ゾッとするほど汚いトイレに直面した時、トイレがない状況で尿意をもよおした時、体の構造的に不利な立場にあると感じたことのある女性は多いはずです。しかし、練習を重ねれば女性でも立ったまま排尿ができるようになります。ここでいくつか紹介する、女性のための「立ちション」方法を試してみましょう。

パート 1 の 2:
準備

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    自分の体のつくりに慣れ親しむ まずは自分の下半身の仕組みをよく理解するために、女性の体の基本的な構造について学ぶことから始めましょう。女性のデリケートゾーンに関する図や写真を見ながら、またハンドミラーを使って自分の下半身を確認しながら、体の構造に関する理解を深めることが大切です。
    • 尿道を見つけましょう。尿道は膀胱から体外につながる尿の通り道で、女性の尿道は3~4センチほどの長さです。陰核(クリトリス)の後方、膣口の前方に位置する小さな穴の尿道口を通って尿は排出されます。[1]
    • 大陰唇・小陰唇を見つけましょう。大陰唇とは、尿道口と膣口を囲むように左右両側に位置する、丸みを帯びた皮膚組織のことです。また小陰唇とは、大陰唇の内側にある左右2枚のヒダを指します。[2]
      • 尿道口は非常に小さいので、ハンドミラーを使っても見つけるのに少し時間がかかるかも知れませんが、心配する必要はありません。
      • 初めて立ち小便をするのであれば、これらの部位を自分で触りながら感覚を確かめてみましょう。尿道口をさらし、尿の方向を調整する上で、自分の指で小陰唇を広げる必要があるため、各部位の位置を把握しておくことが重要です。
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    清潔さを保つ 汚いトイレや便器がない場所で用を足す場合、清潔さを保つためのアイテムをいくつか常に準備しておきましょう。
    • 手を消毒しましょう。立ち小便を行う前には必ず手を洗います。病原菌がついた手でデリケートゾーンを触ると、尿路感染症を引き起こす可能性があるためです。男性に比べて女性の尿道はとても短く、病原菌が膀胱に侵入しやすいため、十分な注意が必要です。[3]水やせっけんが近くにない場合は、持ち運びができる手指消毒剤やアルコール消毒液を携帯しましょう。
    • ウェットティッシュを準備しましょう。用を足した後に手を拭くため、旅行用タイプのウェットティッシュを持っておくと便利です。指を使って立ち小便をする際は、必須アイテムです。
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    周りに誰もいないことを確かめる キャンプ場にトイレがない場合や、女性用トイレがとても混んでいてどうしても男性用トイレで立ち小便をせざるを得ない状況であっても、必ず前もって周りに誰もいないことを確かめましょう。用を足している途中で他人に出くわすと、排尿をうまくコントロールできないだけでなく、自分も相手も恥ずかしい思いをしてしまうかも知れません。
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パート 2 の 2:
色々な方法を試す

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    初心者のための「両手方式」 立ち小便をし始めたばかりの頃は、できる限り簡単な手順で立ち小便をしたいと感じるのではないでしょうか。まずはこの初心者用の方法を自宅で何度か試してみましょう。練習を重ねればだんだん慣れていきます。
    • 手を洗います。ぬるま湯とせっけんでしっかり手を洗ってから乾かします。
    • 腰から下に着ている衣服をすべて脱ぎます。立ち小便の初心者は、うまく排尿できず周りを汚してしまう可能性があります。ズボンやスカート、下着、靴下が汚れるのを防ぐため、前もって脱いでおきましょう。上半身に着ている服が腰の位置よりも長い場合は、念のため脱いでおきます。
    • トイレの便器の前または浴室の中で、立ち小便の姿勢になります。まず肩幅に(約60㎝)足を開きます。両手の指を使って小陰唇をできるだけ開き、尿道口の前に指を添えます。両側に同等の圧力を加えつつ、同じ指で前方に少し押し上げます。
    • 排尿します。腰の位置を動かしながら、尿の方向を調整しましょう。排尿の始まりと終わりには特に意識して尿を押し出します。こうすることで、尿が太ももに伝わり落ちるのを防ぐことができます。
    • デリケートゾーンをふき取り、便器の周りを汚してしまった場合は必ず掃除をしましょう。また、浴室で行った場合はシャワーで洗い流しましょう。最後にもう一度手を洗います。
      • 尿が自分の脚に垂れたり、思いがけない方向にかかったりするのは、初心者にはよくあることです。練習をたくさん重ねれば重ねるほど、必ず上達が実感できます。
      • 色んな姿勢を試してみましょう。膝を少し曲げたり、背中を丸くしたりすると、より排尿しやすいポジションを見つけることができるかも知れません。最適な姿勢は人によって異なるので、さまざまな姿勢を試してみましょう。
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    上級者のための「片手方式」
    • 手を洗います。
    • 邪魔になる衣服は脱ぎましょう。スカートは脱ぎ、ズボンや下着は足元まで下げておきます。
    • トイレットペーパーやウェットティッシュを手元に準備しておきます。思ってもいないところに尿が飛び散ってしまった時に使用します。
    • 右手または左手の人差し指と中指で「Vサイン」を作り、小陰唇を上向きに広げます。尿が太ももに垂れることなくまっすぐ出るよう、しっかり小陰唇を開きましょう。繰り返し練習を重ねれば、指で押し上げる角度や腰の位置を調整することで、尿が出る方向をコントロールできるようになります。[4]
    • デリケートゾーンをふき取り、トイレの周りが汚れた場合はその場で掃除をしましょう。最後にもう一度手を洗います。
      • 何度も練習を重ねた後、尿の方向を確実に制御できる自信があれば、衣服をほとんど脱がずに「片手方式」の立ち小便をしてみましょう。ズボンを少し下げて排尿するか、または長いチャックを下げるだけで済む場合はズボンを下げる必要はありません。スカートを履いている場合は、空いた手を使ってスカートをまくり上げ、Vサインを作る手で下着を横にずらします。
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    立ち小便器を使った「漏斗方式」 女性用排尿デバイスまたは立ち小便器と呼ばれるアイテムを使って立ち小便をする方法です。[5]立ち小便器は100年も前から存在し、[6]時代とともにデザインが改善されてきました。繰り返し使うことができるタイプと使い捨てタイプがあり、ネットで購入することができます。
    • 手を洗います。
    • 邪魔になる衣服は脱ぎましょう。ズボンのチャックを開け、下着の前面を下げるか横にずらすだけで、立ち小便器を挿入することも可能です。
    • 立ち小便器を手元に準備します。プラスチック等の硬い素材でできている場合は、片手で立ち小便器の横側を持つことができます。シリコン等の柔らかい素材でできている場合は、親指と中指で立ち小便器の前と後ろをしっかり支えましょう。後ろ側から漏れることがないように、立ち小便器全体を下半身にぴったり当てて持ちます。体から遠ざるように、尿が出る部分を外へ向けます。
    • 排尿します。尿が出る方向を安定させるため、指で三角形を描くように中指を置いて立ち小便器を支えましょう。腰の位置を動かし、膝を曲げ、背中を丸くしながら、排尿しやすい姿勢を探します。尿が便器の中へ入るよう、または足に飛び散ることがないよう、適切な場所へ排尿します。
    • 排尿が済んだら立ち小便器を外しましょう。トイレットペーパーを持っていない場合は、立ち小便器を使って垂れた尿を取り除きましょう。デリケートゾーンについた尿は振り落とし、可能であれば水で洗い流します。
      • 指を使った立ち小便よりも簡単に感じるかも知れませんが、尿が漏れるのを確実に防ぐには練習が必要です。使い慣れるまでは、自宅で立ち小便器を何度か使用してみましょう。
      • 繰り返し使えるタイプの立ち小便器は、収納用の袋が付いてくるものもあります。袋が付いていない場合は、立ち小便器をしまうためのビニール袋を準備しておきましょう。
      • 緊急時に、ペットボトルを使って自分で立ち小便器を作ることも可能です。ハサミやカッターナイフを使い、まずペットボトルの底を切り落とします。ふたを外し、ペットボトルの口の部分をしっかり洗い、尿道口に当てます。尿がこぼれ落ちることのないよう、ペットボトルの口が尿道口にぴったり当たっていることを確認しましょう。ペットボトルの反対側を体から遠ざけ、適度な勢いで排尿します。
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    腰を浮かせる「空気イス方式」 数秒間空気イスの姿勢を保つことができる足腰の強い人は、便器の上にお尻を浮かせるか、地面にしゃがんで排尿しましょう。
    • トイレの便座を上げます。こうすることで便器の中へより排尿しやすくなり、また便座を汚さず排尿することができるので、次に使用する人が嫌な思いをすることがありません。もちろん既にトイレが異常に汚れている場合は気にする必要はありません。ただし、この方法での排尿に慣れていない、または尿が便器の外に出てしまう可能性がある場合は、万が一の際にすぐに座れるように便座を下げておきましょう。
    • 膝を直角に曲げて上半身を低くし、「空気イス」の姿勢になります。膝の角度を直角にしないでただ腰を低くするだけでは、便座の上やズボン、靴の上など予想外の場所に排尿してしまう可能性があります。手首を膝に当てて腕を休めたり、壁に片手を当てて体を支えたりしながら、倒れないようにバランスを取りましょう。便座の表面には触れないものの、できるだけ便座に近づくように座ります。
    • できる限り後ろに下がりましょう。尿は前へ向かって出ていくので、後方に下がって空気イスをすることで、尿が便器の外へ飛び散るのを防ぐことができます。
    • 頭は上げたまま姿勢を保ちます。目線はまっすぐ前に向けましょう。足元を見ているとバランスを崩してしまう可能性があります。
    • 排尿が終わったら、デリケートゾーンをふき取り、可能であれば手を洗いましょう。便座を下げたまま排尿した場合は、便座が汚れていないか確認します。必要であれば、トイレットペーパーで便座をふき取り、次の人が気持ちよく使えるようにしましょう。
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ポイント

  • 立ち小便をするのが恥ずかしいと感じる場合は、誰もいない場所で行いましょう。
  • 浴室で立ち小便を練習してみましょう。排水口にそのまま流すことができる上、脚を汚してしまってもすぐに洗い流すことができるので、掃除がとても簡単です。
  • おりもので尿道口の周辺がベタつくことがあります。その場合、立ち小便を始める前に、きれいなティッシュでふき取りましょう。
  • 生理中に立ち小便をする際は、タンポンを使用します。まだ立ち小便の仕方に慣れていない場合、生理中だけは座って用を足しましょう。
  • 尿意と便意を同時にもよおしたら、座って用を足しましょう。排便は前かがみの姿勢でしか行うことができないので、わざわざ立ち小便をする必要はありません。
  • 絶え間なく尿が出るように、立った姿勢で尿をしっかり押し出しましょう。

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注意事項

  • 立ち小便をすると自分やトイレの周りを汚してしまうことがあります。大切な人間関係を壊してしまわないよう、初めて立ち小便をする場所は考えて選びましょう。(友人の家で試すのは控えましょう!)
  • キャンプやハイキング中の緊急時を除き、他の場所で立ち小便をする前に、まず自宅で必ず練習をしましょう。
  • 立ち小便は慣れるまでに時間がかかります。初めての立ち小便がうまくいかなくても、がっかりする必要はありません。
  • 公衆トイレでは、他の女性が排便やその他の目的で同じ便器を使用するかも知れないことを考慮しましょう。立ち小便をする男性に礼儀正しさを求めるのと同様に、立ち小便をする際は便座を上げて、汚した後はすべて掃除しましょう。
  • まずは自宅で立ち小便を練習し、周りを汚してしまっても慌てず落ち着いて掃除をしましょう。
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必要なもの

  • 手鏡
  • トイレ(便座が高すぎず低すぎないもの)
  • トイレットペーパー

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カテゴリ: 個人衛生
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