに興味深く、そして楽しいトピックを期待している人が一般的で、ネガティブなトピックを差し込んでしまうとその場に水を差すような結果となり、会話がそれ以上進まなくなってしまいます。
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    沈黙も許す すべての沈黙が必ずしも気まずいというわけではありません。沈黙している間に相手に関する印象をまとめたり、相手が楽しんでくれそうなトピックを考えることが出来ます。双方にとって、一呼吸し、場を整えるような小休止となります。[6]
    • あなたが緊張したり、静けさを気にして沈黙をごまかそうとすることで、沈黙が気まずくなることもあります。
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    共通の関心事を見つける 例えば二人ともジョギングが好きだということが分かれば、こうした共通の趣味についてさらに会話を楽しむと良いでしょう。ただし、ある程度の時間が過ぎたところで次の話題に移らなければならないタイミングがやって来るということも必ず意識しましょう。ジョギングについて45分も会話してしまうと、ほとんどの場合気まずくなってしまうでしょう。 [7]
    • 同じ趣味を持つ人や、そうした人のこれまでに成し遂げたことについて話してみましょう。例えば、二人とも昨シーズンのマラソン大会の優勝者について色々と知っているとしましょう。どちらかが、このランナーの優勝以降の近況について話を膨らますことができます。
    • 共通の趣味に関する新しいウェア、道具、考え方、戦術について話してみましょう。
    • この趣味の範囲でさらに挑戦できそうなことについて提案してみたり、後日会う約束をして近況報告をしあったり、新しいことを一緒に試してみるのも良いでしょう。

パート 3
限界を押し広げる

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    仮定に基づく質問を投げかけ会話に新たな切り口を与える 馴染みのないアプローチのように感じられるかもしれませんが、ぜひこのような質問を試してみましょう。驚くほど会話が弾むかもしれません。例えば、下記のような質問が思考を刺激し、新たな会話を生むでしょう。
    • これまで達成したことの中で、自分自身にとって(コミュニティにとって)最も重要だったものはどれですか?
    • 裕福、有名、あるいは影響力のある人のいずれかになれるとしたら、どれを選びますか?
    • 今が人生のピークだと思いますか?
    • 10個のアイテムしか所有できないとしたら、何を選びますか?
    • 今後の人生で5種類の食べ物と2種類の飲み物しか選べないとしたら、何を選びますか・
    • 幸せは自分で作りあげるものだと思いますか?それとも偶然出会うものだと思いますか?
    • 透明マントを着ることができるとしたら何をしますか?
    • 自由意志を信じますか?
    • 誰かがあなたを動物に変えることができるとしたら、自分はどんな動物になると思いますか?
    • お気に入りのスーパーヒーローは誰ですか?なぜですか?
    • 歴史上の5人の人物を自宅の夕食に招待できるとしたら誰を選びますか?
    • 明日の宝くじで数億円が当たるとしたら、どのように賞金を使いますか?
    • 1週間だけ有名人になれるとしたら、どのような分野の著名人になりたいと思いますか?(あるいは、どのような芸能人になりたいと思いますか?)
    • サンタクロースを信じていますか?
    • インターネット無しで生活が出来ると思いますか?
    • 理想のバケーションとはどのようなものですか?
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    会話で反応の良かったトピックを書き留めておく いつ使っても会話が上手く進むような「すべらない」トピックは繰り返し活用しましょう。
    • 同様に、気まずくなったり相手が退屈そうに見えたトピックは今後使わないようにしましょう。
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    最近のニュースに気を配る 世界で起きていることを調べ、会話の相手にニュースで話題になっている出来事について見解を聞いてみましょう。(ただし、ほとんどの場合において政治の話題は避けたほうが良いでしょう。)[8]
    • 新しい話で相手を笑わせることができると、会話の相手もまた最近見聞きした面白い話を思い出してシェアしてくれることもあります。
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    簡潔に話せるようになる 興味深い話題を提供できることは会話において重要である一方で、そうした話題をどのように伝えるのかという点も会話を左右します。[9] 無意味に蛇行したりせず、話のポイントを伝えましょう。
    • 会話のトピックを提示しながら無関係の話題に脱線しないようにしましょう。相手の関心を失ってしまうかもしれません。

ポイント

  • 自分の質問に対する相手の受け答えを聞いているうちに、関連した話題から次の質問が生じることもあります。
  • 初めて話をする相手には皮肉なものの言い方をしないようにしましょう。相手が皮肉を言うタイプの人であれば、ウィットに富んだ切り替えしでからかっても良いでしょう。ただし度が過ぎないように注意が必要です。過剰な皮肉を喜ぶ人はいません。
  • 注意深く相手の話に耳を傾け共感できるようにしましょう。自分の質問に対する相手の反応を聞いたら、その内容と自分自身の経験を関連づけたり、相手から同じ質問をされていなくても自分も答えるようにしましょう。
  • ニュースに気を配りましょう。新聞を読み、ソーシャルブックマーキングサイトをチェックして、その日の面白いニュースに目を通しましょう。
  • この記事で紹介された例を順番に質問していくのはやめましょう。相手は尋問されているような気持ちになってしまいます。
  • 初めて話をする相手なのであれば、思いつきでトピックを選ぶのではなく、その場の状況に関連するトピックと会話を紐づけるようにしましょう。
  • 複数の人とグループで会話をしている時は、全員が会話に参加しているような気持ちでいられるよう努力しましょう。その中の一人だけと話し、残りの参加者は会話を静かに聞いているだけの状態になると、全員が気まずい思いをします。
  • 「はい」や「いいえ」、「よかったですね」といった一言だけの返答はできるだけ避けるようにしましょう。会話が全く続きません。
  • 初めて会う相手であれば、名前をかならず覚えましょう。簡単そうに聞こえるかもしれませんが、想像していた以上に忘れてしまうものです。自己紹介の時に相手の名前を頭のなかで素早く5回繰り返して言ってみましょう。
  • 誰かの陰口で会話を始めないようにしましょう。

記事の情報

カテゴリ: 友情

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