ウサギの赤ちゃんは小さくフワフワして可愛い動物ですが、とても手がかかります。親を亡くした子供の巣を見つけたり、ペットの母ウサギが子供を拒否したときには子ウサギに餌を与えて助ける必要があります。適切な時間に適切な餌を適切な量与え、子ウサギの一生が良い形で始まるように手助けしてあげましょう。

パート 1 の 2:
子ウサギにミルクを与える

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    母親が子ウサギに授乳していないことを確認する 母ウサギから子ウサギを取り上げたり、孤児だと判断する前に、母ウサギが母乳を与えていないこと、または母ウサギと子ウサギが一緒にいると危険な状況であることを必ず確認しましょう。母ウサギは1日に約2回、ほんの5分間授乳し、子ウサギを暖める必要もありません。母ウサギが傍にいない時間が多くても、子ウサギがストレスを感じていないようなら、母ウサギは単に休憩しているだけかもしれないため、子ウサギに手を出さない方が良いでしょう。[1]
    • 育児放棄された子ウサギは、体が冷たく母乳の時間に数分以上鳴き続けます。体は青ざめているか、脱水で皮膚がしわしわになっています。[2]
    • 一部の母ウサギは子供を拒否することがあり、その場合母ウサギが子供に危害を加えないように子供を隔離しましょう。[3]
    • 巣に野生の子ウサギが親を伴わずにいるからといって孤児だとすぐに判断してはいけません。保護する前に、頻繁にチェックしましょう。子ウサギが落ち着いているようなら、育児放棄されたとは考えにくいでしょう。[4]
    • 子飼いのウサギの生存率は10%と低いため、できる限り野生の子ウサギはそのままにしておいた方が良いでしょう。
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    子ウサギの代用ミルクを購入する 子ウサギにミルクを与える場合、代用ミルクを購入しましょう。ウサギの母乳は哺乳類の母乳の中でも最もカロリーが高いため、適切な代用品を購入し適切な量を与えましょう。[5]
    • 仔猫用ミルクやヤギの乳を購入して与えましょう。ペットショップや近くの動物病院で手に入ります。[6]
    • 仔猫用ミルク缶(240ml~320ml)に無糖で脂肪分の多い生クリーム(乳脂肪36-40%)を大さじ1杯加えてカロリーを増やし、母乳により近づけましょう。[7]
    • また、子ウサギが健康な腸内細菌を保てるように、仔猫用ミルクにアシドフィルス菌を少量入れるのも良い方法です。[8] アシドフィルス菌はほとんどの健康食品店で手に入れることができます。[9]
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    授乳用に注射器や点眼器を購入する ウサギの子供は通常哺乳瓶からミルクを飲まないため、消毒した経口注射器や点眼器でミルクを与えましょう。こういった器具を使用することで飲む量をコントロールできるうえ、母ウサギの乳首を疑似することができます。[10]
    • 経口注射器や点眼器はほとんどの薬局で扱っています。動物病院やペットショップにはペット専用のものがあるかもしれません。
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    代用ミルクを作る ウサギの子供は生まれてから約6週間乳を飲みます。週齢に合わせて十分なミルクを与えましょう。1日のミルクを丁度半分に分けて、子ウサギが栄養を十分取れるようにしましょう。[11]
    • 仔猫用ミルク缶(240ml~320ml)に無糖で脂肪分の多い生クリーム(乳脂肪36-40%)を大さじ1杯を忘れずに加えましょう。[12] このときに、アシドフィルス菌を一つまみ入れても良いでしょう。
    • 生後1週間:ミルク4~5 cc [13]
    • 生後 1~2 週間:ミルク10~15 cc[14]
    • 生後 2~3 週間:ミルク15~30 cc [15]
    • 生後 3~6 週間、また乳離れするまで:ミルク30 cc[16]
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    子ウサギにミルクを与える ミルクを作ったら1日に2回与えましょう。母ウサギの母乳の与え方に近い形でミルクを与えて、健康に育てることが大切です。[17]
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    子ウサギのペースに合わせてミルクを与える ウサギの飲むスピードに合わせてミルクを与えるのはとても重要です。そうしないと、呼吸ができなくなったり、死んでしまうこともあります。[19]
    • 子ウサギが注射器に吸い付いてきたら、欲しがるだけミルクを優しく押し出しましょう。[20]
    • 子ウサギが自分から注射器を吸わないようなら、時間をかけて慣らしましょう。ミルクを少量押し出して、ウサギを刺激するのも良い方法です。[21]
    • ミルクを与えながら体を撫でてリラックスさせましょう。
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    刺激を与えて排尿排便を促す ミルクの前か後の排尿と排便は、腸管と泌尿器系を健康に保ちスムーズに機能させるための行為で、子ウサギにとって極めて重要です。[22]
    • 生後10日間もしくは目が開くまで刺激して排尿排便を促しましょう。[23]
    • コットンにぬるま湯をしみ込ませて、子ウサギが排便排尿をするまで肛門と生殖器辺りを優しく撫でます。これを排尿排便を終えるまで続けましょう。[24]
    • 何か不適切な事をしているのではと心配する必要はありません。この行為は母ウサギの習慣を模倣した世話の方法です。[25]
  8. 8
    子ウサギを乳離れさせる ウサギの乳離れの準備ができるまで、ミルクと固形食を与え続けましょう。ウサギの種類によりますが、週齢3、4週~9週で乳離れするのが通常です。[26]
    • 飼いウサギは約6週間で乳離れします。[27]
    • ニホンノウサギ等の野生のウサギは約4~6週間で乳離れします。[28]
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パート 2 の 2:
子ウサギに固形餌を与える

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    子ウサギの目が開くまで待つ ウサギの赤ちゃんは、目が開く時期の約生後10日で固形物を食べ始めます。約6週間で乳離れするまで、徐々にミルクに固形餌を混ぜて与えましょう。目が開くまでは腸管で固形餌を消化できないため、与えてはいけません。[29]
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    固形餌を導入する ウサギの目が開いたら固形餌を取り入れた食生活をスタートさせて構いません。ただし、飼いウサギと野ウサギでは固形餌の種類が違うため、世話しているウサギの種類を知ることが大切です。両方ともオート麦やオオアワガエリ、アルファルファの干し草を食べます。また、飼いウサギはペレットを野ウサギは野菜も食べます。[30]
    • 飼いウサギ:オート麦、オオアワガエリ、アルファルファの干し草。 野菜を与えてはいけません。
    • 野ウサギ:オート麦、オオアワガエリ、アルファルファの干し草、濃い色の葉物野菜、ニンジン、パセリ。ペレットを与えてはいけません。 
    • 檻の隅等のすぐに食べられるところに固形の餌を置いておきましょう。[31]
    • 干し草、ペレット、野菜は頻繁に新しいものと交換して、傷んだり菌が増殖したりしないようにしましょう。野菜は新鮮で水分のあるものを与えましょう。[32]
    • 干し草やペレットはほとんどのペットショップや動物病院で購入可能です。緑の野菜やニンジンは食料品店や農産物直販所等で手に入ります。
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    子ウサギに水を与える ミルクと固形餌に加えて、水も一緒に与えましょう。脱水を防ぎ、餌をしっかりと食べるようになります。[33]
    • 深い容器を檻の中に入れたままにしてはいけません。深い容器に水を入れると、子ウサギが溺れることがあります。[34]
    • 浅い容器に水を入れて檻の隅に置きましょう。[35]
    • 水の容器は頻繁に洗って水を取り替えましょう。これは、子ウサギの水分補給のためだけではなく、細菌が増殖しないようにする目的もあります。[36]
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ポイント

  • 野ウサギに触れるのは餌を与えるときのみにしておきましょう。触り過ぎるとショックを起こして生死に関わることもあります。
  • 流れの良い注射器を探して、子ウサギに餌や水を与えましょう。
  • 注射器でウサギの口にゆっくりと食べ物を入れるようにして、窒息を防ぎましょう。
  • 餌を与えるときはウサギをタオルで包んで落ち着いた状態で、リラックスさせましょう。
  • 子ウサギへの餌の与え方が分からない場合は獣医師に相談しましょう。
  • 生後2週間は毎日体重を測定して、1日に30g以上体重が増量しているか確認しましょう。

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注意事項

  • 注射器で液体の餌を与えるときは、押し出すスピードが速すぎないように十分注意しましょう。
  • ウサギの餌は多すぎても少なすぎても良くありません。
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必要なもの

  • 注射器または点眼器
  • 動物病院で購入した子ウサギ用の餌
  • 仔猫用ミルクまたはヤギの乳
  • 生クリーム(任意)

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  13. http://www.rabbit.org/care/orphan.html
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Pippa Elliott, MRCVS
共著者 ::
獣医、Royal College of Veterinary Surgeons(王立獣医師会)
この記事の共著者 : Pippa Elliott, MRCVS. Royal College of Veterinary Surgeons(王立獣医師会)のメンバーでもあるピッパ・エリオット獣医師は、30年以上にわたり、かかりつけ獣医師、そして獣医外科医として獣医療の実践に努めてきました。1987年にグラスゴー大学にて獣医科学と獣医外科学の学位を取得し、生まれ故郷の町にある動物診療所に20年以上勤務しています。 この記事は3,490回アクセスされました。
カテゴリ: 動物
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