地球にやさしい生活をする方法

7 方法:日常の習慣を変える食習慣を変える移動手段を変える地球にやさしい家に住む地球にやさしい庭を作る資源を再利用する環境保護運動にたずさわる

資源を大切に使い、再利用する方法は、想像するほど難しいものではありません。一人一人が日常の習慣を変えるだけで、地球にやさしい生活をすることができます。環境保護の一助を担うために、エネルギーと水の消費量を減らしましょう。天然資源を守るために、食習慣と移動手段を変えましょう。自然と共生するために、家と庭を改造しましょう。自らが地球にやさしい生活を経験することで、同様の生活様式を人々に啓蒙する活動にたずさわることもできます。

1
日常の習慣を変える

  1. 1
    電気機器を使わないときはスイッチを切る 電灯、テレビ、パソコン、プリンターなどの電気機器を使用しないときは、電源を切りましょう。
    • 電灯にタイマーを取り付けて、毎日同時刻にスイッチが切れるように設定しましょう。タイマーはホームセンターで手に入れることができます。タイマーをコンセントに接続して、電源が切れる時間を設定します。
    • ヒーターや扇風機にもタイマー付きのものがあります。タイマー設定をすれば、寒い夜や暑い夜でも、自動で電源が切れます。タイマーはたいてい1時間後に自動でスイッチが切れます。
  2. 2
    できるだけプラグを抜く たとえば、パソコンのACアダプターやトースターのような電気機器のプラグを入れたままにすると、待機電力を消費することがあります。スイッチを切っていたとしても、電気機器は一定量の電気を必要とするため、無駄なエネルギーを使っています。[1]36時間以内に使う予定のない電気機器のプラグは、すべて抜きましょう。
    • ケーブルタップを使えば、スイッチ一つで、複数の電気機器の電源を切ることができます。ケーブルタップを使えば、たとえばパソコンのような電気機器のプラグを、すべて一箇所にまとめることができます。このようにすれば、ケーブルタップのスイッチを切るだけで、待機電力は発生しません。
    • 電気機器が消費している電力量を測定しましょう。もしくは、標準消費電力量を調べましょう。自分で電力量を測定する場合、ワットチェッカーを使いましょう。ワットチェッカーをコンセントに差し、電気機器のプラグをワットチェッカーに差すと消費電力量を測ることができます。電気機器のスイッチを切った状態でワットチェッカーを使えば、待機電力の有無を調べることもできます。
  3. 3
    乾燥機を使わずに、昔ながらの物干し竿を使って洗濯物を乾かす 自然の風で衣服を乾かせば、嫌な臭いが残らず、電気を消費することもありません。回転式乾燥機は冷蔵庫とエアコンに次いで、非常に大きな電力を消費する家電製品です。乾燥機を使う場合、通気孔のゴミやほこりは必ず掃除しましょう。安全性が高まり、乾燥時間も短くなります。
    • 一方で、洗濯機を使う場合、衣服を洗濯槽の容量いっぱいに入れて洗いましょう。水の無駄遣いになるため、少量の洗濯物を洗濯機で洗ってはいけません。水と電気を大切に使うために、洗濯物は必ず容量いっぱいになるまで溜めこみましょう。
    • 少量の洗濯をしたい場合、流し台で手洗いすることもできます。また、少量の水で洗濯できる省エネ型の洗濯機を買うという手もあります。
  4. 4
    エアコンの使用を極力減らす、もしくは完全に使わない エアコンは非常に大きな電力を消費します。自然の風を室内に取り込みながら、できるだけ扇風機を使って涼みましょう。
    • どうしてもエアコンを使いたい場合、外気温よりもわずかに低い温度に設定しましょう。設定温度を下げても、消費電力が増すだけで、気温を下げる時間は早まらないということを覚えておきましょう。
  5. 5
    家の中の暖房とエアコンの吹き出し口をふさぐ 家の中で使っていない部屋がある場合、その部屋にある空調の吹き出し口をふさぎ、ドアは閉じましょう。これを習慣化すると、普段使っていない部屋を冷暖房するエネルギーが省けるため、電力を節約できます。
  6. 6
    電動の運動器具を使わない 運動器具を使う代わりに、本物の自転車(または一輪車)に乗りましょう。また、近所に用事があるときには乗り物を使わずに歩き、散歩をする機会を増やしましょう。柔軟体操や、腕立て伏せのような自重トレーニングをするという手もあります。
  7. 7
    冬は暖かい毛布やセーターを身につける 毛布にくるまり、暖房の設定温度を2、3度下げましょう。20℃を目安に暖房の設定をして、できれば夜はさらに設定温度を下げましょう。20℃から温度を1℃上げるごとに、エネルギーの出力がだいたい6−8%増加します。[2]
  8. 8
    水を大事に使う 平均的な日本の4人世帯の家族は、毎日約800Lの水を使っています。[3]水の使用量を減らす方法を、普段から意識して考えましょう。
    • シャワーは短い時間で済ませましょう。また、お風呂のお湯は、浴槽の4分の1から3分の1まで入れたら止めましょう。
    • 歯を磨いているとき、水道の蛇口は閉めましょう。
    • 節水蛇口、節水泡沫器、節水シャワーヘッドを取り付けましょう。そして、トイレは節水型便器を使いましょう。
    • 食器洗い機は容量いっぱいに入れて洗いましょう。
    • 洗濯機は容量いっぱいに入れて洗いましょう。可能ならば、ドラム式洗濯機を使いましょう。
    • 車を手洗いする場合、芝生の上に駐車して、バケツとスポンジを使いましょう。ホースの水は、洗剤を洗い落とすときに使います。洗い落としの行程で水を使わない間は、ホースノズルを使い水を止めましょう。また、管渠のある場所でカーシャンプーなどの洗剤が雨水管に流れ込んだ場合、環境汚染の原因になることも覚えておきましょう。
    • ビニールプールを持っている場合、プールに蓋をすると、水が蒸発しにくくなり、落ち葉が入ることもありません。
    • 干ばつに強い庭を作り、節水園芸の工夫をしましょう。屋外の灌漑を整備し、水やりは最小限に抑えます。
  9. 9
    できる限り再資源化する 地域の資源回収を利用しましょう。ガラス、金属、紙などの資源の分別を徹底しましょう。
    • 地域の資源回収を利用できない場合や、業者が回収できない資源を持っている場合、リサイクルセンターに自分で持ち込みましょう。
  10. 10
    使い捨て用品を使わない 数回使っただけで捨てられた資源は、埋め立て地に捨てられて、再資源化されることはありません。
    • コップ、水筒、食器は、繰り返し利用できる物を自分で持ち歩きましょう。買い物をするときは、布製のエコバックを持って行きましょう。また、昼食は、ゴミの出ないお弁当を作りましょう。
    • 使い捨て電池を使わずに、充電式電池を使いましょう。電池は焼却できないので、埋め立て地に捨てられます。また、さらに悪いことに、捨てられた電池は電解液が漏れて土壌汚染の原因になる可能性があります。
    • 有害廃棄物は適切な方法で処分しましょう。たとえば、電池、蛍光電球、電子廃棄物(電池やプラグのついた廃棄物)、洗浄剤、薬品、殺虫剤、自動車用のフルード、塗料といった多くの廃棄物は、埋め立て地、下水管、雨水管に決して捨ててはいけません。自治体に適切な処分方法を問い合わせましょう。
  11. 11
    トイレットペーパーを必要以上に使わない たった一回拭き取るために大量の紙を手に巻き取ってはいけません。紙は程よい長さで切りましょう。ペーパータオルも最小限の量を使いましょう。台所の掃除をする場合、洗って繰り返し使えるふきんやスポンジを極力使いましょう。
    • 紙製品を使う場合、古紙パルプ配合率80-100%の製品を選びましょう。なるべく資源を再利用して作られた製品を使いましょう。
    • 家の掃除をする場合、繰り返し使えるタオル地の雑巾を使いましょう。雑巾は高価な物ではありませんが、特にまとめ買いをすると、さらに安く手に入ります。そして、洗えば何回でも繰り返し使えます。
  12. 12
    布おむつの使用を検討する 布おむつは、安全ピンとビニール製カバーを使っていた時代のものと比べて、はるかに進歩しています。もともと経済的ではありますが、特に2人以上の子供がいる場合、かなりのお金を節約できます。また、布おむつの使用は赤ちゃんの肌を化学物質の潜在的な危険から守り、さらに、我々が住んでいる地球環境を守ることにもつながります。
  13. 13
    不要なダイレクトメールを断る 必要のないカタログが郵送されてくる場合、業者に電話して送付を断りましょう。
  14. 14
    地球環境を意識して買い物をする 商品を購入することで、世の中の人々や自然環境にどのような影響を与えるのかを自問しましょう。
    • 必要のないものは買ってはいけません。余計なものを買いすぎなければ、お金の節約になるだけでなく、資源の節約にもなります。
    • 長持ちするものを買いましょう。どうせ買うのであれば、一生使えるものを買いましょう。
    • 中古品を買いましょう。埋め立て地に捨てることに比べたら、中古品の再利用ははるかに素晴らしい行為です。さらに、お金の節約もできます。
    • 短期間しか使わないものや、年に数回しか使わないものは、知人や業者から借りて間に合わせましょう。

2
食習慣を変える

  1. 1
    肉や乳製品の摂取を控える 国内の食肉や乳製品の生産は、大量の資源が使われるため、環境に大きな負荷がかかります。普段の食事を野菜主体に変えたり、完全に野菜だけのメニューにすれば、まちがいなく地球に非常にやさしい生活をすることができます。医師から動物性たんぱく質を含む食事を摂るように勧められた場合、たとえば農家から農産物を直接購入するといった、持続可能な方法を探しましょう。また、狩猟免許を取ってハンターになるという手もあります。[4]
    • ベジーマンデーは、週に1日は菜食にするという、健康促進のための非営利的な国際運動です。「ベジーマンデー」で検索して、菜食料理のレシピを調べましょう。[5]
  2. 2
    Kカップのコーヒーを飲まない Kカップや、キューリグコーヒーメーカー用の一杯抽出用カートリッジは、一度使用されただけで大部分が捨てられます(再生利用するためにはカップを、紙、プラスチック、金属に分解する必要があります)。2014年には数十億個の粉コーヒー抽出用カップが販売され、同数のカップがゴミになり、埋め立て地に捨てられました。ちなみに、このカップをすべてつなげると地球12周分の距離になります。[6]コーヒーを入れるときは、レギュラーコーヒー用もしくはフレンチプレス用のコーヒーポットを使いましょう。
    • コーヒーを飲むときは、使い捨てのコップを使わずに、たとえばマグカップのような、繰り返し使えるコップを使いましょう。
    • 一杯抽出用カートリッジの利便性を好む人や、もうすでにキューリグコーヒーメーカーを購入済みの人は、洗って再利用できる詰め替え用カップを手に入れましょう。使い捨てカップを購入するときと比べて、お金と資源の節約ができます。
  3. 3
    地元の食材を購入する はるか遠方から食物を輸送する場合、トラック、電車、船といった移動に必要なあらゆる手段が汚染物質を生み出すため、環境に負荷がかかります。地元の食材を購入すれば、輸送による環境汚染を最小限に抑えることができます。[7]
    • 農産物直売所に行って、地元の野菜や果物を手に入れましょう。また、CSA(地域支援型農業)に参加すれば、定期的に新鮮な作物を手にすることができます。
  4. 4
    過剰包装を利用しない しばしば、食品会社は、食品そのものの製造にかける労力と同程度の力を、食品の包装に費やしている場合があります。個別包装された食品の購入を避けて、まとめ買いをしましょう。[8]
  5. 5
    食物を粗末にしない 計画的に献立を考えれば、食べきれない量を作ることは無くなります。残った材料は保存しておいて、次の食事で使い切りましょう。たとえばパーティの後などに、止むを得ず食べ残してしまった場合、友人におすそ分けましょう。
  6. 6
    再利用できる容器に水を入れる たいていの先進国の水道水は安全に飲むことができます。それゆえ、ペットボトルに入った水を買う必要はありません。ガラス製や金属製の容器を購入して、水を入れましょう。
    • 水質が心配なときは、自治体に水質調査報告書を要求しましょう。
    • 家庭用浄水器は、必須のものではありませんが、ちょっとした機器を取り付けるだけで水の味が改善する場合があります。また、日本ではあまり見かけませんが、軟水機や逆浸透膜浄水器は、実際の使用量以上に大量の水を排水するということも覚えておきましょう。
    • 水差しに水道水を満たし、冷蔵庫で冷やしましょう。
    • 蛇口をひねった瞬間に水道水が白っぽく濁って見えた場合、ただの空気の泡の可能性があります。グラスや瓶に水を注いだら、1、2分置いて、泡が抜けたかどうかをもう一度見てみましょう。

3
移動手段を変える

  1. 1
    近所に出かける時は、徒歩か自転車で行く 行き先が家の近所のときは、徒歩か自転車で行きましょう。とりわけ近距離の移動は、車にも環境にも非常に大きな負荷がかかります。移動手段として車を使わずに、自分の足や自転車を使いましょう。
    • 自転車に乗るときは、常にヘルメットと反射板を身につけましょう。
    • 自転車に荷物を運ぶために必要な道具を取り付けて、買い物に行きましょう。荷かご、サイクルトレーラー、頑丈なバスケットを使うと、たくさんの荷物を運ぶことができます。
  2. 2
    通勤または通学する時に、自動車に相乗りする 相乗りして出勤できそうな人を1人か2人探して、声をかけましょう。また、近所の親御さんと協力して、子供を相乗りさせて学校に送迎しましょう。
    • 学校の近くに住んでいる場合、車を使わずに、徒歩で子供を送迎しましょう。近所の子供たちも誘って登下校すれば、親は子供たちの安全を見守ることができます。近所の親御さんと交替で送迎するという手もあります。
  3. 3
    公共交通機関を利用する 路線バス、鉄道、地下鉄が走っている地域に住んでいる場合、通勤、通学、外出の際にこれらの乗り物を利用しましょう。公共交通機関を利用して車の移動を減らすと、道路の渋滞緩和につながり、ガソリンも節約できます。
    • 大都市のバス路線では、有害な排気ガスの極めて少ない、ディーゼル発電機付きハイブリッドバスがたくさん走っています。[9]
  4. 4
    買い物をするときは綿密な計画を立て、用事をまとめて片付ける 行き先を綿密に計画し、1回の外出で全ての用件が終わるように、効率的に移動しましょう。移動距離を伸ばすことで外出の回数を減らし、さらに道順も吟味しましょう。そうすれば、車で同じ道を何回も通る必要はありません。
    • 営業時間と商品の在庫の有無を、事前に電話かインターネットによって忘れずに確認しましょう。インターネットや電話を使って、予約して購入するという手もあります。
  5. 5
    家でもできる仕事は、テレコミュートや在宅勤務でこなす 週1日在宅勤務にすれば、通勤移動が20%減ります。
  6. 6
    ハイブリッドカーや電気自動車に乗る 新しい車を探している場合、ハイブリッドカーの購入を検討しましょう。ハイブリッドカーはガソリンエンジンと電気モーターの両方を使って走ります。[10]市販されているハイブリッドカーや電気自動車の車種は増えてきています。エコカーは、大気中に放出される排気ガスを減らすだけでなく、ガソリンスタンドで給油する回数も減らすため、ガソリン代の節約もできます。
    • ハイブリッドカーの購入にはエコカー減税が適用されるため、購入時の自動車取得税及び重量税と翌年の自動車税が安くなります。[11]
  7. 7
    車を整備する 車を所有している人は、定期的な点検と整備を忘れてはいけません。オイルやエアフィルターは適切な時期に交換しましょう。液漏れはすぐに修理する必要があります。タイヤは適切な空気圧を保ちましょう。
  8. 8
    燃費を記録し、できるだけ改善を図る
  9. 9
    飛行機による移動を減らす 目的が仕事であろうと休暇であろうと、飛行機に乗る回数を減らしましょう。飛行機は莫大な量の二酸化炭素と汚染物質を放出します。またその量は、世界中の飛行機利用の増加に伴い年々増え続けています。[12]飛行機による移動を控えることで、地球環境への負荷を減らしましょう。[13]
    • エコノミークラスに乗りましょう。1つの飛行機により多くの人数で乗れば、1人当たりの環境に与える影響量は相対的に小さくなります。
    • ある場所へ繰り返し通うのではなく、同じ場所に長く滞在する方法を選びましょう。
    • 近くに旅行するときは、電車やバスを利用しましょう。
    • 実際に現地の会社を訪れるかわりに、テレビ会議を利用しましょう。
  10. 10
    できるだけ職場や学校のような頻繁に通う場所の近くに住む もしくは、交通機関の乗り場の近くや、自転車で通える距離に住みましょう。住まいを選ぶときは、選択基準の1つとして移動手段の有無を考慮しましょう。

4
地球にやさしい家に住む

  1. 1
    天窓やソーラーチューブを取り付ける 天窓やソーラーチューブを天井に取り付けると、光を屋内に取り込むことができます。これを取り付ければ、家の照明に必要な電力を減らせます。中には、太陽光を電力に変換する機種もあります。
  2. 2
    電球型蛍光ランプやLED電球に交換する 電球型蛍光ランプやLED電球は高価ですが、従来の電球と比べて長持ちします。また、消費電力は従来の4分の1で済みます。
    • 最も点灯時間が長い電球から交換しましょう。
  3. 3
    空気が出入りする隙間をすべてふさぐ 家の中で隙間風が出入りする場所を見つけましょう。ドアや窓の周辺、煙突や煙道の周辺、埋め込み式ライトの周辺などをくまなく確認しましょう。薄い隙間ならば、コーキング材で埋めましょう。大きな隙間は、断熱材やウレタンフォームを取り付けましょう。[14]
    • 地下室を修理する場合、まず断熱材を取り除いてから、隙間をふさぎましょう。このとき、コーキング材や石膏ボード用補修材を使います。断熱材を取り替えるときは、材料を無理に押し込まないように注意して、梁と梁の間を完全にふさぎましょう。隙間風の通り道をすべてふさげば、家に侵入してくる虫や、ネズミなどの小動物の数を減らすことにもつながります。
    • 特に屋外の壁に設置された、照明スイッチと電源コンセントの隙間をふさぎましょう。ブレーカーを切って、回路の電流が完全に止まっていることを確かめます。次に、カバーを外して、接続箱の外側の隙間に低発泡タイプのポリウレタンを充填しましょう。
    • 屋外にあるドアと窓のガスケットが、適切に装着されているかどうかを確認しましょう。気温が低く、風の強い日に隙間風を感じるのであれば、ガスケットの調節または交換が必要です。
    • スモークペンや線香を使えば、家の中で空気が出入りする隙間を見つけることができます。
  4. 4
    屋根裏の壁と外壁に断熱材を取り付ける 断熱材を取り付ければ、比較的お金をかけずに、快適でエネルギー効率の良い住環境を得ることができます。
  5. 5
    水漏れを点検する 蛇口からの水漏れは、修理しましょう。すぐに直せないときは、蛇口の下に容器を置きましょう。たまった水は無駄に流さずに、庭の植物の水やりなどに使うことができます。
    • トイレの点検をするときは、タンクの中に食紅を数滴たらしましょう。この食紅は、便器の中に入れてはいけません。流さずに、10分ほど待ちましょう。便器の水が変色する場合、トイレの修理をしましょう。
  6. 6
    エネルギーの無駄を極力なくすために、窓周りの装飾を取り付ける 夏は涼しく、冬は暖かく室温を保てるように、カーテンやブラインドは季節に合わせて取り付けましょう。たとえば、寒い季節に、厚手のカーテンを取り付ければ、夜に室温が下がりにくくなります。
    • たとえば高知県四万十市や埼玉県熊谷市のような、最高気温が高くなる地域に住んでいる場合、窓にスモークを貼ったり、反射コーティング剤を塗布するという方法も非常に効果的です。この方法により、家の中に侵入してくる熱の方向が変わります。自分の住まいに最適な対策を知りたいときは、地元の業者に相談しましょう。窓に直射日光を遮るスモークを貼れば、布の色あせの防止にもつながります。
  7. 7
    風や日光の侵入を遮る木を、家のそばに植える 落葉樹は夏に日陰を作り、寒い季節には家の中に暖かい日差しを通します。常緑樹は卓越風の侵入を遮ります。
    • 将来、植物が成長した後のことも考えましょう。植物の根が家の基礎を破壊しないように、家から十分な距離をとって植えましょう。
  8. 8
    電気機器の手入れをし、新しく買う場合はエネルギー効率の良い製品を選ぶ
    • 冷蔵庫のコイルを年に1回は掃除しましょう。
    • 衣類乾燥機の通気孔を年に1回は掃除しましょう。糸くずフィルターは、乾燥機を使うたびに掃除しましょう。
  9. 9
    節水型便器を取り付ける 節水型便器を使うことで、1年間の水の使用量を大幅に節約できます。これにより、地球環境の保護だけでなく、水道代の節約をすることもできます。
    • 従来型のタンクに、水を入れた瓶を入れるという手もあります。タンクを使用する毎に、この瓶が占める体積の分だけ水を節約できます。この方法により、トイレの機能に異常が生じることはありません。(瓶の代わりに、レンガを使ってはいけません。レンガは風化する恐れがあります。)
    • トイレのタンクの水位を低く設定しましょう。フィルバルブを調節して浮き玉の高さを低く設定できるトイレが多くあります。
  10. 10
    屋根に太陽電池板を設置する 太陽電池板は太陽光を浴びて発電するパネルであり、全国平均価格は下がってきています(中には設置費用が100万円ほどの見積もりを出す業者もあります)。太陽光発電を利用すると、家庭の公共料金の支払いが20%安くなる場合もあります。
    • しかしながら、太陽電池板の製造が環境に及ぼす悪影響について考える必要もあります。とりわけ、太陽電池板の製造により有毒な化学物質が発生することと、廃パネルのリサイクルが難しいということが大きな問題です。[15]
  11. 11
    家族と持ち物を収容しても十分快適に過ごせる大きさの、なるべく小さい家に住む(不要な持ち物は処分を検討する) 家が小さければ、建物を建てるための物的資源と住まいを維持するために必要なお金を節約できます。また、冷暖房費の節約もできます。
    • 必要以上に大きな家に住んでいる場合、家族や下宿人を住まわせるなど、同居人を増やす方法を考えましょう。

5
地球にやさしい庭を作る

  1. 1
    庭に植物を植える 野菜、果物、香草を植えて庭園地を作りましょう。
    • 様々な農法を駆使して、肥料や大量の水を必要としない庭を作りましょう。たとえば庭にマルチを敷くと、土壌水分の蒸発を防いで、水気を保つことができます。[16]
    • 好みの果物や野菜を植えて、育てましょう。作物を収穫すれば、店で買う必要はなくなります。
    • 天水桶などの、雨水を集める貯水設備を利用しましょう。たまった水は、庭の植物の水やりに使えます。
  2. 2
    野生動物にやさしい庭を作る 現代の発展に伴い、野生動物は生息地を侵され、危険にさらされています。野生動物にやさしい庭を作るための対策を講じましょう。[17]
    • 様々な種類の草木を植えましょう。生息しやすい条件を整えることで、多様な生物が庭にやってきます。様々な種類の草木を植えた庭は、様々な動物を魅了します。
    • 裏庭にカエルが生息する池を作りましょう。繁殖地が失われつつあるため、カエルの数が減ってきています。裏庭に生息地の池を作れば、カエルは子孫を増やすことができます。[18]
  3. 3
    芝生の面積を減らす 芝生は、芝刈り機や除草機などのガソリンや電気で動く機械を使って、日常的に手入れをする必要があります。芝生の土地を庭園に作り替えましょう。もしくは、野生植物を植えましょう。これもまた、野生動物にやさしい庭を作る対策になります。[19]
  4. 4
    殺虫剤、除草剤、人工的な化学肥料を使わない 殺虫剤の影響で、1年間で数百もの鳥や動物が死んでいます。不要な雑草が生えている場合、手で引き抜くか、ホーを使って取り除きましょう。高い所に生えた雑草は切り落としましょう。また、雑草が生えている場所に地被植物を植えるという手もあります。
    • たとえばパーマカルチャー、総合的病害虫管理、混作など、化学物質を含んだ殺虫剤や肥料の使用量を減らす農法や全く使わない農法について調べましょう。
    • どうしても化学肥料を使う場合、必要最小限の量に抑えましょう。余った肥料は、雨水管や水路に流してはいけません。
  5. 5
    木を植える 庭に木を植えましょう。木は二酸化炭素を吸収し、酸素を放出します。さらに木を植えることで水質が改善し、土地が肥沃になるので、他の植物の生育も促されます。[20]
    • 建物との距離を慎重に考えながら、家の近くに落葉樹を植えましょう。冬は暖かく、夏は涼しい居住空間を作ることができます。
    • 果樹を植えた場合、自分で育てた果物を収穫するという楽しみもできます。果樹があれば、店で果物を買う必要がなくなります。
  6. 6
    堆肥場を作る 庭の一区画に、庭塵芥、果物の皮、残飯を集めましょう。廃棄物を分解し、養分のきわめて豊富な土壌を作る虫は、庭仕事の素晴らしい味方です。堆肥置き場は、水源からできるだけ離れた場所に作りましょう。
  7. 7
    リーフブロワーを使う代わりに、くま手を使う 騒音を発しながら電気やガソリンを消費するリーフブロワーは使ってはいけません。庭で落ち葉などの細かい破片を集めるときは、くま手を使いましょう。
    • 同様に、舗装された場所の泥を掃除するときは、ホースを使う代わりに、ほうきを使いましょう。[21]

6
資源を再利用する

  1. 1
    古着や中古品を買う リサイクルショップや委託販売店に行って、古着や中古品を探しましょう。
  2. 2
    使用可能な家財道具は寄付をするか、人に譲る 道具を捨てる前に、誰かに譲る方法を考えましょう。まだ着られる服や使える家財道具は慈善団体へ寄付しましょう。トラックで引き取りに来る団体は数多く存在します。
    • 中古品の売買や地元に住んでいる人へ譲渡をするために、グレイグズリストを利用するという手もあります。
  3. 3
    付加価値の高い物に作り替える 利用価値のないがらくたを、面白くて可愛い物や斬新で魅力的な物に作り替えましょう。手元にある物を材料にして、宝石類、家事用品、リフォーム服を作りましょう。wikiHowを調べると、物を作り替える方法について述べた、ありとあらゆる記事を読むことができます。
  4. 4
    繰り返し使える布製バックを2、3枚買う、もしくは手作りする 買い物に出かけるときは、いつでも布製バックを持って行きましょう。レジ袋を有料化する協定をスーパーと結んでいる住民団体も多くあります。また、無料で袋をもらえる場合でも、あえて繰り返し使える布製バックを使いましょう。

7
環境保護運動にたずさわる

  1. 1
    自治体の職員とつながりを持つ 国会議員や地方自治体の職員に電話やメールをして、環境保護と再生可能エネルギーの活用についての活動を支援してもらうように頼みましょう。
  2. 2
    集会に参加する たいていの都市では、人々の環境問題に対する意識を高めるために集会が開かれています。集会の効果を高めるためには、多くの人々が示威運動に参加する必要があります。地元で開かれる集会に参加しましょう。自分の意見を伝えるための看板を作り、運動中に掲げましょう。
    • 家族や友人も運動に誘いましょう。
  3. 3
    自然保護団体の会員になる たとえば、グリーンピース、日本自然保護協会、日本野鳥の会などの自然保護団体の中から賛同できる団体を選んで、会員になりましょう。[22]
  4. 4
    編集者に手紙を書く 化石燃料や希少動物について書いた手紙を、環境問題のニュースを扱う報道機関の編集者に送りましょう。そうすれば、地元の地域社会の中で特定の環境問題について話し合いが生まれる可能性があります。
    • 意見を手紙に書いて、地元の新聞の編集者にも送りましょう。
  5. 5
    環境保護運動のために寄付する 環境問題に取り組んでいる団体を選び、お金を寄付しましょう。少額の寄付から高額の寄付に至るまで、様々な形で支援を呼びかけている団体がたくさんあります。月1回もしくは年1回の寄付を継続するという手もあります。
    • 非営利組織の会費や寄付は、所得税の控除対象になります。寄付金の課税控除を受けるために、領収書をもらいましょう。
  6. 6
    ボランティア活動に参加する たとえば、ゴミ拾い、啓蒙活動、自転車修理、リペアカフェの開催、植樹、鳥や動物の生息数調査のように、地球にやさしい環境を生み出し、保護を促すボランティア活動はたくさんあります。

ポイント

  • レジ袋を使ってはいけません。お店で簡単にもらえるのは事実ですが、地球環境にとって好ましくありません。
  • パーム油を使った商品を買ってはいけません。パーム油は、インドネシアやアフリカの一部の地域で、アブラヤシから採油されます。そして、このアブラヤシ農園開発は、熱帯雨林伐採の最大の原因になっています。食品や化粧品の原料を確認しましょう。RSPO認証を受けないパーム油を、大量に輸出している企業の商品は買ってはいけません。一方で、たとえばギャップ社やコカコーラ社のように、パーム油の使用を控えている企業の商品を購入しましょう。
  • 必要のない物を買ってはいけません。物を買わなければ、お金の節約になり、家が散らからないことはもちろんですが、まず第一に、商品を作るために必要な資源(材料、エネルギー、労働力)を使うことがありません。誰かから借りることはできませんか?中古品を手に入れることはできませんか?そもそも、それは本当に必要ですか?
  • 雨水を集めて、様々な用途に使いましょう。たとえば、庭の水やり、屋外の掃除、小鳥用水盤に使うことができます。
  • どんな場所であっても、車を運転中に10秒以上停車するときは、エンジンを切りましょう。
  • 3Rの取り組みを実践しましょう。1.Reduce(減らす) 2.Re-use(繰り返し使う) 3.Recycle(再資源化する)
  • ミツバチのように自然界に大きな貢献をしている昆虫の命を救うことで、環境保護の一助を担うことができます。
  • 菜食主義の生活ができるかどうか、考えてみましょう。動物質食品を使わない食事をすると、動物や地球環境への害を最小限に抑えることができます。

出典と引用

  1. http://www.takecontrolandsave.coop/documents/PhantomLoad.pdf
  2. http://www.ameripower.com/energy-tips.html
  3. http://www.epa.gov/WaterSense/pubs/indoor.html
続きを 表示する… (19)

記事の情報

カテゴリ: 学び・コミュニケーション

他言語版:

English: Help Save the Environment, Español: conservar el medio ambiente, Português: Ajudar o Meio Ambiente, Français: contribuer à la protection de l’environnement, Nederlands: Het milieu helpen redden, Deutsch: Die Umwelt schützen, Русский: помочь спасти окружающую среду, Italiano: Aiutare a Salvare l'Ambiente, 中文: 帮助保护环境, Bahasa Indonesia: Membantu Menyelamatkan Lingkungan, Čeština: Jak chránit životní prostředí, العربية: المساعدة في الحفاظ على البيئة, 한국어: 환경을 보호하는 방법, Tiếng Việt: Bảo vệ môi trường, ไทย: อนุรักษ์สิ่งแวดล้อม, हिन्दी: पर्यावरण की रक्षा में सहायता करें

このページは 512 回アクセスされました。

この記事は役に立ちましたか?