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床のタイルとは異なり、壁のタイルは最小限の間隔で貼られていて目地が細いので、剥がすのが難しくなります。周りのタイルを傷付けずに剥がすには、細心の注意が必要になるでしょう。

パート 1 の 2:
タイルを剥がす準備をする

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    作業する場所と身支度を整えます。タイルの破片は鋭いので、たとえタイルを割るつもりがなくても、念のため保護ゴーグルや長袖シャツ、長ズボン、作業用手袋をつけて身を守りましょう。タイルを剥がす場所の周囲を片付け、養生シートや防水シートを敷きます。こうすると、ダメージを防げるうえ後片付けが楽になります。[1]
    • 落ちてきたタイルで陶器製の便器や浴槽が傷付かないように、段ボールで覆いましょう。[2]
    • 排水口も、テープを貼るなどして覆っておきましょう。
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    グラウト材を取り除く部分を決めましょう。ここからパート1の終わりまでは、グラウト材を取り除く方法を説明します。グラウト材を取り除くとタイルが割れにくく、剥がしやすくなります。グラウト材をできるだけ多く取り除くほうがタイルを剥がしやすくなりますが、時間がかかるので、タイルを剥がすのに効果的な部分だけを取り除くのが一般的です。
    • タイルを1枚だけ剥がす場合は、周りのタイルを傷つけないように、剥がすタイルの周りのグラウト材を取り除きましょう。
    • 壁全体のタイルを剥がす場合は、天井や床とタイルの境目にあるグラウト材も忘れずに取り除きましょう。
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    必要に応じて、グラウト材を温めます。壁に使われているグラウト材は、通常は簡単に削れますが、硬い場合はヒートガンやドライヤーなどで温めると柔らかくなります。1度にほんの少ししか取り除けない場合は、30秒かけてグラウト材を温めてからもう1度削ってみましょう。
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    カッターナイフを使ってグラウト材を削りましょう。時間がかかりますが、周りのタイルを傷付けにくい方法です。頑丈なカッターナイフホルダーがあればそれに刃を付けて、剥がすタイルの周りを何度も慎重に削りましょう。[3]
    • 一般的に、壁のタイルのグラウト材の下には隣接するタイルをつなぐスペーサーがあるので、普通のグラウトリムーバーではうまく削れません。
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    ロータリーグラインダーを使ってみましょう。ドレメル社製などの小型のロータリーグラインダーを使えば、カッターナイフで削るよりグラウト材を速く取り除けますが、手が滑るとタイルがすぐに割れてしまいます。ロータリーグラインダーを最も低速に設定し、目地に沿ってゆっくり動かしましょう。ロータリーグラインダーの動きをしっかりコントロールできて、端を削ってもタイルが割れないようなら、速度を上げても良いでしょう。
    • 目地の幅に合うように、極細のグラインダービットを別途購入する必要があるかもしれません。
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    タイルスペーサーが見えるようになるまで、グラウト材を取り除きましょう。グラウト材を完全に取り除く必要はありませんが、タイルを剥がすためには大部分を取り除く必要があります。少なくとも、金属製のタイルスペーサーが見えるまでグラウト材を削りましょう。[4]
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パート 2 の 2:
タイルを剥がす

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    緩んだタイルを見付けましょう。壁全体のタイルを剥がす場合は、タイルの角をのみで軽く叩いて緩んだタイルを探しましょう。最初の1枚目のタイルを剥がすのが最も難しいので、運良く緩んだタイルが見つかるように、時間をかけてでも探す価値があります。緩んだタイルが見付かったら、以下のいずれかの方法で剥がしましょう。
    • 緩んでいる可能性が高いタイルは、グラウト材を取り除いた部分や水で濡れて傷んだ部分です。
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    のみを使ってタイルを剥がしましょう。タイルを固定している接着剤が異常に強力な場合や比較的新しく貼られたタイルは別として、この方法で剥がすとタイルが割れにくいので、大部分を再利用できるでしょう。のみやパテナイフのように先端が平らな工具をタイルと壁の間に差し込みましょう。壁とほぼ平行に差し込みます。[5] [6] タイルが剥がれるまで、工具の柄を金づちで叩きましょう。タイルがしっかり貼り付いている場合は、工具を数か所に差し込んで剥がす必要があるかもしれません。
    • タイルが剥がれずに割れてしまったら、代わりにエアーチッパーを使ってみましょう。
    • 剥がれたタイルが落ちる前に、誰かに拾ってもらいましょう。革手袋をつけて手伝ってもらいます。
    • 一般的に、最初の1枚は、他のタイルより剥がすのが難しくなります。1枚目は時間をかけて剥がし、2枚目からは剥き出しになった部分に工具を差し込んで剥がしましょう。タイルの端は欠けやすいので、慎重に差し込みます。
    • ひびが入ったタイルを交換するために1~2枚だけ剥がす場合は、剥がすタイルにマスキングテープやダクトテープを貼りましょう。タイルの中央から端に向かってのみで叩き、少しずつ剥がしていきます。タイルが部分的に剥がれたら、その後ろにのみを差し込み、横向きに叩いて残りを剥がしましょう。[7]
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    必要に応じて、タイルを割りましょう。タイルがモルタルに直接貼られている場合は、タイルを傷付けずに剥がすのは難しいので、割りながら剥がすしかないかもしれません。のみと金づちを使ってタイルの中央に穴を開け、そこにのみを差し込んで残りを剥がしましょう。周りのタイルを傷付けないように、慎重に剥がします。
    • この方法でタイルを剥がす場合は、目の保護がとても重要です。
    • ポーセリンストーンの破片は、ガラスのように非常に鋭くなります。ポーセリンストーンをこの方法で剥がす場合は、破片が少なくなるように、のみと金づちで端から剥がしたほうが良いでしょう。
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    残っている接着剤を取り除きましょう。壁の表面が平らになるように、タイルを固定していた接着剤の残りをタガネで剥がします。[8] 接着剤やグラウト材を完全に取り除くのは難しいかもしれませんが、新しく貼るタイルの高さを周りのタイルと揃えるためには、できるだけ取り除いたほうが良いでしょう。
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    新しいタイルを貼る前にタイルスペーサーを取り除きましょう。タイルを剥がした後に、金属製のタイルスペーサーが残っているかもしれません。クリッパーやペンチ、カッターナイフで切断するか、サンドペーパーで削りましょう。
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ポイント

  • タイルのサイズは様々です。既存のタイルのサイズを確認して、同じタイルを探しましょう。
  • 1枚目のタイルを剥がす際は、割れることがよくあります。
  • 残念ながら、タイルを剥がすとほとんどの場合、ドライウォールの裏打ち紙が傷付いてしまいます。部分的なダメージでも、新しいタイルを貼る前に修理する必要があり、場合によっては、壁全体を交換することになるかもしれません。[9]
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このwikiHow記事について

Art Fricke
共著者 ::
住宅リフォーム・修復専門家
この記事の共著者 : Art Fricke. アート・フリックはテキサス州オースティンにある「Art Tile & Renovation」の経営者です。 住宅リフォームおよび修復業者として10年以上の経験を有し、キッチンとバスルームのリフォームを専門に行っています。単一業者による施工をモットーにしており、特注リフォームや特注タイル壁シャワールームの設置のほか、水漏れ修理、破損タイルの補修、床と壁のタイル貼りを請け負っています。
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