多くの水漏れは配水管の欠陥によるものですが、雨水が壁の中に入ったり、亀裂や穴の開いた土台から漏れるものもあります。長期間の水漏れは、壁の中に構造上の問題を引き起こしたり、深刻なカビ被害になることもあります。壁の中の水漏れは、ペンキや壁紙の剥がれ、シミといった鍵となるサインを探して見つけます。室内のカビ臭い臭いも水漏れの兆候です。水分計を使ったり壁に穴を開けて、水漏れの正確な場所を突き止めましょう。

パート 1 の 2:
壁の中の水漏れの兆候を理解する

  1. 1
    壁周辺の水たまりを探します。これは壁の中に水漏れがあることを示す最も分かりやすい現象です。いつも同じ特定の部分の絨毯や床が濡れている場合は、間違いなく壁の中で水漏れしています。[1]
    • 水を使う大型家電(洗濯機、皿洗い機等)の近くや、浴室の洗面台、トイレ、シャワーの近くの床が濡れているケースが多くあります。
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    壁のシミを探します。水が壁の中で漏れていると、やがて壁の表面にシミができます。壁紙、乾式壁、木等、壁の種類を問わず、表面の色が僅かに剥げていたり、他よりも色が明るくなっている部分を探します。
    • シミの形は大概不規則な形をしています。
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    壁質の違いを調べます。裏で水漏れしている壁の表面には気泡のようなものができる傾向にあります。水が壁面を歪め、ペンキや壁紙が反れ曲がり、裂けたり泡のような形ができます。[2]
    • 浸水した乾式壁は下にたわみます。小さな気泡や垂れ下がった部分は、乾式壁の内側に水があることを示します。 [3]
    • 中の水漏れが深刻な場合、壁が外側に屈曲することもあります。乾式壁は、浸み込んだ水の重みでやがて歪みます。
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    カビや白カビの兆候を探します。壁の中の水漏れがしばらく続くと、壁の中でカビが繁殖しているかもしれません。早い段階だと、カビは黒や茶色の点が密集したような見た目をしています。[4]カビは目視できなくても、水漏れで濡れた壁の内側で繁殖しているかもしれません。 [5]
    • カビはアレルギーやその他の深刻な健康被害を引き起こすことがあります。壁にカビが発生している場合は、カビを除去し、壁の中の水漏れを直しましょう。
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    カビ臭い臭いに注意します。壁の内側の水漏れが目に見えない場合も、嗅覚を使って見つけられるかもしれません。壁に浸み込んだ水は乾くことがないので、壁は湿ったカビ臭い臭いを放ち始めます。[6]
    • 多くの場合、カビ臭い壁にはその他の水漏れのサイン(シミ等)も現れています。しかし、臭いのみが壁の奥深くの水漏れを示すサインとなっている場合もあります。
    • 厚い乾式壁は吸水性が高く(ほぼスポンジと同様)、水漏れの見た目のサインが出にくくなっています。
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    水が滴る音を聞きます。目に見える影響を与えていなくても、水漏れを見つけることはできます。シャワーを止めたり、トイレを流したり、流しの水を止めたりした直後の最初の数秒間、意識を集中させましょう。もし壁の近くから水が滴る音が僅かに聞こえたら、水漏れしている配水管のせいかもしれません。[7]
    • ポリ塩化ビニルでできている最近の配水管は水が滴る音を大きくするので、聞くのがより簡単です。鉄の配水管を使った古い家の場合、水漏れの音を聞くのはより困難です。
  7. 7
    水道料金の請求額に注意します。多量の水が壁に漏れ出ている場合、月々の水道料金が上がるはずです。例えば、米国の環境保護局は寒い季節の4人家族の平均的な水の使用量は45,000リットルを超えないことを推奨しています。明らかにそれ以上使っていて理由が不明な場合は、水漏れを疑いましょう。[8]
    • もちろん、これでは水漏れの場所は特定できません。しかし、少なくとも壁の中で水漏れしているかどうかは知ることができます。
  8. 8
    水漏れが配水管の欠陥によるものであることを確認します。家中の水道や水を使う機器を止め、水道メーターの数字を書き留めます。3時間待ち、再度水道メーターを確認します。もし水の使用量が増えていたら水漏れが室内の配水管からのものであることが分かります。[9]
    • 水道メーターの数字が3時間経っても変わらない場合は、配水管からの水漏れではありません。屋根や壁の裂け目から入ってきたり、地下室の壁から浸み込んだりしているのかもしれません。
  9. 9
    軒天井とといの詰まりを確認します。水漏れが配水管からではない場合、軒天井やといが詰まっている可能性があります。といから溢れた雨水(或いは雪解け水)は、やがて屋根や壁から浸み込み、水漏れとなります。軒天井やといの詰まりに気づいたら、詰まっている物(松葉、落ち葉等)を除去し、水の流れを復活させましょう。[10]
    • 壁の中の水漏れがなくても、軒天井やといは毎年確認し、詰まらないようにしましょう。
  10. 10
    構造壁の水漏れを確認します。条件が揃うと、構造壁から家の中に水が浸み込むことがあります。これらの水漏れは、大概配水管の欠陥によるものではありません。構造壁に水が浸み込むと、ヒビが入ったり水漏れしたりして、やがて地下室の中まで水が入ってきます。構造壁の水漏れを直す方法は2つあります。[11]
    • 外側は、土台の周りに溝を掘り、耐水剤及び防護壁で土台の地下の部分を完全に塞ぎます。
    • 内側は、被害のあった間柱や乾式壁を取り除き、エポキシでヒビを埋めます。
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パート 2 の 2:
水漏れの場所を特定します

  1. 1
    水分計で壁の内部の湿度を測ります。水分計は、壁に直接当てると壁の水分量を測れる装置です。水漏れしている壁は特定できているけれど、正確な場所までは分からないという場合、水分計を壁の5、6か所に当てます。最も水分量が高い場所が、水漏れの箇所に近いということです。[12]
    • 水分計は、大きめの金物店やホームセンターで買ったり借りたりできます。これらの道具は、専門の物件調査員が壁の水漏れや湿りを見つけるのによく使われます。
  2. 2
    赤外線カメラで、水が漏れて冷えた壁の部分を見つけます。赤外線カメラは熱を検出し、壁の温度を示すことができます。水が漏れて濡れた壁は他の壁よりも温度が低いはずです。赤外線カメラを水が漏れている壁に向け、壁のどの部分が最も冷たいか確認します。それが水漏れに最も近い部分です。[13]
    • 赤外線カメラを使うと、熱い物は赤やオレンジ、冷たい物は青や紫で表示されます。
    • 赤外線カメラは専門の土建会社、ホームセンター、或いは写真館で借りられるでしょう。
  3. 3
    乾式壁を切り、水漏れの原因を見つけます。水漏れのサイン(カビ、色落ちした乾式壁等)がある部分の乾式壁にカッターナイフで約25㎝の切込み線を入れます。そしてその線に沿って、乾式壁用ののこぎりで切ります。頭を入れられるくらいの大きさの穴を開けます。壁の中に頭を入れ、水漏れの箇所を見つけるまでよく見まわします。[14] 必要な場合は穴を広げて懐中電灯も入れ、視界を照らしましょう。
    • 水漏れを示す壁のシミは、必ずしも漏れ穴のある配水管や備品の目の前にできるわけではありません。水は壁の中でパイプをつたって流れたり、何メートルも落ちたりしてから水漏れを示す目に見えるサインとして現れることがよくあります。
    • カッターナイフも乾式壁用のこぎりも、地域の金物店で購入できます。
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ポイント

  • 壁の中の水漏れの疑いがあるものの、正確な場所を特定できない場合は、地元の水道業者や専門の物件調査員を呼んで調べてもらいましょう。[15]

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