wikiHowは「ウィキ」サイトの一つであり、記事の多くは複数の著者によって共著されています。 この記事は、匿名の筆者を含む93人が執筆・推敲を行い、時間をかけて編集されました。
この記事には18件の参照文献があり、文献一覧は記事の最後に表示されています。
この記事は14,717回アクセスされました。
重病を患っている人は、たった1日でも元気になれるのならば何でもするはずです。健康は失ってみないとその大切さになかなか気付きません。健康を保って今の自分を最大限に活かすために、以下のアドバイスを実行してみましょう。
ステップ
-
1水をたくさん飲む 成人男女は一日に1リットルの水を必要とします。これはお茶やコーヒーなどを含まない量です。水は体温を正常に保ち、代謝作用と産業社会が生み出した有害物質を体内から排除します。そのため、水を飲むだけで必然的に今より健康になります。
- 水には肌を美しくする効果もあり、肝臓の機能を高めます。また、食欲をコントロールして、体中に活力を与えます。[1] 健康を保ち、体に活力を与え、肌が美しくなることが動機にならなかったら、いったい何が動機になるのでしょうか?
- また、水を飲むと炭酸飲料やジュースなどの高カロリーで体によくない飲み物を飲まなくなります。体はこうした飲み物の摂取に気付きません。また、こうした高カロリーな飲み物を飲んでも喉の渇きは一向に癒されません。何か味が付いていたほうがいいのなら、少量のレモンやライムを加えるか、果汁100%のジュースを水に混ぜましょう。ただ、牛乳は十分な量を飲みましょう。年をとっても強い骨を維持するために牛乳は非常に重要です。
-
2きちんと朝食を食べる 軽いヘルシーな朝食を摂ると、一日の早い時間に食事をする効果が十分に得られます。また、朝食に脂肪分の少ないタンパク質と精製されていない穀物を取り入れると、お昼の暴飲暴食を防ぎます。朝食を抜く人は実際には朝食をきちんと食べる人より一日を通してたくさん食べているという研究結果もあります。ですから食欲を抑えるためにも、朝食を抜いてはいけません。
- ドーナツ2個とクリームが大量に入ったコーヒーを朝食にする代わりに、卵や果物を食べ、飲み物には無脂肪牛乳や果汁100%のオレンジジュースや紅茶を選びましょう。ヘルシーな朝食であればあるほど、一日中活発に動くことができて、後になって食べ過ぎることがありません。[2]
-
3
-
4正しい時間に食事をする 健康的で消化によい夕食の時間帯は午後5時から8時までです。夜遅い時間に軽食やおやつを摂るのはなるべく避けましょう。不必要なカロリー摂取につながり、睡眠の妨げになります。どうしても夜中に軽食を摂らなければいけない場合は、塩分の少ないナッツや種子、野菜、果物などにしましょう。
- 上手に摂取するならば軽食も悪くはありません。実際、常に何かを食べていると空腹にならないので、カートに乗ったチーズケーキが3度目に運ばれてきても手を出さなくなります。ただ、食べる量はほどほどにしましょう。[4]
-
5肉を食べない日を設ける もうお気付きかもしれませんが、ここまでの話に肉はあまり登場していません。菜食主義はカロリー摂取を抑えてビタミンやミネラルの摂取に貢献しますが、間違ったやり方には注意しなければなりません。完全菜食主義を勧めるわけではありませんが、大抵の人は必要以上の肉を食べています。肉摂取量を減らして肉の種類を変えるとよいでしょう。例えば、豚肉を脂肪分の少ない鶏肉に替えたり、牛肉のステーキをマグロのステーキに替えます。
- 食物繊維の多い食事は肉なしでもできます。食物繊維はコレステロール値を下げ、血糖値を正常に保ち、腸の健康を改善して食べ過ぎを防ぎます。食物繊維の一日の推奨摂取量は男性は30g、女性は21gです。50歳以上になるとその量はさらに増えて、男性が38g、女性は25gになります。食物繊維を多く含む食品には果物、野菜(皮付き)、精製されていない穀物、豆類などがあります。[5]
-
6食品表示ラベルを読む 加工食品は評判がよくありませんが、それには正当な理由があるからです。しかし、上手に選ぶこともできます。冷凍ブロッコリーは箱入りのマカロニ&チーズほど悪くはありません。つまり、加工食品はできるだけ避けるべきですが、どうしてもと言う場合は食品表示ラベルを読んで、塩分、糖分、脂肪などの体に悪い添加物を調べてからにしましょう。
- 食料品店の棚に並んだ食品にはナトリウム、○○化合物、トランス脂肪酸、飽和脂肪酸などが原材料のリストに含まれたものがあります。こうした原材料がラベルに表示されていたら(特に量が多い場合は)購入を控えましょう。どこかにもっと体によい代替品があるはずなので、これらを購入する価値はありません。
- トランス脂肪酸ゼロと表示されていても、完全にゼロというわけではありません。ごく少量ならば法的に記載しなくてよいことになっているからです。「硬化植物油」という表示があったら、それは隠れた悪者だと思うとよいでしょう。[6]
広告 - 食料品店の棚に並んだ食品にはナトリウム、○○化合物、トランス脂肪酸、飽和脂肪酸などが原材料のリストに含まれたものがあります。こうした原材料がラベルに表示されていたら(特に量が多い場合は)購入を控えましょう。どこかにもっと体によい代替品があるはずなので、これらを購入する価値はありません。
-
1
-
2健康的な体重を維持する 人の体格は身長や体重によって異なります。体格の大きい人は体重も多くなりますが、体格の小さい人は体重が少なくなります。
- 痩せ過ぎも決してよいことではありません。急激に体重を落とす過激なダイエットは絶対にしてはいけません。減量のための魔法はありません。あったとしても、体が必要とする栄養素を断ち切ることは魔法でも何でもありません。食生活をゆっくりと変えていくほうがずっと安全で、体の健康に長期的な効果をもたらします。
- ダイエットをしたくないのなら、「運動だけで痩せる方法」を読みましょう。何でも好きなものを食べても十分にカロリーを燃焼できるのは正真正銘の運動選手だけだと覚えておきましょう。そうであっても、運動選手は体のことを考えて暴飲暴食はしません。運動選手は一般人より多くのカロリーを摂取しても、きちんと栄養面を考えた食事をしています。心臓も脳も筋肉も骨も内臓も血も、体に蓄積されない「エンプティーカロリー」だけでは機能しません。
-
3クロス・トレーニング(複数の運動を取り入れたトレーニング)をする 5kmを完走できるからと言って、必ずしも健康だとはかぎりません。小型車を持ち上げられても、同様です。一つの運動ばかりを繰り返し行っていても、それでは一定の筋肉しか使っていないのです。[10] 水泳や体幹トレーニングを試してみると、なかなか出来ないことに驚くことでしょう。
- では、どうすればよいのでしょうか?答えはクロス・トレーニングです。幾つかの異なる運動を行うと、体全体の筋肉を使う(怪我の防止にもなります)だけでなく、退屈しなくなります。実は退屈が原因で運動をやめてしまう人がたくさんいます。そこで、有酸素運動と筋力トレーニングをいつもの運動に取り入れて、筋肉を喜ばせてあげましょう。
-
4
-
5ちょっとしたチャンスを使う 体を動かすとは、舗道を走ったり、ジムの会員になるという意味ではありません。それはいつでもできる生活習慣のことです。[12] そこここで10歩多く歩くだけでも、結果的にはかなり歩数が増えます。
- どうしていいか判らない?職場やショッピングセンターやスーパーの駐車場でいつもより遠くに車を停めたらどうですか?階段を使う、毎日犬の散歩に行く、公園でお弁当を食べる、職場や近所のコーヒーショップに自転車で行く・・・ちょっとしたチャンスはどこにでもあります。
広告
-
1物事を前向きに考える 心が私たちの生活に及ぼす影響の大きさは驚異的です。困難な状況にちょっとした好条件が加わるだけで、苦境がチャンスに変わることがあります。そうなると人生に対する喜びが増えるだけでなく、免疫機能が向上して風邪や心臓病と闘うようになります。[13] ハーバード大学が噓をつくはずはありません。
- この難しい方法を始めるには、まず「感謝の気持ち」に集中します。あなたの周りで起こっている悪い事について考えるのは止めましょう。そして、感謝していることを二つ考えます。それを繰り返していくうちに、心がそのパターンを読み取り、無意識にマイナス思考をやめるようになるでしょう。
-
2満足する これは人生に満足するという意味ではありません(まぁ、それもありますが、ちょっと待って)。どちらかというと、「自分を満足させる」という意味です。ダイエットをしているのなら、食べたいと思っている物をほんの少しだけ食べていいことにします。金曜の夜にテレビドラマを3時間続けて観ることが楽しみだったら、そうしてみましょう。ちょっとしたことで幸せになれるのなら、やってしまいましょう。
- 幸福感は大切です。幸せでなかったら完全に健康だとは言えません。穏やかな気持ちでいれば、何にでも取り組めるのです。家族や友達、恋愛、お金などのことで気落ちしているのだったら、ジャンクフードにするか全粒粉のベーグルにするかは大した問題ではありません。
-
3小さく考える 人は成功できないような大きな目標に向かうと、気後れして焦りを感じ、怠慢になるものです。結局成功しないと判っていることに、なぜ挑戦するのですか?健全な物事の考え方は「今、ここだけ」を見つめます。将来に対する心配ももちろんありますが、まだ起きていないことや起こらないことを心配するべきではありません。
- 目標に集中するのではなく、目標までの道のりに焦点を当てると、心の健康(幸福)を維持しやすくなります。ブロードウェイのミュージカルに出演したいのならば、次のオーディションを受けることに集中しましょう。組合のメンバーになることや引越しのことは後で考えればいいのです。「今」は必ず「未来」の前にやってきます。順序に従って行動しましょう。
-
4
-
5上手に友達を選ぶ 一緒にいると疲れてしまう知人が誰にでも何人かいるはずです。それなのに、相手がいい物を持っているからなのか、ただ退屈しているからなのか、私たちは皆、そんな人たちと友達付き合いをしています。しかし、心の健康のためにはそんな友達とは縁を切らなければなりません。何のためにもならないことは皆、十分に承知しているはずですが、現状を維持するためと気まずい状況を避けるためにそれを無視しているのです。精神衛生のためにもそんな関係はさっさと断ち切りましょう。
- 害のある友達の見分け方がわからない?有害な友情の断ち切り方?ここで対応しています。
-
6成果を出す 最高の気分になるための近道は「今日は多くを達成した」と思うことです。こうした瞬間は自分の勢いが止まらないように感じるものです。お母さんが「やる気になればどんなことでもできるのよ」と言っていたのはもはや嘘ではありません。いつもこんなに好調だったら、どうですか?
- まずは、やるべきことのリストを作りましょう。カレンダーや手帳を使うのもよいでしょう。ここでも小さく考えることを忘れないようにしましょう。小さな目標から次第に取り組んでいきましょう。いつのまにか勢いに乗っているはずです。
-
7休憩をとる さきほどの「満足する」に似ていますが、周りからどんなにプレッシャーをかけられても、時には自分の好きなことをしなければなりません。罪悪感なしに、そのキットカットに手を出しましょう。夜は家でゆっくり過ごし、午前中だけ仕事を休んだり・・・。そうすれば元の二倍は元気になるでしょう。
- これは運動でも同じことが言えます。同じことばかりを繰り返していると、筋肉がそれに慣れてしまい、自分も退屈するので進歩が止まってしまいます。そこで、水曜日はいつものように外でジョギングをするのではなく、プールで泳ぐことに替えてみましょう。これは怠慢ではありません。理にかなったことです。
-
8心のバランスを保つ 他の全てが健康であっても、気持ちが不安定であったら完全に健康だとは言えません。誰でも時には元気をくれるものが必要になります。そんな時、自分に自信を持つためにできるちょっとした事はいろいろとあります。心の問題が深刻になってしまったら、精神的苦痛やうつに対応する方法を学ぶべきかもしれません。
- 自己改善に取り組んだ後は、人間関係の改善を目指しましょう。利己的または支配的な関係を見分ける方法を学び、必要ならば、感情的虐待の解決に取り組み、健全な関係を保つ努力をします。
広告
-
1
-
2週に何度か運動を行う 「体を鍛える」ことについてはすでに説明しましたが、ここでは運動を無視できないようにします。毎日/毎週の習慣にもう運動を取り入れないわけにはいきません。運動は新陳代謝を促し、体重を管理して、一週間ずっと爽快な気持ちにさせてくれます。三倍もお得です!
- もう少し具体的に説明すると、週に2時間半の有酸素運動(または75分間の激しい運動)と筋力トレーニングを2回行います。[14] 芝刈りも運動のうちに入りますよ!
-
3
-
4料理を学ぶ 自炊することは素晴らしい経験で、たくさんのレシピの中から料理を選ぶことができると同時にお金の節約にもなります。さらに、自分の体に入るものを全て管理することができます。食生活を変えるにはこれが一番の方法です。
- 料理をする時に体によくない油や添加物を使うのはやめましょう。植物油、バター、マーガリンの代わりにオリーブオイルを使い、塩やチーズの使用は最小限に抑えましょう。それでは美味しくないと感じたら、別の調理法を試してみましょう。
-
5個人の衛生状態を保つ 家のトイレや公共のトイレから出たら必ず手を洗いましょう。ばい菌は森林火災のように素早く広まり、私たちはあっという間に病気になってしまいます。これも当然のことですが、きちんとシャワーを浴びるのも大切です。
- 口腔衛生については、食後には歯と舌を磨いて、デンタルフロスを使いましょう。食べ物のカスが残っていると口臭や歯周病の原因になります。定期的に歯科医院で歯垢を除去してもらい、症状が悪化しないうちにきちんと診断を受けましょう。詳しくは「衛生的になる方法」を参照してください。
-
6免疫機能を高める 普段から疲れ、風邪、感染症などに悩まされて免疫力の低い人は健康的な習慣や活力を維持するのがとても困難です。「免疫機能を高める方法」を参考にしてください。
- ビタミンやミネラルはできるだけ食事から摂取するように心がけましょう。サプリメントは補助的に摂取するべきです。[17] また、生活習慣を大きく変える前には必ず医師に相談しましょう。
広告
ポイント
- ストレスを感じないようにしましょう。冷静になって、未知の分野に挑戦する自分を励ましましょう。
- 知識を得ましょう。ちょっとした知識を得るチャンスは毎日あります。
- 体が休養を必要としていると感じたら、それに従いましょう。人間の体はきちんと管理さえしていれば自然治癒力を発揮する素晴らしい生体です。
- 抗酸化食品の摂取を増やして、がん、心臓病、動脈硬化、その他の病気の原因になると言われているフリーラジカル(遊離基)から体を守りましょう。[18]
- おやつにセロリを食べましょう。セロリは摂取カロリー量よりもカロリー燃焼量のほうが多い食品です。
注意事項
- 新しい生活習慣はゆっくりと取り入れましょう。体が驚くようなことをするべきではありません。新たな運動や食事療法を始める時は、必ず医師に相談しましょう。運動は健康を考えて慎重に行いましょう。
出典
- ↑ http://www.webmd.com/diet/features/6-reasons-to-drink-water?page=2
- ↑ http://www.webmd.com/diet/features/many-benefits-breakfast?page=2
- ↑ http://www.fitness.gov/eat-healthy/how-to-eat-healthy/
- ↑ http://www.heart.org/HEARTORG/GettingHealthy/NutritionCenter/HealthyCooking/Healthy-Snacking_UCM_301489_Article.jsp
- ↑ MayoClinic.com: Dietary fiber: Essential for a healthy diet
- ↑ http://www.eatright.org/Public/content.aspx?id=6442471055
- ↑ Time.com: Staying Sharp: Can You Prevent Alzheimer's Disease?
- ↑ ClevelandClinic.org: Diet, Exercise, Stress and the Immune System]
- ↑ PubMed.gov: Effects of Exercise on Sleep
- ↑ http://www.webmd.com/fitness-exercise/features/get-stronger-and-leaner-with-cross-training
- ↑ http://www.mayoclinic.com/health/dehydration/DS00561/DSECTION=symptoms
- ↑ http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/6725107.stm
- ↑ http://www.hsph.harvard.edu/news/magazine/happiness-stress-heart-disease/
- ↑ http://www.mayoclinic.com/health/exercise/AN01713
- ↑ MayoClinic.com: Insomnia
- ↑ NYTimes.com: The Claim: Lack of Sleep Increases Weight
- ↑ http://life.gaiam.com/article/15-easy-ways-be-healthier
- ↑ ClevelandClinic.org: Diet, Exercise, Stress and the Immune System
このwikiHow記事について
健康になるには、ライフスタイルを健康的に変えていきましょう。運動量を増やし、バランスのよい食事を摂り、ストレスを減らします。まず、週に150分の中程度の有酸素運動(ウォーキング、水泳、サイクリングなど)、または週に75分の激しい有酸素運動(ランニング、ハイキング、スポーツなど)を行うことを目標にします。また、週に最低2回は、筋群ごとの筋力トレーニング(腕立て伏せ、スクワット、腹筋、ウェイトトレーニングなど)を実践しましょう。そして、バランスのとれた食事を、全粒穀物、野菜、果物、赤身のタンパク質を中心に摂ります。加工食品や、塩分や糖分を多く含む食品は控えましょう。また、睡眠をとることで血行がよくなり、ストレスが軽減されるため、毎日最低8時間の睡眠をとります。また、楽しい趣味、瞑想、ヨガなど、心を落ち着かせる活動も忘れずに行いましょう。最後になりますが、一度に全てを変えなければならないと思う必要はありません。健康になるは一連の過程が必要であり、小さな行動から始めるだけでも、大きな変化が生まれます。 心の健康を保つ方法や、健康的な習慣を作る方法について、この記事の共著者である医療専門家からアドバイスがあります。読んでみましょう!