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動画の字幕は、難聴者向けに会話や音声を画面にテキストとして表示したり、言語翻訳をしたりするのに便利です。YouTubeでは、既存の字幕ファイル(大抵SRTフォーマット)を簡単にアップロードしたり、手作業で自分の字幕を入力することができます。自分のパソコンにある動画ファイルに字幕をつけたい場合は、SRTファイルを作成し、HandBrakeを使います。この記事では、YouTube動画に字幕をつける方法と、パソコンにある動画に字幕をつける方法を説明します。

方法 1
方法 1 の 4:

動画ファイルに字幕を埋め込む

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    「Handbrake」をダウンロードしてインストールする 「Handbrake」は無料の動画トランスコードソフトで、動画に字幕を埋め込むこともできます。「Handbrake」はhttps://handbrake.fr/downloads.phpからダウンロード可能です。
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    「Handbrake」を起動する 「Handbrake」はダウンロードしてインストールすると、Windowsの「スタート」メニューまたはMacの「アプリケーション」フォルダから開くことができます。
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    ファイルをクリックする 左側のメニューの上から2番目にあるオプションのことで、クリックするとファイルブラウザが開きます。
    • また、字幕を埋め込みたい動画を右側の枠にドラッグ&ドロップすることも可能です。
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    字幕を埋め込みたい動画をクリックして、開くをクリックする 「Handbrake」で動画が開きます。
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    字幕をクリックする 画面中央の動画ソースの情報の下にあるタブの1つのことです。
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    SRTファイルのインポートをクリックする 「字幕」タブの下の枠の上部にあります。
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    動画に対応するSRTファイルを選択して、開くをクリックする SRTファイルが「Handbrake」にインポートされます。
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    参照をクリックする 右下にある灰色のボタンのことです。
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    新しいファイルの名前を入力して、保存をクリックする 字幕を埋め込んだ最終的な動画の保存ファイルと保存先が作成されます。
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    変換開始をクリックする 「Handbrake」の上部にある「再生」の三角形の付いた緑色のアイコンのことで、クリックすると字幕を埋め込んだ動画がエンコードされます。メディアプレイヤーの字幕は、字幕メニューを選択し、その字幕を有効にすればオンにすることが可能です。
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方法 2
方法 2 の 4:

Youtubeに字幕をアップロードする

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    ブラウザで https://www.youtube.com にアクセスする WindowsまたはMacのどのブラウザでもかまいません。
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    YouTubeに動画をアップロードする まだ動画をアップロードしていない場合は、通常の方法でパソコンから動画をアップロードします。
    • 動画が、オランダ語、英語、フランス語、ドイツ語、インドネシア語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語、トルコ語、ベトナム語のいずれかに対応している場合、アップロード後に字幕が自動生成されます。[1] 自動生成の字幕が正確でなければ、編集もできます。
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    プロフィール写真をクリックしてYouTube Studioを選択する プロフィール写真はページ右上にあります。画像を設定していなければ、代わりにイニシャルが表示されているでしょう。
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    字幕をクリックする 左側のパネルにあります。動画のリストが表示されます。
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    編集したい動画をクリックする 動画の言語を設定していない場合は、設定するよう求められます。表示に従って言語を選択し、確認を選択します。
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    追加をクリックする 動画の右側にあります。
    • すでに字幕が自動生成されている場合は、複製して編集という項目が表示されます。このオプションを選択すると、手動で字幕を編集したり、自分の字幕をアップロードして差し替えることができます。
    • 自動生成字幕のタイミングを編集するには、ウインドウ上部のタイミングを設定するをクリックします。
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    字幕をつける方法を選択する
    • タイムコードを含む字幕ファイルやクローズドキャプションファイルをアップロードする場合は、ファイルをアップロードをクリックします。Youtubeがサポートしているファイル形式には、ASC、CAP、CIN、DFXP、LRC、MPSUB、RT、SBV、SAMI、SCC、SMI、SRT、STL、SUB、TDS、TTML、VTTがあります。 [2] 自動生成字幕を編集してアップロードしたい場合は、タイミングを設定するの横にある、縦に3つ並んだ点をクリックして、ファイルをアップロードを選択します。
    • 別のファイルから字幕テキストを貼り付けて動画に自動同期したい場合は、自動同期を選択します。字幕が追加されたら、タイミングを割り当てる保存して終了とクリックします。
    • 動画を見ながら手動で入力したい場合は、手動で入力をクリックします。字幕を5行以上入力すると、Youtubeが自動的に字幕を同期します。
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    公開をクリックして字幕を保存する これで、編集した新しい字幕がYoutube動画に追加されます。
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方法 3
方法 3 の 4:

「Clideo SRT Editor」で字幕ファイルを作成する

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    ブラウザで https://clideo.com/create-srt-file (英語)にアクセスする 「Clideo SRT Editor」という無料のウェブベースのツールを使って動画の字幕を作成することができます。まずは、パソコンのブラウザ、またはモバイル版のブラウザからこのウェブサイトにアクセスしましょう。
    • この方法で、ダウンロード可能な字幕つき動画を作成することもできますが、画面にロゴが入ります。
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    動画ファイルを選択する 動画がパソコン、スマートフォン、タブレットにあれば、Choose file(ファイルを選択)を選択し、Open(開く)をクリックします。動画がウェブ上にある場合は、Choose file(ファイルを選択)の横にある下矢印をクリックし、ボックスにURLを貼り付けます。
    • メニューにあるGoogle DriveやDropboxから動画を選択することもできます。
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    Add manually(手作業で入力)をクリックする Clideo SRT Editorが起動します。
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    最初の字幕テキストを入力する プレイボタンをクリックし、最初の字幕テキストを入れたい場面を探します。それから、ページ右上のNew Subtitle(新しい字幕)ボックスにテキストを入力します。スクリーンでプレビューが見られます。
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    希望のタイミングに字幕テキストをドラッグする 字幕テキストは、希望の長さ表示することができます。
    • 例えば、最初の字幕テキストを7秒から14秒までの間表示させたい場合、ボックスを7秒の印のところにドラッグし、ボックスを伸縮させて7~14秒の印に合わせます。
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    +Add subtitle(+字幕を追加)をクリックして、次の字幕テキストを入力する 次のテキストも同じ要領で追加します。
    • 字幕テキストを次々追加し、必要に応じて移動・サイズ調整を行います。これで、SRTファイルにタイムスタンプが作成されます。
    • さらに字幕を追加してから、複数のテキストを同時に画面上にオーバーラップして表示させることもできます。希望の字幕テキストをドラッグして、好きなタイミングで別のテキストに重ねるだけです。
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    Download SRT(SRTファイルをダウンロード)をクリックする ページの右下の角にあります。Save(保存)か同様のボタンをクリックしてパソコンにファイルを保存します。これで正式なSRTファイルが作成されたので、Youtubeにアップロードすることができます。
    • また、Export(エクスポート)をクリックすると、字幕つきの動画を保存することができます。このツールは無料なので、動画の隅に「Clideo」のロゴが表示されます。それが気にならなければ、Export(エクスポート)を選択し、Download(ダウンロード)をクリックしてパソコン、スマートフォン、タブレットに保存しましょう。
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方法 4
方法 4 の 4:

字幕ファイルを手動で作成する

  1. 1
    テキストエディタを起動する Windowsの「メモ帳」、Macの「テキストエディット」、またはそれ以外のテキストエディタを使用できます。
    • Windows 10:
      • 左下にあるWindowsのスタートメニューをクリック→Windowsアクセサリフォルダを選択→メモ帳を選択
    • Mac:
      • 右上にある虫眼鏡アイコンをクリック
      • テキストエディット.appと入力して、 Returnを押す
      • テキストエディット.appをクリック
      • 新規書類をクリック
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    最初の字幕番号を入力して、 Enterを押す SRTファイルの字幕には、それぞれ表示される順番に番号がつけられています。最初の字幕には「1」、2番目のタイトルには「2」などと入力しましょう。
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    字幕の開始時間を入力する 字幕の開始時間とは、動画内で字幕が始まる時間のことです。字幕の開始時間は、それぞれ「[時間]:[分]:[秒],[ミリ秒]」という形式で記述する必要があります。例えば、最初の字幕を動画の冒頭から始まる場合は、00:00:01,000と記述しましょう。[3]
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    開始時間直後に-->と入力する ダッシュ2つと矢印を入力すると、字幕の開始時間と終了時間が切り替わります。
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    字幕の終了時間を入力する 字幕の終了時間とは、字幕の表示を終了する時間のことです。終了時間も「[時間]:[分]:[秒],[ミリ秒]」という形式にする必要があります。字幕のタイムスタンプを含む行全体は、00:00:01,000 --> 00:00:05,040のようになるはずです。
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    Enter Returnを押す 字幕のタイムスタンプを入力したら、Enterキーを押して改行します。
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    字幕を入力する 3行目には実際に画面に表示する字幕を記述します。
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    Enter Returnを2回押す 字幕を入力し終わったら、Enterキーを2回押して、上記で作成した字幕と次の字幕の間に行間を空けます。これらの手順を動画の字幕ごとに繰り返し行いましょう。
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    動画内の字幕ごとに上記の手順を繰り返す
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    ファイル名前を付けて保存の順にクリックする テキストエディタで字幕を入力し終わったら、ファイルを「.srt」形式で保存しなければなりません。「保存」オプションは画面上部の「ファイル」メニューにあります。
    • Macの「テキストエディット」の場合は、「名前を付けて保存」ではなく保存をクリックしましょう。
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    動画が入っているフォルダまで移動する SRTファイルは、その字幕に対応する動画と同じフォルダに保存する必要があります。
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    テキストファイルに動画と同じファイル名を付ける Windowsの場合は「ファイル名」、Macの場合は「名前」の横にあるテキストボックスにSRTファイルのファイル名を入力しましょう。ただし、動画とSRTファイルは、どちらも同じファイル名である必要があります。動画のファイル名が「Introduction.mp4」の場合、SRTファイルのファイル名は「Introduction.srt」となるはずです。
    • SRTファイルが動画ファイルと同じファイル名で、同じ場所に保存されている場合は、「VLC media player」で「字幕」をクリックし、字幕トラックを選択して、字幕を試してみることができます。
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    ファイルをSRT形式で保存する テキストファイルをSRT形式で保存するには、以下の操作を行います。
    • Windows:「メモ帳」でファイルを保存するときに、ファイル名の末尾にある「.txt」という拡張子を削除して「.srt」に置き換えましょう。その後、保存をクリックします。
    • Mac: 保存をクリックして、ファイルを「.rtf」形式で保存します。「Finder」でファイルの場所まで移動し、そのファイルをクリックして選択したら、ファイル名前を変更の順にクリックし、ファイル名の末尾にある「.rtf」という拡張子を削除して「.srt」に置き換えましょう。拡張子を保持するかどうか尋ねられたら、.srtを使用をクリックします。
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以下は、SRT形式に正しくフォーマットした字幕テキストの例です。

1 00:00:01,001 --> 00:00:05,040 動画チュートリアルへようこそ

2 00:00:07,075 --> 00:00,12,132 この動画では、字幕について説明していきます。

3 00:00:14,013 --> 00:00:18,021 まずはSRTファイルを作成してみましょう。

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