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この記事の共著者 : David Jia. 家庭教師のデイビッド・ジアは、カリフォルニア州ロサンゼルスの家庭教師派遣会社「LA Math Tutoring」の創業者です。教育者としてのキャリアは10年以上、科目、年齢、学年にかかわらず生徒たちを指導し、大学受験対策カウンセリング、ならびにSAT、ACT、ISEEなどの受験対策指導も行っています。さらに、Larson Texts、Big Ideas Learning、Big Ideas Mathなど、教科書会社のオンライン動画作成指導も行いました。SATで数学は満点の800点、英語690点の高得点を挙げ、マイアミ大学よりディッケンソン奨学金を獲得。同大学を卒業し、ビジネス管理学学士号を取得。
分数の引き算は一見、少し難しく思えるかもしれませんが、基本的な掛け算や割り算をすれば、単純な引き算にすることができます。分数が真分数の場合は、分子の引き算をする前に、分母が同じ数にそろっていることを確認しましょう。分数が帯分数で整数が含まれている場合には、その分数を仮分数に変換しましょう。分子の引き算をする前に、分母がそろっていることも確認しましょう。
ステップ
方法 1
方法 1 の 2:最小公倍数を求めて引き算する
方法 1
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1必要であれば、分母の倍数を書き出しましょう。分数の分母が異なる場合には、同じ数にする必要があります。分母の倍数をそれぞれ書き出し、2つの分母が共通して持っている倍数を見つけましょう。例えば、1/4 - 1/5の計算であれば、4と5の倍数を全て書き出し、20を求めましょう。[1]
- 4の倍数には4, 8, 12, 16, 20が含まれ、5の倍数には5, 10, 15, 20が含まれるため、20が共通の一番小さい倍数となります。
- 分母が既に同じであれば、この方法は飛ばして、分子の引き算をして構いません。
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2分子と分母に同じ数字を掛けて、同分母分数にしましょう。異分母分数の最小公倍数が見つかったら、分母が最小公倍数になるように分数に数を掛けましょう。[2]
- 例えば、1/4であれば分母が20になるように5を掛けましょう。 分子にも5を掛ける必要がありますので、1/4は5/20になります。
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3式の全ての分数について、同値分数にしましょう。通分するには、問題の1つの分数を同値分数にしたら、全ての分数で同値分数にする必要がある事を覚えておきましょう。[3]
- 例えば、1/4を5/20にしたら、1/5にも4を掛けて4/20にしましょう。もとの問題の、1/4 - 1/5は5/20 - 4/20になります。
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4分子の引き算をし、分母は同じままにしましょう。最初から分母が等しい場合、あるいは通分をして分母を同じにしたら、分子の引き算をしましょう。引き算の答えを書き、下に分母を書きましょう。[4]
- 分母も同じように引き算してしまわないようにしましょう。
- 例えば、5/20 - 4/20 = 1/20です。
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5答えを約分しましょう。答えが出たら、約分ができないかを確認しましょう。分子と分母の最大公約数を見つけ、それで両方の数字を割りましょう。例えば、答えが24/32であったら、最大公約数は8です。両方の数字を8で割って、3/4と求めましょう。[5]
- 答えによっては、約分できないかもしれません。例えば、1/20はこれ以上約分できません。
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方法 2
方法 2 の 2:帯分数の引き算をする
方法 2
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1帯分数を仮分数に変えましょう。帯分数は、整数と分数が組み合わさった数です。簡単に引き算するには、整数部分を分数に変換しましょう。これにより、分子は分母よりも大きくなります。[6]
- 例えば、2 3/4 - 1 1/7は、11/4 - 8/7となります。
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2必要であれば、公分母を求めましょう。同分母分数にするために、分母の最小公倍数を求めましょう。例えば、11/4 - 8/7の計算をするのであれば、4と7の倍数を全て書き出し、28を求めましょう。[7]
- 4の倍数には、4, 8, 12, 16, 20, 24, 28があり、7の倍数には、7, 14, 21, 28があるので、28が共通の最も小さい倍数になります。
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3通分する必要があれば、同値分数を作りましょう。分母が最小公倍数になるようにする必要があります。このためには、分数全体に数を掛けましょう。[8]
- 例えば、11/4の分母を28にするためには、分数に7を掛けましょう。分数は77/28となります。
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4問題中の全ての分数の同値分数を作り、通分しましょう。問題中の1つの分数の分母を変えたら、もとの問題と同じ比率のままにするためには、他の分数も変換する必要があります。[9]
- 例えば、11/4を77/28に変換したら、8/7に4を掛けて32/28としましょう。11/4 - 8/7の問題は、77/28 - 32/28となります。
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5分子の引き算をし、分母は同じままにしましょう。分母が最初から同じであれば、あるいは通分して分母をそろえたら、分子の引き算ができます。答えを分母の上に書きましょう。分母は引き算しないことを忘れないようにしましょう。[10]
- 例えば、77/28 - 32/28 = 45/28です。
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6答えを単純化しましょう。答えを帯分数にする必要があるかもしれません。まずは、分子を分母で割って、整数部分を求めましょう。それから、余りがいくつかを書きましょう。この数字が分子となります。今までと同じ分母の上に分子を書きましょう。約分ができれば、しましょう。[11]
- 例えば、45/28は、45を28で割ると、1余り17なので、1 17/28となります。
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ポイント
- 帯分数を仮分数に変換せずに計算する事もできます。整数の引き算をし、それから同分母分数であれば、分数部分の分子の引き算をしましょう。
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出典
- ↑ https://www.georgebrown.ca/uploadedFiles/TLC/_documents/Adding%20and%20Subtracting%20Proper%20Fractions.pdf
- ↑ https://www.georgebrown.ca/uploadedFiles/TLC/_documents/Adding%20and%20Subtracting%20Proper%20Fractions.pdf
- ↑ https://www.georgebrown.ca/uploadedFiles/TLC/_documents/Adding%20and%20Subtracting%20Proper%20Fractions.pdf
- ↑ https://www.georgebrown.ca/uploadedFiles/TLC/_documents/Adding%20and%20Subtracting%20Proper%20Fractions.pdf
- ↑ https://www.georgebrown.ca/uploadedFiles/TLC/_documents/Adding%20and%20Subtracting%20Proper%20Fractions.pdf
- ↑ https://www.georgebrown.ca/uploadedFiles/TLC/_documents/Adding%20and%20Subtracting%20Mixed%20Numbers%20and%20Improper%20Fractions.pdf
- ↑ https://www.georgebrown.ca/uploadedFiles/TLC/_documents/Adding%20and%20Subtracting%20Mixed%20Numbers%20and%20Improper%20Fractions.pdf
- ↑ https://www.georgebrown.ca/uploadedFiles/TLC/_documents/Adding%20and%20Subtracting%20Mixed%20Numbers%20and%20Improper%20Fractions.pdf
- ↑ https://www.georgebrown.ca/uploadedFiles/TLC/_documents/Adding%20and%20Subtracting%20Mixed%20Numbers%20and%20Improper%20Fractions.pdf
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