吃音(どもり)を治す方法

共同執筆者 Trudi Griffin, LPC

この記事には:吃音の影響を軽減する吃音を持つ人と話をする15 出典

吃音(「どもり」とも言う)とは、話し言葉が続けて出てこなかったり、そのリズムやテンポが途切れてしまう発語障害のことを指します。言葉が出てくるのに時間がかかったり、言葉が繰り返されたりすることがあり、場合によっては、素早いまばたきや唇の震えなど苦痛を表す身体のサインを伴うこともあります。[1]吃音は年齢にかかわらず起こりますが、男の子に起こることが一般的です。[2]

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吃音の影響を軽減する

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    医師または言語病理学者に診てもらいましょう。吃音の影響を克服するには、専門の医療関係者や発語問題の専門家が、あなたやあなたのお子様の助けになってくれます。吃音の治療は、時間が経ってから始めるよりも、すぐに始めた方が最も治療効果が高く、年を取ってからの方が治療が難しくなります。以下の様な吃音の特徴に気がついた場合は、医師に相談しましょう。[3]
    • 大人になってから発症した吃音
    • 筋肉の緊張や明らかな発語の困難
    • 吃音が社会生活・仕事・生活の質に影響を与えている場合
    • 不安・心配・自尊心の喪失などを引き起こす対処が必要な吃音
    • 6ヶ月以上続く吃音
    • 吃音が他の発語障害と併発している場合
    • 自分自身またはあなたのお子様の吃音が悪化していることに気づいた場合
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    流暢にしゃべろうとしない練習をしましょう。 急いで話したり、早口で話したりすることは、会話の中で起こる吃音の頻度に影響を与えることがあります。ゆっくりと意図的に話すことによって、いつ、何をきっかけに吃音が起こるのかを知ることができます。[4][5]
    • ゆっくりとシンプルに話しましょう。 1音節の単語を1つずつ言います。次の言葉に行く前に、それぞれの言葉がはっきりと出てくる様にしましょう。
    • 話しながら自分の言葉を確認し、どの言葉・どのような心理状態が吃音を引き起こす、または悪化させるのかを発見しましょう。
    • 話している途中で一呼吸置いたり、黙ったりすることをためらわないようにしましょう。 練習する時のように、自分のペースを守ります。
    • 問題だと気づいた言葉を練習しましょう。
    • 言葉や文の長さを少しずつ長くしていきます。話し言葉の中で問題となる言葉が話せる様になるまで、時間をかけて取り組みましょう。
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    吃音を減らすための電子機器に関して、医師に相談してみましょう。 現在、吃音の悩みに役立つ装置には、主に2つの種類があります。中には、吃音に悩む人が一日中つけていられる程の小さい装置もあります。[6]
    • 片方の装置は、タイミングを遅らせた人の声をイヤホンの中で再生します。この遅れによって、ゆっくり話すようになり、吃音を軽減させることができます。
    • もう片方の方法では、自分の話し声が他の人の話し声と調和して聞こえるようになります。 自分の話し声をこうした方法で聞くことで、吃音を軽減させることができます。
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    認知行動療法士に診てもらいましょう。 認知行動療法の技術や治療を受けることで、吃音に悩む人は、どの精神状態になると吃音が悪化するのかを知ることができます。この治療法には、吃音によって引き起こされる不安・ストレス・自尊心に関する問題の解決に役立つという利点もあります。[7]
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    話す時はリラックスしましょう。 時間をかけて、言いたいことをきちんと言うことは、吃音の軽減に効果的です。話すときには十分な時間を自分に与え、できるだけ気持ちを落ち着けておくようにしましょう。[8]
    • 自分の言葉や自分が言いたいことをいつも変えるのはやめましょう。
    • 時間をかけて、自分が使いたい言葉で話しましょう。
    • リラックスして、話すことに対する心配を取り除くことは、吃音の軽減に役立ちます。
    • 無理して言葉を出さないようにしましょう。 自分のペースで話します。無理して話そうとすると、余計に話すことが難しくなることもあります。
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    吃音の主な原因が何なのかを発見しましょう。 現在わかっている吃音の原因は3つあります。一般的な2つのタイプの吃音は、発達性吃音および神経因性吃音と呼ばれています。3つ目は最も稀なもので、心因性吃音といいます。[9][10]
    • 発達性吃音は、言葉が話せるようになる幼児期に発生します。成長過程では、ほとんどの子どもに多少の吃音が見られますが、中にはその問題が続く子どもがいます。この種類の吃音は遺伝性で、家族の中にも同様の吃音に悩む人がいる傾向が実証されています。
    • 神経因性吃音は、脳卒中や頭部への外傷など医療上の深刻な問題の後に発生することがあります。脳の言語中枢と発語に使われる筋肉との間の接続が弱くなったり切断されたりしています。
    • 心因性吃音は、心理的にトラウマを抱えた出来事に直面することで引き起こされます。

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吃音を持つ人と話をする

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    文章を無理に終わらせないようにしましょう。 吃音のある人と話をする時には、その人のために文章を終わらせてあげようと思うかもしれません。吃音のある人にとっては、それがさらなるストレスを貯めることになる場合があります。話を遮ったり、その人が言おうとしていることを想像して文章を終わらせたりすることは避けましょう。[11][12]
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    穏やかに話しましょう。 吃音に悩む人が大人でも子どもでも、穏やかでリラックスした会話をすることが効果的です。ゆっくりと焦らずにしゃべることで、双方がプレッシャーを感じることなく会話することができ、吃音の影響の軽減に役立ちます。[13]
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    会話に集中しましょう。 吃音がある人と話をする時でも、同じ様に会話に注意を傾け、会話中であることを意識します。話し手から注意をそらさず、適切なアイコンタクトをとり、相手が話している時には良い聞き手になるようにしましょう。[14]
    • 相手が話そうとすることを決めつけたり、関心を失ったりしないようにしましょう。
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    吃音がある子どもたちを褒めたり受け入れてあげましょう。吃音のある子どもと話している時に、その子たちを批判したり、その子たちにイライラしたりしてはいけません。吃音のある人を粗末に扱うと、相手の自尊心や自信に関する問題が大きくなるだけです。[15]
    • 子どもたちがはっきり話しているときには、褒めてあげましょう。口ごもってしまっても、その子たちを罰したり批判したりしてはいけません。
    • 子どもたちのありのままを受け入れ、勇気付けたり支えたりしましょう。

ポイント

  • 吃音の軽減に取り組むときには、十分な時間を取りましょう。改善には時間がかかることもあります。
  • 前向きな気持ちで吃音の軽減に取り組みましょう。
  • 吃音のある人と話す時には、常に思いやりを持って接しましょう。その人たちのために文章を終わらせてあげてはいけません。

記事の情報

この記事はTrudi Griffin, LPCが共著しています。 トゥルーディ・グリフィンはウィスコンシン州に住む認定カウンセラーです。2011年にマーケット大学にて臨床精神衛生カウンセリングの修士号を取得しています。

カテゴリ: 子供 | 言語 | 学び・コミュニケーション

他言語版:

English: Stop Stammering, Español: detener la tartamudez, Italiano: Evitare di Balbettare, Русский: преодолеть заикание, Português: Deixar de Gaguejar, Deutsch: Aufhören zu stottern, Français: arrêter de bégayer, Bahasa Indonesia: Berhenti Berbicara Terbata bata, Nederlands: Ophouden met stotteren, العربية: التوقف عن التلعثم

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