大人のいじめに対処する方法

共同執筆者 Tasha Rube, LMSW

この記事には:いじめや嫌がらせに対処する被害者にならないためにいじめの罠を回避する15 出典

学校で起きるいじめについては誰もが耳にしたことがあるはずです。ですが、残念ながら学校を卒業したからといっていじめが完全になくなるわけではありません。大人でも、いじめや嫌がらせに直面することがあります。特定の人物をいびったりからかったりして苦しい思いをさせる人は、職場にも家庭にも存在します。さらに、インターネット上やソーシャルメディアでのいじめ行為が行われる場合もあります。もしあなたが1人の大人としていじめを経験しているのであれば、相手にいじめ行為をやめさせるために効果的な手段がいくつかあります。

パート 1
いじめや嫌がらせに対処する

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    いじめ加害者をできる限り避ける いじめをする人に遭遇した際に最も効果的な手段の1つは、相手から離れることです。授業へ向かう時には、その人物とは違う道順を選びましょう。一人きりにならないように、外を歩く時は誰かと行動を共にします。いじめ加害者を完全に避けることが不可能な場合は、少なくともその相手と二人きりになることだけは避けましょう。通常、いじめ加害者は、その問題行動を人に見られることを避けます。ですから、誰かと常に行動を共にするだけでも、問題の解決に繋がる可能性があります。 [1]
    • いじめ加害者は、相手から何らかの反応を期待しています。あまりにもあからさまに相手を避けるのはやめましょう。
    • いじめ加害者がソーシャルメディアを使用しているのであれば、その人物のプロフィールをブロックして、相手とのすべての関係性を遮断しましょう。[2] ただし、その人物が新しいプロフィールを作成する場合もあるので、新しく送られてくる友達リクエストを承認する際には十分に気をつけましょう。[3]
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    不適切な行動はすべて無視する いじめ加害者は、あなたの悪口を言ったり恥ずかしい思いをさせようとしてくるでしょう。そのような侮辱行為を無視することで、あなたからは期待するような反応を得ることはできないという事実に相手が気づくかもしれません。すると、その人物があなたに対するいじめを止める可能性が高くなります。このプロセスを実行に移すことは、状況によっては非常に難しい場合もありますが、ゲームのようなものだと考えれば少しは気が紛れるかもしれません。[4]
    • いじめ加害者に説明は必要ありません。いじめ加害者は、なぜ自分が無視されているのか分かっているはずです。その理由をわざわざ相手に説明する必要はありません。そんなことをすれば、あなたの反応で相手を喜ばせてしまうだけです。
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    ユーモアを忘れずに 相手を傷つける冗談を言うことは、いじめ加害者のとる典型的な行動の1つです。そういった場合には、一緒に笑ってしまうことで痛手を和らげることができます。嫌がらせを目的に、相手が皮肉を込めてあなたを褒めるような場合にもこの方法は効果的です。[5]
    • 例えば、相手が皮肉を込めて「綺麗だね(格好良いね)。」と言ってきたら、「あら、ありがとう!」とできるだけ感じよく言ってすぐにその場を去りましょう。
    • いじめ加害者に対してユーモアを武器にすることには、多少違和感を感じる人もいるかもしれません。ですが、いじめ加害者は、相手が何とも思っていなかったり、嫌がらせに気づいていないことが分かると、悪意のある冗談を言うのをやめる可能性があります。
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    日常的に顔を合わせる相手には、正面からぶつかってみる 普段から顔を合わせることの多い仕事仲間や家族からのいじめを経験している人は、なぜそのような行動を取るのかを本人同士で話し合う必要があります。
    • 話し合いは本人同士で行うべきですが、完全に二人きりになることは避けましょう。例えば、職場で話し合いをする場合、人気のない駐車場などではなく、他の人も出入りする休憩室を選びましょう。
    • 職場での話し合いを実行する際は、近くで様子を見守ってくれるよう他の同僚に頼んでみましょう。[6]
    • あなたが相手の行動を指摘したとしても、その行動によりあなたが嫌な気持ちになったという事実を伝える必要はありません。例えば、「あなたの嫌がらせ行為で気が散ってしまいます。止めてくれたら助かるのですが。」と言ってみましょう。また、職場での嫌がらせについて人事部に報告することを考えているのであれば、そのことを本人に伝える必要はないでしょう。

パート 2
被害者にならないために

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    冷静さを保つ いじめ加害者は、大きな反応を得られる相手を標的として選ぶことがよくあります。彼らの求めるような反応は与えないようにしましょう。深呼吸をして、自分の目の前のことに集中するか、その場をすぐ去りましょう。 [7]
    • 頭の中でマントラを唱えることで、いじめや嫌がらせに直面した時に冷静さを保つことができるかもしれません。「あの人の嫌がらせには反応しない」、または「落ち着いて」などの言葉を繰り返してみましょう。
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    身体と心の面での自分の反応に敏感でいる 自分の意見をはっきり述べるタイプの人は、からかわれたりいじめられたりしにくいということが研究により明らかになっています。自分自身の反応を変えることで、いじめの被害者になることを食い止めることができます。ボディ・ランゲージには注意を払いましょう。あごを上げて、背筋をまっすぐに伸ばし、肩を広げるようにします。[8]
    • 強気でポジティブな態度を上手く取れない時は、いじめの現場でなく、家にいる時に、堂々とした態度の取り方を練習してみましょう。
    • 信用の置ける友達がいる場合は、手助けやアドバイスを求めましょう。どんな時にあなたが自信なさげに見えるか、または堂々として見えるかを指摘してもらいます。
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    相手からの嫌がらせを記録する いじめや嫌がらせの内容を記録しておくことで、いつ、どんなパターンで何が起きているかを明確にすることができます。いじめがさらに悪化してしまう前に、そのパターンの理解に努めましょう。それが職場でのいじめ問題であれば上司に報告し、家庭における問題である場合は警察に助けを求めるのが賢明です。[9]
    • メールは保存し、ソーシャルメディアで受けたコメントはすぐにスクリーンショットを撮っておきましょう。長い間放置しておくと、相手がコメントを消してしまう可能性があります。
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    目上の人に相談して助けを求める 誰かに相談を持ちかける際には、いじめや嫌がらせのパターンを明確にする証拠や関連書類を用意しておきます。学校におけるいじめの場合は、教師または学校の管理職員に報告しましょう。[10]
    • 職場におけるいじめの場合は、問題の解決に向けた提案事項を準備してからしかるべき人物に相談を持ちかけましょう。具体的には、いじめ加害者を別の部署に配属してもらう、または人事部に介入してもらい解決に当たるなどの方法があります。あなたが望む解決策が何なのかを明確にしておきましょう。
    • あなたをいじめている相手と職場で対面することがあった場合、メールでその状況についえ報告しておきましょう。いじめや嫌がらせ行為が続く場合には、その内容を記録することが賢明です。

パート 3
いじめの罠を回避する

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    いじめ行為に対して被害者意識を持たない 相手の嫌がらせ行為がどんなに個人的な内容であっても、気にする必要はありません。問題はあなたではなく、誰かの注意を引こうとしたり、どこかで覚えてきた行動を執拗に繰り返す、いじめ加害者自身なのです。 [11]
    • いじめ加害者の動機を理解するよう努めましょう。彼らの行ういじめ行為に対して被害者意識を持つ必要はないということが分かるかもしれません。例えば、相手があなたに嫉妬している、または脅威を感じている、などの場合があります。
    • あなたに非はないということを覚えておきましょう。問題は加害者の方にあるのです。[12]
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    いじめや嫌がらせに反応しない いじめ加害者は、以前にも同様の行為を繰り返してきた可能性が十分にあります。その繰り返しに慣れた加害者は巧妙ないじめ行為を行うかもしれません。客観的に見た時に、あなただけが感情的になり、問題と見なされることだけは避ける必要があります。[13]
    • インターネットでいじめの仕返しをするのはやめましょう。いじめ加害者がコンテンツを削除した場合、「あなた」がいじめをした当事者のように見えてしまう可能性があります。
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    殴り合いのけんかに発展しないよう注意する いじめ加害者と直接的に対決することは絶対に避けましょう。学校、職場、その他の環境においても、殴り合いのけんかになってしまうと、逮捕されたり、最悪の場合は暴行罪で起訴される怖れさえあります。
    • 物理的な自己防衛は、相手から自分の身を守る必要がある場合の最終手段であるべきです。こういった事態に陥ることはできる限り避けましょう。[14]
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    いじめ加害者により周囲から孤立させられないように十分気をつける いじめ加害者による脅し行為が悪化すると、周囲にあなたの味方をしてくれる人がいないように感じることがあるかもしれません。いじめが起きている事実を周囲の人達に打ち明けましょう。カウンセラーに相談するのも1つの方法です。いじめ加害者にあなたの人権を踏みにじらせてはいけません。[15]

ポイント

  • 相手の行動が、実際にいじめと捉えるべきものなのか、それとも単なる気分の浮き沈みの結果の行動なのかを判断することは簡単ではありません。最初は大目に見てもいいかもしれませんが、不機嫌な状態や不適切な行動が続くようであればただちに対処しましょう。同様の行為が繰り返される場合、あなたがターゲットにされている可能性が高いです。
  • いじめや嫌がらせを受けた時、その場を去ることしか対処方法がない場合もあります。
  • 嫌がらせや脅し行為は犯罪です。こういった行動は決して見過ごされてはなりません。相手があなたをターゲットに犯罪を犯していると感じた場合には警察にすぐに相談し、被害届を出しましょう。
  • 品位を保ち、威厳ある態度で簡潔に相手を非難することで、円熟し、冷静で強い意志を持ったあなたの人格を相手に示し、且つ自尊心を維持することができます。

注意事項

  • いじめ行為の初期段階においては、はっきりと相手に意見を述べることが非常に効果的です。ただし、いじめ行為が長期にわたって続いている場合には、同様の効果はあまり期待できないでしょう。

記事の情報

この記事はTasha Rube, LMSWが共著しています。 ターシャ・ルーブはミズーリ州在住の認定ソーシャルワーカーです。2014年にミズーリ大学にて社会福祉学の修士号を取得しています。

カテゴリ: 人間関係

他言語版:

English: Respond to an Adult Bully, Français: répondre à l’intimidation d’un adulte, Italiano: Rispondere a un Bullo Adulto, Español: responder a un bully adulto, Русский: правильно совладать со взрослым хулиганом, Deutsch: Reagiere auf einen erwachsenen Mobber, Bahasa Indonesia: Mengatasi Perundungan oleh Orang Dewasa, Nederlands: Reageren op een volwassen pester

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