催涙スプレーは化学物質の混合物で、目に触れると深刻な痛みや刺激を引き起こします。[1] 相手の動きを封じる効果はありますが、相手に与えるダメージが長時間続くことはめったにありません。そのため、催涙スプレーは護身用品に適しています。催涙スプレーは店舗で購入できますが、キッチン用品を使って手作りすることもできます。ただし、日本では催涙スプレーの屋外での携行は、違法とされる場合もあるため、注意が必要です。

方法 1
方法 1 の 2:
材料を混ぜ合わせる

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    材料を用意する[2]  催涙スプレーは、家庭にある材料で作ることができます。次の主な材料を用意しましょう。
    • カイエンペッパー:カイエンペッパーの辛みと目を刺激する成分が、催涙スプレーに適しています。少量でも効果を発揮し、大さじ2杯で数本のスプレーを作ることができます。
    • 92%の消毒用アルコールとサラダ油:カイエンペッパーと混ぜ、スプレー液を作ります。
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    カイエンペッパーをカップに入れる カイエンペッパー大さじ2杯を小さめのカップに入れます。[3] 材料を容易に混ぜることができるため、小さな透明のガラスカップが適しています。
    • 粉末のカイエンペッパーの代わりに、乾燥したカイエンペッパーをすりつぶして使うこともできます。
    • 大さじ2杯以上のカイエンペッパーを使いたい場合でも、最初はこのレシピ通りの分量を使いましょう。そうすると、効果的な催涙スプレーの濃度を把握できます。
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    カイエンペッパーにアルコールを加える[4]  消毒用アルコールでカイエンパウダーを溶かします。カイエンペッパーが完全にアルコールに浸るまで、アルコールを上から注ぎます。絶え間なくかき回して、材料をよく混ぜ合わせましょう。
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    サラダ油を加える カイエンペッパー大さじ2杯につき、サラダ油大さじ1杯を加え、よく混ぜ合わせます。
    • サラダ油の代わりに、ベビーオイルを使うこともできます。
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    他の材料を加える 英語ではペッパースプレーと呼ばれる催涙スプレーは、その名の通りペッパーが主原料です。さらに強力な催涙スプレーを作りたい場合は、カイエンペッパーよりスコヴィル値(辛さを表す辛味単位)の高いペッパーを使うとよいでしょう。催涙スプレーを家庭で手作りする場合は、相手に深刻な被害を与えるものでない限り、材料を自由に選べる利点があります。柑橘類の果汁は、目に対する天然の刺激物となります。スプレー液にレモン果汁を加えてもよいでしょう。
    • 洗剤も目を刺激するため、手作り催涙スプレーに洗剤を加える人もたくさんいます。[5]
    • 催涙スプレーに他の材料を入れる場合は、相手の目にかかった際に、永久的な被害を与えないかを確認しましょう。催涙スプレーは、相手に致命的なダメージを与えずに、護身をするための道具です。
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    スプレー液を一晩寝かせる[6]  スプレー液を入れたカップにラップを被せ、輪ゴムでしっかりと留めます。そのまま少なくとも一晩おき、スプレー液をなじませます。十分な時間をおいた後、ラップを外しましょう。
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    スプレー液を濾す[7]  別のカップにコーヒーフィルターまたはチーズクロス(ガーゼ)をセットし、そこにスプレー液をゆっくりと注ぎます。こうすると、フィルターに固形物が残り、液体だけが濾過されます。
    • スプレー液を濾すのは、スプレー缶のノズルが沈殿物で詰まるのを防ぐためです。
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    液が目に入ったら、直ちに洗浄する[8]  催涙スプレーは、目に強い刺激を与えます。可能であれば、洗眼器を近くに用意しておきましょう。催涙スプレーを作る際は、慎重に作業を行うことが極めて大切です。
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方法 2
方法 2 の 2:
スプレー缶を準備する

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    必要な道具を用意する
    • 空のデオドラントスプレー缶:缶に安全キャップが付いており、穴があいていないかを確認しましょう。催涙スプレー液を入れる前に、缶をできるだけ空にしましょう。
    • タイヤの空気入れバルブ:スプレー液を缶に入れた後、タイヤバルブを使って缶に加圧します。タイヤバルブは、インターネットや自動車用品店などで購入できます。
    • ドリル:電気ドリルを使い、スプレー缶の底に穴をあけます。刃径が9mmのドリルビットも用意しましょう。[9]
    • エポキシ樹脂:缶にタイヤバルブを取り付けるために、数グラム必要です。
    • キッチン用注射器または漏斗
    • エアーコンプレッサー:タイヤバルブを使って缶を加圧するため、自動車用のコンプレッサーが適しています。
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    缶の底にドリルで穴をあける[10]  缶の底に直径9mmの穴をあけます。この穴から、スプレー液と圧縮空気を缶に注入します。ドリルをしっかりと固定し、できる限り均等な穴をあけましょう。こうすると、後でエポキシで穴を塞ぐ作業が楽になります。
    • キャップが取り外せるスプレーボトルを使うと、これらの作業をする必要はありません。ただし、スプレー液が漏れないかどうかを確認することが重要です。使わない時は、ヘッドとノズルにテープを貼っておくとよいでしょう。
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    缶底の穴からスプレー液を注ぐ[11]  缶に穴をあけたら、催涙スプレーを流し込みます。キッチン用の注射器でスプレー液を吸い込み、ドリルであけた穴に注入します。この作業を繰り返し、スプレー液をすべて注ぎ入れましょう。
    • 注射器の代わりに、漏斗を使うこともできます。[12]
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    エポキシで穴を塞ぐ 缶の底にあけた穴をエポキシで塞ぎます。少量のエポキシを穴に塗りましょう。余分なエポキシを拭き取り、数分固めてから次の作業に移ります。
    • エポキシを使用する際、手袋を着用するとよいでしょう。
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    タイヤバルブを穴に取り付ける エポキシが完全に固まる前に、穴にタイヤバルブを挿入します。タイヤバルブを使うと、缶を素早く加圧できます。エポキシで密閉された穴から、空気が抜け出ることはありません。数分おくと、エポキシが固まってタイヤバルブが固定されます。[13]
    • タイヤバルブの大部分を穴に挿し入れましょう。エポキシを通り抜けて、缶の中に挿入されている必要があります。
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    缶をスプレー塗料で塗装する[14]  手作りのスプレー缶にさらに装飾を施してもよいでしょう。使い終わった缶に塗装をすると、他の缶と区別することができます。元の缶と催涙スプレーを混同する恐れがある場合は、特に重要です。
    • スプレー缶を黒く塗ると、表面を完全に覆い隠すことができます。
    • 缶にステッカーを貼ると、さらに本格的な見かけになり、スプレー缶の内容物も明確になります。
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    エアーコンプレッサーで缶を加圧する[15]  エアーコンプレッサーのノズルをタイヤバルブに取り付けます。そして、圧力ゲージを確認しながら、缶に空気を注入しましょう。缶内の圧力が増してくるのが、缶の感触でわかるはずです。
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    スプレー缶を噴射する スプレー缶の噴射の仕方がわかったら、実際に使う前に、硬い表面に向けて狙いを定める練習をしましょう。缶のノズルを自分とは反対の方向に向け、ノズルボタンを軽く押します。適量を短く噴射しましょう。襲撃者に向けて噴射する必要がある場合、ほんの少量でも相手を無力にすることができます。
    • 大抵の催涙スプレーの射程距離は、3m程度です。[16]
    • 催涙スプレーの効果は、45分から1時間ほど持続します。しかし、残留効果は3時間程度続く場合があります。
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    スプレーを常温で保管する 催涙スプレーは揮発性です。他の加圧物と同様に、催涙スプレーも極度の熱にさらされない、適度な温度で保管する必要があります。スプレーを使用しない時は、鍵の付いた戸棚や温度調整された倉庫に保管しましょう。
    • 他人の手の届かない場所に保管することも重要です。
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ポイント

  • 催涙スプレーは、噴射された部分の粘膜を腫らすことで効果を発揮します。
  • 市販の催涙スプレーは、キッチンにあるチリパウダーの少なくとも20倍の効力があります。
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注意事項

  • 催涙スプレーを混ぜ合わせる際、決して手で目の近くを触ってはいけません。ペッパーに含まれる化学物質が、目に強烈な刺激を与えます。安全ゴーグルがある場合は、着用しましょう。
  • 居住地域における、催涙スプレーに関する規制を確認しましょう。
  • 日本では、催涙スプレーを屋内や所有敷地内で所持することは問題ありませんが、屋外で携行することは軽犯罪法違反となる場合があります。
  • 誰かに催涙スプレーを使用した際は、暴行罪に問われないためにも、警察に連絡しましょう。
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必要なもの

  • 空のスプレー缶
  • エポキシ樹脂
  • 電動ドリルおよび9mmのドリルビット
  • キッチン用注射器またはろうと
  • エアーコンプレッサー
  • タイヤバルブ
  • カイエンペッパー
  • 92%の消毒用アルコール
  • サラダ油
  • 材料を混ぜるカップ 2個
  • コーヒーフィルターまたはチーズクロス
  • 食品用ラップ
  • 食器用洗剤
  • 洗眼器

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