坂道に駐車する方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

坂道に駐車すると、車に対して重力が作用します。適切な予防措置を講じなければ、車は坂を転がってしまい、物損や人身事故を引き起こす可能性があります。何よりもまず、ハンドブレーキを確実に引いて車輪を適切な方向に向けましょう。マニュアル車を運転する場合は、必ずギアをニュートラル入れましょう。下り坂に駐車する場合は、車輪を縁石に向けるようにします。一方で、上り坂に駐車する場合は、車輪を縁石と反対に向けます。[1]

方法 1 の 2:
オートマチック車の駐車

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    車を縁石と平行に停める 上り坂に駐車しようとする場合は、縁石に向かってバックできるように、後方に車体の長さ分のスペースがあることを確かめましょう。下り坂に駐車しようとしている場合は、車を前方に下らせながら所定の位置に駐車できるように、前方に車体の長さ分のスペースを確保する必要があります。
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    ハンドルを切って駐車する 上り坂で駐車する場合は、車輪が縁石と反対に向くようにハンドルを切ります。下り坂で駐車する場合は、車輪が縁石に向くようにハンドルを切ります。フットブレーキを踏み、ギアをニュートラルにし、車輪が適切な方向に向くようにハンドルを切りましょう。そうすることで、ブレーキが効かなくなってしまった場合でも、自分の車が他の車や通行人に向かって転がり出すことを防止できます。[2]
    • 路肩に縁石がない場合は、坂の上り下りに関わらず、前輪が路肩に向くようにハンドルを切りましょう。そうしておくことで、万が一の場合でも、自分の車は他の車が通行する道路ではなく、路肩の砂利や草むらに向かって転がります。
    • タイヤとパワーステアリングシステムに負担をかけてしまうため、「すえ切り」(車が完全に停止した状態でハンドルを切ること)は行わないようにしましょう。[3]
    専門家情報
    Ibrahim Onerli

    Ibrahim Onerli

    自動車教習所教官
    イブラヒム・オネーリは、ニューヨーク市の自動車教習所「Revolution Driving School」の共同オーナーであり、8人程からなる教官チームの訓練と管理を行うマネージャーでもあります。危険の予測と回避や安全確保を学ぶディフェンシブドライビングとマニュアル車操作の専門教官として活躍しています。同校は、安全運転を教示することで世界をよりよい場所に変えることをミッションに掲げています。
    Ibrahim Onerli
    Ibrahim Onerli
    自動車教習所教官

    専門家の技:上り坂に駐車する場合、足をブレーキペダルにのせたまま、極力ゆっくり動かします。フロントを下に向けて下り坂に駐車したい場合、バックするにはアクセルを踏みます。どちらにしても、車が動き出したら、ハンドブレーキで止めましょう。

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    縁石に向けて車を下らせる 準備ができたら、足をフットブレーキから離します。前のステップにしたがってハンドルを切った状態で、車輪が縁石と接触するのを感じるまで、ゆっくりと車を下らせます。ブレーキを踏んで車を駐車します。
    • 後方から上ってくる、または下ってくる車がないことを確認します。ミラーを見て後方を確認します。さらに、振り返って目視でも後方を確認しましょう。
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    降車する 必ずギアをパーキング(P)にし、ハンドブレーキを引いてから降車しましょう。
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方法 2 の 2:
マニュアル車の駐車

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    車を縁石と平行に停める 助手席側の前輪が軽く縁石に触れるように、後輪が縁石から15cm以内の距離に来るように車をハンドルを操作します。[4]
    • 上り坂で駐車しようとする場合は、後方に車体の長さ分のスペースがあることを確認しましょう。このスペースは、縁石に向かってバックしながら駐車するのに必要なスペースです。
    • 下り坂に駐車しようとしている場合は、車を前方に下らせながら所定の位置に駐車できるように、前方に車体の長さ分のスペースを確保する必要があります。
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    ハンドルを切る 上り坂に駐車する場合は、タイヤが縁石と反対方向に向くようにハンドルを切ります。下り坂に駐車する場合は、タイヤが縁石に向くようにハンドルを切ります。フットブレーキを踏み、ギアをニュートラルにし、タイヤが適切な方向に向くようにハンドルを切りましょう。
    • タイヤとパワーステアリングシステムに負担をかけてしまうため、「すえ切り」(車が完全に停止した状態でハンドルを切ること)は行わないようにしましょう。
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    縁石に向けて車を下らせる まずはギアをニュートラルにします。ただし、フットブレーキは踏んだままにしておきましょう。準備ができたら、フットブレーキから足を離します。前のステップにしたがってハンドルを切った状態で、車輪が縁石と接触するのを感じるまで、ゆっくりと車を下らせます。車輪が縁石と接触したら、フットブレーキを踏んで車を停止します。[5]
    • 後方から上ってくる、または下ってくる車がないことを確認します。ミラーを見て後方を確認します。さらに、振り返って目視でも後方を確認しましょう。[6]
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    ハンドブレーキを引く ハンドブレーキを引いたら、ギアを1速またはリバース(R)に入れます。上り坂に駐車する場合はギアを1速に入れます。下り坂に駐車する場合はギアをリバースに入れます。こうしておくことで、ハンドブレーキが効かなくなった場合でも、ギアが車が転がる方向と反対方向に作用するため、車が坂を転がり出すことを防止できます。
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ポイント

ブレーキは常に整備された状態にしておかなければなりません。車検のたびにブレーキを点検してもらいましょう。正常に動作するハンドブレーキであれば、きつい急坂に駐車しても車の転がりを防止できます。

  • 駐車しようとする道路に縁石がない場合は、坂の上り下りに関わらず、車輪を路肩に向けて駐車しましょう。こうすることで、ハンドブレーキが効かなくなった場合でも、車は道路から離れる方向に転がります。
  • 急坂で車の転がりが心配な場合は、車輪止めを車に積んでおきましょう。車輪止めは、車の転がり防止のためにタイヤの下に入れるように設計された木製、ゴム製、または金属製のくさびです。車輪止めは、通常どのカー用品店でも安価で購入することができます。

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この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。
カテゴリ: 車・乗り物
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