壊れたボルトを外す方法

この記事には:エクストラクターセットを使う溶接技術を使う6 出典

ボルトは、複数の木材などを固定するのに使われる金属部品です。不運にも作業中ボルトが壊れることがあります。稀なことではありますが、作業を急いだり慣れていないと、ボルトを壊しやすくなります。壊れたボルトを外す方法を覚えて、作業や日曜大工を完了しましょう。

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エクストラクターセットを使う

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    壊れたボルトのできるだけ中心に近い部分にセンターポンチで印をつけます。金づちでセンターポンチを叩いて、ボルトの中心に印をつけましょう。こうすると、ボルトの中心にドリルをあてる目印が付いて、ボルトのネジ山を破壊する心配がなくなります。[1]
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    左回転ドリルビットで壊れたボルトの中心に下穴を開けます。左回転ドリルビットは、ネジの回転方向が通常とは逆向きです。そのため、電動ドリルを逆回転に設定して、左回転ドリルを打ち込みます。左回転ドリルビットを使うと、ボルトを締める方向とは逆方向に回転するので、ボルトをこれ以上固く締める心配がありません。[2]
    • 運が良ければ、左回転ドリルビットを打ち込んだ際にボルトが緩んで、バイスグリッププライヤーやペンチでボルトを外せることもあります。
    • 適切なサイズのドリルビットを使います。エクストラクターセットには、外すボルトの大きさに対応するドリルビットのサイズが記された表がついています。大きすぎるドリルビットを使うと、ボルトのネジ山を傷つける恐れがあり、また、小さすぎるドリルビットは小さく弱めのエクストラクター用なので、作業の過程で折れる恐れがあります。
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    電動ドリルで開けた穴に、適切なサイズのエクストラクターを差し込みます。エクストラクターセットの種類にもよりますが、ビットは先端が細く、左回転ビットの反対側は六角軸又はタップハンドルになっています。エクストラクターは左回転ビットなので、反時計回りに回転して壊れたボルトに入り込みます。[3]
    • エクストラクターの先端は細いので、始めに金づちで打ち込んでから、ソケットやタップハンドルを取り付けましょう。
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    壊れたボルトを外します。エクストラクターを締め続けると、細い先端が食い込みます。ビットがボルトに噛み合うと、ボルトが回転して緩みます。
    • エクストラクターを反時計回りに回して、壊れたボルトを埋め込まれていた箇所から完全に取り外します。
    • この作業はゆっくり行います。急ぐと、ボルトやボルトが埋まっていた箇所を傷める恐れがあります。また、できるだけ丁寧にエクストラクターを取り扱いましょう。エクストラクターは硬化鋼製なので、折れると取り除くのが非常に難しくなります。
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    金属片を除去します。ボルトを取り除く過程で、ボルトから金属片が少し剥がれることがあります。壊れたボルトを外した後、新しいボルトを付ける場合は、まずこの金属片や金属くずを除去しましょう。磁石やエアダスターで取り除くことができます。

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溶接技術を使う

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    壊れたボルトのできるだけ中心部分にセンターポンチで印をつけます。エクストラクターを使う方法と同様に、センターポンチを金づちで叩いてボルトの中心に印をつけましょう。
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    ボルトの中心にドリルで穴を開けます。ボルトの直径のおよそ1/4位のサイズのドリルビットで、ボルトに穴を開けます。[4]
    • これは、腐食がひどくてエクストラクターを使えないボルトを外す方法です。ボルトをさらに締める心配をする必要がないので、通常のドリルビットを使います。あるいは、左回転のドリルビットを使っても構いません。
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    六角ナットをボルトに付けます。ボルトのネジ山が少し表面から出ていたら、その部分に六角ナットを付けます。ナットを完全に締めずに、半回転分くらい緩めにしておきます。ボルトが埋まっていた箇所とナットの間に少し隙間を残します。[5]
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    ボルトとナットを溶接します。簡単な溶接ですが、初めて溶接する場合は、難しいかもしれません。できれば、溶接経験のある友人に頼んだり、別のもので溶接の練習をして、慣れてから行いましょう。
    • 壊れたボルトが埋まっている表面が溶けて、ボルトやナットに付かないように細心の注意を払います。アルミニウムは、鉄に溶接するのが難しいため、壊れたボルトが埋まっている部分の材質がアルミニウムの場合は、この方法が適しています。
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    ボルトを外します。溶接後冷めると、六角ナットがしっかり固定します。ナットが、壊れたボルトの新しい頭となり、ソケットやレンチで外すことができます。
    • 溶接すると丈夫になりますが、全く壊れないわけではありません。特に、ひどく腐食したボルトの場合は、溶接したナットが外れることもあり、しっかり固定するには、溶接を繰り返す必要があるかもしれません。
    • 腐食のためボルトが動かない場合は、まず初めにボルトをゆっくり左右に回します。緩み始めたら右に少し、左には大きく回すように繰り返すと外せます。[6]

注意事項

  • エクストラクターを使用する際はゆっくり行い、必要以上に力を入れないようにします。壊れたボルトの内部でエクストラクターが折れると、硬化鋼製のエクストラクターより強い素材を使ってエクストラクターを外す必要があります。
  • 壊れたボルトに電動ドリルを使う際は、金属くずが飛び散るので保護メガネを着用しましょう。
  • 溶接の際は、溶接用ジャケット、保護面、作業用グローブ、折り返しのないズボン、安全靴などを着用し、必要な予防策を取りましょう。

必要なもの

  • 電動ドリル
  • 左回転ドリルビット
  • エクストラクタービット
  • タップハンドル
  • バイスグリッププライヤー
  • 磁石
  • 金づち
  • センターポンチ
  • エアダスター
  • 六角ナット
  • 溶接機
  • 保護面
  • 溶接用ジャケット
  • 作業用グローブ
  • 保護メガネ

記事の情報

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カテゴリ: 住居と庭のリフォーム

他言語版:

English: Remove a Broken Bolt, Русский: удалить сломанный болт, Português: Remover um Parafuso Quebrado, Italiano: Rimuovere un Bullone Spezzato, Français: retirer un boulon cassé, Español: quitar un perno roto, العربية: خلع مصمال مكسور

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