初恋の相手を諦める方法

共同執筆者 Paul Chernyak, LPC

この記事には:自らを律する過去を客観的に見る前に進む12 出典

初恋の相手を諦めるのは、辛いことです。初恋は、人と恋愛関係にあるということが、どういうことなのかを教えてくれます。恋愛に限らず、初めての経験は、それ以降の似たような経験に大きな影響を与えます。初恋の相手を諦めようとして、もがき苦しむことがあるでしょうが、それは、全く正常なことです。ほとんどの人が、初めての失恋に悩み苦しみます。それでも、辛い経験を乗り越えて前に進むことは、可能です。まず、極力、初恋の相手を考えないようにしましょう。現状に焦点を当て、いつまでも過去の出来事を考えてはいけません。健康的な恋愛観を持てるように努力しましょう。恋が終わってしまっても、恋愛したことで、自分について深く知ることができたでしょう。十分に悲しんでスッキリ出来たら、前に向かって進みましょう。失恋をいつまでも引きずらず、今後のことに意識を集中させましょう。

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自らを律する

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    元恋人に思い馳せる時間を減らす 元恋人のことは、記憶から消し去ろう、と考えるかもしれませんが、返って逆効果です。無理に考えまいとすると、逆に、そればかりを考えてしまいます。元恋人のことを考えないように努めるのではなく、考える時間を制限することが、筋の通った失恋対策でしょう。[1]
    • 1日の内で、失恋した相手を思い出す時間帯を選びましょう。例えば、毎朝30分間、元恋人に思いを馳せてみましょう。楽しい思い出が浮かんでこないなら、歌を聞く、あるいは、2人が好きだった映画について考えましょう。
    • 自分の考えや感情を日記に書きましょう。起こった事を振り返るきっかけとなり、気持ちの整理がついて、悲しみを克服する手助けになるでしょう。
    • 一定の時間を使って、元恋人との思い出に浸ったら、その日は、それ以上考えてはいけません。それでも、元恋人が頭をよぎったら「十分に思いを馳せたのだから、この続きは明日にしよう」と自分に言い聞かせましょう。
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    非現実的な思考パターンに気を付ける 初恋に破れ強いショックを受けると、破滅的な思考に陥ってしまうことがあります。「二度と恋愛ができない」「もう、絶対に幸せにはなれない」などと、考えてしまうかもしれません。このような最悪の思考パターンに陥ったことに気づいたら、冷静に反論してみましょう。[2]
    • 恋愛関係で、1つとして同じものはないでしょう。ですから、全く同じような気持ちにはならない、という点では正しい論理かもしれませんが、だからといって、二度と誰も愛せない、幸せになれない、ということはありません。
    • 現実的になりましょう。ほとんどの場合、初恋は失恋で終わります。親、友達、家族の場合を考えてみましょう。おそらく、彼らの初恋は、ほとんどが実らずに終わったことでしょう。しかし、後に恋愛相手を見つけて、健康的な関係を築けています。
    • 具体的に考えましょう。例えば、「もう二度と恋愛ができない」と考えている自分に気づいたら、そう考えるのを止めて、「心の整理がついて、誰かと交際できる準備ができたら、もう一度恋をすることができるに違いない。一生、1人でいることはないだろう」と考えるようにしましょう。
    • 「今が辛くても、時間が経てば、また、どんなに長くかかっても、ほとんど確実に、再び誰かに恋をして幸せになれる」と、自分に言い聞かせましょう。
    • 信頼のおける友達、家族、あるいはカウンセラーに、思い悩んでいることを相談しましょう。別の考え方に気づかせてくれるかもしれません。若しくは、あなたの思考が、いかに非現実的かを指摘してくれるでしょう。
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    目の前の物事に焦点を当てる 今、自分に起こっていることに目を向けましょう。仲間、仕事、興味あるもの、自分が情熱をかけているものなどに、意識を注ぎましょう。恋の相手は、いないかもしれませんが、集中すべきものは山ほどあります。[3]
    • 地に足をつけていられるように、活動的になりましょう。新しい趣味を見つけたり、同好会やボランティア活動に参加したりすると良いでしょう。気持ちを集中できる活動が見つけられれば、理想的です。
    • 新しい思い出は、過去の辛い経験を克服するのに効果的です。ステップを踏んで、より素敵な思い出作りに励み、元恋人を忘れられるように努めましょう。
    • 「今、この瞬間」に意識を向けるマインドフルネスを実践し、自分の感情や思考について、客観的に考えることは大切なことです。しかし同時に、そのような内省の時間とは別に、意識を外に向けて他の活動に従事する時間も設け、バランスを取ることが重要です。
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    セルフケアを怠らない 自分のことを大切にできないと、前向きに考えることは、非常に困難です。失恋の後では、よく眠れない、運動する気にならない、バランス良い食事に気が回らないなど、自分のケアがおろそかになるかもしれません。どんなに落ち込んでいても、基本的なセルフケアを怠ってはいけません。きちんと自分をケアできれば、精神的にも強くなり、ネガティブなことを考えずに済みます。[4]
    • 十分な睡眠と、バランスの良い食事を取るのはもちろんですが、自分にご褒美も与えましょう。失恋の後は、少しだけ自分を労わりましょう。
    • 夜、友達と出かけましょう。持ち帰り用の料理を注文したり、散歩やサイクリングに出かけたりしましょう。好きな映画を見るのも良いでしょう。
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    支援者の助けを借りる 信頼のおける友達や家族に、時々、自分の様子を見てもらえないかと、頼んでみましょう。また、セルフケアを怠っていないかも確認してもらいましょう。1人でずっと家に閉じ籠っているなら、家から連れ出してもらうのも良いでしょう。悲しみや喪失感を乗り越えようとしている時には、助けを求めましょう。
    • 支えとなる友人と、時々電話で話すだけでも、心が晴れるでしょう。自分の気持ちを話せば、少しは楽になります。
    • 友達や家族に頼ることに罪悪感を覚えるなら、彼らが同じような境遇に陥った時には、支援を惜しまずに、いつでも手を貸そう、と固く誓いましょう。

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過去を客観的に見る

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    否定的な思考パターンを分析する どの恋愛からも何かしら学ぶことができます。恋愛によって、私たちは成長し、より良い自分に変わることができます。将来的に、健康的で幸せな恋愛関係を築くための訓練場とも言えるでしょう。初めての失恋から立ち直ろうと努力している過程で、否定的な思考パターンに陥っていたら、その悪い癖を断てるように取り組み、次の恋愛に役立てましょう。[5]
    • どうして初恋が実らずに終わってしまったのか、を考えましょう。後悔するような行動がありますか。相性が合わなかったのではないか、と思う節がありますか。元恋人を好きになった理由は何ですか。間違った理由から、相手を好きになったと思いますか。
    • 恋愛が上手く行かないと理由として、お互いに相応しくない、というものがほとんどです。今回の失恋を教訓にして、次は自分にあった人を選びましょう。
    • 客観的に物事を見られる人と話をすると、自分の思考パターンが認識でき、初恋に終止符を打つことができるでしょう。適切な判断を下す信頼のできる友達に話をするか、カウンセラーに相談して、元恋人との関係を客観的に見てもらいましょう。
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    思い出を楽しむ 元恋人の全てを記憶から取り去る必要はありません。時間が経つにつれて、昔の出来事を微笑ましく思える日が来るでしょう。恋愛は、とても幸せな気分をもたらします。元恋人はこれからも常に、あなたにとって特別な人です。温かい気持ちで元恋人を考えることができるなら、思い出を締め出すのではなく、楽しみましょう。[6]
    • 過去を思い出しながら、勇気が湧くことがあります。自分は情のこもった人間だった、と認識できるきっかけになるかもしれません。最高に愛情深い自分を再認識できれば、元気になれます。
    • 時として思い出は、良くないことがあった日でも、気持ちを晴れやかにします。落ち込んでいる時に、突然、元恋人からの励ましの言葉を思い出すことがあるかもしれません。失恋に対して、気持ちの整理がついていれば、良い思い出を大事にすることは、健全なことです。
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    初恋の相手は特別ではないと認識する 初恋は素晴らしい経験です。自分について深く知ることができ、初めて人を愛するという経験もできます。しかし、私たちは、初恋を美化する傾向があります。実際には、初めての恋だという以外に、何ら特別なことがないケースが多いものです。人間は生まれつき、初恋の相手を自分の理想の人だと信じ込むように作られています。この心理構造は、現状を受け入れようという必死の努力を妨げてしまいます。それは避けましょう。[7]
    • 初恋の相手とのデートに、有頂天になったことを思い出しませんか。その思い出が強いと、新しい恋の相手への気持ちを、初恋の相手に抱いた気持ちと比べてしまうかもしれません。恋愛に限らず、他の経験についても初めての場合を考えてみましょう。おそらく、大きな期待を膨らませ、実際以上に良く解釈してしまうでしょう。例えば、新しい職場での初日は、心踊るものですが、実際には、他の日と何ら違うところがない、普通の日なのかもしれません。
    • 初恋の相手を完璧な人だったと考えるのではなく、初恋を1つの経験として捉えるようにしましょう。人を愛すること、愛情に満ちた関係を経験することができた、と考えましょう。あなたに相応しい人は、おそらく、初恋の相手だけではないはずです。初めての経験だったために、その思い出を偶像化しているに過ぎません。
    • 前向きな言葉を自分に言い聞かせ、初恋を客観的に見る訓練をしましょう。「この恋愛で経験したことを次に生かして、より良い恋愛関係を築こう。いつか最高の恋愛ができる」と、肯定的に呟いてみましょう。
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    初恋を、自分を深く理解するための機会として捉える この恋愛で学んだことを、振り返ってみましょう。相手との関係を通して気づいた、自分の長所を考えましょう。無私無欲になることを学びましたか。1人の人間を大切にする方法を習得しましたか。初恋が実らなかったとしても、それを失敗だったと捉えてはいけません。恋愛のほとんどは、ある意味、訓練の場所です。初恋の全てを忘れ去ろうとせずに、深く自分自身を理解できたことや、自分は人を愛することができる人間だ、という事実を大切にしましょう。[8]

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前に進む

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    人生の大きな目標をもう一度考える 失恋の後には、人生の大きな目標を見失いがちです。初恋が実らなかったのだから、これから先、愛情に満ちた関係を築くことはできない、と考えてしまうかもしれませんが、発想を変えましょう。人とのつながり全般という視点で、大きな目標を考えてはどうでしょうか。1つの恋愛が失敗に終わったからといって、目標が叶わなかった訳ではありません。[9]
    • 人生でしたいこと、欲しいものをもう一度考えましょう。恋の相手を探す以外に、別の目標を探しましょう。どんな仕事につきたいですか。どんな勉強がしたいですか。
    • しばらくの間、恋愛から少し遠ざかるのも良いでしょう。すぐに、次の恋の相手を見つける必要はありません。心を癒しながら他の目標を追いましょう。改めて心の準備ができたら、デートに行きましょう。
    • 1回の失恋は失敗ではありません。実際には、ほとんどの人が、大きな目標に向かう途中で、幾度となく拒否され、挫折を味わいます。人生の大きな目標を達成させるのに、初恋の相手は必要ありません。
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    再び恋愛関係を持つ前に、自分と向き合う時間をとる 初恋を忘れるには、即次の恋愛相手を見つけると良い、と考える人がたくさんいます。新しく恋愛関係を築けば、確かに、しばし失恋を忘れられるかもしれません。しかし、そのように築いた恋愛は上手く行いかないでしょう。すぐに恋愛関係を求めずに、ゆっくりと時間をかけて自分自身について考えましょう。[10]
    • 恋愛関係に求めるものを考えましょう。前の恋愛で自分のニーズがどのように満たされたか、あるいは、どうして満たされなかったのか、を考えましょう。次回、自分に合った人を選ぶための糸口が見つかるでしょう。
    • 自分に相応しい人を見つけようとして、失恋からすぐ、次の恋愛へ進む人がたくさんいます。しかし、自分に満足できていないなら、次の恋愛も上手くいく可能性は低いでしょう。失恋の痛手を十分に癒し、自分が欲っするものを良く理解することが大切です。
    • 失恋を乗り越えようとしている最中は、精神的に傷つき易くなっています。その時期に他の人に対して感情を抱くことがあるでしょうが、理性的な判断に基づいたものではないでしょう。その感情に振り回されないように注意しましょう。感情的に不安定だと気づかれ、相手から利用されたり、傷つけられたりするかもしれません。
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    お手本となる人を探す 友達や家族、同僚などで失恋から立ち直り、その後の人生を楽しく送っている人を探しましょう。恋愛相手がいなくても、満ち足りて幸せに生きている人の行動パターンをお手本にしましょう。[11]
    • 自分1人でも、幸せそうに行動している人を見つけましょう。恋愛関係にいなくても、満足した生活を送っている人を頼りにしましょう。
    • お手本にしたい人が見つかったら、その人が、どのように失恋に対処したのかを考えましょう。恋が終わった後で、どのようにして精神的に強く、自立できているのかを考えましょう。
    • できれば、その人に相談相手になってもらえないか、尋ねましょう。失恋を克服する過程で、助言を求めることは大事です。ただし、依存し過ぎてはいけません。
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    悲しみが襲うこともあると受け入れる 前に進むことは大事ですが、自分の感情を大切にすることも大切です。落ち込んでいる時は、ゆっくりと心が晴れるのを待ちましょう。悲しく思うことがありますが、それは正常なことだと受け入れましょう。初恋を克服するのは、とても辛いことです。乗り越えようと懸命に努力しても、一晩で克服することはできません。落ち込む日があっても、自分を責めてはいけません。悲しい感情が沸き起こるのは正常なことで、前進するには、時間がかかります。[12]
    • 元恋人を思い出して気分が落ち込んでも、慌ててはいけません。ネガティブな感情を避けようとすればするほど、事態を悪化させます。
    • 悲しく思うことが時々ある、ということを受け入れましょう。我慢せずに泣きましょう。悲しみを表に出すことで、前に進むことができます。
    • 大局的に捉えるには、悲しかった時のことを考え、いつか気分も晴れやかになる、と考えるようにしましょう。時の経過とともに、悲しみは次第に消え去り、楽しい日々が訪れる、と自分に言い聞かせましょう。

ポイント

  • 忙しくしましょう。何もしない時間を作らないようにしましょう。何もしないでいると、元恋人のことを考えてしまいます。運動や部屋の掃除をしたり、趣味に勤しんだりしましょう。
  • 自分の感情を書き出してみましょう。悪い感情や否定的な思考が繰り返し浮かんだら、それらを書き出すことで、楽になります。
  • 元恋人にゆかりのある物を処分しましょう。洋服には元恋人の香りが付いていることがあります。その香りを嗅げば、何よりも強く思い出してしまうでしょう。元恋人のメモ書きや、絵などがあれば、それらも処分しましょう。かつて、自分を幸せな気分にした物は、悲しみをもたらすだけです。
  • 現状を受け入れましょう。相手が友達でいたいと思っているなら、少しは努力を見せてくれるはずです。関係維持には、お互いの努力が必要です。事態が悪化する責任は、あなた1人にあるのではありません。
  • 長続きしない恋には、その理由があります。上手く行かなかった大きな理由を特定してから、前に進みましょう。同じ過ちを繰り返さないように注意しましょう。
  • 新しい人と積極的に会いましょう。新しい出会いは、元恋人を忘れさせてくれます。新しい友達に意識を向けましょう。同好会やボランティア活動に参加したり、イベントに1人で参加して友達を作ったりしましょう。

注意事項

  • 元恋人に対してあまり良い感情を持っていなくても、悪口を言ってはいけません。更に気落ちしてしまいます。
  • 元恋人のフェイスブックを見るのは、あまり良いことではありません。他の人からの写真や投稿を見れば、気分を害してしまうでしょう。
  • 悩みを解決しようとして、薬物に頼ってはいけません。結局は役に立たず、状況を悪化させるだけです。失恋から立ち直ろうとする時には、飲酒や快楽を得るための麻薬を避けましょう。

記事の情報

この記事はPaul Chernyak, LPCが共著しています。 ポール・チェルニャクはシカゴに住む認定カウンセラーです。2011年に心理学の専門大学、「American School of Professional Psychology」を卒業しています。

カテゴリ: 人間関係

他言語版:

English: Get Over Your First Love, Español: recuperarse del primer amor, Deutsch: Über die erste Liebe hinwegkommen, Português: Superar o Fim do Primeiro Amor, Français: se remettre de son premier amour, Русский: забыть свою первую любовь, 中文: 忘记你的初恋情人, Nederlands: Over je eerste liefde heenkomen, Čeština: Jak se vyrovnat s prvním rozchodem, Bahasa Indonesia: Melupakan Cinta Pertama, Italiano: Dimenticare il tuo Primo Amore, Tiếng Việt: Quên đi mối tình đầu, العربية: تجاوز حبك الأول, ไทย: เลิกคิดถึงรักครั้งแรก, 한국어: 첫사랑 잊는 방법, हिन्दी: अपने पहले प्यार को भुलाएँ (Get Over Your First Love)

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