アップグレードが必要な場合でも、ノートパソコンが完全に壊れてしまった場合でも、古いノートパソコンが戸棚の中でほこりをかぶっている場合でも、いつかはノートパソコンを処分する必要があります。ノートパソコンを長く使っていると、おそらく残しておきたい、あるいは他人に使われたくない大切なファイルがハードディスクに入っているはずです。ハードディスクを消去し、確実に処分する方法をいくつか知っておけば、何も心配することなくノートパソコンを処分することができます。

パート 1 の 2:
データやファイルを削除する

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    残しておきたいデータをバックアップしておく ハードディスクを処分するときに残っているデータは、バックアップしないと永久に失われてしまいます。1~2時間かけて、パソコン上のものにすべて目を通し、残しておかなければならないファイルがないかどうかを確認しましょう。[1] ここでは、データをバックアップするための方法をいくつか紹介します。
    • データをコピーするための外付けハードディスクを購入しましょう。これで、パソコンのUSBポートに接続して、残しておきたいファイルをコピーすることができます。新しいパソコンにデータを移したいときは、そのハードディスクを接続してファイルをコピーするだけです。
    • GoogleドライブやiCloud、Dropboxなどのサービスを利用して、ファイルをオンラインでバックアップしましょう。これらのサービスには、大切なファイルを残しておくのに十分な容量のオンラインストレージオプションがあるはずですが、バックアップするファイルが多いと多少の費用がかかるかもしれません。
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    登録されているソフトウェアのライセンス認証を解除する パソコンソフトウェアの多くは、1つのライセンスでインストールできるパソコンの数が制限されています。Microsoft OfficeやiTunes、Adobe Creative Suite(アド・ビクリエイティブ・スイート)などをチェックして、古いノートパソコンにインストールされているソフトウェアのライセンス認証を解除しましょう。[2]
    • iTunesでパソコンの認証を解除するには、メニューバーの「アカウント」をクリックし、「このコンピュータの認証を解除」を選択します。
    • アドビ製品の場合は、「ヘルプ」、「非アクティブ化」、「完全に非アクティブ化」の順に選択することで、パソコンの認証を解除できるはずです。
    • ソフトウェアによってライセンス認証解除方法は異なります。特定のソフトウェアのライセンス認証解除方法がわからない場合は、インターネットで調べてみましょう。
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    機密ファイルを破棄する ハードディスクを完全に消去するとはいえ、銀行取引明細書や税務書類、機密写真などを残していた場合は、念には念を入れておいたほうがよいでしょう。ファイルをごみ箱に入れて痕跡を残すのではなく、完全に削除できるソフトウェアを探します。[3]
    • Windowsの場合は、「CCleaner(シーシークリーナー)」や「Eraser(イレイザー)」、「File Shredder(ファイルシュレッダー)」などのソフトウェアから1つを選択して、機密ファイルを破棄しましょう。
    • 上記の機能は、ほとんどのMacパソコンに組み込まれています。削除したいファイルがすべてゴミ箱に入っている状態で、コマンドキーを押しながらゴミ箱アイコンをクリックしましょう。「確実にゴミ箱を空にする」を選択すると、ゴミ箱内のすべてのファイルが確実に破棄されます。
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    ブラウザの履歴を削除する ノートパソコンで同じブラウザを使い続けていると、個人情報やパスワード、銀行口座情報などが大量に残っていることがあります。パソコンを処分する前に、これらの情報をすべて消去しましょう。[4] ここでは、いくつかのブラウザで履歴を削除する方法を紹介します。
    • Safariの場合は、画面左上にある「Safari」タブをクリックして「履歴を消去」を選択し、「すべての履歴」が選択されていることを確認して、表示されているウィンドウの右下にある「履歴を消去」ボタンをクリックしましょう。
    • Google ChromeやInternet Explorer、Microsoft Edge、Mozilla Firefoxの場合は、Ctrl+Shift+Delを押すと閲覧履歴を削除することができます。表示されているウィンドウですべてのチェックボックスにチェックが入っていること、期間がすべてを削除するものになっていることを確認しましょう。ウィンドウの右下にある削除ボタンをクリックすると、閲覧データが削除されます。
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    ソフトウェアをすべてアンインストールする インターネットブラウザと同様に、他の多くのソフトウェアでも何度も入力する必要がないように個人情報が保存されます。ソフトウェアに目を通し、個人情報が保存されているものを削除するか、念には念を入れてソフトウェアをすべてアンインストールしましょう。[5]
    • Microsoft WordやMicrosoft Excelなどのソフトウェアには、氏名や住所が保存されていることがありますが、これらはノートパソコンの次の所有者には残さないほうがよいでしょう。
    • また、Steamなどの買い物をすることができるソフトウェアがインストールされている場合は、クレジットカード情報が保存されていることがあります。
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    パソコンを初期化してハードディスクをフォーマットする 残しておきたいものをすべて保存し、不要なものをすべてノートパソコンから削除したら、システムリセット(初期化)を行い、ハードディスクを完全に消去しましょう。工場出荷時の状態に完全に初期化してハードディスクを消去するのは難しい作業になるかもしれないので、その方法は理解しておきましょう。[6]
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    パソコンが使えない場合は、ハードディスクを取り外すか、物理的に破壊する パソコンの電源が入らないために処分する場合、ハードディスクに何が入っているかを簡単に確認することはできません。そのような場合は、パソコンからハードディスクを完全に取り外しましょう。[7] ここでは、さまざまなパソコンでハードディスクを取り外す方法をいくつか紹介します。
    • 古いノートパソコンの中には、側面のポートからハードディスクをスライドさせて取り出すタイプのものがあります。スイッチを切り換えて解除する必要があるかもしれませんが、しっかりと掴んで簡単にハードディスクを引き出して取り外すことができるはずです。[8]
    • ハードディスクは、ノートパソコンの背面にあるプラスチックパネルの裏に隠れていることもあります。ノートパソコンの開口部付近に、通常はネジで固定されている横長のプラスチック製板があるので探しましょう。パネルやハードディスクは、それを固定しているネジを外すと取り外すことができます。[9]
    • パソコンからハードディスクを取り出す方法がわからない場合は、メーカーの取扱説明書を確認するか、ノートパソコンの機種に合わせたアドバイスをインターネットで調べてみましょう。
    • ハードディスクに保存されているファイルを残したい場合は、ハードディスクを静電気防止袋に入れて保管しておきましょう。最寄りのパソコン修理店に持ち込めば、残っているデータの一部を復旧することができるかもしれません。
    • ハードディスクに何も入っていない場合は、電気ドリルでハードディスクのあちこちに数回穴を開けて完全に破壊しましょう。そうすれば、ノートパソコンの他のパーツと一緒に処分することができます。[10]
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パート 2 の 2:
ノートパソコンを処分する

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    パソコンを売る 古いノートパソコンは、動作が少し遅かったり全く動作しなかったりしても買いたい人がいるかもしれません。インターネットや近所でノートパソコンの販売広告を出して、問題点や解決できる仕様があれば必ず記載しましょう。[11]
    • 古いノートパソコンは、さまざまな目的で購入する人がいます。彼らにとっては、物理的に良好な状態であれば、ノートパソコンが動作しなくても問題ありません。
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    ノートパソコンを下取りに出して、現金やギフトカードを手に入れる 多くの家電量販店やノートパソコンメーカーでは、古いノートパソコンを安く下取りするプログラムが用意されています。インターネットで検索するか、最寄りの家電量販店で下取りプログラムを探し、古いノートパソコンをいくらで下取りしてくれるのかを聞いてみましょう。[12]
    • ヨドバシカメラ、Apple、Amazonの3社は、日本全国で下取りプログラムを展開しています。
    • それぞれのプログラムの金額や支払い方法を比較して、最もお得な方法で古いノートパソコンを買い取ってもらうようにしましょう。
    専門家情報
    Spike Baron

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    ネットワークエンジニア、デスクトップサポート
    IT技術者として25年以上の経験を持つスパイク・バロンは、パソコン修理ショップ「Spike's Computer Repair」を経営しています。スパイクは自身のショップSpike's Computer Repairにて、MacとWindowsパソコンの修理、中古パソコンの販売、パソコンウィルスの駆除、データ復元、そしてハードウェアとソフトウェアのアップグレードに関するサービスを提供しています。スパイクはCompTIA A+ certification(ITプロフェッショナル向けのコンプティア認定資格)とMicrosoft Certified Solutions Expert(MCSE。マイクロソフト認定プロフェッショナル)の資格を保持しています。
    Spike Baron
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    ネットワークエンジニア、デスクトップサポート

    専門家の意見:アメリカでは、Best BuyやStaplesなどの家電量販店が月に1回古い電子機器を回収する日を設けており、リサイクルや処分を行っています。また、大きな都市では電子機器を扱うリサイクルセンターを設置しているところもあります。

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    古いノートパソコンを寄付する ノートパソコンがまだ使える状態であれば、自分のパソコンを必要としている家族や個人に寄付できるかもしれません。ノートパソコンの寄付を募っている最寄りのパソコン関連の慈善団体をインターネットで検索して、自分のノートパソコンをもらってくれるところがないか探してみましょう。[13]
    • 電子機器を扱う慈善団体には、日本電子機器補修協会(JEMTC)があります。
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    ノートパソコンを電子機器リサイクル業者に持ち込む 電子機器やノートパソコンには、鉛や水銀、カドミウムなどの有害物質が含まれていることがよくあります。危険な電子機器を安全に処分できるように、世界各地に電子機器のリサイクル工場が設置されているので、最寄りのリサイクル工場をインターネットで探してみましょう。[14]
    • リサイクル業者の中には、電子機器を最寄りの店舗に預ける必要があるところもあれば、引き取りサービスを行っているところもあるので、自分に合ったリサイクル業者をよく調べて探してみましょう。
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    ノートパソコンを捨てることはできない 自治体では、ノートパソコンを燃えないごみや粗大ごみとして捨てることはできません。「資源有効利用促進法」の施行により、ノートパソコンはメーカーが自主回収およびリサイクルするように義務付けられました。ただし、一部の地域では、ノートパソコンを自治体や家電量販店が回収し、それを国が認定した事業者に集めてリサイクルを行っている場合もあります。[15]
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注意事項

  • 電子機器に穴をあけるときは、作業中に小さくて鋭い破片が飛び散る可能性があるので、必ず安全ゴーグルを着用しましょう。
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Spike Baron
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この記事の共著者 : Spike Baron. IT技術者として25年以上の経験を持つスパイク・バロンは、パソコン修理ショップ「Spike's Computer Repair」を経営しています。スパイクは自身のショップSpike's Computer Repairにて、MacとWindowsパソコンの修理、中古パソコンの販売、パソコンウィルスの駆除、データ復元、そしてハードウェアとソフトウェアのアップグレードに関するサービスを提供しています。スパイクはCompTIA A+ certification(ITプロフェッショナル向けのコンプティア認定資格)とMicrosoft Certified Solutions Expert(MCSE。マイクロソフト認定プロフェッショナル)の資格を保持しています。
カテゴリ: コンピューター
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