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あなたとパートナーが妊娠を望んでいるなら、男性として協力できる方法を探しているかもしれません。妊娠率を高める方法のほとんどは女性の排卵時期に焦点をあてる傾向がありますが、精子の数を増やすという方法で男性も協力することができます。妊娠を保証する方法ではありませんが、妊娠に向けて男性にもできることがあります。

方法 1 の 2:
精子の数を増やす

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    睾丸を涼しく保つために、ブリーフではなくトランクスをはきましょう。体にピッタリした下着をつけていると精子の数が減少する可能性があります。これは、睾丸が体に密着していると高温にさらされることが原因かもしれません。妊娠を望むなら、ゆったりした下着をつけましょう。[1]
    • 同じ理由から、体にピッタリしたズボンや熱いお風呂、サウナなども避けましょう。
    • 下着をトランクスに変えてから精子の数が最大数に達するまで、およそ3か月かかります。
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    バランスの取れた健康的な食事を心がけましょう。精子の数を増やすために、野菜や全粒穀物、鶏肉などの脂肪の少ないたんぱく質を多く含む健康的な食事をとりましょう。さらに、サーモンやマグロ、クロマグロなど脂肪の多い魚を食べると、精子の産生に効果があるかもしれません。[2]

    ポイント:ポテトチップスや砂糖を多く含む不健康な菓子類を控えるのはもちろん、ベーコンなどの加工肉を避けることも大切です。加工肉はほかの不健康な食品よりも、精子の数を減少させる可能性があります。

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    少なくとも週に3日は1時間運動しましょう。活動的な毎日を送る人は精子の数が多い傾向があります。これは、男性が激しい運動をしたときにテストステロンの値が上昇することに関連しているかもしれません。この作用を最大限活用するためには毎日運動したほうが良いのですが、少なくとも週に3日は運動しましょう。[4]
    • 特にウエイトリフティングなどの筋力トレーニングは、テストステロン値を上昇させる効果があります。ただし、精子の数を減少させる可能性があるので、運動としてサイクリングを行うのは控えましょう。
    • 肥満は精子の数を減少させる可能性があります。そのため、健康的な食生活と運動で減量すると、精子の産生に良い影響があるかもしれません。[5]
    • 運動はストレス解消にも効果的です。ストレスが溜まると精子の健康にも影響する可能性があるので、この点からも運動は妊娠に効果があるかもしれません。
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    煙草を吸う人は禁煙しましょう。喫煙によって精子の数が減少する場合もあるので、妊娠の可能性が低くなるかもしれません。禁煙が難しい場合は、ニコチンパッチやニコチンガム、禁煙補助薬などを使って喫煙衝動を軽減しましょう。[6]
    • 市販の禁煙補助薬を使っても禁煙できない場合は、医師に相談して禁煙を助ける薬を処方してもらいましょう。
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    飲酒する場合は、1日2杯程度に抑えましょう。アルコール摂取が生殖能力に影響を及ぼすという考えもありますが、適度な量であれば精子の数に影響する心配は少ないでしょう。飲酒する場合は、350mlのビール2杯、ウイスキーなどは60mlを2杯までに抑えましょう。[7]
    • また、飲みすぎると性交時に勃起を維持できなくなる可能性があるので注意が必要です。それによって、妊娠の機会が失われることになるかもしれません。[8]
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    服用している薬について、医師に相談しましょう。特定の抗生物質、抗精神病薬、コルチコステロイド、アナボリックステロイド、メタドンなどの影響で、精子の数が減少する可能性もあります。このような薬を男性が服用していて、女性がなかなか妊娠しない場合は、代わりに服用できる薬があるか医師に相談しましょう。[9]
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    ホリスティック医療として鍼治療を検討しましょう。新しい方法を前向きに検討するのであれば、有資格の認定鍼灸師を近所で探してみましょう。治療を受ける際には、妊娠のために鍼治療に興味があることを伝えます。鍼灸師が最も効果的なツボに鍼治療を施してくれるでしょう。[10]
    • 鍼治療は、免許を取得した専門家がごく細い鍼を体のツボに挿入して、生命力のバランスを整える治療です。

方法 2 の 2:
子供を授かる

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    避妊をやめましょう。あなたとパートナーが妊娠を希望する場合はコンドームの使用をやめ、パートナーにもホルモン剤による避妊法を停止するように伝えましょう。女性がIUD(子宮内避妊用具)や腕に埋め込む避妊用インプラントを行っている場合は、医師によって取り外してもらう必要があります。[11]
    • 女性がホルモン剤による避妊法を行っている場合は、ホルモンが正常に戻るまでに6か月かかることもあります。
    専門家情報
    Jennifer Butt, MD

    Jennifer Butt, MD

    認定産婦人科医
    ジェニファー・バット博士はニューヨーク市にて産婦人科クリニック「Upper East Side OB/GYN」を経営する開業医です。ラトガース大学にて生物学の学士号を取得。ラトガース大学医学部にて医学博士課程を、ロバート・ウッド・ジョンソン大学病院にて産婦人科医としての臨床研修を修了。米国産婦人科学会特別会員で、米国医師会所属。米国産婦人科協会にて認定医師の資格を取得し、レノックスヒル病院と診療提携を結んでいます。
    Jennifer Butt, MD
    Jennifer Butt, MD
    認定産婦人科医

    ご存じですか?長期間の避妊が妊娠に影響すると心配する人が多くいますが、女性が健康で生理が定期的にある場合、避妊をやめればそれまでの避妊の経験が妊娠に影響する心配はないでしょう。

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    女性の排卵時期を毎月確認しましょう。妊娠するために最適な方法は、排卵の時期や卵子が放出された時に性交することです。通常、排卵は生理と生理の間に起こります。忘れないようにカレンダーを使って記録をつけておくか、排卵日を記録するアプリを利用することもできます。
    • 女性の基礎体温を1日1回測ることで排卵日を確認できます。 または、子宮頸管から分泌される粘液を女性が確認するという方法もあります。
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    排卵日の前後6日間に、少なくとも1日1回は性交しましょう。女性の排卵時期がわかったら、その1週間は少なくとも1日1回性交します。精子は射精後5日まで生存できるので、この時期に頻繁に性交すると、卵子が排出されたときに受精可能な精子が子宮内部に存在する可能性を高めることができます。[12]
    • 排卵時期でなくても、週に2~3回は性交しましょう。回数を増すと妊娠の可能性が高まるだけでなく、性交によって精子の数が増えるかもしれません。
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    性交時の潤滑剤の使用を避けましょう。潤滑剤によって精子の活動が影響を受ける可能性があるので、必要がなければ使うのはやめましょう。快適な性交のために潤滑剤が欠かせない場合は、精子に影響しない方法について医師に相談しましょう。[13]
    • アストログライドやK-Yゼリーなどの一般的な潤滑剤は、精子の機能に影響を及ぼす可能性があります。
    • ベビーオイルやキャノーラオイルは、精子に影響しない潤滑剤として使うことができます。[14]
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    妊娠に向けて努力を続けても1年間妊娠しない場合は、医師の診察を受けましょう。医師が精液分析を行って、精子の数や精子の健康を確認するでしょう。問題があれば、不妊治療専門医による治療を受けることもできます。[15]
    • 女性も同時期に医師の診察を受けて、生殖能力に問題がないことを確認する必要があります。

    ポイント:精子数の減少の医学的原因には、ホルモンバランスの乱れ、 遺伝、身体的異常、外傷、感染症、過度のアルコールまたは薬物摂取、特定の薬などがあります。

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    あきらめずに続けましょう。妊娠に時間がかかったとしてもがっかりせずに続けましょう。頻繁に性交し、自分に過度のプレッシャーをかけないようにします。妊娠を希望してから1~2年の間に成功するカップルが多くいますが、それより長くかかることも珍しくありません。[16]

ポイント

  • 配偶者や恋人に妊婦用ビタミン剤を勧めましょう。これによって妊娠の可能性が高まるわけではありませんが、健康的な子供が産まれる確率が高まります。

注意事項

  • 妊娠を試みるのは、二人で話し合って同意し、子供を育てる準備が整ってからにしましょう。そうでなければ、相手を妊娠させるような行為は慎みましょう。準備なく妊娠すると肉体的にも精神的にも大きなストレスになります。
  • 妊娠するためには避妊具を使わずに性交する必要があります。二人とも性感染症に感染していないか事前に確認しておきましょう。

このwikiHow記事について

Jennifer Butt, MD
共著者 ::
認定産婦人科医
この記事の共著者 : Jennifer Butt, MD. ジェニファー・バット博士はニューヨーク市にて産婦人科クリニック「Upper East Side OB/GYN」を経営する開業医です。ラトガース大学にて生物学の学士号を取得。ラトガース大学医学部にて医学博士課程を、ロバート・ウッド・ジョンソン大学病院にて産婦人科医としての臨床研修を修了。米国産婦人科学会特別会員で、米国医師会所属。米国産婦人科協会にて認定医師の資格を取得し、レノックスヒル病院と診療提携を結んでいます。 この記事は46,877回アクセスされました。
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