不意に起こる吐き気はとても不快な症状です。放っておくと乾いた喉の表面が傷ついて、喉頭炎を引き起こす原因になることがあります。咽頭反射を起こしやすい体質の方は、錠剤の服用に支障を来たす、歯科医院での診察が困難である、嫌いな食品を飲み込めないなどの問題を抱えているかもしれません。あるいは、喉が腫れた時に耳鼻科で感染症の検査を受けるたびに吐きそうになっていませんか?この吐きそうになる反応(咽頭反射と呼ばれています)は、異物が喉に詰まるのを防ごうとする体の自然な防御反応です。それでも健康な人のうちの三分の一程度は、これをまったく経験しません。[1] ご心配なく。喉の過剰な反応を抑える方法や訓練の仕方がありますので、以下でご紹介します。

ステップ

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    軟口蓋をまひさせましょう。軟口蓋に(口の中の奥の天井の部分のことです。舌で上方向につついてみると柔らかいので押すことができます)異物が触れると咽頭反射が起きることがあります。その際ははスプレー式の麻酔薬、または歯痛止めのゲルを塗るとよいでしょう。使用してから一時間ほどの間、軟口蓋の過剰な反射が治まるはずです。
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    咽頭反射を和らげましょう。軟口蓋を異物が接触に徐々に馴らしていくことによって、咽頭反射を小さくできます。ことによると咽頭反射を完全に抑えられるかもしれません。これは剣を飲み込む曲芸師の修行の最初のステップでもあります。時間がかかる方法ですが、忍耐強く練習しましょう。[2]
    • どこで咽頭反射が起こっているのでしょう?普段使っている歯ブラシで舌をこすると簡単にみつけられます。歯ブラシをあてた時に吐き気がこみ上げてくる、舌の先端から最も近い場所がそうです。この場所に集中して訓練します。
    • 舌の上の、歯ブラシをあてた時に吐きそうになる場所をこすってください。もちろん不快な感覚とともに、吐きそうになるでしょう。大丈夫です、長くは続きません。10秒ほど我慢しながら歯ブラシでこすって、止めましょう。
    • この練習を舌の上の同じ場所で数日の間(就寝前でもいいでしょう)くり返してください。吐きそうな感覚が徐々に小さくなっていくでしょう。
    • 歯ブラシでこする部分を拡げていきましょう。最初に始めた舌の部分の不快さが消えてきたら、5ミリから1センチくらい奥の方を新たな練習場所に定めて、歯ブラシでこするようにしてください。最初に訓練を始めた時と同じように、数日間くり返しましょう。
    • 更に喉の奥へ進んでいきましょう。少し奥へ進んでいくたびに、その前に練習していた箇所の反射は小さくなっているはずです。目に見える舌の範囲目いっぱいまで進んでください。最終的に歯ブラシが軟口蓋に触れるようになります。
    • 粘り強く続けましょう。この練習はだいたい1ヶ月くらいかかりますが、練習が終わったときには、医師が器具を使って喉の奥を消毒しても、吐き気を催すことはなくなります。再び反射が戻ってくることがあるので、その後も時々練習するようにしてください。定期的に練習することで、反射の少ない状態を維持できて、口臭も爽やかになります!
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    リラックスしましょう。咽頭反射が起こるのは心と体の両方に原因があります。人によっては心理的要因の方が大きいかもしれません。もしかすると病院や歯科医院でトラウマになるような経験をしたことがあるのかもしれません。または、もっと一般的に自制心を失うことが怖いのかもしれません。医師や歯科医師にかかる際は、治療が始まる前にまず自分の問題を医師と話し合い、吐き気を感じたら治療を一時中止してもらえることを確認しましょう。状況をコントロールすることができると解ればリラックスできます。呼吸を整えることも役立ちます。また瞑想するのもよいでしょう。極端なケースですが、催眠療法を行う場合もあります
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    座っている、あるいは横になっている場合、両足を上げてみてください。腹筋を引き締めると、吐き気が和らぐことがあります。
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    手を握ってください。親指を握りこんで、左手で拳骨を作ってください。固く握りしめましょう。
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    舌の上に少量の食塩をつけてみましょう。湿らせた指先に塩をつけて、舌の先端にそっと塗り付けてください。コップの水に小さじ一杯の塩を溶かして、その水でうがいをするのも効果的です。終わった後に吐き出すのを忘れないでください!
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    ハミングにも効果があります。ハミングをしながら喉を詰まらせることはできません。
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    音楽を聴いてください。注意をそらすことで、反射が和らぎます
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    朝の咽頭反射に注意してください。人によっては早い時間により強く咽頭反射が起こります。病院や歯科医院に行くのを、昼過ぎや夕方にするとよいかもしれません。
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    鼻から呼吸をしましょう。鼻づまりがある時は、鼻炎薬を服用すると鼻が通るようになります。ただし嫌な臭いが喉や胸の不快感の原因になっている場合は逆効果かもしません。
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ポイント

  • 指を口に入れる時は、感染症を防ぐために事前に必ず手を洗いましょう。
  • 嘔吐を避けるために、咽頭反射が起こるようなことをする前には食事を控えましょう。
  • いつどんな状況で咽頭反射が起きているか知るために、日記をつけるのもよいでしょう。凝ったものにする必要はありません。いつ何をしていたかをただ記録するだけでよいのです。
  • 指で喉を刺激すると、吐いてしまうことがあるので、必要がなければ指を喉から遠ざけておきましょう!
  • 吐き気を催させる食べ物に馴れる練習をしてみてください。但しどうしても治らないようであれば、その食品は食べないようにしましょう。
  • アレルギーを疑ってみてください。歯磨きをする時に吐き気が起きるのは、もしかしたら使っている歯磨き粉のせいかもしれません。シャワーを浴びた時に気持ち悪くなるのは、石鹸やシャンプーが原因かもしれません。使う製品を変えるのも一考です。

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注意事項

  • 咽頭反射は、あくまで喉を詰まらせるのを防ごうとする身体の防御反応です。
  • 歯ブラシを使った咽頭反射緩和の練習をする時は、舌の手前から始めて徐々に奥の方へ進んでください。奥の方から始めてしまうと、舌の奥は異物に馴れているのに、手前は敏感なまま、ということになりかねません。
  • 医師に相談してください。極度の吐き気はもっと深刻な病気、たとえば逆流性食道炎などの兆候という可能性もあります。この疾病の原因は胃と胃酸であり、咽頭反射は関係ありません。
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出典

  1. http://www.dentalfearcentral.org/gagging_dentist.html - Research source for many of the solutions presented in this article.
  2. Pharyngeal sensation and gag reflex in healthy subjects. Davies, A., Kidd, D., Stone, S., MacMahon, J. (1995). Lancet 345:487–488
  3. http://health.howstuffworks.com/sword-swallowing3.htm

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カテゴリ: 健康
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