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詩を書くことで、直接的に記述することなく、感情、思い出、懐かしさを伝えることができます。詩のはじまりから終わりまで、非常に多くの表現方法があり、初めて詩を書く際には苦労するかもしれません。初心者が初めて詩を書く場合は、インスピレーションが湧いたときにノートに記録する、隠喩や比喩を用いて表現の幅を広げるなどして、美しく連なりのある詩を生み出しましょう。
ステップ
方法 1
方法 1 の 3:
インスピレーションを得る時間を作る
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1有名な詩を読んで参考にする エミリー・ディキンソン、エドガー・アラン・ポー、ロバート・フロスト、ウォルト・ホイットマンなどの詩人は、詩に対する認識や詩を書く際の手法に変化をもたらしました。こうした有名な詩人たちの作品を読み、それぞれについて、好きな点と嫌いな点を挙げてみましょう。[1]
- ラングストン・ヒューズ、マヤ・アンジェロウ、シルヴィア・プラスなども、有名な詩人であり、それぞれに作風も異なります。
- それぞれの作品を比較したり、対比したりすることで、様々な詩のスタイルやトーンを学ぶことができるでしょう。
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2自分の感情を掴む 詩は感情に満ちています。自分が日々感じていることを理解していれば、詩に感情を込めるのは難しくないはずです。強い感情が湧いてきたら、その感情の理由を記録しておきましょう。[2]
- 自分の感情を理解するのは難しいことです。日々何をどのように感じているのか、どのような時に気持ちが乱れるのか、自分の心の動きをよく観察してみましょう。
- 様々な感情を詩に盛り込みましょう。そうした感情は誰の中にも普遍的にあるものです。
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3毎日詩を書く時間を作る 練習することでしか詩は上達しません。一日に最低10分、時間がある日はそれ以上、詩を書く時間を作ります。どんなものでも、インスピレーションを得たものについて書いてみましょう。[3]
- 詩を書く時間をとるのを忘れそうな場合は、スマートフォンのアラームをセットしておきましょう。
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4インスピレーションが湧いてきた時にメモできるよう、詩作用の手帳を持ち歩く 日常の中で、書きたいことがいつ思い浮かぶかはわかりません。日々アイデアや短い詩を書き留めることができるように、小さな手帳やノートを持ち歩きましょう。[4]
ポイント:バッグやポケットに入れておける大きさの手帳を使いましょう。
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5お題を利用してインスピレーションを得る 何を書けばよいのかアイデアが浮かばないときは、詩のお題からヒントを得ましょう。お題に沿って詩を書く場合は、できるだけ創造力を発揮するようにします。少し変わった作品になっても構いません。[5]
- 「初めての誕生日会について書いてみましょう」「色だけで感情を表現してみましょう」といったお題に回答します。
- 詩を投稿できるウェブサイトなどにも、詩のお題が掲載されています。
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方法 2
方法 2 の 3:
詩を書き始める
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1詩の種類を決める すでに存在するカテゴリに当てはまらなくても構いません。[6] 詩の構造は製作者と詩によってそれぞれに違います。初心者の場合は、韻を踏む形式の詩から書き始めるとよいでしょう。
- 詩の場合、文法的に正しい文章にする必要はありません。大切なのは、作者独自の言葉の組み合わせを通して、読み手が作者の伝えたいメッセージを受け取れるものに仕上げることです。
- 一般的な詩の形式には、ソネット、リメリック、俳句、折句、自由詩などがあります。
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2詩のテーマを決める 特定の事柄とそれに対する自分の思いが、詩のテーマになります。例えば「ひまわり」などのテーマを設定しましょう。テーマを決める際には、取り上げる事柄について、自分の意見を盛り込まなくてはいけません。[7]
自分への質問の例:「ひまわりは好きですか?」「ひまわりを見て何かしらの感情が湧いてきますか?」「ひまわりが何かを象徴していたり、何かを思い出させたりしますか?」
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3感情が伝わるような言葉で描写する 感情を呼び起こすような深みのある詩にするために、特定の要素や具体的な物、または気持ちを描写しましょう。全体を通して何かを描写するだけでも詩になります。描写を始める前には、自分自身に質問をしてみましょう。「海」の場合の質問の例は以下の通りです。[8]
- 海はどんな様子ですか?色、動き、深さ、温度、その他の特徴について言葉で説明しましょう。海は荒れて渦巻いているかもしれませんし、鏡のように凪いで見えるかもしれません。嵐が到来する前の状態、あるいは嵐が来ていて灰色になっている場合もあるでしょう。どんなものでも心に思い浮かんだ言葉で描写しましょう。
- 海のどんな点に目が行きますか?白く泡立った波、水面下の魚、嵐の時の高い波、風が弱まった凪の状態、灰色のゴミの山、通過するイルカの群れ、海岸線に沿って上昇する海面、ハシブトカモメの悲痛な鳴き声など、目に留まったものすべてが詩の中の海につながるかもしれません。
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方法 3
方法 3 の 3:
詩を書き上げる
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1韻を踏んでリズミカルな詩にする 流れるような詩にするためには、各行または1行おきに最後の言葉で韻を踏みます。詩の中で韻を踏みたい場合は、書き始める前に言葉を考えておくのではなく、書きながら言葉を挿入していきましょう。[9] 英語の詩の場合の例:「clean」「mean」「glean」など、「seen」の最後の音節に合わせて韻を踏みます。
- 辞書やインターネットで調べるのではなく、自分で言葉を考えましょう。より流れるような詩に仕上がります。
- 強勢音節と弱勢音節によって詩の中でリズムを生み出すことも可能です。「He'd like some pumpkin pie」という英語の文章の場合、「like」「pump-」「pie」が読み方によって強調できます。
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2隠喩と比喩を使って詩を書く 伝えたいことをそのまま表現するのではなく、感情や設定、人を描写するために隠喩や比喩を使用しましょう。比喩の場合は何かにたとえる際に「のような」と「のように」という言葉を使いますが、隠喩の場合は違います。[10]
例:「海は夜空になっていた、インクのように水の中に広がっていた」
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3詩の長さにこだわらない 詩の長さに制限はありません。長い段落が連なったものや物語ほどの長さのものもあれば、一文のみのものもあります。満足のいく作品に仕上がったかどうかを基準に長さを決めましょう。[11]
- 初めて書く詩は短くても構いません。時間をかけて長い詩を作れるようになっていきましょう。
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4初稿を推敲する 初めて書いた作品は、自分の理想の品質や長さになっていないかもしれません。数時間または数日後にもう一度詩を見直しましょう。綴りの間違いや文言を削るべき箇所、またはもっと言葉を付け足すべき部分がないかチェックします。[12]
- あなたは詩人です。何よりも直感を大切に「あなたの」詩を通して「あなたの」感情を表現しましょう。
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5最終稿を書き上げる 詩を納得いくまで推敲したら、詩をきれいな紙に清書し、最終稿を完成させましょう。パソコンで入力するか、ノートに書くか、どちらの方法でも構いません。[13]
- どこかに詩を投稿する場合は、最終稿が自分の理想通りに仕上がっているかどうかをしっかり確認しましょう。
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出典
- ↑ http://famouspoetsandpoems.com/poets.html
- ↑ https://www.nwp.org/cs/public/print/resource/402
- ↑ https://www.familyfriendpoems.com/poem/article-write-poetry-every-day
- ↑ https://www.loc.gov/poetry/180/007.html
- ↑ https://poetrysociety.org.uk/competitions/national-poetry-competition/resources/poetry-writing-prompts/
- ↑ https://www.familyfriendpoems.com/poems/other/
- ↑ https://jerz.setonhill.edu/writing/creative1/poetry-writing-tips-how-to-write-a-poem/comment-page-4/
- ↑ https://www.poetryfoundation.org/articles/70212/learning-image-and-description
- ↑ https://literaryterms.net/rhyme/
- ↑ https://www.poetryfoundation.org/articles/69588/the-start-writing-your-own-poem
- ↑ https://jerz.setonhill.edu/writing/creative1/poetry-writing-tips-how-to-write-a-poem/comment-page-4/
- ↑ https://jerz.setonhill.edu/writing/creative1/poetry-writing-tips-how-to-write-a-poem/#10
- ↑ https://abegailmorley.wordpress.com/2012/12/30/drafting-a-poem/
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