喧嘩は、相手よりも優位な立場や自尊心をかけて、2人以上の人が力を比べ合う戦いです。もちろん常に喧嘩を避けることが最良の選択肢ですが、喧嘩をしなければならないときは、いかに状況に合わせて身を守り、いかに的確な機会で相手に攻撃するかを知る必要があります。喧嘩をする場所が路上であっても、ルールが定められた環境であっても、正しく構えて、相手の最大の弱点を狙うことで、自分の命を守ることができます。喧嘩をする方法を知りたいのならば、以下のステップを見ていきましょう。

方法 1 の 3:
攻撃する

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    構える 喧嘩をするときには、ファイティングポーズをとって、構える必要があります。構えるためには、まず肩幅に足を開き、わずかに膝を曲げます。それゆえ、完全に直立した状態にはなりません。構えると安定するため、身体が倒れにくくなります。体から力を抜きましょう。細かくステップを刻みつつ、位置取りに注意しながら、わずかに弾むようにして動きましょう。そして、顔を守るために、手は上げたままの状態を維持します。

    ポイント:歯を食いしばることで、パンチを受けた時に顎を砕かれにくくなります。

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    相手を殴る まずはじめに、正しい方法で拳を握りましょう。相手を効果的に倒せる拳にするために、人差し指から小指までを折りたたみ、親指を人差し指と中指の上に添えるように乗せます。骨折する恐れがあるので、親指を他の4本の指の中に巻き込んではいけません。大きなダメージを与えるために、相手の鼻や腹部に拳を打ち込みましょう。喧嘩に慣れていない人は、ただまっすぐにパンチを打ち込みましょう。以下に具体的にパンチの方法を紹介します。
    • 顔の前で肘を30-45度に曲げた状態を維持し、戦っている間は腕を下げてはいけません。
    • 肘と肩のバネを使い、腕をまっすぐに伸ばして、拳を打ち込みましょう。
    • 肩から腕にかけて体重を乗せましょう。威力を最大限にするために、最も腕を伸ばした位置でパンチを当てます。
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    先手を取る 下半身を安定させたら、攻撃をためらってはいけません。先にパンチを当てると、かなり高い確率で相手をうろたえさせることができるので、喧嘩を優位に進められます。必要以上に足を使って相手との距離をとったり、時間をかけて完璧な位置取りをしようと思ってはいけません。それよりも、まずはキレのあるパンチを打ち込むことを考えましょう。
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    自分の強みを生かして戦う 喧嘩の序盤は相手の動きを見て、戦い方を考えましょう。自分の強みと相手の弱点を考慮しながら、自分なりに攻撃目標を定めます。
    • 自分より相手の身長が低い場合、相手との距離をとって戦いましょう。手足の長さで勝っているので、相手の手の届かない距離から攻撃を打ち込むことができます。
    • 自分より相手の身長が高い場合、素早く動いて距離を詰めましょう。相手は背の高さで勝っているので、距離をとろうとしてきます。
    • 相手よりも素早く動ける場合、すぐに間合いを詰めて、キレのあるパンチを打ち込み、間髪入れずに離れましょう。効果的な攻撃を一気に仕掛けます。
    • 相手の方が自分よりも素早い場合、相手を追わずに逆に引きつけるという単純な作戦で戦いましょう。
    • 自分の強みを知り、ここぞというときに発揮させましょう。しっかりと動きを計算して動く者は、動きを計算していない複数の相手に勝ります。
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    後ろからつかんできた相手を撃退する 後ろからつかまれた場合、地面に倒されて主導権を取られる前に、できるだけ早く逃れなければなりません。ここでは相手を無力化し、振り向いて体勢を立て直すための動きを紹介します。
    • 相手の足の甲を踏む。相手の足の甲をできるだけ激しくかかとで踏みつけて、相手が痛みで声を上げるのを待ちましょう。
    • 後ろに頭突きする。相手の鼻に向けて、頭部を打ち込みましょう。ダメージを受けた相手は、つかんだ手を離します。 
    • 相手の指をねじる。手首は掴まずに、相手の全ての指を両手で握って、ねじることで、相手を降参させましょう。
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    体力を温存する 動きすぎて喧嘩の途中で疲れ切ってしまわないように、体力に気を使いながら、戦いましょう。中には、「無駄に攻撃させて」疲弊したところで反撃してくる相手もいます。合気道の練習をしておきましょう。身を守りつつ、相手のパンチを何回か受けることで、相手を疲弊させ、精神的に打ち負かすことができます。
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    決して相手から目をそらさない 絶対に相手から目をそらしてはいけません。目をそらしても攻撃を仕掛けてこない相手も中にはいますが、喧嘩慣れしている相手であれば、この機に乗じて攻撃してきます。ここで不意打ちを食らえば、ノックアウトされる可能性もあります。
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    攻撃するふりをする 攻撃をするときには、必ず隙が生じます。たとえば、パンチをしているときに、腕による防御はできません。そして、パンチを防いだ相手はもう片方の手で、防御がガラ空きの部分を狙って攻撃をしてくるかもしれません。しかしながら、攻撃するように見せかけると、相手も反撃の行動をとるので、隙を生ませることができます。フェイント攻撃で重要なのは、相手に攻撃がくるだろうと確信させることです。そして、いかに相手が反撃してくるのかを読みとりましょう。

    ポイント: フェイント攻撃と実際の攻撃を組み合わせるという手もあります。この手を使えば、相手は困惑するため、攻撃を読みとられにくくなります。

方法 2 の 3:
防御する

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    頭部へのパンチを受ける パンチを「受けない」のが最善の選択肢ですが、いざ喧嘩となれば、いずれパンチを受ける場面がくるはずです。それゆえ、いかにパンチを無効にするかを知っておきましょう。頭へのパンチを受けるときは、衝撃を最小にするために、首に力を入れ顎を引きながらパンチの方向に身を近づけましょう。額でパンチを受けるようにすると、鼻、頬もしくは顎を狙っていた相手は手を痛めることになります。[1]
    • あえて避けずにパンチの方向に身を近づけることで、相手のパンチに勢いがつく前に被弾させて、受ける衝撃を最小にすることができます。
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    腹部へのパンチを受ける 腹を殴られそうになった場合、息を吸い込まないようにして、腹筋に力を入れましょう。できるだけ身を動かして、腹の真ん中ではなく、脇腹で受けましょう。腹の真ん中でパンチを受けると、臓器に衝撃が加わり、体がくの字に曲がるほど痛みます。[2]

    ポイント:呼吸を止めていると、打ち倒されるほどの衝撃を受けます。呼吸は止めないようにして、パンチを受ける直前に息を吐くようにしましょう。そうすることで、自然に腹筋に力が入ります。

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    突進してタックルされるのを回避する 相手がタックルを仕掛けてくるときは、低い姿勢になりながら近づき、腰やお尻に腕を回して、体勢を崩そうとしてくるはずです。相手の頭を掴みたくなりますが、掴んではいけません。その代わりに、手を前に出して、相手のお尻もしくは上半身を掴んで突き放しましょう。[3]
    • その後、十分な距離をとって体勢を立て直せば、相手の急所を蹴ったり、足を踏みつけて攻撃することができます。
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    絞め技を回避する 後ろをとられて、絞め技をかけられた場合、膝を曲げて相手を後ろへ倒そうとしてはいけません。特に相手の体重を抑えるだけの力がない場合、膝を曲げることでさらに強く掴まれて、深刻なダメージを受ける可能性があります。これを防ぐには、首に回されている相手の腕を掴んで、喉の締め付けを外します。このとき、背中にいる相手が脇にずれるまで、相手から離れるようにして、体を横に傾けましょう。
    • 体を十分に横に傾けたら、相手を地面に倒すという手もあります。一旦相手を倒してしまえば、背中から地面に押さえつけることもできます。
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    地面に倒されたときの対処法を知る 相手に押し倒されて背中が地面についた状態の場合、相手から顔を背けずに、立ち上がりましょう。相手から目をそらした途端に、確実に攻撃をもらうことになります。そうならないためには、相手から目を離さないようにしつつ、脛、膝、股間を狙って、できるだけ強く足を蹴り上げましょう。相手が低い体勢でいるときは、顔を狙って攻撃しましょう。一旦十分なダメージを与えることができれば、立ち上がって元の体勢に戻ることができます。[4]
    • 蹴るなどしてダメージを与えた相手が飛び退いたら、すぐに横に転がり、そして腕で体を支えつつ、立ち上がって体勢を整えましょう。
    • 立ち上がるときでさえも、相手から視線を外してはいけません。相手はダメージを受けているように見えますが、立ち上がろうとしている隙を狙って反撃してくる可能性もあります。
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    地面に押さえつけられるのを避ける 攻撃を受けて地面に倒された場合、絶対に相手を馬乗りの体勢にさせてはいけません。体を側面で支えるか、うつ伏せになりましょう。背中を押さえつけられるときと比べれば、まだ危機を回避できる可能性が残っています。倒されたときは、なるべく速く立ち上がって相手との距離をとれるように、素早く這って動きましょう。
    • 背中を押さえつけられた場合、相手に動きを封じられやすく、容易に顔を殴られる体勢になります。どんな手を使ってでも、この体勢は避けましょう。
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    叫ぶ なるべく早く喧嘩から逃げたい場合、戦っている最中に、思い切り叫びましょう。こうすることで、誰かがやってきて相手を退散させてくれる可能性が高まるので、身の安全の確保につながります。たとえ人影のない場所にいたとしても、誰かが来てくれるという希望を持って、とにかくできるだけ大きな声で叫びましょう。喧嘩の最中に叫び出すことなど相手は想定していないので、叫び声でうろたえさせるという効果もあります。
    • 誰も助けに来てくれないときでも、叫び声をあげれば相手は混乱します。そして、誰かが来るかもしれないという不安から、相手の気持ちを動揺させることもできます。

方法 3 の 3:
汚い手を使う

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    相手の顔を攻撃する 顔は、攻撃すれば相手に大きなダメージを与えられる部位です。目、鼻そして顔面を痛めつけることで、激痛を与え、相手の動きを著しく抑制することができます。ここでは顔を攻撃する時に有効な方法をいくつか紹介します。[5]
    • 相手の顔面に頭突きをしましょう。相手の鼻をめがけて額を打ち込みましょう。頭突きがきれいに決まれば、相手の鼻を折ることもできます。
    • 指で相手の目を突きましょう。目潰しにより相手に耐え難い痛みを与え、視界を奪い、混乱させることができます。この攻撃が決まれば、逃げたり、さらにダメージを与える時間を稼げます。
    • 鼻を殴りましょう。鼻を狙うことで、とても効果的に、大きなダメージを与えることができます。
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    首と喉を攻撃する 顔と首に打撃を与えることで、ほんの一瞬で、確実に相手をたじろがせることができます。本当に相手を痛めつけたいと思うのであれば、次のような汚い手を使ってみましょう。[6]
    • 一時的に失神させるために、相手の後頭部を殴りましょう。
    • 気道をふさぐために、相手の喉の中ほどにパンチを入れましょう。
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    相手の急所を蹴る ルール無用の喧嘩の場合、ただ勝つことだけを考えましょう。勝つためであれば、どんな手段を使ってもかまいません。相手を痛めつけ、体の自由を奪い、場合によっては地面に倒して、逃げる時間を稼ぎましょう。具体的な方法を以下に紹介します。[7]
    • 相手の股間に膝蹴りを入れる。確実に、相手はその場で動けなくなります。

    ポイント:相手の股間、膝、腹を狙って、ローキックを打ち込みます。足の裏を使って蹴りましょう。バランスをとりながら、素早い動きで攻撃します。キックを打ち込む際に隙が生じるので、相手に致命的な反撃を許す可能性があることも忘れてはいけません。

ポイント

  • 相手の足や手を見てはいけません。キックやパンチの動きを読むためには、相手の膝と肩を見ましょう。相手が足を見ていることに気付いたら、足で蹴る振りをしつつ、頭部にパンチを打ち込みましょう。
  • 実際に喧嘩をする前に相手の戦い方を見ましょう。常に使える手ではありませんが、事前に相手のやり方を見ることができれば、有利に戦いを進めることができます。
  • フェイント攻撃はとても有効な方法です。しかし、相手が喧嘩慣れしている場合は、あまり通用しません。
  • 怪我をしないためには、正しい方法で、相手にパンチを打ち込みましょう。
  • 相手が目を離している隙に、背後からの攻撃を狙いましょう。確実に相手は戦いにくいと感じるはずです。
  • 常に先手を狙いましょう。先手を取ることで、非常に有利に戦うことができます。顎を狙ってまっすぐに攻撃するか、少し横側からフックを打ち込みましょう。きれいに決まれば、このパンチで容易に相手を気絶させたり、打ち負かすことができます。
  • 武道も学びましょう。喧嘩の腕にさらに磨きをかけることができます。
  • ガードを下げてはいけません。ガードが下がると、相手の攻撃を受けて気絶したり、打ち負かされる可能性があります。
  • じっと相手の目を見ましょう。目の動きから相手の次の動作を読み取ることができます。
  • 生死をかけた喧嘩をするときは、迷わず急所を攻撃しましょう。

注意事項

  • 汚い手を使うのであれば、周囲にある物を使って有利に喧嘩をすることができます。棒、石、泥や砂は、非常に効果的な武器になります。身を守るときでない限り、他人の物や高価な物を壊さないように注意しましょう。
  • 躊躇してはいけません。言い換えるならば、キックをしようと思った瞬間に、迷わずキックを打ち込みましょう。さもなければ、体の動きが止まり、相手に攻撃を読み取られるため、逆に蹴られます。
  • 反撃が常に効果的であるとは限りません。もし相手が武器を持って戻ってきた場合、非常に不利な状況に追い込まれる可能性があります。
  • 相手が強力な殺傷能力を持つナイフや銃を持っている可能性も、忘れてはいけません。
  • 危険な状況から逃げる必要があるときにのみ、最小限の戦いをしましょう。必要以上にキックやパンチをすると、体力を消耗して、へとへとに疲れます。また意図せずに相手に大怪我を負わせると、警察沙汰になることもあります
  • 学校では、先に手を出してはいけません。後々面倒なことになります。

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カテゴリ: 武道
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