風邪などの一過性の症状であれ、慢性的な症状であれ、咳が長引くのはつらく、ストレスの溜まるものです。のど飴やミントタブレット、薬用キャンディーなどで喉の痛みを和らげ、水分を十分に補給しましょう。また、ハチミツ入りの暖かい紅茶やハーブティーなどを飲むのも効果的です。咳がどうしてもつらい時には、市販の薬を試してみましょう。充血除去剤 、去痰剤、 鎮咳薬などが効果的です。使用上の目安として記載されている服用量を必ず守りましょう。極端な話をすれば、喉の痛みを和らげた後は、咳の発作をどうにかやり過ごすしかないとも言えます。咳が1ヶ月以上続く場合は、慢性疾患の可能性も疑われるため、医師による診断を受けましょう。

方法 1 の 4:
短期間のつらい咳に対処する

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    水分補給する 病気やアレルギーが原因で鼻から出る分泌物がのどの方に垂れる(後鼻漏とも呼ばれています)と、のどに違和感を生じ、咳の発作を引き起こします。幸い、このようなのどの違和感は、多くの場合水を飲むことで緩和されます。水分を補給すると痰が薄くなり、喉の違和感が和らぐのです。[1]
    • 残念ながら、飲み物ならなんでも良いというわけではありません。普通の水を飲むのが一番です。炭酸飲料や酸性度の高いジュース類は、のどの違和感を悪化させる原因にもなり得るのでできるだけ避けましょう。
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    のどの健康を守る 多くの場合、咳は独立した症状であるため、のどのケアが必ずしも咳を治すのに効果的とは言えません。ですが、のどをケアすることで体調も良く感じますし、睡眠の質も向上するでしょう。
    • 薬用キャンディーやのど飴を試してみましょう。のどの奥の痛みや違和感を和らげ、咳の発作を抑えます。[2]
    • ハチミツ入りの温かい飲み物をとるのも、同様にのどの痛みを和らげ咳を止める方法の1つです。ただし、飲み物が熱すぎないように注意しましょう。
    • 摩り下ろした生姜、またはリンゴ酢大さじ1/2(2.5 ml)を、ハチミツ大さじ1/2(2.5 ml)と一緒に飲み物に混ぜて飲む方法は良く知られていますが、医学的に推奨されているわけではありません。
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    湯気を吸い込む 湯気を吸い込むと鼻腔に保湿効果があり、後鼻漏を抑えてのどの違和感を和らげ、咳を止める効果を発揮します。[3] 体を保湿するのには次のような方法があります。
    • 湯気が多めのシャワーを浴びましょう。鼻腔内の分泌液のネバネバ感が弱くなり、呼吸がしやすくなります。
    • 加湿器を購入しましょう。乾燥した部屋の空気の湿度を上げることで、痛みを和らげることができます。
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    アレルギーを起こさない環境をつくる 鼻、肺やのどなどの呼吸器官を刺激するものが周囲にあると、咳を引き起こしたり、咳の悪化の原因となります。香水や香料の入ったデオドラントスプレーなどは、屋外で使用する分には問題ありませんが、中にはこのような商品の匂いを嗅ぐと鼻炎などのアレルギー反応を起こす人もいます。
    • もちろん、煙草の煙の害は言うまでもありません。近くに喫煙している人がいたら、できるだけ離れるようにしましょう。喫煙者で咳に悩んでいる場合、その咳は慢性的なものである可能性が高いでしょう。その上、周りの人からは文字通り煙たがられているかもしれません。[4]
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    市販の充血除去薬を試してみる このタイプの薬は、鼻腔で生み出される痰の量を減らし、鼻組織の腫れを軽減してくれる驚くべき効果があります。さらに、肺に達してしまった痰を乾燥させて呼吸を助ける通路を広げてくれます。充血除去薬には、タブレットタイプ、液状タイプ、スプレータイプなどがあります。
    • 他の医薬品と同じように、充血除去薬を服用する際にも副作用について調べておきましょう。例えば、プソイドエフェドリン含有薬などは血圧を高める可能性があるため、高血圧の症状がある人は医師に勧められない限り服用は避けましょう。[5]
    • 4歳以下の子供に充血除去薬やその他の市販の咳止め薬を与える場合は、必ず事前に小児科医に相談しましょう。
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    ひどい咳の場合は鎮咳薬を試してみる このタイプの医薬品は、脳の咳反射を最小限にとどめることで咳止めの効果を発揮します。[6] 咳による胸の痛みのせいで少しも眠ることができないといった場合には、デキストロメトルファン配合のメジコンなどを服用するのが効果的でしょう。使用上の注意や服用量の目安を必ず事前に確認しましょう。
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    痰のからむ咳の場合は去痰薬の服用を検討する ひどく痰がからむような咳が出る場合は、グアイフェネシンを配合したパブロンせき止め液、パブロンゴールドA、ミルコデ錠Aなどを服用するのが効果的です。このタイプの医薬品は、痰を切れやすくし、咳で出せるようにする効果があります。[7]
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    生理食塩水の鼻洗浄用品で咳を鎮める 3〜4時間ごとに2、3滴の生理食塩水鼻洗浄液を垂らして鼻腔を潤しましょう。この医薬品には、喉の痛みや違和感を和らげ、咳の原因となる後鼻漏を最小限に抑える効果があります。
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    医師に相談する ただ咳の症状があるだけで医師に診てもらうのは気が引けるかもしれませんが、もし咳が長く続いたり、他に根本的な原因があることが疑われる場合は、適切な診断を下してくれる医師に相談するに越したことはありません。[8]
    • 咳が出始めてからの期間の長さに関わらず、咳に血が混ざったり、悪寒や疲労感といった症状が見られる場合にはすぐに病院で受診しましょう。原因がただの風邪なのか、それとも喘息、アレルギー、インフルエンザなのかを医師に診断してもらう必要があります。
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方法 2 の 4:
継続的でつらい咳に対処する

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    病院を受診する 咳が1ヶ月以上も続くような場合は、亜急性の咳が慢性の咳に変化しつつある可能性が疑われます。数週間以上咳が続く場合は医師に診てもらいましょう。[9]
    • 鼻炎、喘息、または逆流性食道炎などに罹患している可能性もあります。まずは咳の原因を突き止めることが治療における優先事項です。
    • 鼻炎の場合は、医師により抗生物質が処方される可能性があります。また、鼻洗浄用品を勧められるかもしれません。
    • 原因がアレルギーである場合には、アレルギー反応を起こしているアレルゲンをできるだけ避けるように指導されるでしょう。アレルゲンさえ避けていれば、咳はすぐに治まるはずです。
    • 喘息と診断されたら、咳の症状に火を着けてしまうような状況をできるだけ避けましょう。喘息の薬を定期的に服用し、刺激物とアレルゲンを徹底的に排除します。
    • 胃酸が逆流して喉に達してしまう症状は、逆流性食道炎と呼ばれています。この症状による痛みを和らげるために医師による処方が可能な医薬品があります。それ以外は、食事をとってから3〜4時間後にベッドに入り、適度に高い位置に頭を置いて寝ることで症状を軽減することができます。
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    禁煙する 禁煙サポートをしてくれるプログラムや資料などには様々なものがあります。また、医師によるサポートを得るのも良いでしょう。プログラムを紹介してもらったり、より新しく効果的な禁煙方法を教えてもらえるかもしれません。
    • 受動喫煙をしてしまっている場合は、それが咳の原因になっている可能性があります。できる限り喫煙者から離れるように心がけましょう。
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    医師の推奨する医薬品を服用する 咳というものは、一般的には「症状」と見なされます。このため、咳止めの薬は、基本的に咳の原因が分からない時に飲むものです。しかし、慢性的な咳の症状が見られる場合には話は変わってきます。医師により許可された医薬品のみを服用しましょう。以下のような選択肢があります。
    • 鎮咳薬は、咳止めの処方薬です。このような処方薬は、他の方法がどれも効果がない場合にのみ、最終手段として用いられるものです。ただし、市販の咳止め薬の効果には科学的根拠はありません。
    • 去痰薬は痰を切れやすくするため、結果咳をする際に痰を吐き出すことができます。
    • 気管支拡張薬には、呼吸器官を広げる効果があります。
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    こまめに水分補給する 咳の原因自体をこの方法で解決することはできませんが、こまめに水分補給することでかなり症状は緩和されます。
    • 水分は主に水で補うようにしましょう。炭酸飲料や糖分の多い飲み物は喉に過剰な刺激を与えてしまいます。
    • 温かいスープやだし汁を飲むと、喉の痛みが緩和されることがあります。
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方法 3 の 4:
子供の咳を止める方法

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    避けるべき医薬品について知る FDA(米国食品医薬品局)によれば、一般用医薬品のほとんどは4歳以下の子供に副作用をもたらす可能性があるそうです。子供の咳の治療については、このことを頭に留めておきましょう。子供に薬を飲ませる時は、必ず事前に小児科医に相談します。
    • 2歳以下の幼児にはのど飴を与えてはいけません。小さな子供は飴をのどに詰まらせる恐れがあり危険です。
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    のどの健康を保つ習慣を身につける のどにかかる負担を減らせば減らすほど、風邪やインフルエンザによる症状も軽減することができます。症状を最小限にとどめるために次のようなステップを踏みましょう。
    • 水分をたくさん摂らせます。水、お茶、ジュースなど(乳児の場合には母乳)を飲ませるのが良いでしょう。清涼飲料水や柑橘系の飲み物は喉に刺激を与えるので避けましょう。[10]
    • 湯気の立ち込めたお風呂場で20分程度子供を座らせ、寝室には加湿器を置きましょう。この方法を取ることで、鼻孔に溜まった分泌物を取り除き、咳を和らげて睡眠の質を上げることができます。
    • のどの痛みや違和感を緩和するために、ぬるい塩水でうがいをさせましょう。
    • 子供用の生理食塩水入り点鼻薬を使って、咳の原因となる後鼻漏を減らします。
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    医師に診てもらう 子供が苦しそうに呼吸していたり、3週間以上咳が続いている場合はすぐに病院で受診しましょう。
    • 子供が生後3ヶ月未満で、咳の他に熱などの他の症状も見られる場合は、特に早急に受診する必要があります。
    • 毎年同じ時期に咳の症状が出たり、何か特定の理由で咳が引き起こされているようであれば、アレルギーの可能性を疑いましょう。
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方法 4 の 4:
ハチミツクリーム療法

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    片手鍋、ハチミツ、生クリームとバターを用意する ハチミツは咳やのどの痛みの緩和に効果的だということが研究で明らかになっています。[11] 咳が止まらない時、ハチミツと温かいミルクや生クリームを混ぜたものを飲むと非常に効果的です。
    • このレシピでは、1カップ(200 ml)の全乳生クリーム、大さじ一杯(15 ml)のハチミツ、そして小さじ一杯(5 ml)のバターかマーガリンを使用します。
    • 1歳未満の乳児には、決してハチミツを与えてはいけません。乳児がハチミツを摂取すると、細菌に感染して深刻な症状をきたす恐れがあります。[12]
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    生クリーム、バター、ハチミツを温める 片手鍋に生クリームを入れて火にかけます。ここにハチミツとバターを加え、始めはサッと一度だけかき混ぜます。
    • ゆっくりと材料を温めて沸騰させ、バターが溶けるのを待ちます。バターが溶けると、上部に黄色い層ができます。この黄色い層はこのままにしておきましょう。再びかき混ぜる必要はありません。
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    温めたハチミツクリームをマグカップに入れて飲む この飲み物は、喉に膜を張って痛みや違和感を和らげてくれます。飲んでから1時間以内には、咳はかなり緩和されるはずです。ただし、咳の原因となる風邪やインフルエンザ自体をこの療法で治すことはできません。
    • 子供にハチミツクリームを与える時は、少し冷ましましょう。
    • ゆっくりと味わいましょう。黄色い層の部分もそのまま飲みましょう。
    • 暖かい服装を心がけましょう。体が冷えると風邪などの病気にかかりやすくなります。
    • 渇いた咳が出る時は、水をたくさん飲みましょう。
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ポイント

  • ハチミツ、レモン、紅茶を混ぜた暖かい飲み物をゆっくり飲みましょう。
  • 咳を治すとされる家庭療法はたくさんあります。アロエ、玉ねぎ、にんにくシロップなどが喉の痛みに効くと言われています。咳がそこまでひどくなければ、時間のある時に家庭療法を色々試してみるのも良いでしょう。
  • 仰向けに寝そべって冷たいタオルを喉の周辺にかぶせると、一時的に咳を止めて入眠の手助けになります。
  • 冷静に対処しましょう。心を落ち着かせて体を温めるだけで咳が鎮まることもあります。温かい毛布を体にかけて、楽な場所に寝そべりましょう。心を落ち着かせて咳から気をそらすために、読書をしたりテレビを見たりしましょう。
  • ターメリックとミルクにも咳を緩和する効果があります。
  • 学生の場合は、学校を休んで十分に休養を取りましょう。

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注意事項

  • 咳は、深刻でリスクの高い病気のサインである可能性もあります。咳の他にも日常生活に支障をきたすような症状が見られる場合は、すぐに医師に診てもらいましょう。
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このwikiHow記事について

Luba Lee, FNP-BC, MS
共著者
治験審査委員
この記事の共著者 Luba Lee, FNP-BC, MS. ルーバ・リーはテネシー州に住む家庭医療を専門とするナース・プラクティショナー(一定レベルの診断や治療を行うことが許可されている上級看護師)です。2006年にテネシー大学にて 看護学修士号を取得しています。 この記事は1,097回アクセスされました。
カテゴリ: 健康
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