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自宅の平坦な天井が少し味気ないとは思いませんか?天井にテクスチャーを加えると、部屋が簡単に華かやでおしゃれに生まれ変わります。また、素敵なテクスチャーを施して、石膏ボードの傷や汚れを隠すこともできます。この記事では、初心者でも簡単にできる、天井にテクスチャーを施す3つの方法を紹介します。

知っておきたいこと

  • ジョイントコンパウンド(下地用パテ)を水と混ぜて、テクスチャーを作ります。
  • ストンプブラシ(日本での入手は難しいかもしれません)を使い、太陽光線のようなテクスチャーをつけます。
  • コテを使い、立体感のあるスタッコ風仕上げにします。
  • パターンローラーを使い、特徴的な模様を作ります。
方法 1
方法 1 の 3:

ストンプブラシを使う

  1. 1
    ジョイントコンパウンドと水を混ぜ合わせます。バケツに粉末のジョイントコンパウンドと説明書に記載されている量の水を入れて混ぜます。ドロリとした状態で塊がなくなるまで混ぜ合わせましょう。[1]
    • ジョイントコンパウンドは下地用パテとも呼ばれ、一般的に石膏ボードの継ぎ目を塞ぐために使われます。また、テクスチャーを作るのに最適な濃度であり、天井の装飾にも使えます。
    • 天井にテクスチャーを施すには、一般的にジョイントコンパウンドが使われています。しかし、よりさりげない仕上がりにするには、テクスチャーペイントを使ってもよいでしょう。
  2. 2
    ペイントローラーを使い、天井にジョイントコンパウンドを薄く塗ります。一般的なペイントローラーをバケツの中のジョイントコンパウンドに浸し、約1m四方の広さで天井に塗り広げます。[2]
    • ジョイントコンパウンドをなめらかに塗る必要はありません。すぐにテクスチャーをつけるため、なめらかでなくても問題ありません。
  3. 3
    ストンプブラシで天井を軽く叩きます。ストンプブラシを手に持ち天井に向けます。天井に塗ったジョイントコンパウンドをブラシで軽く叩き、小さな模様をつけていきます。全体的に何度が叩いてテクスチャーを施しましょう。[3]
    • 天井に塗ったジョイントコンパウンドの厚さが足りない場合は、ストンプブラシをバケツに浸してジョイントコンパウンドを足しましょう。
    • ストンプブラシを使うと、天井にさりげなく繊細なテクスチャーを施すことができます。目立つ模様ではありませんが、天井の傷や汚れを隠せます。
  4. 4
    1m四方のセクションで作業しながら、天井全体を覆います。ペイトローラーでジョイントコンパウンドを塗り広げ、ストンプブラシでテクスチャーをつける作業を繰り返し、天井全体に模様をつけましょう。模様のない部分があったら、その箇所を再度ブラシで軽く叩いてテクスチャーをつけましょう。
  5. 5
    ジョイントコンパウンドを2~4時間かけて乾かします。通常、テクスチャーは2時間ほどで乾きますが、湿度が高い場合はそれ以上かかることがあります。天井に扇風機を当てると、早く乾かすことができます。[4]
  6. 6
    プライマーを塗ってからペンキを塗ります。天井にプライマーを塗ってジョイントコンパウンドの細孔を塞ぎ、ペンキを塗るためのなめらかな表面を作ります。テクスチャーを施した天井が乾いたら、ペイントローラーをラテックスプライマーに浸し、天井に塗り広げます。そして、プライマーが乾いたら、ペンキを塗りましょう。[5]
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方法 2
方法 2 の 3:

スタッコ風に仕上げる

  1. 1
    ジョイントコンパウンドと水を混ぜ合わせます。大きめのバケツにジョイントコンパウンドと説明書に記載されている量の水を入れ、木製のかくはん棒で塊がなくなめらかになるまで混ぜ合わせます。[6]
  2. 2
    ジョイントコンパウンドをすくってコテ板に載せます。コテ板は持ち手のついた平らな道具で、天井に塗り広げる際にジョイントコンパウンドを載せておきます。ジョイントコンパウンドをバケツからすくい、コテ板に載せましょう。この際、ジョイントコンパウンドがこぼれないように、コテ板を水平に持つことが大切です。[7]
    • コテ板は使わなくても構いませんが、コテ板を使うと、はしごを登る際にジョイントコンパウンドが入った重いバケツを持つ必要がなくなります。
  3. 3
    コテを使い、天井にジョイントコンパウンドを薄く塗り広げます。手が天井に届く高さのはしごに上がります。コテの端に、コテ板から少量のジョイントコンパウンドをすくいます。天井の端からジョイントコンパウンドを軽く塗っていきましょう。[8]
    • ジョイントコンパウンドがなめらかに広がらなくても問題はありません。ここではテクスチャーをつけるのが目的であるため、ジョイントコンパウンドが塗られていない箇所があっても構いません。
    • スタッコ風テクスチャーは、立体感のある印象的な仕上がりになります。
  4. 4
    天井全体にジョイントコンパウンドを塗り広げます。少量のジョイントコンパウンドをコテでこするように塗りつけ、天井全体に広げていきます。なめらかに塗り広げるのではなく、コテを天井に軽く押しつけてテクスチャーを作りましょう。[9]
  5. 5
    ジョイントコンパウンドを乾燥させ、ペンキを塗ります。ジョイントコンパウンドは、通常2時間ほどで乾きます。ジョイントコンパウンドが完全に乾くのを待ち、好みの色のペンキを塗りましょう。[10]
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方法 3
方法 3 の 3:

テクスチャーローラーを使う

  1. 1
    好みの模様のパターンローラーを選びます。パターンローラーはペイントローラーに似ていますが、表面はなめらかではなく模様が刻まれています。天井につけたい模様を選び、ローラーハンドルに取り付けましょう。[11]
    • パターンローラーには、ストライプ、葉、花、波模様など、様々な種類があります。
  2. 2
    ジョイントコンパウンドと水を混ぜ合わせます。大きめのバケツにジョイントコンパウンドと説明書に記載されている量の水を入れ、塊がなくなめらかになるまで混ぜましょう。
  3. 3
    ジョイントコンパウンドを、約1.5cmの厚さで天井に塗り広げます。一般的なペイントローラーを使い、天井の1/3にジョイントコンパウンドを厚めに塗ります。ジョイントコンパウンドをなめらかに塗る必要はありません。むしろ、テクスチャーがついているほうが理想的な仕上がりになります。[12]
  4. 4
    パターンローラーをまっすぐ動かして模様をつけます。パターンローラーを使い、天井の端からテクスチャーをつけていきましょう。ローラーをジョイントコンパウンドに押し付け、まっすぐ動かします。そうすると、ジョイントコンパウンドに模様が残ります。[13]
    • ローラーを押す力が強すぎると模様が潰れてしまいますが、弱すぎても模様がつきません。きれいに模様がつくように、ローラーを動かす力加減を探りましょう。
  5. 5
    天井の左から右に向かって作業をしていきます。パターンローラーをまっすぐに動かして模様をつけます。最初のセクションにテクスチャーをつけ終わったら、通常のペイントローラーを使って次のセクションにジョイントコンパウンドを塗り広げます。この作業を繰り返し、天井全体にテクスチャーをつけましょう。[14]
  6. 6
    ジョイントコンパウンドが乾いたら、ペンキを塗ります。テクスチャーをつけた天井が乾くまで2時間ほど待ち、好みの色のペンキを塗ります。テクスチャーの上からペンキを塗ると、真新しい天井に生まれ変わります。[15]
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必要なもの

ストンプブラシを使う場合

  • ジョイントコンパウンド
  • ペイントローラー
  • ストンプブラシ
  • プライマー

スタッコ風仕上げにする場合

  • ジョイントコンパウンド
  • コテ板
  • コテ

テクスチャーローラーを使う場合

  • ジョイントコンパウンド
  • パターンローラー
  • ペイントローラー 

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このwikiHow記事について

Ryan Owsiany
共著者 ::
乾式壁・塗装スペシャリスト
この記事の共著者 : Ryan Owsiany. 乾式壁と塗装のスペシャリスト、ライアン・オウシアニーはペンシルバニア州コンショホッケンにある「Patch and Paint Pros」の経営者です。住宅の内外装の塗装に加え、乾式壁、漆喰、水害の修理を専門とし、経験は20年以上。ペンシルバニア州立大学で生産工学の学士号を取得。同社では、どの塗装の現場でも顧客満足のため適切な準備が必要であることを理解できる、経験豊富でフレンドリーな塗装職人のみを採用しています。
カテゴリ: 趣味・DIY
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