勉強に興味を持つ方法

共同執筆者 Megan Morgan, PhD

特定の教科が嫌いだったり、課題の量に圧倒されたり、授業が面白くなかったりといった理由で、勉強への興味は簡単に失われてしまいます。学習内容に興味を持てれば、積極的に授業に取り組む意欲がわくだけでなく、楽しく勉強することができるでしょう。

パート 1 の 2:
勉強に対する正しい姿勢を持つ

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    自分が興味のあることを見つける すべての教科が好きでなくても、きっと興味のある教科があるでしょう。学ぶのが楽しい内容を見つければ、学校での学習にもっと興味がわきます。自発的に何かをしたいという意欲がわく時(例えば、好きな教科を勉強したいと思う時)、内発的動機づけが働いています。このような動機が見つかれば、学校の成績も向上するでしょう。[1]
    • 最も集中できる授業、最も成績が良い授業、学習が苦にならない授業はどれかを考えてみましょう。こういった授業が、自発的に興味を持っている教科だと言えるでしょう。
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    嫌いな授業を他の側面から見てみる 嫌いだと思っている教科でも、見方が変われば、興味を持てるかもしれません。その授業を受ける目的や理由を考えてみましょう。これを外発的動機づけと呼びます。[2]
    • 授業を、次のステップへの踏み台と考えましょう。[3] 例えば、大学進学を目指しているなら、高校を良い成績で卒業する必要があります。そう考えれば、興味を持って授業に取り組めるでしょう。
    • 今受けている授業を、具体的な視点から見てみましょう。例えば、将来エンジニアになりたいが、数学の先生が苦手だったとします。数学で良い成績をとることは、将来の夢の第一歩であることを覚えておきましょう。
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    勉強内容を日常生活に関連づける 学校以外の場所でこの勉強内容が役に立つのか、意味があるのか、と疑問に思い、学習から興味を失うこともあるでしょう。学校での勉強が思いがけない形で実生活に関連していることを知れば、退屈だと思っていた内容も楽しく感じられるかもしれません。次のような例を見てみましょう。
    • 化学の基本を学ぶと、料理の腕が上がります。[4]
    • 国語などの語学の授業では、比喩、修辞法、説得術といった表現法を学ぶことができます。[5][6] このような技法を知っていれば、キャッチコピーやセックスアピールなどを使った広告の仕組みに気づくでしょう。
    • 歴史を学べば、人気小説、テレビ番組、映画などが史実に基づいていることに気づくでしょう(史実と違う点を指摘できるのも楽しいものです)。例えば、海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』は15世紀の薔薇戦争や中世の内乱を再現していることがわかります。同様に、海外ドラマ『ダウントン・アビー』は20世紀初頭のイギリスの貴族の邸宅での生活を如実に描写しています。(しかし、あるシーンの背景にミネラルウォーターのペットボトルが映り込んでしまうといった撮影ミスも見られます。)
    • 数学は、確定申告の準備、自分で部屋の壁のペンキ塗りをする際に必要なペンキの量の計算、車をローンで購入する際に支払う金利の計算など、様々な場面で実際の生活に役に立ちます。[7]
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    学校に対する思い込みを見直す この教科は役に立つはずがない、面白いわけがないと思い込んでいたり、学校そのものに興味が持てなかったりする場合、特定の思い込みが自分の足を引っ張っていないか考えてみましょう。例えば、次のように、否定的な思い込みを見つけて取り除くことで、学校への関心が高まるでしょう。
    • 国語など特定の教科に興味が持てない場合、これまでに誰かに作文が下手だと言われたことはないか思い返してみましょう。そうであっても、そのような否定的な意見を信じる必要はありません。担当の先生に相談し、成績やスキルを伸ばす方法を尋ねましょう。
    • 学習に興味が持てなくても、すべてを先生の責任にできないと覚えておきましょう。悪い先生に当たったとしても、自主的に学習を楽しみ、関心を抱くことも可能だと忘れてはいけません。
    • 特定の教科に興味が抱けない場合、その教科が好きな友人に、なぜその教科を面白いと感じるか尋ねてみましょう。
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    ストレスのもとを特定する もともと興味のない教科であったり、授業についていけなかったりすると、学校や勉強に関心を失うでしょう。しかし、自分の容姿へのコンプレックス、社会問題、いじめなどもストレスの要因となり、学校への関心を失う原因となります。[8] このようなストレスを抱えている場合は、親、カウンセラー、先生、友人、その他の信頼のおける人物に相談しましょう。ストレスを解消できれば、勉強にもっと関心を向けられるでしょう。
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    過度な競争心を抱かない 適度な競争心は、学習への意欲を育みます。しかし、過度な競争は不安感につながり、学習に集中できなくなります。自分の成績を伸ばすことや目標の達成を第一に考えましょう。
    • 競争自体が楽しい場合や学校への興味が高まる場合のみ、他の人と競争しましょう。科学の甲子園や数学オリンピックなどのコンテストが良い例です。
    • すべてにおいて一番になる必要はありません。他の人と比べずに、自分が現実的に達成できる目標を立てましょう。例えば、テストで目標得点を決めたら、それを達成するように勉強しましょう。他の人よりも良い得点をとることを気にする必要はありません。
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    自分の好きなこと、嫌いなことを書き出す 目に見える形で紙に書き出すと、勉強への関心を高める方法が明確になるかもしれません。まず、紙の中心に縦の線を引きます。そして、片側に「嫌いなこと」、もう片側に「好きなこと」を書いていきましょう。[9]
    • 学校に関して、嫌いなことをすべて書き出します。「学校は面白くないし、意味がない」という書き方は避け、「先生に質問された時、答えがわからないと恥ずかしい」といったように、できるだけ具体的に書きます。
    • 学校に関して、好きなことをすべて書き出します。人によっては、難しいかもしれませんが、頑張って探しましょう。休み時間に友人と過ごすなどであっても、きっと何か好きなことがあるはずです。
    • 書き出したリストに目を通し、嫌いなことを改善するために何かできるかを考えます。例えば、先生に当てられた時に、答えがわからずに恥ずかしい思いをするのであれば、授業が始まる前に、先生に尋ねる質問を準備しておきましょう。当てられる前に、自分から発言をすれば、答えられなければどうしようという不安が取り除かれます。
    • 同様に、好きなことを増やすために何かできるかを考えます。例えば、パソコンが好きなのであれば、学校でパソコンを使用する時間を増やしてもらえないか相談してみましょう。また、宿題を手書きでなくパソコンで行っても良いか尋ねてみましょう。
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    両親、家族、友人に学校のことを話す 周りの人が自分のことを気にかけ、学校で成功できるように応援してくれていると感じられれば、学校への関心は向上するでしょう。学校で学んでいる内容や勉強以外の活動について周りの人に話すと、自分の見方も肯定的になるでしょう。両親、家族、友人を良い話し相手にしましょう。[10]
    • 両親や家族が学校について尋ねるのは、説教するためではないことを覚えておきましょう。純粋に学校で何をしているのかに関心があるのです。家族に学校での出来事を話せると、心が軽くなるでしょう。
    • また、学校で抱えている問題や困難についても一人で抱え込まずに話してみましょう。周りの人はきっと支えになってくれるでしょう。
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パート 2 の 2:
良い習慣を身につける

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    毎日の生活習慣を身につける 学校の課題が終わらない、宿題をする時間をきちんととっていないといった場合、勉強への意欲がそがれ、多くの問題を抱えることになるでしょう。反対に、きちんと勉強や宿題をする時間を決めておけば、そのような問題に悩まされることもなく、関心を持って勉強に取り組めるでしょう。また、毎日勉強を終わらせた時には、達成感を得られます。
    • スケジュール帳などに、するべき課題などを書いたリストをつくりましょう。課題を忘れないだけではなく、終わったものからひとつずつ線を引いて消していくと、達成感が得られ、勉強への意欲が持続されるでしょう。
    • 静かで、集中して勉強できる場所を確保しましょう。
    • パソコンやテレビ、ゲームなどをする前に、宿題などの勉強を終わらせます。初めは難しいと感じるかもしれませんが、一度習慣にしてしまえば、最初にすべきことを終わらせると、後で楽しみの時間が増えると気づくはずです。
    • たくさんの課題がある場合、途中できちんと休憩をとりましょう。例えば、数時間続けて勉強する場合、1時間ごとに5分程度の休憩を挟みましょう。この時間に、軽く動いたり、間食をとったりして、頭を休めましょう。
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    課題の優先順位をつける 最も重要なものや興味があるものなど、最も効果を生む課題に集中して取り組みましょう。[11] 次のように、勉強意欲に勢いをつければ、関心を失うことなく、学習を続けられるでしょう。
    • 最終的な成績評価に大きく影響する試験がある場合、別の授業で書いたレポートを読み直すよりも、その試験に向けた勉強に重点を置く必要があります。
    • 自分が好きな歴史の授業で、教科書を1章読む必要があるなら、嫌いな数学の宿題の前に、まず取り掛かりましょう。または、数学の宿題の方が重要であるなら、歴史の教科書を読むことを楽しみに、そちらから先に終わらせましょう。
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    大きな課題は、手に負える程度の小さな課題に分けて取り組む[12] 大きな課題や試験がある場合、意欲や関心がそがれたり、勉強が億劫に感じたりしてしまいます。しかし、課題を小さな部分に分割すると、ひとつを終える度に達成感が得られ、関心を損なわずに勉強が続けられます。
    • 例えば、教科書の5章分を範囲とした生物の試験がある場合、すべてを一度に勉強しようとしてはいけません。毎日1章ずつ、または2日で1章ずつなど、試験まで毎日少しずつ勉強しましょう。毎日決めた量の勉強を終わらせると、自信につながるでしょう。
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    学校の勉強に多様性を見出す 学校の勉強を退屈だと感じるなら、決まった勉強の仕方を毎日繰り返す必要はありません。次のように、少しずつ変化をつけると、勉強に楽しみを見つけられるかもしれません。
    • 毎月、読書感想文を書く必要があり、毎回、自伝を作品に選んでいるなら、次回は、小説を題材にしてみましょう。[13]
    • 歴史の授業でレポートを書く代わりに、昔のラジオニュースを模倣したニュース番組を録音し、課題として提出できないか先生に相談してみましょう。レポートの代わりに、ポッドキャストでこの録音データを配信するのは面白いプロジェクトになるでしょう。[14]
    • 国語の授業で戯曲作品を読む場合、実際にシーンを演じ、撮影してみましょう。他の人が見たり、コメントを残したりできるように、オンラインでその動画を流しても良いでしょう。[15]
    • 幾何学の授業では、有名なビルなどの建築物の模型を作成してみることもできます。
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    友人と一緒に勉強する 同じ課題や学習内容に取り組む友人たちとグループ学習をすれば、意欲的に勉強できるでしょう。お互いに問題を出し合ったり、わからない箇所を質問し合ったりしましょう。[16] 友人と一緒に勉強する際には、気が散ってしまわないよう、集中して課題に取り組むことが大切です。
    • 協力し合い、集中して勉強に励むことを目的とした学習グループをつくりましょう。自分ひとりではないと感じれば、関心や意欲を失わずに、勉強を続けられるでしょう。
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    フィードバックを求める 学校の授業についていけない場合や、単に自分の成績を詳しく知りたい場合、先生にフィードバックを求めましょう。特定の課題や授業全体に対するフィードバックをもらい、今後の学習の参考にします。[17] たいていの場合、喜んで相談にのってもらえるでしょう。懇談や成績通知書のような正式な形式を取る必要はありません。個人的に成績について先生に相談することができれば、学校での不安感が取り除かれ、勉強への関心を維持できるでしょう。
    • 授業に問題を抱えている場合、先生に相談することをためらってはいけません。例えば、先生に当てられる回数が自分だけ多いと感じるなら、そのように伝えましょう。たいていの先生はきちんと生徒の相談にのり、問題を解決するよう心がけてくれます。
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    学習内容や計画に生徒の意見を取り入れてもらう 時間や労力をかければ、その分、学習に対する興味や関心も高まります。生徒が意欲的に学習できるよう、学習内容や授業の仕方に対する生徒の意見を取り入れたいと考えている先生もいるでしょう。次のような、自分の学習スタイルや面白いと感じる学習内容を先生に伝えてみましょう。
    • 課題の種類の多様性
    • 熱心な講義
    • 課題に関する豊富な選択肢
    • 手本となる良い例
    • ゲームを使った学習(例えば、クイズ番組でよく出題される穴埋め漢字クイズなど)
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    頑張った後や成果が見られた際には、自分へのご褒美を用意する[18]  いつも以上に頑張った、特に良い成績をとった、または目標を達成した時には、自分自身へのご褒美を考えましょう。学校の成績を上げるのにご褒美だけが目当てとなってはいけませんが、たまのご褒美は、勉強への関心を失わないために効果的です。例えば、次のようなものをご褒美に考えてみましょう。
    • 宿題をすべて終えた後には、好きなテレビゲームをしても良いでしょう。
    • 中間テストや期末テストで良い成績をとった時や、学期末の通知表の成績が良かった場合には、好きなレストランに連れて行ってもらえるよう、両親に頼みましょう。
    • 課題をすべて終わらせ、今すぐに取りかかるべき新しい課題がない場合、その週末は好きなことをして過ごしましょう。友人と遊んだり、散歩に出かけたり、または好きなテレビ番組を見て過ごしても良いでしょう。
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このwikiHow記事について

英語学博士
この記事はMegan Morgan, PhDが共著しています。 メーガン・モーガンはジョージア大学の政治学、国際情勢学、そして広報学の専門学部、「School of Public & International Affairs」にてGraduate Program Academic Advisor(修士課程にある留学生に学習面での指導をする教授)を務めています。2015年にジョージア大学から英語学の博士号を授与されています。
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