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埋没した陰毛は痛みを伴うこともありますが、通常は心配するほどの症状ではありません。毛が埋没した部分に丘疹という小さな隆起や膿汁が詰まった膿疱ができることがよくあります。埋没した陰毛があると気になるかもしれませんが、通常放っておいても治ります。早く治したければ、毛を抜くことができるかもしれません。埋没した毛を無理に引っ張り出してはいけませんが、表面に出るように促すと抜くことができるでしょう。ただし、感染症の兆候が見られたら病院で診察を受ける必要があります。

パート 1
パート 1 の 4:
埋没した陰毛を処理する

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    埋没毛が治るまで、アンダーヘアの除毛をやめましょう。炎症や感染症を防ぐためには、埋没毛の周囲を刺激しないようにする必要があります。埋没した陰毛があることに気付いたら、剃刀やワックス、毛抜きなどで処理するのはやめましょう。埋没毛が治るまで、陰毛は生えたままにしておきます。[1]
    • 毛が生えてくると気になるかもしれませんが、刺激しないほうがはるかに早く治ります。
    • ほとんどの場合、埋没毛は放っておいても1か月ほどで治りますが、皮膚表面に出てくるように促すともっと早く取り除けるかもしれません。
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    感染する恐れがあるので、埋没毛を押し出そうとするのはやめましょう。ほとんどの場合、埋没毛が感染を引き起こすことはありませんが、皮膚を傷付けると感染症のリスクが高まります。誤って皮膚を傷付けないように、埋没毛の周囲に触れるのはやめましょう。[2]
    • 埋没した毛を表面に出すために、皮膚を引っ掻いたり押したりしたくなるかもしれませんが、そんなことをすると逆に悪化してしまいます。
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    感染の兆候がなければ、ヒドロコルチゾンクリームを塗ってかゆみを緩和します。埋没毛はかゆみを伴うことがよくありますが、皮膚を傷付ける恐れがあるので掻くのはやめましょう。市販のヒドロコルチゾンクリームを患部に薄く塗り、かゆみを和らげます。1日4回まで塗ることができます。[3]
    • 感染を起こしている場合、ヒドロコルチゾンクリームを塗るのは危険です。膿や赤み、腫れなどの感染症の兆候があれば病院に行きましょう。
    • ヒドロコルチゾンクリームの使用方法に従って使い、塗りすぎないように気を付けましょう。

    アレンジ:ヒドロコルチゾンクリームの代わりに、ウィッチヘーゼルやアロエベラ、過酸化ベンゾイル を試しても良いでしょう。ヒドロコルチゾンクリームほどの効果はないかもしれませんが、かゆみを抑えることができます。[4]

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    感染を防ぐために、抗生物質配合の塗り薬を毎日塗りましょう。埋没した陰毛の周囲が感染を起こすと、治癒に時間がかかります。感染を防ぐために、患部をきれいにしてから抗生物質配合の市販の塗り薬を1日1、2回塗りましょう。[5]
    • 抗生物質配合の塗り薬は、薬局やドラッグストアなどで販売されています。

パート 2
パート 2 の 4:
埋没した毛を皮膚表面に出す

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    埋没した毛が出てくるように、15分温めましょう。ハンドタオルを温水に浸して絞り、埋没毛にあてて15分温めましょう。必要に応じて1日4回繰り返します。こうすると、埋没した毛が皮膚表面に出てくるかもしれません。[6]
    • 温水を入れたペットボトルで温めても良いでしょう。
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    患部を温水で濡らし、石鹸を付けて10~15秒マッサージします。埋没毛の周囲を温水で濡らし、石鹸を付けた指で10~15秒優しくマッサージしましょう。最後に、温水で石鹸を洗い流します。[7]
    • 温水をかけて温め、優しくマッサージをすると毛が表面に出てくるかもしれません。
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    角質除去作用がある天然成分を塗り、10分経ってから角質を取り除きましょう。埋没毛を覆っている角質を取り除くと、毛が表面に出てくるかもしれません。角質除去作用がある天然成分を患部に塗り、10分放置しましょう。その後患部を温水で濡らし、優しくこすりながら洗い流します。角質除去作用がある天然成分として、次のいずれかを試しましょう。[8]
    • ブラウンシュガーか白糖110gとオリーブオイル大さじ3杯(45ml)を混ぜてペーストを作ります。
    • 使用済みのコーヒー粉大さじ3杯(15g)とオリーブオイル大さじ1杯(15ml)を混ぜて使います。
    • 塩大さじ3杯(38g)とオリーブオイル大さじ1杯(15ml)を混ぜましょう。
    • 重曹小さじ1杯(6g)と少量の水を混ぜてペーストを作ります。

    アレンジ:角質除去剤を手作りする代わりに、市販のボディ用スクラブ剤や角質ケア製品を使っても良いでしょう。

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    皮膚の表面層を取り除くために、病院でレチノイドを処方してもらいましょう。埋没した陰毛がなかなか表面に出てこない場合は、病院で処方されたレチノイドを塗って表皮を取り除くことができます。こうすると、通常は埋没した毛が表面に現れます。レチノイドの使用について医師に確認し、処方された通りに使いましょう。[9]
    • レチノイドの購入には処方箋が必要です。

パート 3
パート 3 の 4:
埋没した陰毛を取り除く

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    ピンセットで毛の輪になった部分をつまみます。表に出てきた埋没毛は輪になっているか横向きに伸びているように見えるでしょう。どちらが毛の先端かわかりづらいので、必ず中央を引っ張って毛先を表面に引き出しましょう。[10]

    アレンジ:ピンセットの代わりに滅菌針で毛先を引き出しても良いでしょう。 毛の輪になった部分に針を入れ、そっと持ち上げて毛先を引き出します。ただし、針で皮膚を刺さないように気を付けましょう。

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    毛先が表に出るまで、ピンセットを左右に回転させます。ピンセットで毛をつまみ、右回りにそっと引っ張りましょう。次に、左回りに引っ張ります。毛先が表に出るまでこれを繰り返しましょう。[11]
    • 真上に引っ張ると毛が抜けて痛みが生じるので、最初に毛先を出してから毛を抜きましょう。
    • ピンセットの先で皮膚を刺さないように気を付けましょう。
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    毛先が皮膚の表面に出たら、毛を抜きます。毛先が表面に出たら、ピンセットで毛を抜きましょう。ピンセットで毛の根元近くをつまみ、素早く引き抜きます。[12]
    • こうすると埋没毛はなくなります。
    • 毛を抜くと少しチクッとするかもしれませんが、それほど痛むことはないでしょう。
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    石鹸と温水で患部を洗います。患部を温水で濡らし、石鹸を付けてこすりましょう。次に、温水をかけて石鹸を洗い流します。こうすると、毛が抜けた穴に汚れや細菌が入り込む心配がありません。[13]
    • 清潔なタオルで軽く叩いて乾かすか自然乾燥させましょう。
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    治癒を促すために、抗生物質配合の塗り薬を塗りましょう。指や綿棒を使い、毛が抜けた部分に抗生物質配合の塗り薬を塗ります。こうすると感染予防になり、治癒も早まるでしょう。また、抗生物質が配合された塗り薬を塗ると、傷痕の予防にも効果があるかもしれません。[14]
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    埋没毛の再発を防ぐために、剃刀での除毛方法を見直しましょう。陰毛を剃る前に、はさみで短く切ります。次に、除毛する部分を温かいシャワーや風呂、加熱パッドなどで5~10分温め、それから剃刀で剃りましょう。低刺激、無香料のシェービングクリームを使い、毛の生えている向きに沿って剃ります。[15]
    • 剃った部分がこすれないように、保湿してコットンの下着をつけましょう。
    • 剃刀の代わりに電動バリカンを使ってみましょう。陰毛を完全に剃り落とすのではなく短く整えることができます。
    • 埋没毛になりやすい場合は、皮膚科でレーザーによる永久脱毛の施術を受けても良いでしょう。[16]

パート 4
パート 4 の 4:
感染を起こした埋没毛に対処する

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    感染症の兆候に気付いたら病院で診察を受けましょう。特に皮膚を傷付けた場合は、埋没毛の周囲が感染を起こすことがあります。感染症を発症した場合は、適切な治療を受けて治す必要があります。次のような症状があれば病院へ行きましょう。[17]
    • 痛み
    • 発赤
    • 腫れ
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    病院で抗生物質を処方されたら指示通りに服用します。感染症を発症すると、抗生物質が処方されるかもしれません。軽度の感染症には、抗生物質配合の塗り薬が処方されるでしょう。深刻な感染症には、抗生物質の飲み薬が処方されるかもしれません。感染症を治すために、薬は処方された通りに服用しましょう。[18]
    • 処方された抗生物質は最後まで服用する必要があります。抗生物質の服用を中断すると、感染症が再発する恐れがあります。
    • 感染症を発症していなければ抗生物質を服用する必要はありません。抗生物質には埋没毛を治す効果はありません。
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    感染症が治るまで埋没毛を抜くのはやめましょう。埋没した陰毛を抜こうとすると感染症が悪化する恐れがあるので、感染症を治療している間はそのままにしておきます。埋没毛を抜くタイミングについては医師に確認しましょう。[19]
    • 感染症が治ると、埋没していた陰毛が皮膚表面に出てくることもあります。

必要なもの

  • ヒドロコルチゾンクリーム、ウィッチヘーゼル、アロエベラ、過酸化ベンゾイル(必要に応じて)
  • 抗生物質配合の塗り薬
  • 温水
  • 加熱パッド
  • 石鹸
  • 角質除去剤
  • 滅菌針(必要に応じて)
  • 先が尖ったピンセット

注意事項

  • 埋没した毛を無理に引き出すと痛みが生じるばかりか、感染を引き起こす恐れがあるのでやめましょう。
  • 毛を抜くとチクッとするかもしれませんが、それほど痛くはないでしょう。

このwikiHow記事について

Erik Kramer, DO, MPH
共著者 ::
整骨医
この記事の共著者 : Erik Kramer, DO, MPH. かかりつけ医のエリック・クレイマー医師は、コロラド大学にて内科疾患、糖尿病、体重管理の治療を専門的に行っています。2012年にタウロ大学ネバダ校整骨医学部にて博士号を取得。 この記事は9,083回アクセスされました。
カテゴリ: 個人衛生
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