噛んだファスナーに悪戦苦闘した経験がある人なら、それがどんなにいら立たしいことか分りますよね。ファスナーが壊れれば大好きな服やアクセサリーを身に付けられなくなりますし(時には脱ぐことすらできなくなります)、無闇にいじったせいですっかり駄目にしてしまう恐れもあります。幸運なことに、ご家庭にあるちょっとした道具を使えば大体の場合、ファスナーはごく簡単に直せます。次にまた頑固なファスナーと格闘するときは、ピンセットか、鉛筆、または間に合わせの潤滑剤さえ見つかれば問題ありません。

方法 1 の 3:
噛んだ生地を外す

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    生地の詰まりを見つけます。ファスナーが周りの生地を挟んでいるせいで、ファスナーが動かないという場合もあります。衣類やアクセサリーに引っ掛かりやしわ、もつれ、その他ファスナーが止まってしまう原因がないかよく調べてみましょう。これらが原因であればごく簡単に直せることがほとんどです。[1]
    • ファスナーが全然動かないのは生地の引っ掛かりが原因である場合が多いようです。
    • ファスナーが動かない原因が見当たらなければ、ファスナーの歯に潤滑剤を塗る必要があるかもしれません。
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    生地をファスナーから離します。ファスナーの動かない原因が生地の引っ掛かりであると分かったら、詰まっている生地のあたりを掴んでそっと引いてみましょう。引っ掛かりが小さく掴めないなら、ピンセットがあるとしっかりつまめて便利です。ファスナーが噛んでいるのとは逆の方向に生地を引っ張ってみましょう。[2]
    • 安全ピンの先を使って生地を取り外すこともできます。[3]
    • 生地を強く引き離そうとすると破れることがあるため注意しましょう。
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    ファスナーを上下に動かしてみます。引っ掛かった生地を掴みながら、ファスナーのつまみを少し引っ張ってみます。そして上下にスライドさせ、生地が外れるかどうか試してみましょう。ほとんどの場合、ピンと張ったまま、小さく辛抱強く動かせばファスナーは外れます。
    • 不運にもファスナーが外れないなら、洋服直し店に持っていくしかないでしょう。
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    再発を防止します。やっかいなファスナーの詰まりに見事対処できたら、また同じことが起きないよう、予防策をとりましょう。ほつれた穴を縫い合わせ、しわを伸ばし、かみそりで余分な糸を切り取ります。終わったら、ファスナーの両側の生地にアイロンをかけ、平らにしておきます。[4]
    • ファスナーの通り道に妨害が少なければ少ないほど、引っ掛かりは起こりにくくなります。
    • ファスナーテープの周りのほつれを見逃さないようにしましょう。
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方法 2 の 3:
鉛筆でファスナーをこする

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    鉛筆を用意します。机、カバン、がらくた用の引き出しに、黒鉛筆がないか探しましょう。一番良いのは、シャープペンシルよりも昔ながらの木製の鉛筆です。というのも、先端の面積が広い方が、芯をファスナーの中に入れやすいからです。[5]
    • 鉛筆の芯には天然の乾いた潤滑剤としての効果があります。[6]
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    ファスナーの両側を鉛筆の先でこすります。こする間、片方の手でファスナーを押さえます。黒鉛がファスナーの裏側に付くまでこすり続けましょう。ファスナーと歯が噛み合う部分は最も引っかかりやすい部分なので、特に集中してこすります。[7]
    • 鉛筆の芯が折れないよう、強い力は入れないようにしましょう。
    • 滑らかな黒鉛の粒子が歯の先をコーティングするため、ファスナーの開け閉めが楽になります。
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    ファスナーをスライドさせてみましょう。ファスナーを二、三度、ゆっくり動かしてみます。きっとファスナーは自由に滑らかに動くでしょう。終わったら、手を洗い、黒鉛が生地全体に着いてしまわないようペーパータオルで拭き取りましょう。[8]
    • 力づくでファスナーを動かすのはやめましょう。生地やファスナーそのものを損傷させかねません。
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    ファスナーが動くまで繰り返します。鉛筆を使う方法がすぐに上手くいかなくても、諦めずに繰り返しましょう。1回試しただけでは、ファスナーを動かすのに十分な黒鉛がついていないかもしれません。上手くいくまで、鉛筆をこする、ファスナーを前後に動かす、を交互に繰り返してみましょう。
    • もう一度黒鉛を塗ってもやはり上手くいかないときは、別の方法に移りましょう。
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方法 3 の 3:
間に合わせの潤滑剤を使う

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    間に合わせでいいので、潤滑剤を用意します。ファスナーと歯の摩擦をやわらげるものが、家にないか探しましょう。固形石鹸やリップクリーム、窓拭き洗剤でもかまいません。つるつると、滑らかなものであれば大体どんなものでも結構です。[9]
    • 他の選択肢として、ろうそく、ワセリン、クレヨンなどがあります。
    • 効果的な潤滑剤はいくらでもありますので、家でも、職場でも、道を歩いていても、解決法はすぐ手近に見つかるはずです。[10]
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    潤滑剤をファスナーの歯に直接塗ります。潤滑剤をたっぷり使って、ファスナーの歯がくっついている部分から塗り始めます。何分か経ったら、ファスナーを上下に軽く動かしてみましょう。潤滑剤が歯にしっかり染み込んでいれば、ファスナーを動かすのは簡単なはずです。[11]
    • 染みや汚れを防ぐため、潤滑剤が生地に付かないように注意しましょう。
    • ワセリンやオリーブオイルなど生地を汚してしまうものを使う場合は、生地につかないよう綿棒などを使いましょう。[12]
    • 窓ふき洗剤を使う場合は、ファスナーの周辺にスプレーをし、数分待ってからファスナーを動かすようにしましょう。[13]
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    ファスナーが動くか試します。ファスナーのつまみを持って、軽く引っ張ってみます。おそらく、潤滑剤のおかげでファスナーは新品同様に動くようになるでしょう。出来なければ、ファスナーの開け閉めが常に出来るよう、潤滑剤をもう一度塗る必要があるかもしれません。[14]
    • 潤滑剤にはファスナーの歯に溜まったちりやほこりを取り除く働きがあります。蓄積したちりやほこりは古着のファスナーが噛んでしまう原因になります。[15]
    • それでもファスナーが固まって動かない場合は、洋服直し店に行って修理してもらうか、あるいは交換してもらいましょう。
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    衣服やアクセサリーを洗います。その服が洗濯機で洗えるものなら、次の洗濯のときに一緒に洗ってしまいましょう。そうでなければ、湿った布に優しい液体石鹸をつけてファスナーの周りを拭きましょう。これはファスナーのメンテナンスという意味でも身に付けた方が良い習慣です。[16]
    • ファスナーを洗浄すると残った潤滑剤が落ちるだけでなく、付着したくずも取り除けるため、ファスナーを新品同様にし、今後着る際に不都合を感じることがなくなります。
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ポイント

  • 歯ブラシと無添加の石鹸を使って、お気に入りの衣類やアクセサリーを定期的に掃除しましょう。
  • 大抵の場合、衣類メーカーは噛んだファスナーを直すのに専用の特殊な潤滑剤を使うよう勧めています(しかしそれが、間に合わせの潤滑剤より優れているという保証はありません)。
  • 潤滑剤を使う際は、生地に色がついてしまわないよう、生地以外の場所に少し塗って試してみましょう。
  • 粉末状の黒鉛でも同じことができますが、鉛筆を使うよりも周りを汚す確率が高くなります。
  • ファスナーが到底直りそうにないなら、ファスナー交換キットの購入も検討してみましょう。家庭でも簡単に出来るものがほとんどです。
  • この記事で紹介した方法は、プラスチック製のものより金属製のファスナーに有効です。金属製のファスナーの方が構造がしっかりしているためです。
  • 金属製のファスナーなら、ロッキングプライヤーなどで生地をしっかり固定し、ゆっくり引き抜くこともできます。

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注意事項

  • 油性の潤滑剤をファスナーに塗る場合、周りの生地に消えないしみが残ってしまう可能性もあります。
  • バッグに物を詰め込みすぎたり、服を脱ぐ際にファスナーを閉めたまま脱ぐなど、歯に強い負担がかかることをするのは避けましょう。
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必要なもの

  • ピンセット
  • 安全ピン
  • 黒鉛筆
  • ワセリン
  • ろうそく
  • 固形石鹸
  • リップクリーム
  • オリーブオイル
  • クレヨン
  • 窓拭き洗剤

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カテゴリ: 衣服
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