ほとんどの人は、人生のどこかの時点で、何らかの形状のニキビに悩まされます。残念ながら、ニキビの種類によっては重度なものもあり、肌に腫瘍を形成することがあります。嚢胞性ニキビは10代の頃に出来やすいと言われています。これは、ホルモンの変化により皮脂の分泌が増えることで、毛穴に細菌が溜まりやすくなるためです。嚢胞性ニキビは痛みや炎症を伴う場合があり、肌の奥まで広がるため、痕になりやすいのが特徴です。しかし病院での治療を受ける前に自宅でケアを行えば、ニキビ痕ができるのを防ぐことができます。[1]

方法 1 の 4:
自宅で嚢胞性ニキビの痕を治す

  1. 1
    市販薬はよく調べた上で注意して使用する 嚢胞性ニキビの痕を改善できる市販薬はたくさんあります。ただし「自然」であることを謳っている商品だからといって安全とは限りません。薬に含まれる成分をよく確認し、自分が肌荒れしやすい成分や、アレルギーのある成分が入ったものは使わないよう注意しましょう。
    • ニキビ痕用の市販薬を購入しようと考えている人は、買う前に商品について調べるようにしましょう。
  2. 2
    ニキビ痕にレモン汁をつける ニキビ痕の色が濃い場合は、レモン汁とビタミンCによって傷が早く治る場合があります。レモン汁に浸したコットンまたは綿棒を用意し、ニキビ痕に直接当てます。敏感肌の人は、水またはアルガンオイルなどの毛穴に詰まりにくいオイルでレモン汁を薄めましょう。[2] レモン汁が乾いたらお湯ですすぎます。これを1日1回行いましょう。[3]
    • 肌にレモン汁をつけたまま紫外線を浴びないよう注意しましょう。これはレモン汁の作用で、通常よりも肌が紫外線に敏感な状態になるためです。
  3. 3
    ニキビ痕にアロエベラを塗り込む 嚢胞性ニキビの痕は触ると硬く、ザラザラしているものもあります。こういったニキビ痕にはアロエベラのジェルを塗ると、肌が柔らかくなる場合があります。植物のアロエベラから直接エキスを取って使用するか、余計な成分ができるだけ含まれていないアロエベラのジェルを購入しましょう。[4]
    • アロエベラには、ニキビ痕の見た目や状態を改善する効果が期待できます。[5] アロエベラは抗炎症効果のあるハーブで、新しい皮膚組織の弾性を高める作用があります。
  4. 4
    ニキビ痕にビタミンを塗り込む 液体状のビタミンEが400 IU入ったカプセル錠と、液体状のビタミンDが1000~2000 IU入ったカプセル錠を用意します。それぞれのカプセル錠を開き、中のビタミンを小さなボールに絞り出します。そこに8~10滴ほどのヒマシ油を加えて混ぜ合わせ、これをニキビ痕に塗ります。そのままビタミンを肌につけておくと、ニキビ痕が目立ちにくくなります。[6] [7]
    • 別の方法として、ラベンダーオイルまたはセントジョーンズワートオイル2~3滴をヒマシ油大さじ2杯に混ぜて、マッサージオイルに使用します。セントジョーンズワートオイルは、帝王切開の傷痕の治療にもよく用いられています。[8]
  5. 5
    緑茶パックをする オーガニックの緑茶のティーバッグをお湯に浸し、柔らかくします。 ティーバッグを10~15分、直接ニキビ痕にあてます。これを週3回から始めて少しずつ回数を増やし、毎日行いましょう。綿のタオルを緑茶に浸し、余分な水分を絞ってからニキビ痕に当てても良いでしょう。
    • 緑茶には肌の修復を助ける抗酸化物質が含まれているため、ニキビ痕が治りやすくなる可能性があります。[9]
  6. 6
    紫草(紫根)を使う この薬草は数世紀にわたり、中国医学で傷痕の改善のために使用されてきました。漢方を扱う病院で処方してもらうか、石鹸や粉状、または濃縮タイプの紫草を購入しましょう。粉を使用する際は小さじ1/2の粉末(濃縮粉末の場合は1/4)を大さじ1~2のヒマシ油と混ぜ合わせます。この混ぜ合わせたオイルをニキビ痕に塗ります。週3~4回から徐々に回数を増やし、毎日塗るようにしましょう。[10]
    • 紫草は「紫根」や「ムラサキ」とも呼ばれています。中国医学では熱や毒素を排出する作用があるとされる薬草です。紫根には、ニキビ痕の原因となる細胞の数や働きを抑える効果があることが分かっています。
  7. 7
    自宅でグリコール酸ピーリングを試してみる グリコール酸ピーリングもニキビ痕を目立たなくするのに効果的です。[11] 自宅用のグリコール酸ピーリング剤を購入し、使用方法をしっかり守って使いましょう。
  8. 8
    シリコン製のバンドエイドを貼る シリコン製のバンドエイドもニキビ痕を目立ちにくくする効果があります。継続的に貼っておく必要があるため、長い期間(だいたい数か月ほど)、顔にバンドエイドを貼ることに抵抗がないかをよく考えてから使用しましょう。[12] シリコン製のバンドメイドは処方箋なしで購入できます。
    広告

方法 2 の 4:
病院で嚢胞性ニキビ痕の治療を受ける

  1. 1
    診察を受ける 自宅でのケアや市販薬を試す方法もありますが、6~8週間経ってもニキビ痕に改善がみられない場合は、皮膚科を受診しましょう。ニキビは痛みを伴う場合もあり、ニキビ痕が自然に消える可能性は低いといえます。そのため、きちんと治療を受けることが大切です。
    • かかりつけ医に相談する場合、皮膚科に行くようアドバイスされるかもしれません。また嚢胞性ニキビを専門とする医師を紹介してもらえる場合もあります。
  2. 2
    ピーリングやクリスタルピーリングを試してみる ピーリングやクリスタルピーリングは肌表面の角質を取り除く処置で、小さなニキビ痕に使用されます。ニキビ痕の治療としては、最も一般的な治療です。施術では、局所麻酔後に医師が器具を使用して慎重に肌表面の角質を削っていきます。広範囲に嚢胞性ニキビができている人には、鎮静剤が用いられる場合もあります。また、より複雑な施術を必要とするケースでは、全身麻酔を勧められることもあります。[13]
    • 施術後は肌に赤みや腫れが見られる場合もあります。腫れは2~3週間以内に治るはずです。
  3. 3
    ケミカルピーリングを受ける ニキビ痕の状態がより深刻な場合、医師から表皮を取り除く処置を勧められる場合もあります。肌のより深い層を取り除く施術では、眠った状態で受けられるよう、全身麻酔が用いられる可能性が高いでしょう。施術では、ピーリング剤を肌の狭い範囲にのせ、表皮と一緒にピーリング剤を剥がすことでニキビ痕を取り除きます。[14]
    • 肌の深い層まで作用するタイプのピーリングを受けると、施術後に医師から包帯の取り替え方法を説明してもらえるはずです。通常の強度のピーリングを受けると、おそらく冷湿布やローションの使用が必要となります。
  4. 4
    フィラー注射を受ける 肌に小さな穴が開いたようなニキビ痕がある場合は、フィラー注射を受けるとニキビ痕が見えにくくなるかもしれません。フィラー注射とはコラーゲン(アメリカのFDA認可を受けたタンパク質)を肌に注入し、ニキビによってできた穴を埋める施術です。
    • ニキビ痕の色素沈着がひどい、あるいは周囲の皮膚よりも色が暗くなってしまっている場合は、ステロイド注射が行われることもあります。
  5. 5
    レーザー治療や光治療を受ける 盛り上がったニキビ痕には、パルス色素レーザーやインテンス・パルス・ライトが効果的です。これは、強力な光線でダメージを受けた皮膚やニキビ痕を焼き、取り除く治療です。ニキビ痕を焼いて除去した後の肌は通常通りに修復し、痕が残ることもありません。
    • 肌を傷つけずに肌内部のコラーゲンを活性化できるよう、弱めのレーザーや光を使用することもできます。[15]
  6. 6
    皮膚移植を受ける 皮膚移植(パンチグラフトととも呼ばれる)は一般的に肌の深部まで達してしまったニキビ痕の治療に用いられる方法で、特にその他の治療法に効果が見られない場合に行われます。皮膚移植では、皮膚に穴を開けてニキビ痕を取り除き、その穴に患者自身の皮膚(一般的には耳の後ろの皮膚)を移植します。[16]
    • 多くの場合、生まれつきの疾患でない限り、傷痕を除去する施術は審美目的であると判断され、 保険が適用されません。詳しい料金などは病院やクリニックに問い合わせましょう。
  7. 7
    コラーゲン誘導療法について相談してみる このタイプのニキビ痕治療では、医師が小さな針が付いたローラーを患部にあてます。このとき、ローラーについた1つ1つの針によって肌に穴が開きます。この傷が治る過程で生成されるコラーゲンが、ニキビ痕やその周囲の隙間を埋める役割を果たします。効果を最大限引き出すには、何度か治療を受ける必要があります。治療後に肌が腫れる場合もありますが、一時的なものです。[17]
    広告

方法 3 の 4:
コンシーラーでニキビ痕を隠す

  1. 1
    ニキビ痕を隠すコンシーラーを選ぶ ニキビ痕をよく観察し、色を確認します。ニキビ痕の色が分かったら、その反対色のファンデーションやコンシーラーを選びます。こうすると、ニキビ痕をより効果的に隠すことができます。以下にコンシーラーの使用例を紹介します。[18]
    • 赤みのあるニキビ痕には緑系のコンシーラーを使用します。
    • ニキビ痕によるシミを目立たなくするには黄色系のコンシーラーを使用します。
    • 紫や暗い色のシミを消すには、ピンク系のコンシーラーを使用します。
  2. 2
    コンシーラーをニキビ痕につける 先端が柔らかめの細いブラシを使ってコンシーラーをつけます。手の甲に豆粒大のコンシーラーをとり、ブラシに馴染ませます。ブラシを使用し、ニキビ痕の上に薄くコンシーラーをつけましょう。
    • 指でコンシーラーをつけても構いません。ただしつけすぎると逆に目立ってしまうので注意しましょう。
  3. 3
    ファンデーションを塗る 特にコンシーラーの色と元の肌の色に差がある場合や、目立ちやすい緑系のコンシーラーを使用した場合は、ファンデーションを使ってコンシーラーを馴染ませましょう。いつものファンデーションを使って肌の色を均一に整えれば、ニキビ痕とはほとんど見えなくなります。
    • ニキビ痕の上にファンデーションを塗るときは、コンシーラーをこすり取らないよう注意しましょう。
  4. 4
    パウダーでおさえる ファンデーションを塗ったら数分置き、少し乾かします。大きめのパウダーブラシを使い、下から上へと大きく動かしながら、パウダーをつけましょう。ルースパウダーを使用する場合は、ブラシにパウダーをつけ、余分な粉を落とします。プレストパウダーの場合は、ブラシをこすりつけるようにしてパウダーを取り、余分な粉を落としてから肌につけましょう。[19]
    • メイクは毎晩必ず落とすようにしましょう。これを習慣にすると健やかな肌を保ちやすくなり、ニキビの予防になります。
    広告

方法 4 の 4:
ニキビ痕を予防する

  1. 1
    ニキビができたら早めに治療を受ける ニキビは長引けば長引くほどニキビ痕ができやすくなります。まずは洗顔方法を見直し、自宅でのケアや市販薬を使ってみましょう。それでもニキビが治らない場合や、結節(嚢胞やおできのようなもの)ができている場合は、皮膚科で診療を受けるようにします。[20]
    • 皮膚科を受診すると、ニキビ用の処方薬やステロイド剤の注射を受けることができます。ステロイド注射には炎症を抑えてニキビを小さくする効果があります。研究によると、炎症の段階でニキビを治療すると、ニキビ痕ができにくくなるといわれています。[21]
  2. 2
    ニキビを押し出したり、潰したり、取ったりしない 大きなニキビを小さくしようと、つい押し出そうとしてしまう人も多いかもしれません。しかしこれを行うとニキビ痕ができやすくなります。ニキビを押し出すと、菌が肌の奥に押し込まれることで、腫れや赤みが余計に悪化してしまいます。
    • ニキビを潰すと菌が広がるため、周りの毛穴にもニキビができる恐れがあり、ニキビの悪化につながります。
  3. 3
    レチノールを使用する 研究によると、レチノール外用薬はニキビ痕の予防に最も効果が高い方法の1つだといわれています。レチノイン酸を配合したクリームなどを購入し、製品に記載された使用方法に従って使用します。ニキビ痕を予防するには、12週間以上は使用しましょう。[22] [23]
    • できれば、グリコール酸も配合されている商品を選びましょう。研究によると、レチノイン酸とグリコール酸を組み合わせると、 レチノイン酸のみを使用する場合に比べて、高い効果が得られることが分かっています。
  4. 4
    肌のために禁煙する タバコを吸う人は禁煙を試みるか、せめて本数を減らしましょう。タバコは肌にダメージを与える恐れがあり、傷の治りが悪くなることとの関連も指摘されています。[24]
    • タバコを吸うと肌の老化が進みやすくなったり、シワの原因になるといわれています。[25]
    • 肌の水分不足やダメージを予防するには、アルコールの摂取量も減らした方が良いでしょう。
    広告

ポイント

  • 特にニキビ痕の治療中は、外出時に必ず日焼け止めを塗り、肌を保護する服を着用しましょう。多くの場合、ニキビ痕の治療を受けると、肌が日光に対して敏感な状態になります。[26]
  • ニキビができにくい処方の化粧水やクリームで肌をしっかり保湿しましょう

広告

関連記事

How to

アロエベラジェルでニキビを消す

How to

夢精を止める

How to

ずる休みをする

How to

未来の自分に手紙を書く

How to

彼があなたのことを好きかどうか知る

How to

勃起を隠す

How to

女の子らしい女の子になる

How to

見つからないようにこっそり家を抜け出す

How to

誰かを好きになるのをやめる

How to

学校を楽しむ

How to

親に怒鳴られた時に冷静でいる

How to

背を高くする

How to

宿題がしたくなる

How to

彼女を自分とセックスさせたくする
広告

出典

  1. http://www.medicinenet.com/script/main/art.asp?articlekey=2898
  2. https://thebestorganicskincare.com/a-list-of-non-comedogenic-facial-oils
  3. Moores, J. (2013). Vitamin C: a wound healing perspective. British Journal Of Community Nursing, 18S6-s11.
  4. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25003428
  5. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4506744/
  6. Pandel, R., Poljšak, B., Godic, A., & Dahmane, R. (2013). Skin Photoaging and the Role of Antioxidants in Its Prevention. ISRN Dermatology, 1-11.
  7. Martindale, D. (2000). Scar no more. Scientific American, 283(1), 34-36.
  8. Samadi, S., Khadivzadeh, T., Emami, A., Moosavi, N. S., Tafaghodi, M., & Behnam, H. R. (2010). The effect of Hypericum perforatum on the wound healing and scar of cesarean. Journal Of Alternative And Complementary Medicine (New York, N.Y.), 16(1), 113-117.
  9. http://www.takingcharge.csh.umn.edu/explore-healing-practices/botanical-medicine/-there-good-scientific-evidence

このwikiHow記事について

Sarah Gehrke, RN, MS
共著者 ::
正看護師
この記事の共著者 : Sarah Gehrke, RN, MS. セーラ・ゲールケはテキサス州在住の正看護師、および認定マッサージ療法士です。患者の身体、精神、気持ちのサポートを重視した静脈切開術と点滴療法の指導・実践を10年以上行っています。2008年にアマリロマッサージセラピー協会にてマッサージ療法士の資格を取得後、2013年にフェニックス大学にて看護学の修士号を取得しています。
このページは 302 回アクセスされました。

この記事は役に立ちましたか?

広告