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出産を終えた犬が大丈夫かどうかを確認するには、普通の犬の出産がどのようなものなのかを学ぶ事が一番です。犬は何千年も前から出産を繰り返しており、出産は自然なプロセスですが、手助けできることはいくつもあります。また、出産後は動物病院に連れて行き、お腹にまだ子犬が残っていないかをチェックしてもらう事が強く推奨されています。

パート 1
パート 1 の 3:
出産直後のケアをする

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    蒸しタオルで犬をきれいにする 血液や胎盤液、糞便等が残っていないように犬をきれいに拭きましょう。衛生状態が良いと、出産後の細菌感染のリスクを減らす事ができます。
    • 出産後数週間は悪露と呼ばれる液体が漏れ出てくるのを目にするかもしれませんが、これは自然な現象で異常ではありません。子宮内膜が剥がれることで起こります。健康な悪露は臭いがなく、緑っぽい茶色や茶色っぽい赤色をしています。[1]
    • 出産後数分以内に母犬が子犬を舐めないときは、湿らせた清潔な布で子犬の顔と鼻を拭き胎盤嚢を取り除きます。終わったらすぐに子犬を母犬の元に戻しましょう。
    • 母犬が子犬を舐めてきれいにする素振りを見せない場合、清潔な布で子犬の体を擦って刺激を与え、呼吸を促しましょう。
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    出産後の汚れたものを取り換える 犬を外に連れ出しておしっこやウンチをさせている間に、もう一人が乾いた清潔なものに取り替えましょう。
    • 定期的に汚れた布や寝具等は交換して、犬の周辺を清潔に保ちましょう。
    • お産箱の近くに替えの布を置いておき、すぐに取り換えられるようにすると良いでしょう。
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    犬を休ませる 出産後の犬は数時間眠ることもあります。その間子犬も眠るか母乳を飲んでいるでしょう。起きたら周りを警戒した様子で新しく生まれた子犬に興味深々になるでしょう。
    • 子犬に興味を示さない場合、感染症にかかっているかもしれません。クンクンと鳴いている、瞳孔が開いている、嫌な臭いのする分泌物が出ている等の症状がないかチェックしましょう。こういった症状が見られる場合は、直ちに動物病院に連絡しましょう。
    • 犬は通常よりも長く眠るかもしれませんが、不快症状や情動不安の兆候がないか注意して見ておきましょう。
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    出産中や出産直後には水分をたっぷり与える
    • 水を飲まないようなら鶏ガラスープを与えてみましょう。
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パート 2
パート 2 の 3:
産後の犬に気を付けるべき事を知る

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    出産後1週間は健康状態をモニターする 通常より多く眠るかもしれませんが、起きている時ははつらつとした目をして食欲もあるはずです。[2]
    • 1日に1、2回まとめて食事を与えるのではなく、数回に分けて与えましょう。出産の数週間前から産後数週間に渡って食事の量を増やして構いません。母乳育児をしている犬が通常量の食事の3~4倍を食べることは異常ではありません。[3]
    • 多くの獣医師はこの時期の母犬にはカロリーの高い子犬用の餌を与えることを推奨しています。通常の餌に徐々に導入していくと良いでしょう。
    • 食欲をかき立てるために特別なおやつを与えましょう。カッテージチーズ、卵、レバー、その他栄養豊富なごちそうを与えてみましょう。
    • 必ず新鮮な水を常に近くに用意しましょう。水分摂取を助けるために、乾燥タイプの餌に鶏ガラスープを加えると良いでしょう。
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    感染症のサインに気を付ける 出産後24~48時間は僅かに体温が高い状態が続くことがあります。他の病気の兆候を伴わない体温の上昇は異常ではありません。
    • 犬の感染症の兆候としては、情動不安、子犬に対して無関心、悪臭のする分泌物等が挙げられます。[4] こういった兆候が見られた場合は、直ちに動物病院に連絡しましょう。
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    乳腺を1日に2回チェックして健康的な母乳が出ているか確認する 通常の乳腺や乳首は柔らかく、母乳を生成するため肥大しています。乳腺が固かったり赤みがあるのは感染症にかかっているサインかもしれません。
    • 犬が授乳を嫌がるようなら、乳腺をチェックして感染症がないか確認しましょう。乳腺炎は乳腺の細菌感染で、抗生物質ですぐに治ります。獣医師に相談してみましょう。
    • 乳腺は乳首を絞ってみるとすぐに確認できます。触れた時に痛みを感じている様子だったり、感触が固いもしくは熱を持っている場合は、感染症を起こしている可能性があります。
    • 犬の母乳は白色でさらりとしていて凝固物は入っていないのが普通です。乳腺炎の兆候のひとつとして母乳の変色があります(ピンクや黄色)。
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    出産後24~48時間は子宮筋層炎の兆候に気を付ける 子宮筋層炎は子宮に起こる炎症で胎盤が子宮に残っていたり、出産中の心的外傷が原因になることがあります。
    • 子宮筋層炎の兆候として発熱、悪臭のする分泌物、食欲減退、子犬に興味を示さなくなる等が挙げられます。
    • 子宮筋層炎の兆候が見られた場合は、直ちに動物病院に連れて行きましょう。
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    出産後数週間は子癇の兆候に気を付ける 子癇はカルシウムの摂取不足が原因で起こり、筋けいれんや発作が起こり死に至るケースのあります。
    • 子癇の兆候として情動不安や筋肉振戦、衰弱等が挙げられます。[5]
    • 子癇の兆候が見られた場合は、直ちに動物病院に連れて行きましょう。
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パート 3
パート 3 の 3:
子犬の世話の手伝いをする

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    母犬が子犬の世話をしているかを注意深く見守る 出産後1週間はほとんどの時間を子犬と過ごします。健康な母犬は子犬に興味を示し、喜んで母乳を与えます。
    • 清潔で安全な子犬の授乳場所を確保し、寝具が清潔で乾いているかを確認しましょう。お産箱を人が良く通る場所に置くのは避けましょう。
    • お産箱を温かく保ちましょう。生後1週間は29℃に保つのが理想的です。家の中がこれより暑い場合は子犬が涼しくなるように扇風機を使用し、寒い場合は暖房器具を近くに持ってきて子犬を暖めましょう。
    • 母犬を引っ掻かないように、子犬の爪を切りましょう。
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    乳離れの手助けをする 生後3週間以内で子犬は液体をペロペロと舐めて飲むことができるようになり、こうなると乳離れを開始しても構いません。1日に1回分の代用ミルクを与えてみましょう。舌を使って飲むことを覚えると同時に、栄養補助の役割もあります。これを2日続けたら、子犬用の餌と代用ミルクを混ぜてとろとろの餌を与えます。
    • 徐々に固形の餌の量を増やし続けましょう。餌の硬さは1週間でスープ状からとろとろのプリンの硬さ程度にしていきます。
    • 子犬は乳離れをしていきながらも母乳を飲み続けます。生後6週までに、柔らかくて水分を多く含んだ餌と子犬用の粒状の餌を与えましょう。そして、生後8週で完全に乳離れさせましょう。
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    良い刺激になるおもちゃを与える 子犬は生後3週間ほどすると、周りのものに次第に興味を持つようになります。歯が発達し、咬む必要性が出てきます。おもちゃを与えて意識を集中させ、遊ぶ力を刺激しましょう。
    • 日常生活の音に子犬を慣れさせ始めましょう。一度に大人数ではなく1人ずつ初対面の人と会わせ、遊ぶ時間を作ったり、1回に5分程度ラジオを聞かせたりしてみましょう。
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注意事項

  • 犬の不快症状や感染症の兆候として、情動不安、子犬に無関心、悪臭のする分泌物、瞳孔拡大等が挙げられます。こういった兆候が見られた場合は、直ちに動物病院に連絡しましょう。
  • 聞きたい事や心配なことがあれば、近くの動物病院に連絡しましょう。
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このwikiHow記事について

Kateryna Zabashta
共著者 ::
犬ブリーダー
この記事の共著者 : Kateryna Zabashta. 犬ブリーダーのカテリーナ・ザバシュタは、サンフランシスコ・ベイエリアの「Emma’s Frenchies」経営者です。経験は5年以上、犬の栄養、全般的ケア、フレンチブルドッグの繁殖を専門としています。質の高いカスタマーサポート、フレンチブルドッグのケアと健康に注力し、Yelp、Voofla、Facebook、Googleなどのソーシャルメディアでいくつもの5つ星を獲得。 この記事は6,275回アクセスされました。
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